2009年清掃登山 in 伊吹山
-ゴンドラなくとも、いい山はいい!たくさんの登山者が-


第37回を迎えた勤労者山岳連盟の清掃登山。

2009年6月7日(日)

幸い、近年登山道にゴミは少ないのですが、休憩適地周辺で以前捨てられたゴミを回収し、10数キロのゴミを持ち帰りました。

 ゴンドラの休止で登山口からは標高差1,200m近いこともあり健脚向きの山となりましたが、多くの登山者の人たちで賑わってました。
 花もいよいよグンナイフウロなど初夏の花が咲き出し、頂上ではノビネチドリを初めて見つけることができるなど、思いがけないお土産もあり、楽しかったです。

2合目辺りの登山道では、エゴノキの無数の花(左)やヤマボウシの大柄な花(右)がお出迎え

 3合目〜6合目では、アヤメ、オドリコソウ、キバナハタザオが多く、カノコソウも咲き出して。ただ、やけにイタドリが増えてきたような気がします。あとは、ヒヨクソウ、ウツギ、キバナノレンリソウ、マユミ、ウマノアシガタ、イブキノエンドウ等々。

そして、8合目を過ぎると、この時期、やはり出てきましたクサタチバナ、イブキシモツケ、そしておなじみグンナイフウロ。それぞれ盛んに咲き出しました。イブキガラシ、コバノミミナグサ、マムシグサなども

クサタチバナ イブキシモツケ


 登山口から約3時間30分かけて山頂に到着。やや風はきついものの、関ヶ原から美濃方面の展望が広がり、4月にロードで登った伊吹山ドライブウェイが山肌に沿って標高をあげていく。来年もチャレンジしましょうか。
 頂上でゴミ拾いながら、何か咲いていないかなとキョロキョロしていると、歩道の片隅にピンクの花が。ようやく見つけました。ノビネチドリ。かわいい花です。でも、あまりに何でもないところに咲いていたので、心配です。

ノビネチドリ

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