5月の伊吹山北尾根−春の花々を訪ねて−

 探訪日:2013年5月12日

 何年振りでしょうか。花の北尾根へ。いぶきのペンションの花好きオーナーが先日行ってきてと、「良かったよ」と話を聞いて、これは行かんならん。土曜日が雨で断念し、日曜日に3合目の環境保全活動(ユウスゲ群落のススキなどの草刈り)をして昼食のあと、いざ、北尾根へ。時間は12時18分。
 一気に初夏の陽気になり、大汗かいて伊吹山頂経由で北尾根入口へ。13時30分でした。意外に時間がかかり、1時間行って往復して来ようと花めぐりに出発。

まずは山頂からの北尾根と中央遠くに白山も

伊吹山頂からの北尾根(手前の尾根)

 今日の伊吹はいい天気で、白山や北アルプス、乗鞍、そして御岳が白く聳えてました。
 北尾根にはマイクロバスの山の会の団体さんもおられて、予想どおり賑やかで、熊の心配も薄れてきました。

それでは、出会えた花です。どうぞ。

ヤマブキソウ(山吹草 その名の通り山吹の花に似て) ルイヨウボタン(類葉牡丹 葉が牡丹に似て)
フタバアオイ(双葉葵 徳川家の家紋の由来) ウスバサイシン(薄葉細辛 仲良く2個並んで)
ヒトリシズカ(一人静 でもいつも群れて咲く寂しがり屋) カタクリ(片栗 群落の花は終りかけでした)

 北尾根入口から1時間経過し、14時30分。もう引き返さないと。帰りにもいろいろ見落とした花も目に飛び込んできました。
ラッキー!

チゴユリ(稚児百合 うつむいて可愛らしい花です) ミヤマシキミ(深山樒 葉や実にアルカロイド含み中毒注意!)
アカヒダボタン(赤飛騨牡丹、ボタンネコノメソウの区分が) ハシリドコロ(走野老 猛毒!食べると幻覚で走り回る 怖い!)
コンロンソウ(崑崙草 崑崙山地の雪の白さだとか) ハルトラノオ(春虎の尾 イブキトラノオの仲間)
ザゼンソウ(座禅草 湿っぽい場所と思ったら…) フッキソウ(富貴草 いい名前ですなぁ)

 上記以外にも、ニリンソウ、ハクサンハタザオ、イブキハタザオ、ヤマブキ、イチリンソウ、タチツボスミレ、ツボスミレ、キジムシロ、エンレイソウ、ヤマエンゴサク、キジムシロ、ウマノアシガタほかが咲いていて、ユキザサは蕾でした。

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