梅雨の晴れ間 6月の伊吹
〜賑やかになってきた山頂お花畑と登山道の花々〜

5分咲きの雲切草

 初めてお目にかかれました。
噂どおりの可憐な花でした。
感激しました。

 梅雨の晴れ間というチャンスは、なかなかめぐり合えない。なんとか時間を作って、登山口から山頂を目指します。
往路はトレーニングも兼ねて行こうと、花より足元を注視し、結局1時間と30分で、山頂に到着。これ以上なかなか短縮できません。

西遊歩道のクサタチバナ群落

まずは、東遊歩道で6月の主役であるグンナイフウロとイブキガラシの群落。ヒヨクソウ、クサタチバナ、ヒメレンゲも咲き、イブキトラノオも少し。ニッコウキスゲはまもなくの様子。駐車場近くなると、大型のヤグルマソウ。西遊歩道ではクサタチバナの群落があちこちに。

真っ白なクサタチバナ ヤグルマソウの密の味は
ヒメレンゲ イブキシモツケ

再度山頂に戻り、ぼちぼち下山にかかります。どこかの小学生140名が頑張って登ってきます。ハアハアと頑張るのもいい経験ですが、先生や経験豊かなガイドの方から伊吹の自然でいろいろと学んでほしい。登山道でもいろんな花々が咲いていて、とっても賑やかです。

 さて、4合目まで下りてきて、スピードダウン。このあたりから3合目をウロウロします。アヤメはほぼ終わりかけで、ノアザミやカラマツソウ、イブキノエンドウ、キバナノレンリソウが咲き、、エゾ(ハクサン?)フウロも咲き出し、ササユリはもうじきのようです。
オカタツナミソウ ヒメユウロ
タツナミソウ カラマツソウ

残念ながらサイハイランは散ったあとでしたが、お目当ての雲切草は咲き出してました。ほっ。よかったです。
雲切草、三態です。

貴重な自然にめぐり合え、みちたりて麓に下山しました。


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