季節は移り、伊吹山 夏から秋への準備中

シモツケソウはその役割を終え、サラシナショウマ、イブキトリカブトへ

日 時:2004年8月17日(火)
行 程:3合目6:50−頂上7:40−(東・西遊歩道)−9合目−(思い返し)−北尾根(最低鞍部)−3合目14:00

フジテンニンソウ 伊吹山の特産種の一つ、コイブキアザミ

 7月から、頂上には行けてなかったので、本格的な秋が到来する前に、やっぱりチェックしておかないと。
ということで、お盆休みの伊吹シリーズ第3弾として、3合目から山頂へ向かいました。

アキノキリンソウ マルバタケブキ

 この日の天候は曇りのち雨。速攻で勝負と、7時40分には山頂に到着。さあ、お花探訪開始!と東遊歩道に入っていったとたんに、雨が。おいおい、もうかよ?上下ゴアのカッパを羽織って雨対策はOK。

サラシナショウマ

 初秋へのシグナル、サラシナショウマが少しずつ咲き出しました。でも、まだ、緑のつぼみを並べた準備中も多いです。

ミゾソバ 小さい花です。 シオガマギク

 雨もあがって、落ち着きを取り戻し、今回見たかった、ツルニンジンとルイトラノオを探します。

イブキトリカブト

 まずは、これから山頂を彩る、イブキトリカブトです。色が少し飛んでますが…。

ツルニンジン

 まず、ありました、ツルニンジンン。ドライブウェイ駐車場から西遊歩道に少し入ったとこにありました。

ルリトラノオ

そして、ルリトラノオ。クガイソウに似てますが、葉が対生で葉柄がないことで区別されます。東遊歩道ではあまり目につませんでしたが、西遊歩道には一杯でした。

ワレモ、ワレモと、ワレモコウ

さてと、ツルニンジンもルリトラノオを見られたし、下山しようかと9合目まで来たところで、ちょっと待った。時間もある、天気も回復してきた、北尾根まで足を伸ばしてみようかとUターンし、やってきました北尾根入り口。

オクモミジハグマ 白花タムラソウ

 またまた、時雨だし、カッパを再度着て、北尾根登山道に入って行きます。夏草が登山道を覆い、国見峠からの道よりも少々大変で、熊さんがご登場されても何の不思議もないような雰囲気です。熊鈴を忘れてきたので、時々咳払いし声だしながら、進みます。

シデシャジン キオン

 さすがに、誰にも出合いません。幸い、獣にも…。本当はギンバイソウやトモエソウに出合いたかったのですが、少々遅かったようです。残念でした。ひょとしたら、見落としたのかもしれませんが…。

バライチゴ ツルリンドウ

ここでも、ツルギキョウ、ヤマジノホトトギスがひっそりと咲いていました。

ヤマジノホトトギス

 さあ、御座峰との鞍部で引き返します。朝一番に出て、北尾根まで行け満足満足。ゆっくりと下山し、3合目でちょっと寄り道して帰りました。

初秋のお花畑 ルリトラノオ、ワレモコウ

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