伊吹山麓は春爛漫、一方で3合目はまだまだ
−東国鯖の尾、片栗などなど−

東国鯖の尾(トウゴクサバノオ)

 伊吹山麓、山野草の里で。
果実が2つ、左右に開いてつき、鯖の尾のように見えるから、ということらしい。この可憐な花からは想像もできない名前ではあります。
 花の大きさは1cmにも満たない、8mmくらいか。

2011年4月24日(日)  天候:晴れ
伊吹山3合目および伊吹山麓の山野草の里

 3合目で今回もお花畑のロープによる保護作業のあと、写真を少しばかり撮り、その後、場所を伊吹山麓の山野草の里に移すと、ここは春の草花が想像以上に一杯でした。

まずは伊吹山3合目から

フッキソウ エンレイソウ
スハマソウ アマナ

そして、意外にも片栗の群生地が2箇所ほどあり、ロープで保護。
今年は寒かったせいで満開にはまだまだだが、これからが楽しみ。

ツルがくちばしを閉じたような 3合目で咲き始めの片栗

 3合目の作業も今日は早く終わり、一路伊吹山麓の通称「山野草の里」へ。
ツアー客の団体さんもい結構てにぎやかでした。さあ、春爛漫の花々をどうぞ。

ラショウモンカズラ ミヤマキケマン
イカリソウ 同じく白花のイカリソウ
ヒトリシズカ ミヤマハコベ
ヤブレガサ キランソウ

 これは初めて気がつきました、チャルメルソウ

裂開した果実の実の形がラーメン屋の吹くチャルメラの形に似ているということから

そして、

トウゴクサバノオ イチリンソウ

それから、これもあっけなく、みつかった。

スクッと春蘭

締めはワサビで。

山から流れる川沿いにワサビ

これ以外にも、近くの神社には遅れていたカタクリが満開だったそうです。


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