お盆も過ぎて…。 3合目あたりの花々
−8月17日および22日の3合目の彩り−

キセワタ(着せ綿) 花に密生している白い毛
からその名がつきました。

8月17日 午後2時ぐらいか。 頂上の帰りにちょっと立ち寄って…。

ヘクソカズラ センニンソウ

 左は、「ヘ・クソ・カズラ」そこまで言わなくても、という名前(漢字で書くと臭いそう)です。でも、いろいろと嗅いでみましたがそんなことなかったです。やはり、「サオトメバナ(五月女花)」、特に、伊吹では「ヤイトバナ(灸花)」と呼んであげたい。
 右は、ボタンズルによく似てますが、葉に鋸歯がないのでセンニンソウのようですね。

赤花、白花ゲンノショウコ(現の証拠) 

 このゲンノショウコやヤイトバナ(ヘクソカズラ)は全然珍しくはなく、家の近くの田んぼの土手などにもたくさん咲いてました。

コバギボウシ より色の濃いコバギボウシ
橋の欄干の擬宝珠につぼみが似てる?
イブキコゴメグサ

 伊吹山の特産種のイブキコゴメグサは、高原ホテルから登山道に下る道沿いに、小さくたくさん咲いてました。


 さて、一週間後の22日、午後3時、MTBで3合目へ林道ヒルクライムに出発しました。
まだまだ日差しは強く、大汗かいて三合目へ。ぶらっと、散策すると、いろいろと発見がありました。

ツルボセンニンソウ ナンテンハギ

 足を蚊に食われながら、旧キャンプ場あたりをうろうろすると、ここにもありました。ツルニンジン。
でも、ここのは、それはもう、たくさんのつぼみをごろごろとつけていました。これらが咲き揃ったら、さぞかし荘観でしょうね。

ツルニンジン
オミナエシ(女郎花) オトコエシ(男郎花)

 あっー!足がかゆっ。もう下ろうかと、引き返す途中に目に入ったオレンジの花々。
豪快な八重のヤブカンゾウと趣を異にする、ノカンゾウ。

ノカンゾウ

それに、キツネノカミソリの群生。

キツネノカミソリ

自転車トレだけのつもりだったんですが、短時間でしたが、3合目の素晴らしさを再認識しました。

最後に、おまけで、8月28日本日、地元の作業で8合目まで登った帰りに撮った写真。
「イブキレイジンソウ(伊吹伶人草)」を。

イブキレイジンソウ

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