旬の味わいと歓び

<  旬 の 恵 み  

「 旬 」程在り難いものは無い。その食材が最も多く採れる時期にこそ最も美味くて安く手に入るのだから願ったりかなったりである。都会では、いや全国でも、今やスーパーに行けば、年中何でも手に入り、加工食品も多種多様にある為、一応!?何でも食べる事が出来る。しかし、本当の美味さかどうか、金額に内容が値しているかどうか、は別問題である。当館では、主として串本周辺の旬の食材を使った料理を心がけている為、「宿泊料にしては良い物を丁寧に作って出してくれる」との定評を得る事が出来ているのである。今後もこの方針は頑なに堅持してゆくつもりだ。

<初春>


 当館裏に孟宗竹が生えており、4月ともなると、竹の子が採れる為、若(芽)竹(の子)煮や清汁や造りを作ってお客さんに出している。中でも朝食に朝掘り(1時間以内)の竹の子を生のまま薄くスライスして(流水にさらし)ワサビ醤油で食べてもらうのだが、これが珍しいようで大変好評であった。(サブページの味のコーナーを御参照ください)

尾赤ムロアジの姿造り      筍の木の芽和え

ヒトハメ(海藻)とイカナゴの酢の物(針生姜添え)   トンボマグロの生節と蕗の煮物

<仲春>

レンコ鯛の鹿の子造り    独活(ウド)と青柳(貝)の酢味噌和え
 

うすいエンドウの卵とじ
    春の香り田楽

<晩春>


本カツオの木の芽散らし造り          野セリの胡麻和え

青海苔と豆腐の味噌汁    カマスの塩焼き

<初夏>

赤イカの造り      ニシンと茄子の煮物

水アワビとレモン土佐酢       鱧の柳川鍋

<仲夏>

   飛び魚の姿造り
    冬瓜(とうがん)の餡(あん)かけ汁


トンブリのレモンバウム添え   クロムツの煮付け(ゴボウ添え)

<晩夏>

赤チビキの姿造り      紅花ボロギクの胡麻和え


百合根の卵とじ      牛すね肉の香り煮

<初秋>

シマアジの姿造り    ウオゼの柚庵焼き(ハジカミ茗荷添え)

土瓶蒸し    分銅豆御飯

<中秋>

イセエビの姿造り        イカとキクラゲのつなぎ揚げ      

 合鴨の酢煮(白ねぎ・大根・カイワレ添え)   イセエビの赤出汁

<晩秋>

   チカメキントキの薄造り    シメジとほうれん草の浸し

サバの船場汁     柿のシャーベット

<初冬>

キビナゴの造り     カブラの蒸し物

 酢ナマコの柚子釜     イズスミのすき焼(鉄鍋焼)

<仲冬>

寒グレのタタキ      風呂吹き大根(白味噌柚子風味+赤味噌ウルカ風味)  


紅白の菊花カブラ   赤イサギの塩焼き

<晩冬>

寒ヒラメの造り(右下部分は縁側)    ヨロリ(深海魚)の煮付け

かす汁     穴貝とワケギの酢味噌和え


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