夕方、ちょっとMTBで伊吹3合目へ
−久々の自転車はええなぁ。3合目では花々も出迎えてくれて、言うことなし−

ガスもとれ、3合目からは頂上も望めました。

 昨年は残念な結果でしたが、ことしのユウスゲの咲きっぷりに期待しましょう。午後5時前に着いた3合目の草原のあちこちに咲き始めました。

日 時:2004年6月27日(日)   天候:曇のち晴れ
MTB利用で3合目へ:登山口ゴンドラ前16:01−3合目16:42/17:50−ゴンドラ前18:10

カワラマツバ キバナノカワラマツバ

 この時期の3合目の主役達を紹介しましょう。まずは、カワラノマツバの白組さんと黄組さんですね。名前のように葉っぱはともに細くて、花は小さいのが沢山集まってて見栄えがしませんので、所々に咲いているんですが見落としがちです。
 そうそう、キバナノカワラマツバの背景にたくさん写っている花たちが今日一番の主役でした。主にハクサンフウロなどのフウロの仲間がたくさん咲いてました。ほかにはクルマバナ、クララ、イブキトラノオ、ノアザミなどなども元気でした。ササユリはもう力尽き、かわりにユウスゲが頑張ってきました。

スズサイコ(鈴柴胡)

 ちょっと、歩いてみると、おっと、なんか変わった花が目に付きました。スズサイコというらしいです。蕾が鈴のような形で、全体が柴胡(サイコ 漢方薬)に似ているところからの命名らしいですが、星型のユニークな花です。朝や夕方にしか咲かないようです。

タカトウダイ(高灯台)

 そして、もう一つ。タカトウダイ(伊吹山産はイブキタイゲキともいうようです。)。由来は帯黄色の花を茎頂に高く掲げている姿を昔の灯台にたとえてのことだそうです。

 そして、もっと、すごかったのは林道をMTBで登ってくる時に途中でランニングしている人を抜いていったのですが、その人がなんと、頂上まで駆け上がって行かれたことでした。先に自転車で3合目に着いたボクが写真を撮っていると、そのランナーは休むことなく4合目に向かい、「どこまで、行かはるんかなぁ」と思ってたら、ズンズン駆け上がられ、遂に9合目の向こうに消えていかれました。物凄い馬力でした。うらやましい。

オカトラノオ ダイコンソウ

 さあ、梅雨も折り返し。いよいよ初夏から夏の花へと伊吹の山の彩りは変わっていきます。

そう、わたしたちが主役。

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