<力石に関する情報・俳句・短歌・川柳・狂歌など>を募集しています。
投稿いただいた作品は選択する事なく、全て拙著に掲載させていただきます。

 画・井上眞理子

<掲載拙著>
【大阪;大阪の力石】【大阪2;大阪の力石(第2版)】【東京;東京の力石】【奈良;奈良・和歌山の力石】【長野;長野の力石】【長野2;長野の力石(第2版)】
【神奈川;神奈川の力石】 【神奈川2;神奈川の力石(第2版)】【愛静;愛知・静岡の力石】【四国;四国の力石】【岐阜;岐阜の力石】
【さいたま;さいたま市の力石】【京都;京都・滋賀の力石】【北海道;北海道・東北の力石】【千葉;千葉の力石】【三重;三重の力石】
【埼玉;埼玉の力石】【兵庫;兵庫の力石】【山陽;山陽の力石】【新潟;新潟の力石】【富山;富山の力石】【福井;福井の力石】【福井2;福井の力石(第2版)】
【石川;石川の力石】【石川2;石川の力石(第2版)】【茨城;茨城・栃木の力石】【群馬;群馬・山梨の力石】【山陰;山陰の力石】【男;石に挑んだ男達】
【九州;九州・沖縄の力石】【力;力石(ちからいし)】【新発見;新発見・力石】【播磨;播磨の力石】【静岡;静岡の力石】【愛媛;愛媛の力石】
【愛知;愛知の力石】【①~⑨力石を詠む(一)~(九)】

【未使用】
涼風や力抜けたる力石(藍沢律)

雪雲を案じて探す力石(天野 翔・神奈川県高座郡寒川町「一之宮不動堂」)
力石探しに妻を伴へば 歩き疲れて遅れ気味なる(天野 翔・高座郡寒川町「一之宮不動堂」)
一之宮目久尻川のほど近く 河原不動と力石あり(天野 翔・高座郡寒川町「一之宮不動堂」)
かたはらに大山道の標(しるべ)石 六十貫の力石あり(天野 翔・高座郡寒川町「一之宮不動堂」)
往きに迷ひ還りに迷ふ寒川の 一之宮なる力石まで(天野 翔・高座郡寒川町「一之宮不動堂」)
力石見ての帰りはタクシーも バスも来ざればひたすら歩む(天野 翔・高座郡寒川町「一之宮不動堂」)
力石見つけて仕事終はりたり 雪にも雨にも会はず帰宅す(天野 翔・高座郡寒川町「一之宮不動堂」)
夕立や稲荷にふたつ力石(天野 翔・鎌倉市雪ノ下「三栄稲荷神社」)

夕立をあやぶみて去る八幡宮 稲荷に寄りて力石見る(天野 翔・鎌倉市雪ノ下「三栄稲荷神社」)
大小の忘れられたる力石 八坂大神(おおかみ)社務所の庭に(天野 翔・神奈川県鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
立冬や細き罅入る力石(天野 翔・神奈川県鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
炎帝が見下ろすふたつ力石(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
汗ぬぐふ八坂大神力石(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
見てをれば寒さを忘る力石(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
力石ふたつを避けて銀杏散る(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
小春日のふたつ静かな力石(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
力石ふたつ鎮もる大神の 社の前に歴史説く人(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
大神の社に力競ひけむ 知る人ぞ知る力石ふたつ(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
椨の木の木陰およばぬ境内に 力石ふたつ熱き日を浴ぶ(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
それとなくふたつ置かるる力石 もののふが手に馴染みて丸き(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
力石ふたつ確かめ写真撮る 梅雨の晴れ間の風むし暑き(天野 翔・鎌倉市扇ガ谷「八坂大神」)
西行と蝉のこゑ聞く力石(天野 翔・中郡大磯町大磯「鴫立庵」)
寄進者は江戸浜町の富之助 鴫立庵に力石あり(天野 翔・中郡大磯町大磯「鴫立庵」)
枯葉散るさつきの蔭の力石(天野 翔・中郡大磯町大磯「鴫立庵」)
歳晩の朝日さしくる力石(天野 翔・中郡大磯町大磯「鴫立庵」)
小春日の力石見る円位堂(天野 翔・中郡大磯町大磯「鴫立庵」)
年暮れて探しあてたり力石(天野 翔・中郡大磯町大磯「鴫立庵」)
「火気厳禁」の札のうしろの力石 枯葉の散れるさつきの下に(天野 翔・中郡大磯町大磯「鴫立庵」)
しぐるるや斐芽(ひめ)の祠の力石(天野 翔・半田市東本町「業葉神社」)
江戸の世に据えられしとふ力石 子安、子宝、安産に効く(天野 翔・半田市東本町「業葉神社」)
いつしかに赤き祠に納めらる 女陰の形の力石はや(天野 翔・半田市東本町「業葉神社」)
そのかみの旅人たちも試しけむ 藤沢宿の弁慶の石(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)
お賽銭ともみぢの落葉力石(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)
力石けやき黄葉(もみぢ)をまぶしめる(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)
義経の御霊を祀る忠友殿 よこに鎮もる弁慶の石(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)
弁慶の力石から身を反らし  けやき黄葉(もみぢ)のかがやきを見る(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)
弁慶の力石見る七五三(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)
七五三子に触らせる力石(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)
義経の首洗ひ井戸弁慶の 力石見る白旗の秋(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)
弁慶の手玉石とぞ春うらら(天野 翔・鎌倉市腰越「満福寺」)【石川2】
弁慶の手玉石あり義経が とどめをかれし腰越の寺(天野 翔・鎌倉市腰越「満福寺」)
年越すか返事を待ちて手玉石(天野 翔・鎌倉市腰越「満福寺」)
手玉石古りて今年も暮れにけり(天野 翔・鎌倉市腰越「満福寺」)
腰越に待たされし日々弁慶が 身体きたへし手玉石あり(天野 翔・鎌倉市腰越「満福寺」)
手玉石、腰掛石も古りにけり 腰越状の写し見る寺(天野 翔・鎌倉市腰越「満福寺」)
力石亀甲石と並べおく 奥津宮の柏手の音(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
初春や幣の真白き力石(天野 翔・神奈川県藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
奥宮の亀甲石と力石 注連(しめ)新しくありがたく見ゆ(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
花にほふ奥津宮(おくつのみや)の力石(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
外国の男女ふたりが何事か 言ひ交はしつつ見る力石(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
春まつり客の立ち寄る力石(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
力石亀甲石にも初詣(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
岩槻藩卯之助寄進の力石 八十貫に一円硬貨(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
江ノ島や鳥居と桜力石(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
力石桜の下に年を経ぬ(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
ちる花はとどめがたしも力石(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
注連縄(しめ)張りて春陽(はるひ)を浴ぶる力石 鳥居にかかる桜見てをり(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
奥津宮参道わきの力石 春陽(はるひ)をあびて笑ふが如し(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
春待つや注連縄(しめ)新しき力石(天野 翔・神奈川県藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
今ははや持ちあぐることかなはざり 伏見稲荷のおもかる石は(天野 翔・京都市伏見区深草薮之内町「伏見稲荷大社」)

中学生ふたりが吾を導けり 小袋谷の力石まで(天野 翔・鎌倉市小袋谷「公会堂」)
海舟の書の「賀来神社」 境内に力石見る梅雨に濡れつつ(天野 翔・藤沢市鵠沼「賀来神社」)
梅雨日照り糸杉下の力石(天野 翔・鎌倉市十二所「十二所神社」)
つやめきて楕円形なる石あれば これぞと思ふ十二所神社(天野 翔・鎌倉市十二所「十二所神社」)
さりげなく板碑の前に置かれたる 力石あり五所神社にて(天野 翔・鎌倉市材木座「五所神社」)
溶岩の一部とし見ゆ駐車場 南西隅の小さき稲荷に(天野 翔・鎌倉市雪ノ下「三栄稲荷神社」)
浄智寺の知る人ぞ知る力石 受付小屋のすぐ裏にして(天野 翔・鎌倉市山ノ内「浄智寺」)
あらたまの朝日まぶしむ力石(天野 翔・鎌倉市山ノ内「浄智寺」)
浄智寺の受付裏の木の元に 忘れられたる力石二個(天野 翔・鎌倉市山ノ内「浄智寺」)
花ちるを見上げてをりし力石(天野 翔・鎌倉市山ノ内「浄智寺」)
はすかひに桜見上ぐる力石 「七福神」の幟はためく(天野 翔・鎌倉市山ノ内「浄智寺」)
浄智寺の花に魅せられ入る客の 誰も気付かぬこの力石(天野 翔・鎌倉市山ノ内「浄智寺」)
タチヒガンさくらの大樹力石(天野 翔・鎌倉市山ノ内「浄智寺」)
力石ふたつつややか立彼岸(天野 翔・鎌倉市山ノ内「浄智寺」)
力石ふたつを訪ねタチヒガン 咲きたるを見て引き返したり(天野 翔・鎌倉市山ノ内「浄智寺」)
炎帝がからから笑ふ力石(天野 翔・藤沢市立石「立石神社」)【愛知】
炎天下どこまで探す力石(天野 翔・藤沢市立石「立石神社」)
本殿の縁側石に腰かけて 「山神宮」の力石見る(天野 翔・藤沢市立石「立石神社」)
ラグビーのボールのやうな力石 「山神宮」と刻まれてあり(天野 翔・藤沢市立石「立石神社」)
つやめける「山神宮」の力石 幾千人の手に擦(こす)れけむ(天野 翔・藤沢市立石「立石神社」)
見つけたり梅雨の路傍に力石(天野 翔・藤沢市宮前「大門」)
力石そばに日焼の道祖神(天野 翔・藤沢市宮前「大門」)
「大門」の立札下にふたつあり 「力石」とふ文字のかすれて(天野 翔・藤沢市宮前「大門」)
「大門」の立札下の力石 大小合はせ四十六貫(天野 翔・藤沢市宮前「大門」)
力石ふたつの横にレリーフの 夫婦(めをと)祭神かすか微笑む(天野 翔・藤沢市宮前「大門」)
緑陰やほぞの形の力石(天野 翔・藤沢市遠藤「御嶽神社」)
注連(しめ)張れる陰(ほと)のかたちの力石 御嶽神社は富士に真向かふ(天野 翔・藤沢市遠藤「御嶽神社」)
そのかみの若衆が力競ひけり 今注連(しめ)張れる陰形の石(天野 翔・藤沢市遠藤「御嶽神社」)
力石見つけてうれし夏木立(天野 翔・横浜市戸塚区平戸町「白旗神社」)
力石探す神社の正面に 笹竜胆の家紋が光る(天野 翔・横浜市戸塚区平戸町「白旗神社」)
盆栽のごとき植木の傍にあり 角張る石の横の丸石(天野 翔・横浜市戸塚区平戸町「白旗神社」)
それらしく見えねば困る力石 ためつすがめつ顔近づけて(天野 翔・横浜市戸塚区平戸町「白旗神社」)
力石見つけて帰る軒先に 雀ちゆりちゆり鳴きにけるかも(天野 翔・横浜市戸塚区平戸町「白旗神社」)【愛知】
緑陰の石段のぼり本殿の めぐりに探すかの力石(天野 翔・横浜市戸塚区平戸町「白旗神社」)
梅雨空を見上げバス待つ石めぐり(天野 翔・横浜市南区弘明寺町「弘明寺」)
七つ石うちの三つは小さめで 持ち上ぐること可能なるらむ(天野 翔・横浜市南区弘明寺町「弘明寺」)
あぢさゐや親鸞と見る力石(天野 翔・横浜市栄区上郷町「光明寺」)
鐘楼のそばの八つ手の下にあり 見過ごしやすきその力石(天野 翔・横浜市栄区上郷町「光明寺」)
立札に石の由来の書かれたり 八つ手掻き分けその文を読む(天野 翔・横浜市栄区上郷町「光明寺」)
親鸞の視線の先に力石 鐘楼横の八つ手の下に(天野 翔・横浜市栄区上郷町「光明寺」)
立札は八つ手に隠れ読み難し 一度見過ごすその力石(天野 翔・横浜市栄区上郷町「光明寺」)
力石見て牛に逢ふ梅雨の空(天野 翔・横浜市港南区上永谷「永谷天満宮」)
丸き石いくつもあれば 台に載るものこそ力石と思へり(天野 翔・横浜市港南区上永谷「永谷天満宮」)
力石の所在確かめのぼりたり 天神山の紫陽花の道(天野 翔・横浜市港南区上永谷「永谷天満宮」)
小学生中学生にたづねつつ お寺に着きて見る力石(天野 翔・横浜市港南区野庭町「浄念寺」)
石ふたつ並べおかれて力石の 由来書きありトイレの横に(天野 翔・横浜市港南区野庭町「浄念寺」)
関城の跡から出でしと伝へられ 寺に保存の力石ふたつ(天野 翔・横浜市港南区野庭町「浄念寺」)
にいにいのかぼそき声や力石(天野 翔・横浜市戸塚区矢部町「街山八幡神社」)
この水に汗拭ひけむ力石(天野 翔・横浜市戸塚区矢部町「街山八幡神社」)
石段をのぼりきりたる左手に 水盤舎あり力石あり(天野 翔・横浜市戸塚区矢部町「街山八幡神社」)
力石見つけて休む本殿の 庭に一尾の蚯蚓のたうつ(天野 翔・横浜市戸塚区矢部町「街山八幡神社」)
樟青葉根方にあまた力石(天野 翔・横浜市磯子区岡村「岡村天満宮」)
蝉鳴いて牛が寝そべる力石(天野 翔・横浜市磯子区岡村「岡村天満宮」)
あらたまの年を占ふ力石(天野 翔・横浜市磯子区岡村「岡村天満宮」)
梅雨明けや触れば熱き力石(天野 翔・横浜市磯子区岡村「岡村天満宮」)【愛知】
持ち上げて年占ひし力石 あまた据ゑたり樟の木の元(天野 翔・横浜市磯子区岡村「岡村天満宮」)
園児らの声ひびかへる境内に わがデジカメが撮る力石(天野 翔・横浜市磯子区岡村「岡村天満宮」)
天神は高所の森にあるはずと それを目当ての石探す道(天野 翔・横浜市磯子区岡村「岡村天満宮」)
力石三つ鎮まる大暑かな(天野 翔・横浜市磯子区杉田「八幡神社」)
水浴びの園児うらやむ力石(天野 翔・横浜市磯子区杉田「八幡神社」)
狛犬の風化可笑しき境内に 見回し探すかの力石(天野 翔・横浜市磯子区杉田「八幡神社」)
新しき狛犬横にそれぞれが 灯籠もてる力石三つ(天野 翔・横浜市磯子区杉田「八幡神社」)
園児らの唄ふテンポの心地よさ 浮かれつつ撮る力石三つ(天野 翔・横浜市磯子区杉田「八幡神社」)
本殿の脇に梅咲く力石(天野 翔・茅ヶ崎市本村「八王子神社」)【愛知】
青梅を齧りて試す力石(天野 翔・茅ヶ崎市本村「八王子神社」)
梅の木の根方にふたつ力石 笹に隠れず竹垣の中(天野 翔・茅ヶ崎市本村「八王子神社」)
力石見つけて安堵撮りて読む 本村(ほんそん)八坂神社御由緒(天野 翔・茅ヶ崎市本村「八王子神社」)
炎天下石の鳥居と力石(天野 翔・茅ヶ崎市・十間坂「第六天神社」)
力石炎暑に汗のとめどなく(天野 翔・茅ヶ崎市・十間坂「第六天神社」)
天神の御由緒書の下に置く 鳥居のそばの力石二つ(天野 翔・茅ヶ崎市・十間坂「第六天神社」)
白々と石の鳥居の立つ元に 力石二つつやめきてあり(天野 翔・茅ヶ崎市・十間坂「第六天神社」)
暑き日も雅楽聞えて石三つ(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区天王町「橘樹神社」)
力石三つに暑さ極まれり(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区天王町「橘樹神社」)
川見ても暑さは癒えず力石(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区天王町「橘樹神社」)
力石見に来て渡る帷子川 アザラシのこと思ひ出したり(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区天王町「橘樹神社」)
たすき石さし石とも言ひ持ち上げて 天地神明に誓ひしといふ(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区天王町「橘樹神社」)
両手かけもち上げむとする力石 小学生の父母が笑へり(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区天王町「橘樹神社」)
炎帝が根負けしたり力石(天野 翔・横浜市戸塚区下倉田町「路傍」)
今日もまた無駄足になるをおそれつつ 「ちからいし」とふバス停に下車(天野 翔・横浜市戸塚区下倉田町「路傍」)
二度訪ひて探し当てたる力石 ゴミ収集箱の横に見えたり(天野 翔・横浜市戸塚区下倉田町「路傍」)
バス停の名の由来なる「ちからいし」 個人の家の角に接して(天野 翔・横浜市戸塚区下倉田町「路傍」)
タクシーに乗れば角々曲りゆく 川匂神社の力石まで(天野 翔・二宮町山西「川匂神社」)
郷土誌に記載されたる力石 川匂神社の立札の下(天野 翔・二宮町山西「川匂神社」)
力石といふには大きすぎないか 五郎十郎が身体鍛へし(天野 翔・二宮町山西「川匂神社」)
あらたまの年の日の丸力石(天野 翔・茅ヶ崎市小和田「熊野神社」)
風薫る銀杏のそばの力石(天野 翔・茅ヶ崎市小和田「熊野神社」)
夏祭りくれば出番の力石(天野 翔・茅ヶ崎市小和田「熊野神社」)
老人に道を尋ねて着きにける 熊野神社に石を探せり(天野 翔・茅ヶ崎市小和田「熊野神社」)
晴れがましき日には人々気付くらむ 国旗掲揚ポールのそばに(天野 翔・茅ヶ崎市小和田「熊野神社」)
「力多免しの以志」とあるらし文字などは 歳月を経て判読できず(天野 翔・茅ヶ崎市小和田「熊野神社」)
青潮のうねり間近に力石(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
土用波とどろく浜の力石(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
吉浜の潮風涼し力石(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
吉浜の小道地蔵と告げたれば タクシーは行く力石まで(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
タクシーを待たせて探す力石 葉月はじめの潮風の中(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
地蔵堂庭の片隅大小の 力石あり潮(うしほ)が匂ふ(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
そのかみの浜の漁師が競ひける 力自慢の石ふたつあり(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
タクシーの運転手さんに話したり 神奈川にある力石のこと(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
真鶴は石の産地にありければ 力石といふ苗字多しと(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
力石探して歩くわが話 ロマンがあると運転手さんは(天野 翔・足柄下郡湯河原町吉浜「小道地蔵堂」)
それぞれに文字彫られたる四つの石 アミガサ事件集結の地に(天野 翔・川崎市中原区上平間「八幡大神」)
境内のそこここにある丸石の どれもが力石と思へて(天野 翔・川崎市中原区上平間「八幡大神」)
女躰(によたい)といふ珍しき名の神社にも 力石あり社務所の前に(天野 翔・川崎市幸区幸町「女躰神社」)
酒を競ひ力を競ひし境内に 十一の石肩寄せあへり(天野 翔・川崎市川崎区大師町「若宮八幡宮」)
石五つ残暑厳しき大師堂(天野 翔・川崎市川崎区大師町「川崎大師平間寺」)
頭上まで持ち上ぐる力競ひたり 文字刻まれし「さし石」ふたつ(天野 翔・川崎市川崎区大師町「川崎大師平間寺」)
抱き起こす力競ひし石三つ 「おつたて石」と名付けられたり(天野 翔・川崎市川崎区大師町「川崎大師平間寺」)
湧水に汗流しけむ力石(天野 翔・鎌倉市岩瀬「下関青少年広場」)
ただ独りサッカーボール蹴つてゐる 広場の隅に力石二個(天野 翔・鎌倉市岩瀬「下関青少年広場」)
上総掘り湧水井戸の水を汲む 芝生はづれに二個力石(天野 翔・鎌倉市岩瀬「下関青少年広場」)
立札の下に動かぬ力石 犬の散歩に広場をめぐる(天野 翔・鎌倉市岩瀬「下関青少年広場」)
青少年広場の隅に石ふたつ 固定されたり草いきれする(天野 翔・神奈川県鎌倉市岩瀬「下関青少年広場」)
天神の祭りなつかし力石(天野 翔・横浜市鶴見区矢向「日枝神社」)
それぞれに文字刻まれし石六つ 中に「白虎石」「龍虎石」あり(天野 翔・横浜市鶴見区矢向「日枝神社」)
大津より勧請せしとふ天神の 庭に鎮まる力石六つ(天野 翔・横浜市鶴見区矢向「日枝神社」)
「白虎石」「龍虎石」とふ名もありて 力競ひし昔しのばゆ(天野 翔・横浜市鶴見区矢向「日枝神社」)
蝉しぐれ誰が持ち上げし白虎石(天野 翔・神奈川県横浜市鶴見区矢向「日枝神社」)
万両の朱実かがやく庭隅の 「水神」脇にならぶ三つ石(天野 翔・小田原市堀之内「若宮八幡宮」)
若宮の力石見て訪ねけり 二宮尊徳誕生の家(天野 翔・小田原市堀之内「若宮八幡宮」)
それらしき石の三つ四つ蝉しぐれ(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区境木本町「境木地蔵堂」)
迷ひつつたどりつきたる地蔵堂 力石また見つけ難しも(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区境木本町「境木地蔵堂」)
老人に聞けど知らぬといふ答 境木地蔵の力石はや(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区境木本町「境木地蔵堂」)
本堂の横の植木の元にあり 三つ四つ並ぶそれらしき石(天野 翔・横浜市保土ヶ谷区境木本町「境木地蔵堂」)
力石いづこと探す境内に 蝉鳴きやまぬ境木地蔵(天野 翔・神奈川県横浜市保土ヶ谷区境木本町「境木地蔵堂」)
力石四つが置かれ竹の春(天野 翔・横浜市港北区綱島東「諏訪神社」)
竹林の小暗きを背に力石 四つ並べて由来書きたり(天野 翔・横浜市港北区綱島東「諏訪神社」)
力石鳥居の脇に置かれたり 卵立てたるごときが二つ(天野 翔・横浜市港北区綱島東「諏訪神社」)
正月の粥占ひや力石(天野 翔・横浜市港北区師岡町「熊野神社」)
いの池の蛙を聞くや力石(天野 翔・横浜市港北区師岡町「熊野神社」)
アカガシの木蔭に涼む力石(天野 翔・横浜市港北区師岡町「熊野神社」)
力石いづこと問へばいの池の ほとりにあると巫女は答へき(天野 翔・横浜市港北区師岡町「熊野神社」)
いの池の由来書きたる札の下 名前刻める力石四つ(天野 翔・横浜市港北区師岡町「熊野神社」)
筒粥の神事の後に競ひけむ 力石四ついの池の辺に(天野 翔・横浜市港北区師岡町「熊野神社」)
大楠の根の間(はざま)なる力石 「子宝安産」の立札の下(天野 翔・横浜市神奈川区東神奈川「笠のぎ稲荷神社」)
力石探す笠のぎ稲荷には 子宝を得し祝詞ひびかふ(天野 翔・横浜市神奈川区東神奈川「笠のぎ稲荷神社」)
本に載る写真と見合ふ力石 石燈籠のそばに三つ四つ(天野 翔・横浜市神奈川区東神奈川「笠のぎ稲荷神社」)
秋風や栢(かや)の古木と力石(天野 翔・横浜市金沢区瀬戸「瀬戸神社」)
栢の木の秋風を聞く力石(天野 翔・横浜市金沢区瀬戸「瀬戸神社」)
注連張れる栢(かや)の古木の根方には 石碑とならび力石あり(天野 翔・横浜市金沢区瀬戸「瀬戸神社」)
カヤの木と共に年経る力石 木は老ゆれども石は変はらず(天野 翔・横浜市金沢区瀬戸「瀬戸神社」)【愛知】
狛犬の尻辺の下の力石 楠の古木の根を鎮めたり(天野 翔・横浜市港北区箕輪町「諏訪神社」)
どんよりと空は曇れり力石 ひとつ見つけて帰らむとする(天野 翔・横浜市港北区箕輪町「諏訪神社」)
奉納の手水の鉢を支ふるか 地に埋めたる力石いくつ(天野 翔・横浜市神奈川区神大寺「日枝神社」)
力石踏みて手水を使ひけり 狛犬二頭の守る境内(天野 翔・横浜市神奈川区神大寺「日枝神社」)
秋風やひとりわが見る力石(天野 翔・足柄上郡開成町「観音堂」)
力石ひとつ加へて三つがあり 観音堂の右脇隅に(天野 翔・足柄上郡開成町「観音堂」)
力石のそばに置かるる三輪車 庭の遊具に母子のぼれる(天野 翔・足柄上郡開成町「観音堂」)
戦前の力自慢を伝へたり 観音堂の上り段そば(天野 翔・足柄上郡開成町「観音堂」)
力石二十四貫を持ち上げし 若衆幾人この境内に(天野 翔・足柄上郡開成町「観音堂」)
草刈の翁と探す力石 白滝不動の階めぐりつつ(天野 翔・横浜市中区根岸「白瀧不動尊」)
さはやかな朝の礼拝力石(天野 翔・川崎市川崎区大島「八幡神社」)
大いなる鳥居のそばに力石 ふたつ置かれて立札のあり(天野 翔・川崎市川崎区大島「八幡神社」)
左のは三十六貫それよりも 太き右のは重さ分らず(天野 翔・川崎市川崎区大島「八幡神社」)
力石と書かれし場所に石三つ 「稲荷大明神」の立札の下(天野 翔・川崎市川崎区渡田「新田神社」)
力石三つ見つむる背後には 新田義貞公の銅像(天野 翔・川崎市川崎区渡田「新田神社」)
力石三つのうちの中の石 注連縄張られ左右より高し(天野 翔・川崎市川崎区渡田「新田神社」)
力石探す八幡秋まつり(天野 翔・平塚市宮前「八幡宮」)
力石いづこと問へど池の辺に 首をかしぐる鴨と家鴨は(天野 翔・平塚市宮前「八幡宮」)
武蔵山が奉納したる力石 右の手形と「武運長久」(天野 翔・平塚市宮前「八幡宮」)
奉納者に卯之助とふ名の多かりき 力自慢の同一人か(天野 翔)
ぎんなんの散り敷くを踏む力石(天野 翔・横浜市都筑区茅ヶ崎東「壽福寺圓通寺」)
大銀杏下の藪陰のぞき込み 力石ふたつ三つと数ふ(天野 翔・横浜市都筑区茅ヶ崎東「壽福寺圓通寺」)
古びたる鳥居の前に立ちたれば 秋の日射に照る力石(天野 翔・三浦市三崎町六合「妙義神社」)
ぎんなんを踏みて近づく力石(天野 翔・横浜市都筑区茅ヶ崎東「壽福寺圓通寺」)
ぼた餅の形をしたる力石 人目引くなり祠の前に(天野 翔・三浦市三崎町六合「妙義神社」)
古びたる鳥居の前に立ちたれば 祠の前に力石照る(天野 翔・三浦市三崎町六合「妙義神社」)
幾人の手に擦(こす)れけむ力石 朝の日に照る白きぼた餅(天野 翔・三浦市三崎町六合「妙義神社」)
竹馬を寝かせてありぬ力石(天野 翔・三浦市三崎「海南神社」)
大銀杏の玉垣に寄る力石(天野 翔・三浦市三崎「海南神社」)
神木となせる銀杏の玉垣に 沿ひてあまたの力石あり(天野 翔・三浦市三崎「海南神社」)
相寄れる力石四つ大銀杏(天野 翔・三浦市三崎「海南神社」)
蕎麦粒は二十七貫、ボタ餅は二十八貫、 米粒は十七貫と記されてあり(天野 翔・相模原市南区鵜野森「日枝神社」)
大欅大楠の根のあらはなる 日枝神社には力石三つ(天野 翔・相模原市南区鵜野森「日枝神社」)
三つ石に米粒、ボタ餅、蕎麦粒の 名前と貫目あるを記せり(天野 翔・相模原市南区鵜野森「日枝神社」)
力石いづこと探す境内に 老人ひとり吾を見つむる(天野 翔・相模原市中央区矢部二丁目「村富神社」)
大松と白蛇伝説あるといふ 力だめしの石を見る庭(天野 翔・相模原市中央区矢部二丁目「村富神社」)
石二つスチールパイプに囲はれて 「力だめしの石」の立札(天野 翔・相模原市中央区矢部二丁目「村富神社」)
老人の目を気にしつつ力石 いづこと探す村冨の杜(天野 翔・相模原市中央区矢部二丁目「村富神社」)
本殿の左手奥に囲はれて 二つならべる力くらべ石(天野 翔・相模原市中央区矢部二丁目「村富神社」)
そのかみに力自慢を競ひしと 今に伝へて力石あり(天野 翔)
力石七つのむかひ俳諧の 「独吟万句詠草塚」あり(天野 翔・川崎市川崎区観音「石観音堂」)
塀際にうち捨てられしごと置かる 本に記載の力石ひとつ(天野 翔・川崎市幸区塚越「御嶽神社」)
力石横に見ゆれど老人は 小学生らに語ることなし(天野 翔・川崎市幸区塚越「御嶽神社」)
なにごとか文字彫られたる石の面に 「二十七」なる数字が見える(天野 翔・川崎市幸区塚越「御嶽神社」)
窪み四つ穿てる石がふたつあり 窪みの用途に思ひ及ばず(天野 翔・川崎市中原区刈宿「八幡神社」)
公園の一部となりし八幡宮 誰か気付かむ三つ力石(天野 翔・川崎市中原区刈宿「八幡神社」)
新幹線ガードの脇の八幡宮 鳥居の下に力石三つ(天野 翔・川崎市中原区苅宿「八幡神社」)
いつよりか力自慢を止めにけむ 鳥居の下に蹲(うづくま)る石(天野 翔・川崎市中原区苅宿「八幡神社」)
天神の天高くして力石(天野 翔・川崎市市幸区下平間「天満天神社」)
もの干し竿とあまたの椅子の寄せられて 見えがたくありかの力石(天野 翔・川崎市市幸区下平間「天満天神社」)
力石ほか手ごろなる丸石も あまた集めし天神の脇(天野 翔・川崎市市幸区下平間「天満天神社」)
楠の木と力石三つ奉納の 碑の立てられて玉垣の元(天野 翔・川崎市幸区鹿島田「鹿島大神」)
塀際に秋の朝日の力石(天野 翔・川崎市中原区木月「住吉神社」)
ナナハンを停めたる脇に力石 三つならびて朝の日を浴ぶ(天野 翔・川崎市中原区木月「住吉神社」)
中の石は四拾余貫と彫られたり 右のは軽く左のは重し(天野 翔・川崎市中原区木月「住吉神社」)
鋒(とがり)には秋の日に照る力石(天野 翔・三浦市南下浦町「鋒神社」)
秋風に黒潮匂ふ力石(天野 翔・三浦市南下浦町「鋒神社」)
鋒(とがり)とふ珍しき名の漁村には 丸と楕円の力石ふたつ(天野 翔・三浦市南下浦町「鋒神社」)
黒潮の三浦に探す力石 白山神社バス停に降り(天野 翔・三浦市南下浦町「白山神社」)
力石いづこと探す境内の 奥に見つけし横穴古墳(天野 翔・三浦市南下浦町「白山神社」)
「祝七五三詣り」の幟立つところ 石段下に力石あり(天野 翔・三浦市南下浦町「白山神社」)
力石探して歩く座間の秋(天野 翔・座間市新田宿「公民館」)
新田宿公民館と書かれたる 小さき家の庭隅にあり(天野 翔・座間市新田宿「公民館」)
庭隅にいくつか石のころがりて どれもが力石に見えたり(天野 翔・座間市新田宿「公民館」)
卵石菱形石を持ち運び 力競ひし村の先祖は(天野 翔・座間市新田宿「公民館」)
力石らしくは見えぬ石ひとつ 古き石碑の間に鎮まる(天野 翔・座間市緑ヶ丘「道祖神」)
道祖神、力石置く門前に 立てば二階に布団干せる見ゆ(天野 翔・座間市緑ヶ丘「道祖神」)
柿熟れて昔を語る力石(天野 翔・座間市入谷「道祖神」)
青筋をたててふんばり若者が 二十五貫の石持ち上ぐる(天野 翔・座間市入谷「道祖神」)
若きらが石持ち上げて自慢せり 娯楽少なき戦後の村は(天野 翔・座間市入谷「道祖神」)
石上げて力競ひし若者が 身体拭きけむ鈴鹿の泉(天野 翔・座間市入谷「道祖神」)
手玉石春風分かつ袂石(天野 翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)
秋風や主人を待てる手玉石(天野 翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)
指先の跡とおぼしき穴あまた 手玉石にも袂石(たもといし)にも(天野 翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)
大寒に耐へ袂石(たもといし)手玉石(天野 翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)
春の日は夫婦(めをと)銀杏(いちやう)を透きてくる 袂石にも手玉石にも(天野 翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)
袂石十六貫に手玉石 二十八貫ならべて祀る(天野 翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)
秋雨の乾くも早し手玉石(天野 翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)
秋雨の洗ひてすがし力石(天野 翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)
新年の開運祈願手玉石(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)
大楠の根方にふたつ手玉石 開運厄除け祈願の神社(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)
楠若葉根方にふたつ手玉石(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)
手玉石ふたつに楠の若葉影(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)
手玉石ふたつ据ゑたりつばめ来て 楠の若葉の空にさへづる(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)
神木の楠若葉せり手玉石(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)
立札は「新羅三郎手玉石」 楠の若葉の匂へる庭に(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)
今の世に残れるふたつ手玉石 新羅三郎がからだ鍛へし(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)
大いなる銀杏三本を見て歩く 本殿脇の力石まで(天野 翔・茅ヶ崎市円蔵「神明大神」)
力石の左手奥に祀られて 景能公の石像が立つ(天野 翔・茅ヶ崎市円蔵「神明大神」)
石の重さ一00キロ以上(三0貫位)と書かれたり 力競べに使はれし石(天野 翔・茅ヶ崎市円蔵「神明大神」)
古き代の力競べを想ひをり 弥生時代末期の遺跡(天野 翔・茅ヶ崎市西久保「日吉神社」)
女護ガ石授かり石の近くにも 見当らざりしかの力石(天野 翔・茅ヶ崎市浜之郷「鶴嶺八幡」)
厄割石ガン封じ石いづれもが 力石にもなると思へり(天野 翔・茅ヶ崎市浜之郷「鶴嶺八幡」)
朝光(あさかげ)の銀杏根方に力石(天野 翔・茅ヶ崎市南湖「八雲神社」)
大いなる鳥居くぐりて本殿の 銀杏根方に見る力石(天野 翔・茅ヶ崎市南湖「八雲神社」)
本殿の灯籠脇に佇みて 石を見おろし松風を聞く(天野 翔・茅ヶ崎市南湖「八雲神社」)
鬱深きタブノキをみて歩み寄る 本殿前の注連おける石(天野 翔・茅ヶ崎市菱沼「八王子神社」)?
それぞれに注連縄置ける石ふたつ 本殿前の左右に鎮まる(天野 翔・茅ヶ崎市菱沼「八王子神社」)?
大いなる護国之碑のもと 力石らしきが二つ他と並びて(天野 翔・茅ヶ崎市菱沼「八王子神社」)
力石あまた巡れば以前来し 神社と気付くこともありけり(天野 翔)
力石ひとつ訪ねてバスに乗る 朝日かがよふ村の社へ(天野 翔)
汗しとどかけば身体が軽くなる 遠く歩きて見る力石(天野 翔)
バーボンのロック片手に今日撮りし 石の景色をパソコンに見る(天野 翔)
地図を見て力石まで歩くこと 判断力の鍛錬として(天野 翔)
力石とおぼしき石はデジカメに 撮りて帰りて本に確かむ(天野 翔)
力石探して歩く功徳とは 足腰強くなるを期待す(天野 翔)
力石見つけて帰り家に飲む 焼酎ロック甘露にまさる(天野 翔)
ひとくちにロマンと言へど力石 探す苦労もひとしほにして(天野 翔)
力石探して歩く功徳なれ 「歳より若い」と医者に褒めらる(天野 翔)
無駄足を覚悟に探す力石 寺社の所在を先ず確かめて(天野 翔)
一日に一カ所探す力石 汗を拭き拭き今日もわが行く(天野 翔)
あらかじめバス路線図を知ることが 力石への一の関門(天野 翔)

力石(いし)残し主は南の海に散る(雨宮清子・江戸川区南小岩「円蔵院」)
大根に見とれて力石(いし)を見損ない(雨宮清子・江東区亀戸「香取神社」)
増村の「五平どんの屋敷の力石」 石なき今も屋号は五平どん(雨宮清子・静岡市清水区増「斎藤宅」)
現代の力持ちらに会いにゆく 姫路天満石かつぎ(雨宮清子)
「力の人生終わりかも」と体調不良ふと漏らす 気張れ!浪速の長州力(雨宮清子)
また一人力石(いし)知る人の逝きにけり(雨宮清子)
「縁者です」と名乗るメールに記された 名力持ち神田川徳蔵(雨宮清子)
百年の時空をこえて舞い込んだ 奇跡の便り徳蔵縁者(雨宮清子)
「力石、発見!」の便り春近し(雨宮清子)(つねまるさん発見の高牟神社)
力石の全資料を収納す 日本唯一の三重博物館(雨宮清子)
水ぬるむそろそろ行くか三重博へ(雨宮清子)
徳蔵が足で支えし百度石 朱色キリリと炎天に立つ(雨宮清子・千代田区神田須田町「柳森神社」)
竹ぼうき跳ねるや力石(いし)の前うしろ 氏子ら集う朝の境内(雨宮清子・江東区牡丹「住吉神社」)
力石に片手あずけて草むしり(雨宮清子・江東区牡丹「住吉神社」)
神さまの用心棒か力石(雨宮清子・江東区牡丹「住吉神社」)
力石老兵の如沈みゆく(雨宮清子・杉並区阿佐ヶ谷「馬橋稲荷神社」)
力石記憶も文字も薄れゆく(雨宮清子・杉並区阿佐ヶ谷「馬橋稲荷神社」)
肩寄せてデコボコ並ぶ力石(雨宮清子・杉並区高円寺「氷川神社」)
大兼の刻字撫でつつ汗ぬぐう(雨宮清子・杉並区高円寺「氷川神社」)

初詣いよよ重たき力石(綾部きみ)
春日和社の境内に力石(飯島治蝶・千代田区神田須田町「柳森神社」) 
春日和力石群境内に(飯島治蝶・千代田区神田須田町「柳森神社」) 
春日和社に十三個の力石(飯島治蝶・千代田区神田須田町「柳森神社」)
初夏の旅社の境内に力石(飯島治蝶・川口市差間「東沼神社」)
寒風や砂塵の中の力石(池田京子・三鷹市下連雀「八幡大神社」)《けやき》
年用意幣(ぬさ)新しき力石(池田京子・三鷹市下連雀「八幡大神」)《けやき》
宮の春絵馬重たかる担ぎ石(池田京子・杉並区大宮「大宮八幡宮」)《けやき》
秋風や黒々と坐す力石(石橋みちこ・市川市八幡「葛飾八幡宮」)
花の下誰も試さぬ力石(伊藤以玖子)
重石の持ち上がらぬや風光る(伊藤衒叟・四日市市茂福町「証円寺横」)
力石除夜の鐘撞く長命寺(氏家頼一・練馬区高野台「長命寺」)
石蕗咲くや二十五貫の力石(牛太郎)
小判形に力石擦れ宮涼し(内山花葉・さいたま市大宮区高鼻町「氷川神社」)
力石ウド挑戦しへっぴり腰 おとなりさんが様子にふきだし(ウド鈴木・三重県三重郡菰野町田光「高札場」)
初鵙やこの力石擡げんと(梅田 博・東京都北区岸町「王子稲荷神社」)重軽石)
銀杏落葉に埋れぬくもる力石(榮水朝夫・春日部市粕壁「春日部八幡神社」)
館涼し撫で艶しるき力石(江連江女・栃木市藤岡町藤岡「歴史民俗資料館」)
力石羽根を休める秋の蝶(小川恵美子・市川市八幡「葛飾八幡宮」)
受験子の立ち尽くしたる力石(大串 章・川崎市川崎区大師町「川崎大師平間寺」)
炎昼の石担ぐ息ふれあへる(大橋敦子)
力石・駒留め石も露の石(岡澤田鶴・市川市八幡「葛飾八幡宮」)
老鶯や片手に重き弥勒石(小田寺登女・伊都郡高野町高野山「奥の院」)

強霜や鳥居の下の力石(加古宗也・愛知県西尾市一色町赤羽「若一神社」)《若竹》
力石南無八幡と彫られあり(片山多迦夫) 前の北条後の北条(吉岡梅游)
春浅し五十五貫の力石(括弧・江東区富岡「富岡八幡宮」)
秋蟬のぬけがら縋る力石(兼久ちわき・太宰府市宰府「太宰府天満宮」)
荒縄の注連飾して力石(菊池洋子・さいたま市大宮区高鼻町「氷川神社」)《やぶれ傘》
万緑へ居座っている力石(北迫正男・東京都北区岸町「王子稲荷神社」)
沙羅の花持ち上げかねる力石(北村淳子・京都市北区上賀茂深泥池町「貴舩神社」) 《ろんど》
松の芯担いでみたい力石(興津恭子・市川市八幡「葛飾八幡宮」)《軸》
寒波急声ころしあう力石(小柳俊次)《軸》
力石軽く持ち上ぐ新社員(金太郎)
草の花けんか収めて力石(空山)
五十貫余とやこの石春の泥(草深昌子)
甘酒屋出て触るるや力石(草間三香子)《万象》
力石をかこんで石蕗の花盛り(黒澤次郎)
重石の持ち上がらぬや風光る(衒叟・四日市市茂福町「証円寺横」)
抱卵期座蒲団を敷く力石(甲州千草)《沖》
力石花の下にて幾年ぞ(功雪・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)
秋の声神庫に副へる力石(後凋庵・さいたま市大宮区高鼻町「氷川神社」)
虹消えて神社に三つ力石(COSMOS)
かみなりや肩を寄せ合ふ力石(五島高資)
夕立や力石へと庭只海(五島高資)
台風の眼の中にあり力石(小林共代)

冬蜂のいのちと縋る力石(斉藤利雄)
探梅(たんばい)や影まろまろと力石(齊藤保志)

差し石ようるさくねえか蝉しぐれ(斎藤呆人・三鷹市中原「中嶋神社」)
秋晴れて友の見つけし力石(いし)を見に(斎藤呆人・川口市安行吉岡「氷川神社」)【福井2】
立春や子らの落書きちから石(斎藤呆人・野田市中野台「鹿島神社」)
天明の春から此処に差し石よ(斎藤呆人・加須市岡古井「八幡神社」)
鰻食わず謂れの里の力石(斎藤呆人・野木町潤島「星宮神社」)
炎暑なり差し石こぞりて陰目指す(斎藤呆人・久喜市外野「外野自治会館前」)
差し石に点々黒子吾の汗(斎藤呆人・久喜市上清久「長宮神社」)
姫娑羅のさざめく木陰力石(斎藤呆人・町田市成瀬「杉山神社」)
富岡の「つる乃子」どこぞ消えたのは 惚れた「飛龍」のもとぞ紀文の(斎藤呆人・江東区永代「紀文稲荷神社」)
足棒にして力石(いし)尋ぬ秋の暮れ(斎藤呆人・千葉市緑区下大和田町「鹿殿神社(下大和田集会所隣)」)
力石知らねぇと老婆顎マスク(斎藤呆人・猿島郡五霞町山王「日吉神社」)
師走にも睦み合うかや力石(いし)二つ(斎藤呆人・取手市駒場「青龍神社」)
梅の香や碇と力石(いし)の睨み合い(斎藤呆人・幸手市西関宿「蓮華院稲荷神社(保食神社)」)
行っちゃうの?と言う力石梅雨晴れ間(斎藤呆人・野木町友沼「水神宮」)
力石(いし)のこと民に教えて門涼み(斎藤呆人・松戸市古ヶ崎「鵜森稲荷神社」)
暑いよなぁ力石(いし)泣き幼児泣き止まず(斎藤呆人・松戸市古ヶ崎「稲荷神社」)
少年の温き助けで撮れた力石(いし)(斎藤呆人・板橋区四葉「四葉稲荷神社」)
土掻きて石に現る万治四年 往時男の覇気ぞ迫り来(斎藤呆人・野田市今上下「八幡神社」)
冬陽あびて万治の力石(いし)の笑みこぼれ(斎藤呆人・野田市今上下「八幡神社」)
迫り来るイオンモールを裾に見て 社(やしろ)楯にし伏せる差し石(斎藤呆人・さいたま市緑区下野田「稲荷神社」)
力石(いし)たちの江戸のささやき五月晴れ(斎藤呆人・三郷市彦糸「彦糸公民館」)
挙げてみよ担いでみよと西の殿(との) されば差したれ東の卯之助(斎藤呆人)
温々と新たなしとね休む力石(いし)(斎藤呆人・越谷市大泊「大泊観音堂(慈眼寺)」)
朔風も共に忍ぶや歌碑と力石(いし)(斎藤呆人・越谷市増林「天神宮社」)
終えた力石(いし)この梅の香にまどろみて(斎藤呆人・加須市砂原「鷲神社」)
天明の春から此処に差し石よ(斎藤呆人・埼玉県加須市岡古井「八幡神社」)

力石江戸の昔を偲ぶれば 江崎の山にかなかなの鳴く(酒井美智子・稲敷市江戸崎「管天寺」)
奉納の力石抱く蜥蜴かな(佐久間清観)
結婚を願ひ青葉の力石(笹木 弘・東京都北区岸町「王子稲荷神社」)
春めくや力自慢の力石(佐藤さゆり)《北軽》
春きざす力比べの力石(佐藤さゆり)《北軽》
早春や力出し切る力石(佐藤さゆり) 《北軽》
神宿るてふ力石春の風(佐藤さゆり)《北軽》
とりもどす自信残暑の力石(島田房生)《軸》
うららかやだれも担がぬ力石(下鉢清子)
初午や力石にも日の当たり(白石渕路)
残る虫鳴かずに縋る力石(すえ子)
草燃えて殿と動かぬ力石(末政千代子)
下萌えて殿と動かぬ力石(末政千代子)
暖かし社殿の右の力石(瀬島洒望・桶川市寿「稲荷神社」)《やぶれ傘》

いこのべの白樫守る力石(高島慎助・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)
杯状穴に五月雨ためて力石(高島慎助)
子供らが卓袱台にする力石(高島慎助・さいたま市見沼区蓮沼「菅原神社)
デンとして台風一過力石(高島慎助)
八拾貫江戸のは組の力石(高島慎助・伊勢崎市境萩原「諏訪神社」)
凛として江戸のは組の力石(高島慎助・東京都中央区日本橋人形町「末廣神社」)
力石挑む力士の力瘤(高島慎助)
力石の刻字をたどり風薫る(高島慎助)
啓蟄に埋もれていく力石(高島慎助)
虚子庵と力石見て与良の春(高島慎助・小諸市与良町「馬頭観音」)
藤の花匂う社の力石(高島慎助・埼玉県越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)

室の八嶋蛙飛び付く力石(武井康弘・栃木市惣社町「大神神社」)
老鶯や産土神の力石(辻が花)
冬空に何も語らぬ力石 くちなきおもいいかにはからむ(角田晶生)
人々の想い担いし力石 益荒男どもが戯れの跡(角田晶生)
境内の隅に転がり眠りたる 力石(いし)の見たるは在りし日の夢(角田晶生)
若草に転がってゐる力石(角田桑里)
梅雨晴や苔の生えたる力石(TOTORO)
炎天や真黒き鬼の力石(鳥越 梺・宮崎県西臼杵郡高千穂町「高千穂峡」)

ねんねこや社傍への力石(内藤羊皐)
萬緑の色に伝はる力石(長戸健市)
木の葉散る五十貫目の力石(中村千久・千代田区三番町「東郷元帥記念公園」)《万象》
頭が暗くなる炎天の力石(中村武男・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)《軸》
冬霧を来て黎明の力石(中村武男・足立区西新井「西新井大師」)《軸》
古枝地に着き新芽出て 満開樹齢は600年 細長丸形力石(南陽彰悟・児湯郡新富町新田「座論梅」)

秋冷やぎくりと腰に力石(俳人二百面相・東京都北区岸町「王子稲荷神社」)
桜蘂降る曽我兄弟の力石(廣上正市)
囀りや五拾五貫目力石(弘子)
露しとど女人が試す力石(福島せいぎ・伊都郡高野町高野山「奥の院」)
さし石を一重二重の蟻地獄(藤枝昌文・東京都中央区佃「浪除・於咲稲荷神社」)《いには》
産土神の磐持石の秋湿り(藤枝昌文・杉並区大宮「大宮八幡宮」)《いには》
産土神の秋の日の斑の担ぎ石(藤枝昌文・杉並区大宮「大宮八幡宮」)《いには》
一枚の楠落葉置く力石(藤枝昌文・杉並区大宮「大宮八幡宮」)《いには》
力石の担ふ梵鐘木の実落つ(藤枝昌文・東京都足立区西新井「西新井大師」)《いには》
梅雨空にドスンとふたつ力石(文雄・江戸川区北小岩「小岩公園」)
ちから石揚げて臍にも夏休み(望生)
啓蟄や動かぬものに力石(本玉秀夫)

力石ごろんと置かれ実南天(まこと)
梅探る鎮守に円き力石(松尾良久)
花冷えや焦土のいろの力石 (松永さち子)
冬萌や持ちあげてみん力石(道子・東京都北区岸町「王子稲荷神社」
さし石の梅雨の重さといふべかり(村上喜代子・東京都中央区佃「浪除・於咲稲荷神社」)《いには》
葉桜の下に佇む力石(望月三千生・山梨県南巨摩郡早川町雨畑「六社神社」)

千両や丸く小さき力石(山口たけし)
雄略の御世の郷宮宵祭り 力石あげ若者競う(山崎雅也・香美市香北町美良布「大川上美良布神社」)
村祭り力石には近寄らぬ(山下美津留)
花冷をまとひ更なる力石(山本鬼之介)
草むしり埋もれたままの力石(山童)
力石動かざる日々冬日向(横田嘉男・豊島区雑司ヶ谷「法明寺(鬼子母神)」)
百年の石百年の冬構え(横田嘉男・豊島区雑司ヶ谷「法明寺(鬼子母神)」)
力石春の土より抱き起こす(依田善朗)

初不動江戸のむかしの力石(詠み人知らず)
住吉さんあきつ休める力石(詠み人知らず・尾道市土堂「住吉神社」)
酔芙蓉朝青龍の力石(詠み人知らず・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」)
綿虫や彫り文字赤し力石(詠み人知らず)
今ちっと端からきばる力もち(詠み人知らず・文政七年「手引草」)
すゞみ場で汗かいて見るちから石(詠み人知らず・元文五年「銀の月」)
りきみたる顔まっかっか力石(詠み人知らず・埼玉県富士見市「文化財かるた」)
ロマンあり我堂八幡宮力石(詠み人知らず・大阪府松原市天美我堂「我堂八幡神社」)

木の葉髪持ち上げられぬ力石(西村宏虎・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
小鳥来る宮居の樹下に力石(中司満天・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
黄落の樹下に鎮座す力石(中司満天・西宮市甑岩町「越木岩神社」)《ゴスペル》
樹下涼し謂れ札たつ力石(鈴木ぽんこ・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
小鳥来る連理の大樹力石(鈴木ぽんこ・西宮市甑岩町「越木岩神社」)《ゴスペル》
小鳥来るおむすびに似し力石(臼井菜々・西宮市甑岩町「越木岩神社」)《ゴスペル》
平成の小春にまろぶ力石(臼井菜々・京都市左京区一乗寺下り松町「下り松」)《ゴスペル》
釈迦堂を抜けて緑蔭力石(楢崎智恵子・鎌倉市坂の下「御霊神社」)《ゴスペル》
力石肩を並べし樹下涼し(石塚有香・川西市久代「春日神社」)《ゴスペル》
身に入むや斎垣となりし力石(岩原うつぎ・川西市久代「春日神社」)《ゴスペル》
穂絮(ほわた)とぶ右近の郷に力石(岩原うつぎ・大阪府豊能郡豊能町高山「高札場」)《ゴスペル》
力石撫でて旅立つ草の絮(わた)(岩原うつぎ・大阪府豊能郡豊能町高山「高札場」)《ゴスペル》
秋うらら石の下駄はく力石(岩原うつぎ・西宮市甑岩町「越木岩神社」)《ゴスペル》
力石灼けゐて何も語らざる(吉田よし子・川西市久代「春日神社」) 《ゴスペル》
海風のとどきて涼し力石(河嶋こすもす・豊岡市竹野町宇日「公会堂」)《ゴスペル》
豊秋の郷蔵脇に力石(河嶋こすもす・養父市大屋町山路「郷蔵」)《ゴスペル》
力石撫でるやに散る紅葉かな(河嶋こすもす)《ゴスペル》
野路のさやか試してみよと力石(吉田よし子・大阪府豊能郡豊能町高山「高札場」)《ゴスペル》
草の花谷戸の小径に力石(宗田小袖・大阪府豊能郡豊能町高山「高札場」)《ゴスペル》
尺測る手にひやひやと力石(宗田小袖・西宮市甑岩町「越木岩神社」)《ゴスペル》
街道の千種隠れに力石(やまだみのる・大阪府豊能郡豊能町高山「高札場」)《ゴスペル》
触れもしてあひ秋惜しむ力石(谷崎はく子・西宮市甑岩町「越木岩神社」)《ゴスペル》
どんぐりを拾ひて供ふ力石(西岡よう子・西宮市甑岩町「越木岩神社」)《ゴスペル》
深々と落葉に埋もる力石(そうけい)《ゴスペル》



★★★★★★★【拙著に掲載済み】★★★★★★★
<協力句会>
【▼四季】【石原氏・石原氏関係】【
△草の芽】【*顧問のいないネット句会 【椿本氏・椿本氏関係】 【◇姫・姫路青門】
【中山町・伊予市中山町】【三重・NPO俳句三重】【末政氏・末政氏関係】【雉・俳句結社「雉」】【けやき・浦和けやき句会】
【桶・桶川地域文化研究会】【☆雲の峰】【萌の会】【ゴスペル・♪ゴスペル俳句】【田・田俳句会】【♯春月】
【北軽・北軽井沢句会】【江戸崎・江戸崎俳句会】【ひらの・ひらの句会】【池辺・池辺俳壇】【西岡・西岡句会】
【陸・陸俳句会】【軸・軸俳句会】【ろんど・ろんど俳句会】【いには・いには俳句会】

【あ】
秋蝉の声わき立てり力石(青木和枝・金沢市尾山町「尾山神社」)⑥【大阪2】《雉》
力石宮の大樹の下闇に(青木和枝・金沢市尾山町「尾山神社」)⑥【神奈川2】《雉》
あかがねに光る盤石青しぐれ(青木和枝・金沢市尾山町「尾山神社」)⑥【石川2】《雉》
赤石の梅雨に艶増す力石(青木和枝・金沢市尾山町「尾山神社」)⑥【愛知】《雉》
百万石祭の宮の力石(青木和枝・金沢市尾山町「尾山神社」)⑥《雉》
新涼の雅楽ひびけり力石(青木和枝・金沢市尾山町「尾山神社」)⑥《雉》
うみうみてとおつみおやの古ゆ力 
     競そいしほぞ拝む石(青木義春・藤沢市遠藤「御嶽神社」)④【男】
力石辺りひつそり秋の風(青山壽子・名張市八幡「善福寺」)③【新潟】《三重》
力石隅に置かれしちちろ鳴く(青山壽子・名張市八幡「善福寺」)③【茨城】《三重》
力石山寺に鳴く昼の虫(青山壽子・名張市八幡「善福寺」)③【群馬】《三重》
いくさ止み菜の花漬けの力石(赤尾恵以)④【男】
雷電も担いだのかな力石 秋祭(まつり)ばやしが聞こえてくる(赤坂紘子)⑥
神馬とも共に過ごせし時も有り 変わる世の中力石ぞ知る(赤坂紘子)⑦
一筋に力石(いし)を求めて行く人の 杉の木立の風吹く道(赤坂紘子)⑦
お神楽のひょっとこおかめその仕草
     力石(いし)も観ていた目出たき舞も(赤坂紘子)⑧【長野2】
力石いくつも並ぶ境内は 杉の木立の神聖なところ(赤坂紘子)⑥【大阪2】
古は賑わいの声力石(赤坂紘子)⑥【神奈川2】
力石過ぎし世の常埋もれても
     歴史と成りて名を馳せまじし(赤坂紘子)⑦【長野2】
古えの賑わい偲び力石
     捜し求めしゆく人のあり(赤坂紘子)⑦【福井2】
風薫る青葉の中の力石
     秋は華やぐ紅葉に戯る(赤坂紘子)⑦【福井2】
何時の世も仕事のあるは有難き
     汗の尊さ力石にも(赤坂紘子)⑦【愛知】
大杉に負けぬ歳月過ごしおり
     力を競った力石(いし)の苔むす(赤坂紘子)⑦【愛知】
下萌えや転がりさうな力石(赤塚五行)③【山陽】
露けしや里の民話の力石(赤塚靖子)①【福井】《三重》
力石少し傾ぎてちちろ鳴く(赤塚靖子)②【茨城】《三重》
力石じつと動かぬ百足の子(あかね)⑧【愛知】《春月》
七噸の動かぬ力石涼し(明子・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡》
力石寒に入りてもたぢろがず(章子・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡》 
力石産土に古る椎若葉(秋葉晴耕)⑧
力石試す人なし色おとこ
     金と力のなかりけりらし(秋元某)①奈【男】
排ガスを浴びて石たち何思う(秋山 保・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
義家のゆかりの宮の力石
     目立たぬままに寂びたるままに(秋山嘉恵・茅ヶ崎市赤羽根「神明大神」)⑧
力石に賽の上がれる青葉蔭(秋山嘉恵・大田区東雪谷「雪ケ谷八幡神社」)⑧
歳の市賑はひよそに力石(秋山嘉恵・台東区浅草「浅草寺」)
力石銀杏黄葉の明るさに(秋山嘉恵・台東区浅草「浅草寺」)
力石読みとり難き刻字あり 
     石面撫でて其を辿りけり(秋山嘉恵・台東区浅草「浅草寺」)
百貫の熊遊の碑に侍りをる 
     六十貫目五十貫目等(秋山嘉恵・台東区浅草「浅草寺」)
修学旅行長崎よりの女生徒と 
     力石見る暮の浅草寺(秋山嘉恵・台東区浅草「浅草寺」)
紅梅や持つなかれとふ力石(晶・藤沢市江の島「江島神社」)⑥【神奈川2】
差し石に小草敷きたる日向ぼこ(浅川悦子)②【北海道】《雲の峰》
下闇を離れ一つの力石(浅川悦子)①【長野】【男】《雲の峰》
道端の噂聞いてる力石(浅川静子・坂井市三国町加戸「消防倉庫前」)⑤《末政氏》
禊して担ぎ納めた力石(浅川静子・池田町千代谷「八幡神社」)⑤《末政氏》
ダム底になるか池田の力石(浅川静子・池田町千代谷「八幡神社」)⑤《末政氏》
宮涼し祖父の上げたる力石(浅川操子)①【長野】【男】《雲の峰》
理髪屋の庭に差し石夕涼し(浅川操子)②【九州】【神奈川】《雲の峰》
力石起こし巣蟻を騒がしぬ(浅川 正)①【長野】【男】《雲の峰》
差し石の冷ゆ在るさへも忘れられ(浅川正)②【山陽】《雲の峰》
僧兵の力石撃つ木の実かな(浅川 正・大山町大山「大山寺」)③【神奈川】《雲の峰》
度外れの力石なり鵙猛る(浅川正・大山町大山「大山寺」)③【男】【四国】《雲の峰》
藤袴揺れ雷電の力石(朝妻 力)①【長野】《雲の峰》
灼けすぎしゆえに手出せず力石(朝妻 力)①【男】【長野】《雲の峰》
差し石は六十余貫小鳥来る(朝妻真知子・伏見区鳥居崎町「藤森神社」)②【千葉】《雲の峰》
炎昼や勝負の宮の返し石(朝妻 力・伏見区鳥居崎町「藤森神社」)②【茨城】《雲の峰》
実桜や寺に伝はる力石(朝妻 力)②【男】【岐阜】《雲の峰》
差し石に握り乗せ行く寒施行(朝妻 力)③【北海道】《雲の峰》
柏餅三つ食うてさて力石(朝妻 力)③【福井】《雲の峰》
行く春の風化きざせる力石(朝妻 力)③【山陽】《雲の峰》
炎天や熱くて持てぬ力石(朝妻 力・姫路市大津区天満「神明神社」)⑦【長野2】《雲の峰》
立春や知恵と技出す力石(淺野義光・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
力石抱いて逆立天高し(淺野義光・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
力石の裏より落つる馬陸かな(東人)⑤【大阪2】
朝市の出合い南瓜のちから石(足立武久)④【山陰】
わが街の誇り増しけり力石(悪鬼夜魔・桶川市寿「稲荷神社」)③《桶》
力石街道一から日本一 
     稲荷の境内(にわ)に鎮座まします(悪鬼夜魔・桶川市寿「稲荷神社」)③《桶》
埋もれた日本一の力石 
     陽の目を当てた桶地文研(悪鬼夜魔・桶川市寿「稲荷神社」)②《桶》
見てほしい六百キロの怪物(ほんもの)を(悪鬼夜魔・桶川市寿「稲荷神社」)②【埼玉】《桶》
三ノ宮卯之助持った力石 
     うそかまことか知る由もなし(悪鬼夜魔・桶川市寿「稲荷神社」)②【埼玉】《桶》
奥浜名願いを込めて石抱けば 
     おもかる地蔵に桜舞い散る(渥美教代)②【群馬】
冬日向神色自若力石(家鴨・瀬戸市邑久町「豊原北島神社」)④【力石】
柿若葉かげさす庭のちから石(阿部ひろし)④【山陰】
露けしや沈みて深き力石(阿部ひろし)⑨
力石たれも触れずに苔の花(天口 進・山形県最上郡金山町上台「熊野神社」)⑦【長野2】
いにしえの響き聴こえし力石 
     若人集う村の鎮守(天沼青道心・桶川市松原「八幡神社」)②【埼玉】《桶》
弁慶の腕きたへし手玉石 
     今にのこれり野牡丹の花(天野 翔・鎌倉市腰越「満福寺」)⑤
義経の首を祀りて弁慶の 
     力石置く白旗の杜(天野翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)⑦
そのかみの石占(いしうら)なりし力石 
     事の成否は軽き重きに(天野翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)⑦
弁慶の力石とぞ平たくて 
     十円銅貨二個置かれたり(天野翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)⑦
葉桜の奥津宮には亀石と 
     力石あり幣に囲める(天野翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)⑦
亀石と力石見てさくら散る 
     道を歩めば竜宮(わだつみのみや)(天野翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)⑦
景政が手玉にとりし力石 
     袂石より十二貫重き(天野翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)⑦
景政が手玉にとりてすり減りし 
     丸き石あり二十八貫(天野翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)⑦
袂石十六貫と手玉石 
     二十八貫並べ置きたり(天野翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)⑦
鎌倉の今日は七夕石めぐり(天野 翔)⑧
説明もなく置かれたる石あれば 
     つやと形に見る力石(天野 翔)⑧
人見れば神社の所在尋ねつつ 
     道をさまよふ力石まで(天野 翔)⑧
力自慢競ひし後に奉納の 
     力石なれ名前刻める(天野 翔)⑧
秋晴れに復興願ふ力石(天野 翔)⑧
初秋のわが歌枕力石(天野 翔)⑧
さねさし相模の国の村々の 
     力石訪ふわが歌枕(天野 翔)⑧
秋風に見つけてうれし力石(天野 翔)⑧
鎌倉をめぐりて探す力石 
     梅雨の晴れ間の今日は七夕(天野 翔)
天高し村社にのこる力石(天野 翔)⑧
散り来るは銀杏の黄葉力石(天野 翔・大磯町高麗「高来神社」)⑧
銀杏散る高来神社の参道に 
     「力石」とふ立札の見ゆ(天野 翔・大磯町高麗「高来神社」)⑧
炎帝が睨みつけたる力石(天野 翔・横浜市戸塚区下倉田町「路傍」)⑧
汗しとどかけば爽快力石(天野 翔)⑧
秋風の遠近(をちこち)に訪ふ力石(天野 翔)⑧
そのかみに力自慢を競ひしと 
     今に伝えて力石あり(天野 翔)⑧
力石欅もみぢを見上げたり(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)⑧
弁慶の力石より見渡せり
     義経祀る社のもみぢ(天野 翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)⑧
いつよりぞ力石置く沈丁花(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【新発見】
沈丁の香にしづもれる力石(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【新発見】
ひよ鳴くや八拾貫の力石(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【新発見】
いつの世の誰か置きたる力石 
     幹失へる銀杏のそばに(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【播磨】
卯之助とふ人の納めし力石 
     奥津宮の亀石が横(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【播磨】
たかが石されど石かもその村の 
     歴史を知ればうち捨てがたし(天野 翔)④【新発見】
力石亀石おける境内に 
     石の鳥居をくぐりて入りぬ(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【播磨】
力石亀石に幣めぐらせて 
     由来記せり奥津宮は(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【力石】
しののめの奥津宮にしづもれる 
     二つの石を撮りにけるかも(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【力石】
手玉石ふたつ置かれて楠若葉(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)④【新発見】
鎌倉のそこここにある力石 
     名ある武将が手玉にとりし(天野 翔)⑥【神奈川2】
弁慶が手玉にとりし力石 
     腰越状の寺にのこれる(天野 翔・鎌倉市腰越「満福寺」)⑥【神奈川2】
三郎が手玉にとりし力石 
     注連縄張れる松の根方に(天野 翔・鎌倉市大町「八雲神社」)⑥【神奈川2】
袂石横にならべる手玉石 
     景正公の神霊やどす(天野 翔・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)⑥【神奈川2】
沈丁のかをりがとどく力石(天野 翔)⑥【大阪2】
銀杏ちる村社にふたつ力石(天野翔・神奈川県中郡大磯町高麗「高来神社」)⑦【長野2】
時を経て力試しの石となり 
     街道脇に置かれてゐたり(天野翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)⑦【長野2】
境内に餅のやうなる力石 
     子に触らせる初宮まゐり(天野翔・藤沢市藤澤「白旗神社」)⑦【長野2】
七五三村社にふたつ力石(天野翔・大磯町高麗「高来神社」)⑦【福井2】
力石ふたつあらはに銀杏散る(天野 翔・神奈川県中郡大磯町高麗「高来神社」)
力石ふたつをめぐる落葉掻(天野 翔・愛知県半田市岩滑中町「八幡神社」)
本殿を正面に見て右左 
     参拾五貫と参拾弐貫(天野 翔・半田市岩滑中町「八幡神社」)
力石ふたつ据ゑたる境内に 
     子らとあそびし新実南吉(天野 翔・半田市岩滑中町「八幡神社」)
南吉の童話に出るか力石 
     八幡神社にふたつ鎮まる(天野 翔・半田市岩滑中町「八幡神社」)
亀石と力石置く奥宮の 
     境内に聞くとほき和太鼓(天野 翔・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)
力石七つ見おろす吾亦紅(天野 翔・川崎市川崎区観音「石観音堂」)
石の面の文字に影さす吾亦紅(天野 翔・川崎市川崎区観音「石観音堂」)
力石、手洗石に石燈籠、
     石仏もあり石観音堂(天野 翔・川崎市川崎区観音「石観音堂」)
ドデカミン・ストロング飲みひと休み 
     次の目当ての力石まで(天野 翔)
青葉潮にほふ社の力石(天野桃花・福山市鞆町「住吉神社」)⑥【愛知】《雉》
罅(ひび)深く注連鉢巻の力石(天野和喜子・桑名市本町「春日神社」)①【富山】《三重》
緑陰の中に眠りし力石(天野和喜子・桑名市本町「春日神社」)②【福井】《三重》
昼の虫一徹通す力石(天野和喜子・桑名市本町「春日神社」)③【千葉】《三重》
色鳥来恋叶ふてふ力石(天野黎子)②【茨城】《雲の峰》
秤屋の七ツ下れはちから石(甘谷)素袍のゑりにたゝみいはしは(巴人)④【九州】
力石残夢の杜にまどろみて(雨宮清子・静岡市葵区日向「観音堂」)⑤
冬銀河富士に抱かれ力石(いし)眠る(雨宮清子)⑤
道の神力石しり目にいちゃついて(雨宮清子・富士宮市淀川町「路傍」)⑤
力石(いし)尋ぬ古老記憶を巻きもどし(雨宮清子)⑤
夕明かり力石いつまでかくれんぼ(雨宮清子)⑤
力石薬師の庭に揃い踏み(雨宮清子・静岡市清水区由比東山寺「薬師堂」)⑤
石担ぐ父や友らの息づかい 
     八十五翁の記憶に生きる(雨宮清子・静岡市清水区宍原「福聚院」)⑤
ちんまりと寺に身を寄す力石(雨宮清子・裾野市葛山「仙年寺」)⑥
リサイクル狛犬になった力石(雨宮清子・沼津市市場町「八幡神社」)⑥
露天風呂流れる先に力石(雨宮清子・賀茂郡松崎町石部「平六地蔵露天風呂」)⑥
力石道祖神場に居を定め(雨宮清子・富士宮市月代「道祖神」)⑥
盃状穴どんな願いをかけたやら(雨宮清子・富士宮市月代「道祖神」)⑥
失せぬ身を恥じるが如き力石(雨宮清子・沼津市内浦重須「老人集いの家」)⑥
長らえて重須の海を眺めおり 
     力石六つ泥にまみれて(雨宮清子・沼津市内浦重須「老人集いの家」)⑥
歌碑として命脈保つ力石(雨宮清子・静岡市清水区広瀬「餘光園」)⑥
身延みち辿れば果てに石ひとつ(雨宮清子・山梨県南部町南部西町「道祖神」)⑥
百八十五段を登りつめ力石に会いにゆく 
     振り向けば寥々の空海の満々
(雨宮清子・静岡市清水区興津清見寺町「清見神社」)⑥
金文字で「力石」と刻みたり 
     清見神社は夏草の中(雨宮清子・静岡市清水区興津清見寺町「清見神社」)⑥
人も石も隔絶の中に存在す 
     目の前はただ海と空(雨宮清子・南伊豆町伊浜落居「三社神社」)⑥
雨叩くひさしの下に力石(雨宮清子・川根本町久野脇「八幡宮」)⑥
天高く舞えとばかりに石担ぐ 
     せえの神さん二人がかりで(雨宮清子・裾野市富沢下モヨリ「塞の神」)⑥
力石木の根を友に月を見る(雨宮清子・東伊豆町稲取「八幡神社」)⑥
力石も十五夜お月さんも一人ぼち(雨宮清子・東伊豆町稲取「八幡神社」)⑥
力石(いし)探す行脚巡礼に相似たり(雨宮清子)⑥
若者の集い遊びし三叉路は 
     力石残し原野となりぬ(雨宮清子・下田市下大沢「路傍」)⑥
足元に小さく影を落としつつ 
     見知らぬ町に力石尋ぬ(雨宮清子・姫路市広畑区才「天満神社」)⑥
石あげる子らの頭上に夏の雲(雨宮清子・岡山県総社市「総社宮」)⑥
「かあさん、がんばれ」の声援に
     妻軽々と石を挙ぐ(雨宮清子・岡山県総社市「総社宮」)⑥
力石刻みし文字の深さかな(雨宮清子・姫路市広畑区才「天満神社」)⑥
力石(いし)のほかは我を迎える者もなし 
     笠岡の海は沈黙の海(雨宮清子・笠岡市「笠岡市立郷土館」)⑥
雲流る力石(いし)どっかりと世を見据え(雨宮清子・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑥
大カヤの真下に二つ力石(雨宮清子・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑥
「十九貫担いだ」と老人は語る昨日の如く(雨宮清子・富士宮市内房大晦日「望月正一宅」)⑥
「十九貫担いだ」と語る老人の 
     力石(いし)つかむ指瞬時花やぐ(雨宮清子・富士宮市内房大晦日「望月正一宅」)⑥
ファインダー覗けば力石(いし)に手を添えて 
     六十年(むそじ)昔の青年がいる(雨宮清子・富士宮市内房大晦日「望月正一宅」)⑥
「いらない」と若き当主は言い放つ 
     亡父の愛でし力石哀し(雨宮清子・富士宮市淀師町「個人宅」)⑦
たたずみて土に埋もれし力石(いし)見つむ 
     師の遺志継ぎし探究の人(雨宮清子・東伊豆町稲取水下「愛宕神社」)⑦
富士氷る裾野の力石(いし)よ風邪ひくな(雨宮清子)⑦
力石と並び天下の富士を見る(雨宮清子・富士市今泉「吹上天満宮」)⑦
初春や装い新た片手差し(雨宮清子・静岡市清水区追分「春日神社」)⑦
息切らせ祭りの子らが登りゆく 
     大カヤの木の力石まで(雨宮清子・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑦
杖揃え力石背に並びおり 
     美しきかな翁と媼(雨宮清子・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑦
わっ立派!さすがお江戸の力石(雨宮清子・江東区富岡「富岡八幡宮」)⑦
若き巫女の指さす先に力石(雨宮清子・江東区富岡「富岡八幡宮」)⑦
大ぢょうちん大わらじ見て「熊遊碑」(雨宮清子・台東区浅草「浅草寺」)⑦
那閉神社エビス大黒ちからいし(雨宮清子・焼津市浜当目「那閉神社」)⑦
注連縄をしめて胸張る力石(雨宮清子・焼津市駅北「天皇神社」)⑦
力石物言いたげに私見る(雨宮清子・静岡市清水区本町「西宮神社」)⑦
草生やし蓑亀になる力石(雨宮清子・富士宮市内房仲「山王社」)⑦
春風や力石三つ顔を出す(雨宮清子・富士宮市内房大嵐「薬師堂」)⑦
力石(いし)囲み遠き日語る老女らに 
     昔と同じ花の香流る(雨宮清子・富士宮市内房大嵐「薬師堂」)⑦
東風はまだ鬼丸石も雪の中(雨宮清子・江戸川区南小岩「天祖神社」)⑧
てやんでぇこんな大雪屁でもない 
     こちとら江戸の力石だい!(雨宮清子・江戸川区南小岩「天祖神社」)⑧
花桃に目を奪われつ力石(いし)探す(雨宮清子・浜松市天竜区月「路傍」)⑧【愛知】
秋葉道に人待ち顔の力石(雨宮清子・浜松市天竜区月「路傍」)⑧
家並みも力石(いし)もセピアに塗り込めて 
     こぬか雨降る山あいの町(雨宮清子・浜松市天竜区佐久間町浦川「五社神社」)⑧
孫の顔見がてら力石(いし)も見て歩き(雨宮清子・今帰仁村謝名「公民館」)⑧
シーサーが見守る謝名の力石(雨宮清子・今帰仁村謝名「公民館」)⑧
遠来の客待つ力石(いし)や謝名の村(雨宮清子・今帰仁村謝名「公民館」)⑧
灯ろうの流るる岸辺力石(いし)三つ(雨宮清子・静岡市清水区本町「西宮神社」)⑧
蝉しぐれchikaraishiworldに遊ぶ日々(雨宮清子)⑧【石川2】
虫めがねに浮かび上がった力石 
     よくぞ描きたり江戸名所図会(雨宮清子)⑧
注連縄を締めて卯之助神になり(雨宮清子・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)⑧
霧雨や三十三メ苔ごろも(雨宮清子・小山町用沢「八幡宮」)⑦【静岡】
線路越え力石(いし)の頭を撫でにゆく(雨宮清子・静岡市駿河区石部「石部神社」)⑦【静岡】
霧深し井川の峰に力石(いし)尋ぬ(雨宮清子・静岡市葵区井川)⑦【静岡】
力石(いし)発見勇んで寄ればなんと冬瓜(雨宮清子)⑦【長野2】
春うらら浮かれ出そうな力石(雨宮清子・江東区南砂「富賀岡八幡宮」)⑦【長野2】
搗き立ての餅か台座の力石(雨宮清子・焼津市小川「庚申堂」)⑦【長野2】
寄り添うて過ぎし日語る力石(雨宮清子・静岡市清水区由比阿僧瘤山「観音堂」)⑦【長野2】
石二つ恋閉じ込めて固まれり(雨宮清子)⑤【大阪2】
春雨や美男揃いの力石(雨宮清子・静岡市清水区由比東山寺「薬師堂」)⑤【静岡】
伊豆巡る「ここだここだ」と力石(いし)が呼ぶ(雨宮清子・伊東市宇佐美「城宿会館」)⑥【静岡】
肌ざわり美男の力石(いし)の心地よさ(雨宮清子・伊豆市土肥町「土肥神社」)⑥【静岡】
見つけたぞ金杉藤吉刻字石(雨宮清子・静岡市清水区本町「西宮神社」)⑥【静岡】
山里は力石ごと梅雨に濡れ(雨宮清子・富士市北松野「神明宮」)⑥【静岡】
力石彫られし文字のかぼそさよ(雨宮清子・静岡市清水区追分「春日神社」)⑥【神奈川2】
大杉に負けじと肩をいからせて 
     大傳石は誇らかに立つ(雨宮清子・伊東市物見が丘「仏現寺」)⑥【静岡】
炎天下エンマ大王真っ赤っ赤(雨宮清子・下田市須崎「庚申堂」)⑥【静岡】
先人の思い刻みし「力石」 
     今、しっかりとカメラに収む(雨宮清子・御殿場市上小林「公民館」)⑥【静岡】
わが恋は力石の如野辺にあり(雨宮清子・松崎町那賀「仲神社」)⑦【福井2】
力石(いし)探す旅の途中の藤の花(雨宮清子)⑦【福井2】
新しき台座に座る力石(雨宮清子・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑦【福井2】
朝寒や声なき石の声を聞く(雨宮清子・静岡市清水区由比東山寺「薬師堂」)⑤【愛知】
人気なき宮居の奥におるものは 
     金精さまと力石なり(雨宮清子・東伊豆町稲取入谷「山神社」)⑥【愛知】
石を挙げ博打もやった村祭り(雨宮清子・静岡市葵区平野「三浦宅」)
深川の力持ちらが片手にて 
     さし挙ぐ俵天高く舞う(雨宮清子・深川力持ち(雨宮清子)
今はただ木の根枕に夢の中 
     力石(いし)は語らず人も語らず(雨宮清子・静岡市清水区由比阿僧瘤山「観音堂」)
ここもまた木の根枕の力石(雨宮清子・静岡市清水区由比入山白井沢「第六天神社」
まぼろしの大王石を今日も追う(雨宮清子)
幕末の元柳橋隅田川 大王石は古写真の中(雨宮清子)(今はない元柳橋。写真の中の大王石)
主馬蔵に竹松萬平重吉さん 
     徳蔵囲みみな力石(いし)になる(雨宮清子・千代田区神田須田町「柳森神社」)
力石背後をのたり神田川(雨宮清子・千代田区神田須田町「柳森神社」)
力石羅漢の如く並びおり(雨宮清子・千代田区神田須田町「柳森神社」)
♪よーく訪ねてくーれたネと力石群歌いだす 
     右に左に肩を揺らして(雨宮清子・杉並区高円寺「氷川神社」)
さし石のし~と伸ばした筆の跡(雨宮清子・杉並区高円寺南「氷川神社」)
大寒のどすんとすわる力石(荒井龍聲)⑤【大阪2】《末政氏》
露の世の移ひ今は只の石(荒井龍聲)⑤【大阪2】《末政氏》
力石珠といただきて草萌ゆる(荒井龍聲)⑤【石川2】《末政氏》
人肌を忘れし露の力石(荒井龍聲)⑤ 《末政氏》
下萌えや磐持石としてのこる(荒井龍聲)⑤ 《末政氏》
蛇穴を出て差し石を離れけり(荒井龍聲)⑤ 《末政氏》
力石持ち上げ危険冬うらら(あらえびす・藤沢市江の島「江島神社」)⑥【石川2】
力石揺るがして立つ霜柱(荒 久子)⑧
さくら咲く社の隅に力石(有賀充峰)⑥【大阪2】
若葉萌えどっかり坐りて力石(有賀充峰)⑦【福井2】【愛知】
お祭りの社にずっしり力石(有賀充峰)⑦【石川2】
お祭りに力の石が色を添え(有賀充峰)⑥【愛知】
青い空菊人形と力石(有賀充峰)⑥
さくら散る社の隅に力石(有賀充峰)⑥
お祭りに色を添えおり力石(有賀充峰)⑥
里の宮桜木の根に力石(有賀充峰)⑥
牡丹咲く宮の軒先力石(有賀充峰)⑥
注連縄を締めてどっかり力石(有賀充峰)⑥
山装い麓の社力石(有賀充峰)⑥
お祭りや提げて称えて力石(有賀充峰)⑥
山飾る宮の磴の脇力石(有賀充峰)⑥
宮の森鯖雲仰ぐ力石(有賀充つる)⑥
牡丹咲く故里(さと)の社の力石(有賀充峰)⑦
山笑い下(しも)の社の力石(有賀充峰)⑦
お祭りに一役買うて力石(有賀充峰)⑦
お祭りに一役支え力石(有賀充峰)⑦
山装う力の石も注連飾り(有賀充峰)⑦
山装う下社にすわる力石(有賀充峰)⑦
山飾る峠の茶屋の力石(有賀充峰)⑦
浴衣着て力石(いし)を横目に優男(有賀充峰)⑦
村祭り注連縄締めて力石(いし)二つ(有賀充峰)⑦
夏祭り提げて抱えて力石(有賀充峰)⑦
力石子等に撫でられお祭り日(有賀充つる)⑦
若者が競う自慢の力石(有田晋作・ふるさと小川かるた)④【力石】
初詣語り草聞く力石(有元 純)③【兵庫】《姫》
熱燗や祖父差し上げし力石(有元 純)③【茨城】《姫》
アルバムに祖父、父汗の力石(有元 純)③兵《姫》
空蝉の縋り付きたる力石(阿波谷和子)②【福井】《雲の峰》
鳥渡る村社に苔の力石(餡子)④【力石】
力石田植のそばで相撲の子(安渡いてん・伊予市中山町出渕小池「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
風薫るお堂の前に力石(安渡いてん・伊予市中山町出渕小池「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
若葉風吹く境内に力石(飯島治蝶・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)⑦【長野2】
文政の世の力石初夏の陽に(飯島冶蝶・千代田区外神田「神田明神」)⑤
神田社に初夏の陽を浴ぶ力石(飯島冶蝶・千代田区外神田「神田明神」)⑤
境内に初夏の陽を浴ぶ大盤石(飯島冶蝶・千代田区外神田「神田明神」)⑤
江戸の世の大盤石や若葉風(飯島冶蝶・千代田区外神田「神田明神」)⑤
力石隙間に落葉の飾りつけ(飯島治蝶・中野区新井「北野神社」)⑧ 
冬の晴社に幾つもの力石(飯島治蝶・中野区新井「北野神社」)⑧
冬うららこんなにいくつも力石(飯島治蝶・中野区新井「北野神社」)⑧ 
冬日差す社に十三力石(飯島治蝶・中野区新井「北野神社」)⑧
力石隙間に落葉積もりをり(飯島治蝶・中野区新井「北野神社」)⑧【愛知】
力石を詠む本頂く春立つ日(飯島治蝶)
力石新米二俵より重たし(伊々山)⑧【愛知】
拝殿の鈴鳴りひびく力石(飯野歌子・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【神奈川2】《桶》
初詣光りみなぎる力石(飯野歌子・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【愛知】《桶》
力石差し上げている霜柱(五十嵐道夫)⑤【石川2】《末政氏》
磐持の石に縁なく端居かな(五十嵐道夫)⑤《末政氏》
力石枯葉に沈む峡の宮(五十嵐道夫)⑤《末政氏》
菊の香や諸手でゆする力石 (いくこ)⑦⑧【愛知】【石川2】
日盛や子が押してゐる力石(育田外志子・神戸市北区山田町中)③【山陽】《雲の峰》
万緑や大樹に守らる力石(池内多恵子)③【兵庫】《姫》
力石支え底よりちちろ鳴く(池内多恵子)③【兵庫】《姫》
力石の由来読み過ぐ秋燈下(池内多恵子)③【富山】《姫》
働きてこころをみがき身を鍛え 力比べし磐持ち石(池田栄市)④【山陰】
毎夜ごとわら打ち縄なひ働きし 祖々の苦労のにじむ石(池田栄月)④【男】
夏草に覆はれ鎮座の力石(池田京華)①【男】【さいたま】《けやき》
力石由来棒読み旅六月(池田京華)①【男】【京都】《けやき》
力石里人守り冬に入る(池田京華)②【男】【さいたま】《けやき》
山櫻浴びし力士の力石(池田京華)②【九州】【さいたま】《けやき》
里祭鬼の形相力石(池田京華)③【九州】【さいたま】《けやき》
力石三つ奉納落葉積む(池田京子)⑨《けやき》
差し石の十四並ぶしゃがの花(池田京子・杉並区大宮「大宮八幡宮」)⑨《けやき》
力石尋ねし宮の臥竜梅(池田京子・杉並区大宮「大宮八幡宮」)⑨《けやき》
庭園は勝負の石や竜の玉(池田京子・杉並区大宮寺「大宮八幡宮」)⑨《けやき》
春浅し木洩れ日やさし担ぎ石(池田京子・杉並区大宮寺「大宮八幡宮」)⑨《けやき》
水郷の春風受くる担ぎ石(池田京子・香取市香取「香取神宮」)⑨《けやき》
春うらら過去のものなる力石(池田京子・鹿嶋市宮中「鹿島神宮」)⑨《けやき》
紅白梅咲きそむ宮の力石(池田京子・杉並区善福寺「井草八幡宮」)⑨《けやき》
丸き石丸き風過ぐ宮の春(池田京子・杉並区善福寺「井草八幡宮」)⑨《けやき》
冬枯の境内明るし力石(池田京子・杉並区善福寺「井草八幡宮」)⑨《けやき》
冬木立一つ返らぬ力石(池田千恵子・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【静岡】
凍土や誰も返せぬ力石(池田千恵子・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【大阪2】
何年も人の手わたる力石 
     今度はだれの誇りとなるか(池野・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
百日紅見上げて居りぬ力石(石井 忠・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎俳句会》
力石抱(いだ)く走り根三尺寝(石井 忠・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
杉の祠雨に洗わる力石(石井 忠・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
若き日にかつぎし寺の力石 
     昔のままに置かれてありぬ(石井英章)①【男】【愛・静】
夏盛りスイカと競う音比べ(石川真澄・横浜市戸塚区下倉田町)⑦
寒明の硫黄にむせぶ力石(石川みさ子)①【男】【愛・静】
松手入れ根方に百貫力石(石澤敏秀)⑧
中山道桶川宿の力石 
     古武士の如く座して動かず(石田利夫・桶川市寿「稲荷神社」)②【埼玉】《桶》
啄木鳥や刻印著き力石(石塚有香・能勢町山辺「山辺神社」)《ゴスペル》
ウエルカム里の祭りの力石(石野シルク)③【兵庫】《姫》
幾年月語り部宮の力石(石野シルク)③【兵庫】《姫》
秋桜や六つおかれた力石(石脇茉青)
穂芒や石に置かれし力石(泉田政子)①【男】【長野】《雲の峰》
庭石菖八十貫の力石(磯田なつえ・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)⑤【播磨】
でで虫の登る八嶋の力石(五十畑文男)④【山陰】
八月の堂守観音力石(板倉肱泉・大洲市西大洲安場「墓地」)⑧《ひらの》
ででむしの昼のねむりや力石(板倉肱泉・大洲市西大洲安場「墓地」)⑧《ひらの》
緑蔭や母の担ぎし力石(板倉肱泉・大洲市西大洲安場「墓地」)⑧《ひらの》
八月や三界万霊力石(板倉肱泉・大洲市西大洲安場「墓地」)⑧《ひらの》
蜩や船形手水力石(板倉肱泉・大洲市西大洲安場「墓地」)⑧《ひらの》
振り向けば亀鳴き止みて力石(板倉肱泉・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
雪女消えたるところ力石(板倉肱泉・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
着ぶくれに見下ろされをり力石(市川翠峯)②【男】【岐阜】
草の芽や文字の薄るる力石(市川ルミ)②【福井】《雲の峰》
春陰やさし石立てて天満宮(市川ルミ・大阪市北区天神橋「大阪天満宮」)③【山陽】《雲の峰》
実南天決闘の地に力石(市川ルミ・左京区一乗寺下り松町「下り松」)⑦《雲の峰》
大寒をものともせずに力石(市堀玉宗)④【播磨】
風光る抱き地蔵とは力石(いっぷう・みやこ町豊津「みやこ町歴史民俗博物館」)⑥
暑の兆す宮に力士の力石(いっぷう・博多区上川端町「櫛田神社」)⑥【静岡】
夏草や父祖伝来の力石(伊津野ひとし・博多区上川端町「櫛田神社」)⑧【愛知】《三重》
山笑う中のお堂の力石(井手窪理・伊予市中山町中山森「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
力石浜の男の汗のあと(伊藤和子・四日市市冨田一色「飛鳥神社」)⑤《椿本氏》
大柿の花のこぼれし力石(伊藤和子・菰野町大強原「内田敏幸宅」)①【石川】《三重》
秋の日の静かにゆるる力石(伊藤和子・四日市市富田西町「八幡神社」)①【山陽】《三重》
力石くさむらに鳴く昼の虫(伊藤和子・四日市市広永町「穂積神社」)①【茨城】《三重》
置く露の光る路傍の力石(伊藤和子・四日市市南富田「路傍」)②【群馬】《三重》
蜩や杜の奥なる力石(伊藤和子・四日市市広永町「穂積神社」)②【千葉】《三重》
力石語る翁の汗光る(伊藤和子・菰野町川北「門脇芳男宅」)②【山陰】《三重》
力石担ぐ裸の胸厚し(伊藤和子・菰野町川北「門脇芳男宅」)②【山陰】《三重》
豊の秋願を掛けし力石(伊藤和子・四日市市富田「北村八幡神社」)②【男】《三重》
老松や注連飾られし力石(伊藤和子・四日市市松原町「聖武天皇社」)③【三重】《三重》
力石競ひて担ぐ村祭(伊藤和子・菰野町川北「門脇芳男宅」)③【千葉】《三重》
蜩の鳴きつぐ根方力石(伊藤和子・四日市市天カ須賀「明願寺」)③【山陰】《三重》
力石桔梗の風の撫でて過ぐ(伊藤和子・四日市市天カ須賀「明願寺」)③【群馬】《三重》
虫の音に押し上げられし力石(伊藤和子・四日市市天カ須賀「明願寺」)③【山陰】《三重》
蜩や晩年はかく力石(伊藤菰風・菰野町田光「多比鹿神社」)⑤《椿本氏》
立春の川音高し力石(伊藤菰風・菰野町田光「多比鹿神社」)⑤【石川2】《椿本氏》
力石探し辿り来し炎天(伊藤菰風・菰野町田光「多比鹿神社」)⑤【愛知】《椿本氏》
古えをたずねて今につれもどし 
     名付けて力石と人の言う(伊藤すみゑ・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
娯楽無き時代の楽しみ力自慢 
     我こそ負けじ持つ力石(伊藤すみゑ・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
寒空に汗する若等力石 
     時流しも今もなほ尋ぬ(伊藤すみゑ・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧【愛知】
下萌や五つ揃ひし力石(伊藤智恵子・あわら市滝「白山神社」)⑤【愛知】《末政氏》
下萌や吉宗の世の力石(伊藤智恵子・あわら市滝「白山神社」)⑤《末政氏》
卯波立つ社の裏に力石(伊藤通明)③【山陽】
力石にも枯色のおよびけり(伊藤通明)③【新潟】
萬緑の色のまはりし力石(伊藤通明)⑤【大阪2】
杜鵑草斜に苔むす力石(伊藤月江)①【男】【四国】《雲の峰》
啄木鳥や杜に三つの力石(伊藤月江)④【新発見】《雲の峰》
力石抱へ上ぐとき秋の声(伊藤とら)①【男】【四国】《雲の峰》
秋深し樟の根方に力石(伊藤とら)②【山陽】《雲の峰》
秋草の中に埋もれし力石(伊藤夏代)①【茨城】《三重》
知る人も無き力石秋暑し(伊藤夏代)②【群馬】《三重》
盤持のあか石あお石汗の痕(伊東弥太郎)①【男】【岐阜】
滴りや社に眠る力石(稲穂・東温市牛渕「浮嶋神社」)⑧
空蝉や八幡宮の力石(井上芳子・江東区「富岡八幡宮」)①【男】【岐阜】
雪明り元禄時代の力石(井上 登・葵区有永「大御戸神社」)⑥
亡き人の思い重なる力石(井上律夫・坂井市三国町池見「稲荷神社」)⑤【石川2】《末政氏》
力石強者どもの指の跡(井上律夫・坂井市三国町池見「稲荷神社」)⑤《末政氏》
魅せられた盤持ち石に傾む女(井上律夫・坂井市三国町池見「稲荷神社」)⑤ 《末政氏》
夢の跡社草に横たう力石(今井正文・桶川市篠津「多気比売神社」)②【埼玉】《桶》
力石力自慢の声どこに(今井正文・桶川市篠津「多気比売神社」)②【埼玉】《桶》
人集うこの力石夢模様(今井正文・桶川市篠津「多気比売神社」)③【千葉】《桶》
日本一ここ桶川の力石(今井正文・桶川市寿「稲荷神社」)③《桶地文研》
緑陰の馬頭観音力石(入岡夢生・伊予市中山町出渕漆「堂」)⑥【愛媛】《中山町》
竹皮脱ぎ盤石隠す堂の跡(入岡夢生・伊予市中山町中山添賀栃の木「山王さん」)⑥【愛媛】《中山町》
盤石に滲み入る喜雨や弘法堂(入岡夢生・伊予市中山町中山柚木「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
まくなぎを拂いて撫する力石(入岡夢生・伊予市中山町中山柚木「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
おもかるの石の重さに春遠し(岩倉佳子・伊賀市柘植町下町「成田不動尊」)⑦
力石ごろごろ並びちちろ虫(岩野正幸・津市神戸野田「知円寺」)①【群馬】《三重》
空蝉の離れずにある力石(岩野正幸・津市神戸野田「知円寺」)②【群馬】《三重》
伊勢力士讃ふ碑文の施餓鬼寺(岩野正幸・津市神戸野田「知円寺」)③【千葉】《三重》
武運長久祈りし梅宮力石(井上四郎)◇③【兵庫】
強者が盤持ち石にかけた意思(井上律夫・坂井市三国町池見「稲荷神社」)⑤【大阪2】《末政氏》
力石否冬瓜の売れ残る(岩原うつぎ・豊能町高山「高札場」)⑥【大阪2】《ゴスペル》
力石見おろしてをり立葵(岩原うつぎ・能勢町野間中「常夜灯下」)⑦【愛知】《ゴスペル》
秋愁や撫でるばかりの力石(岩原うつぎ・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
力石影を過りて蟻の道(岩原うつぎ・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
寒禽や樹下に鎮もる力石(岩原うつぎ・川西市久代「春日神社」)⑨《ゴスペル》
力石黙し寒禽しきりなる(岩原うつぎ・川西市久代「春日神社」)⑨《ゴスペル》
寒風裡肩寄せあへる力石(岩原うつぎ・川西市久代「春日神社」)⑨《ゴスペル》
遠雷や小さき臍ある力石(岩原うつぎ・能勢町山辺「山辺神社」)⑨《ゴスペル》
ひぐらしや三十貫の力石(岩淵喜代子)⑧【愛知】
立冬や浮き上がりさうな力石(岩淵喜代子)⑦【長野2】
蜩や廟に三個の力石(岩渕ちよ・熊本市北岡自然公園「細川家墓地」)⑧
万緑や殿の励みし力石(岩渕ちよ・熊本市北岡自然公園「細川家墓地」)⑤【播磨】
柿の木と共に語り部力石(位田克巳)③【兵庫】《姫》
初場所や宮に鎮座の力石(位田克巳)③【山陽】《姫》
草茂る尋ねたづねて力石(上岡貞義・伊予市中山町中山上平村「天神宮」)⑥【愛媛】《中山町》
風薫る宿場名残りの力石(上岡貞義・伊予市中山町出渕「永田三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
帰省子に試して抱かす力石(上田信隆)⑧《田俳句会》
梅東風や不動に並ぶ力石(植松幸子)②【山陽】《雲の峰》
宮寒し脇にかたまる力石(植山和代子・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【静岡】
力石彫りに力や冬芽吹く(植山和代子・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【愛知】
過ぎ去りし力自慢をしのびつゝ 
     どっしりたゝずむ力石かな(上村末子・郡上市高鷲町大鷲「同氏宅」)⑦
力石仰向くままに年迎ふ(植山和代子・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥
辻堂のおもかる地蔵ちちろ鳴く(鵜飼紫生)②【新潟】
力石大黒様の米俵(鵜澤寒月・さいたま市浦和区本太「氷川神社」)⑦《けやき》
書き綴り重ねる想いもちからいし(宇河雅之)⑦【長野2】
夏晴れや百弐拾キロの力石(宇佐見万作・佐渡市赤泊「東光寺」・佐渡すがも会)②【新潟】
力石五拾弐貫や蕗の薹(氏家頼一・練馬区高野台「長命寺」)⑦
力石長命密寺実南天(氏家頼一・練馬区高野台「長命寺」) ⑦
荒梅雨や目方の増えし力石(氏家頼一・練馬区高野台「長命寺」)⑧【愛知】
下萌えのもたげて重き力石(氏家頼一・練馬区高野台「長命寺」)⑥【静岡】
榧の実の転がる処力石(氏家頼一・練馬区高野台「長命寺」)⑦【長野2】
蹲踞の馬酔木の花や力石(氏家頼一・練馬区高野台「長命寺」)⑦【長野2】
力石六拾五貫や菩提の実(氏家頼一・練馬区高野台「長命寺」)⑦【福井2】
しぐるるやくろがねもちへ力石(氏家頼一・練馬区高野台「長命寺」)
夏休み謂れ訪ねて力石(牛朗)*⑦【長野2】
町が市になりて立春力石(薄井逸走)⑦《浦和けやき句会》
力石より解け初めり春の雪(薄井逸走)①【九州】【さいたま】《けやき》
彼岸花今は動かぬ力石(薄井逸走)①【男】【さいたま】《けやき》
力石転がすほどに春一番(薄井逸走)①【埼玉】《けやき》
雨蛙抱えているや力石(薄井逸走)①【埼玉】《けやき》
力石男の汗がしみてゐし(薄井逸走)①【福井】《けやき》
早春の陽のふわふわと力石(薄井逸走)②【北海道】《けやき》
力石文字の窪みに夏の苔(薄井逸走)②【九州】神《けやき》
春昼のひそひそ話し力石(薄井逸走)②【北海道】《けやき》
陽炎のゆらし易きは力石(薄井逸走)②【埼玉】《けやき》
春泥の深さは知らず力石(薄井逸走)②【千葉】《けやき》
打ち水の届かぬ処力石(薄井逸走)②【茨城】《けやき》
郭公や越後の寺の力石(薄井逸走)②【群馬】《けやき》
木枯らしや文字の薄れし力石(薄井逸走)③【男】【さいたま】《けやき》
花冷えの境内力石二つ(薄井逸走)②【山陰】《けやき》
力石灼けるがまゝに並び立つ(薄井逸走)③【埼玉】《けやき》
境内に梅の干しあり力石(薄井逸走)③【千葉】《けやき》
力石汗に男の体透く(薄井逸走)③【埼玉】《けやき》
吹き溜まる落葉の海に力石(薄井逸走)③【山陽】《けやき》
境内の落花の中に力石( 薄井逸走)⑦【長野2】《けやき》
春一番動くはず無き力石(薄井逸走)⑦【長野2】《けやき》
境内に冬の箒目力石(薄井逸走)⑦【長野2】《けやき》
蟻の列ぐるりと力石の裾(薄井逸走)⑦【福井2】《けやき》
金秋の洩れ日を浴びる力石(臼井菜々・東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
力石銘の達筆さはやかに(臼井菜々・東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
歌膝に力石撫ず木の葉髪(臼井菜々・東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
力石三つ並びて日向ぼこ(臼井菜々・東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
どんぐりの杜にまろびて力石(臼井菜々・西宮市甑岩町「越木岩神社」)⑨《ゴスペル》
力石武蔵決闘碑に並ぶ(臼井菜々・左京区一乗寺下り松町「下り松」)⑨《ゴスペル》
力石冷ゆ一乗寺下がり松(臼井菜々・左京区一乗寺下り松町「下り松」)⑨《ゴスペル》
力石とある立て札も秋の暮(右田俊郎)①【男】【四国】《雲の峰》
天高し抱へてみたき力石(内田庵茂)⑦【長野2】
風に乗り出来た笑窪は花吹雪(内出千鶴・戸塚区下倉田町)⑦
下萌の石をもたげて湧き出づる(独活)
頬白や大磐石に雪残り(有働 亨)⑧【愛知】
紅梅や「一力」の名の力石(宇野かよ子)②【山陽】
七五三の袂触れゆく力石(宇野慂子)③【福井】
力石うんとこどっこい天までとどけ(うみすけ・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
うかれ女なれとつよき心中 大磯に残すかたみの力いし(梅翁)④【九州】
若ものゝ力くらべや蔵ひらき(梅彦)⑥【静岡】
秋日和無双を競いし力石(浦上 宏・瀬戸市邑久町「豊原
北島神社」)④【力石】
吾こそはと強力を競いし石ならん(浦上 宏・瀬戸市邑久町「豊原北島神社」)④【力石】
力石も庭の景となりにけり(浦上 宏・同氏宅)④【力石】
冬枯れの庭にすえたる力石(浦上 宏・同氏宅)④【播磨】
欠け石も水にもまれて丸くなる(浦沢 勉・戸塚区下倉田町)⑦【福井2】
力石今は昔のものがたり(浦沢 勉・戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
でで虫の持ち上げてゐる力石(英一郎・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡句会》
鵙高音何も語らぬ力石(英一郎・倉敷市浅原「安養寺」)⑨《西岡句会》
しぐるるや肩まで沈む力石(江戸川散歩・小高根千尋)⑧
力石小栗判官もったかな ぼくも持てたら二個持ちたいな(榎本達二)①【北海道】
秋祭り力くらべのバンモチ石(江花君夫)①【男】【岐阜】
涼風の宮居の隅に力石(江守瓢太・あわら市二面「日吉神社」)⑤【神奈川2】《末政氏》
法師蝉木陰に眠る力石(江守瓢太・あわら市二面「日吉神社」)⑤【石川2】《末政氏》
薫風や社の中の力石(江守瓢太・あわら市二面「日吉神社」)⑤《末政氏》
汗の手で筆跡なぞる力石(江守瓢太・あわら市二面「日吉神社」)⑤《末政氏》
冴返る瀧の社のちから石(江守寛子・あわら市二面「日吉神社」)⑤《末政氏》
百余年経て涼しきや力石(江守寛子・あわら市二面「日吉神社」)⑤《末政氏》
力石大樹のもとに秋の声(江守寛子・あわら市二面「日吉神社」)⑤【大阪】《末政氏》
力石石文字なぞる祭りかな(江守寛子・あわら市二面「日吉神社」)⑤【愛知】《末政氏》
松の花降りかかるこの石かつぎあぐ(江良碧松)①【山陽】
お祭り青年の一人が力石かつぎ上げたるなり(江良碧松)②【山陰】
蝉時雨一人占めして力石(遠州悦子・茅ヶ崎市菱沼「八王子神社」⑧
禊して力石あげ玉の汗(遠州悦子・茅ヶ崎市菱沼「八王子神社」)⑧
力石どかりと午後の霜柱(遠藤ふみ江・富士宮市内房仲「山王神社」)⑦【愛知】
緑蔭に置く須佐之男の力石(遠藤真砂明・館山市見物「海南刀切神社」)⑦
草の芽の持ちあげてゐる力石(遠藤良子・福山市鞆町「住吉神社」)⑦【長野2】
夏来るふんばつてゐる力石(遠藤良子・福山市鞆町「住吉神社」)
花吹雪びくりともせぬ力石(大石ひろ女)
雪かぶり人肌恋し力石(大江誉志・岐南町平島「大江宅」)⑧《力石の會》
今日もまた担がれぬまま陽は落ちて(大江誉志)⑧《力石の會》
力石担ぐ気合で椿落ち(大江誉志・神戸町北一色「白鳥神社」)⑧《力石の會》
古の怪力達に憧れて 今日も担ぎし力石かな(大江誉志)⑧《力石の會》
祭り終え肩のすり傷誇らしく(大江誉志)⑧《力石の會》
懐かしやお祭りばやし肩の上(大江誉志・郡上市大和町古道「白山神社」)⑨《力石の會》
時超えて競い集いし若い衆(大江美咲・郡上市大和町古道「白山神社」)⑨《力石の會》
迷い込み訪ねてみたら新発見(大江美咲・高山市大洞町「白山神社」)⑨《力石の會》
苔蒸した力石見て何想う(大江美咲・郡上市八幡町相生「諏訪神社」)⑧《力石の會》
赤ら顔担ぐ彼見て頬染めて(大江美咲)⑧《力石の會》
平成に復活させたい力石(大江美咲)⑧《力石の會》
力石挑む日焼けの力瘤(大木たかし・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
秋祭競ひのこもる力石(大木たかし・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
甲虫古人の誇り力石(大木たかし・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
奉納者読めぬ大石木の実落つ(大倉正子)①【福井】《三重》
飯食った何貫持った力石(大倉正子)①【茨城】《三重》
力石試して嫁御彼岸花(大倉正子)②【群馬】《三重》
力石二つ奉納露光る(大倉正子)②【群馬】《三重》
力石大小ありてライブ告(大倉正子)②【山陰】《三重》
踏石や落葉ちらちら力石(大倉正子)③【千葉】《三重》
腕自慢何貫持てた秋の空(大倉正子)③【三重】《三重》
力石よわいわたしはまだもてず(大崎・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
うぐひすや座すに手ごろな力石(大崎紀夫)④【力石】
菜の花や元気をもらふ力石(大下好子・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
春浅し今日もお洒落に力石(大下好子・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
ぜいたくとおごりいましむこの石の 
     とおときおしえ忘れざらまし(大嶋嘉則・坂井市三国町池見「稲荷神社」)⑤【石川2】《末政氏》
力石へと神苑の道をしへ(大田さつき・那珂川町片縄「十六神社」)《ゴスペル》
力石お気に入りらし赤とんぼ(大田さつき・那珂川町片縄「十六神社」)《ゴスペル》

樹下涼し苔むす力石もまた(大田さつき・那珂川町仲「現人神社」)《ゴスペル》
夏草に覆ひ隠され力石(大田さつき・那珂川町仲「現人神社」)《ゴスペル》
相撲場の隅に鎮座す力石(大田さつき・福岡市中央区港「住吉神社」)《ゴスペル》
力石銀杏落葉をしとねとす(大田さつき・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」)⑨【愛知】《ゴスペル》
力石水引草の花影に(大田さつき・太宰府市宰府「太宰府天満宮」)⑨《ゴスペル》
梅雨に濡れ深き刻字や力石(大田さつき・太宰府市宰府「太宰府天満宮」)⑨《ゴスペル》
力石銀杏紅葉をしとねとす(大田さつき・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」)⑨《ゴスペル》
大寺につつじと並び力石(太田とし子・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
公孫樹ちる古刹の庭の力石(太田とし子・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
力石ためして指先まで凍つる(大谷明美・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【静岡】
力なく砕けてかなし膝頭(小笠原・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
漁師の地から意思を伝承する(おかちか・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
力石持ち上ぐるまね柿の秋(おたま)⑧
銀杏や安産祈る力石(大津英世・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」)⑥【大阪2】
春疾風港に残る力石(大出豊子)①【男】【岐阜】
老鶯や僧兵道の力石(大野鶴子)③【富山】
郭公や痩せの挑める力石(大野裕康・唐津市呼子町「田島神社」)③【山陽】
炎昼の石担ぐ息ふれあへる(大橋敦子)④【播磨】
さし石は五十五貫目梅雨明けぬ(大橋克己)①【北海道】《雲の峰》
力持ちなる人揃う荒みこし(大原晴子)①【山陽】《三重》
ちちろ鳴くあたりどつかと力石(大原晴子)②【福井】《三重》
秋時雨力石尚重く見せ(大原晴子)③【千葉】《三重》
力石土俵斜めに蟻の道(大家三代子・菰野町千種「常夜灯」)⑤【大阪2】《椿本氏》
荒梅雨や路傍に潜る力石(大家三代子・菰野町千種「常夜灯」)⑤【愛知】《椿本氏》
蟻吹いて重軽石の大擡ぐ(大家三代子・津市美杉町「若宮八幡宮」)⑤《椿本氏》
菅貫や願ひ様々力石(大家三代子・津市美杉町「若宮八幡宮」)⑤《椿本氏》
常夜灯侍して磐石真菰草(大家三代子・菰野町千種「常夜灯」)⑤《椿本氏》
丈揃へさし石三つ春落葉(大柳篤子・大阪市北区天神橋「大阪天満宮」)②【山陽】《雲の峰》
初午や試してをりし力石(大山百花)①【男】【東京】
力石少し重くて小鳥くる(岡島 毅・伊賀市柘植町下町「成田不動尊」)⑦【福2】
炎天の松の根かたの力石(岡田詩音)⑥【大阪2】
赤とんぼ土俵に据ゑし力石(岡田滋夫)①【男】【四国】《雲の峰》
早春の水車の音や力石(岡田二枝・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
ままごとのたんぽぽ並べ力石(岡田二枝・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
ひぐらしの境内に座す力石(岡田まさ子・津市一志町井関平岩「住吉神社」)①【福井】《三重》
西日浴びバス停隅の力石(岡田まさ子・津市一志町井関平岩「バス停横」)②【福井】《三重》
炎天の微動もせずに力石(岡田まさ子・津市美杉町上多気「美杉ふるさと資料館」)②【茨城】《三重》
捜しあて力石三つ秋の空(岡田まさ子・松阪市嬉野町釜生田「長照寺」)②【山陰】《三重》
力石円やかに三つ夏深し(岡田まさ子・松阪市嬉野町釜生田「長照寺」)②【山陰】《三重》
力石村里訪ね秋の暮(岡田まさ子・津市一志町井関平岩「バス停横」)③【男】《三重》
力石二三の刻字蝉しぐれ(岡田まさ子・津市美杉町上多気「美杉ふるさと資料館」)②【三重】《三重》
日盛に尋ね来て会ふ力石(岡田まさ子・津市美杉町上多気「美杉ふるさと資料館」)③【千葉】《三重》
秋一ト日鎮座まします力石(岡田まさ子・松阪市嬉野町釜生田「長照寺」)③【群馬】《三重》
力石大地もろとも凍てにけり(岡野多江子・神戸市西区押部谷町木津「顕宗仁賢神社」)⑥【大阪2】
大年の雨のみがきし力石(岡野多江子)⑦【長野2】
力石榎に抱かれ木下闇(岡村敏子・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
やいと花知るや知らずや力石(岡村敏子・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
力石紅葉手にせし先祖様(岡村敏子・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
露しとどいつよりここに力石(岡本明美・下市町才谷「稲荷神社」)①【北海道】《雲の峰》
残暑厳しおもかる石もあがらずに(岡本明美)②【北海道】《雲の峰》
力石五拾貫とや夏社(岡本英雄)⑥
電柱にポツンと残る楕円石(岡安邦彦)⑤
恩返し今は社の土台石(岡安邦彦)⑤
疑問符が付いてはぐれた路傍石(岡安邦彦)⑤
長老の記憶もおぼろ力石(岡安邦彦)⑤
壁際に取り残されし力石(岡安邦彦)⑤
乗り継いで未知なる石とご対面(岡安邦彦)⑤
夢に見たあの力石ここにあり(岡安邦彦)⑤
山門の落ち葉にのぞく力石(岡安邦彦)⑤
朽ち果てし社にポツン力石(岡安邦彦)⑧
苔むしてなお益荒男の名をとどむ(岡安邦彦)⑧
いにしえの賑わいつたう力石(岡安邦彦)⑧
益荒男の汗しみ込みし力石(岡安邦彦)⑧
差し石の鎮守の森に苔むして(岡安邦彦)⑧
村祭りおとこ舞台に差した石(岡安邦彦)⑧
益荒男の抱きし石も苔むして(岡安邦彦)⑧
今の世に取り残されし力石(岡安邦彦)⑤【神奈川2】
これは何文字刻まれた石一つ(岡安邦彦)⑤【神奈川2】
胸騒ぐ石と出会いて夢気分(岡安邦彦)⑤【静岡】
先達の教えを辿り夢の石(岡安邦彦)⑤【静岡】
山門の脇にはぐれた力石(岡安邦彦)⑤【愛知】
茶の花の香る相良の力石(岡山裕美・人吉市麓町「人吉城址内・相良護国神社」)③【山陽】《雲の峰》
花の舞晴れ着姿の力石(小川和雄・桶川市加納「氷川天満宮」)②【埼玉】《桶》
春雨に洗われ文字のあざやかさ(小川和雄・埼玉県桶川市加納「氷川天満宮」)③【埼玉】《桶》
春雷のとどろく中に力石(小川和雄・桶川市篠津「多気比売神社」)③【千葉】《桶》
一隅の丸い石にも花衣(小川和雄・桶川市篠津「多気比売神社」)③【埼玉】《桶》
紅葉の散りゆく中に力石(小川和雄・桶川市寿「稲荷神社」)③【茨城】《桶》
黄落葉まとって静か力石(小川和雄・桶川市寿「稲荷神社」)②【群馬】《桶》
五十貫と彫る力石銀杏散る(小川達也(松樵))⑤
銀杏散る根元にならぶ力石(小川達也)⑤【神奈川2】
空蝉を見し天明の力石(小川荻邨)①【男】【東京】
力石三つ並べるも麗けし(小川ひさこ・大阪市北区天神橋「大阪天満宮」)②【新潟】《雲の峰》
露けしや触れてつめたき力石(荻原芳堂・東京都北区「王子稲荷社」)①【男】【岐阜《雲の峰》
秋蝶の羽休めゐる力石(於久昭臣)①【男】【四国】《雲の峰》
注連張りて力石あり梅ふふむ(奥 清女・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤【石川2】《末政氏》
下萌えの産土に見る力石(奥 清女・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤【愛知】《末政氏》
春隣り力石見に宮巡る(奥 清女・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤《末政氏》
力石三十貫とや梅の宮(奥 清女・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤《末政氏》
ちからいしみなを見送るバス停で(小倉良友・戸塚区下倉田町)⑧
道の隅ポツンと佇むちからいし(小倉良友・戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
身姿(みすがた)を清める梅雨の音しきり(桶崎正憲・戸塚区下倉田町)⑦
梅雨の朝清められたり力石(桶崎正憲・戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
力石たたずむ姿に我写す(桶崎正憲・戸塚区下倉田町)⑧【長野2】
幼き頃とても大きく見えた石今は小さく萎んで見る影も無し 
     されど地を切る力我に有る筈もなし(尾崎典夫・新温泉町釜屋「三柱神社)④【群馬】
蝉なくや草の中なる力石 (尾崎放哉)④【播磨】
ケンタリ句碑となり力石の横へ(オジャラ)⑥【大阪2】
稲雀片手で揺らす力石(おせろ・愛媛県今治市波方町波方甲里前「波方公民館」)
力石石に張り付く赤蜻蛉(小田洋子・津市美杉町上多気「美杉ふるさと資料館」)▽①【山陽】
杉落葉ふたつ並びし力石(小田洋子・津市美杉町上多気「美杉ふるさと資料館」)▽②【群馬】
力石美杉の里の水澄めり(小田洋子・津市美杉町上多気「美杉ふるさと資料館」)▽③【千葉】
力石を忘れて生きて敬老日(おっぺす)③【山陽】
力石子らの拍手と蝉しぐれ(小野和臣)⑨《力石の會》
黒き跡汗落ちる夏力石(小野和臣)⑨《力石の會》
白南風やこゑも力に力石(小浜史都女)⑥【大阪2】
行く秋や旧道辻の力石(小山田柏泡)①【男】【さいたま】《けやき》
月あかり道標わきの力石(小山田柏泡)①【九州】【さいたま】《けやき》
この石が祭の主役か力石(小山田柏泡)②【男】【神奈川】《けやき》
月光や地球儀のごと力石(小山田柏泡)②【九州】【さいたま】《けやき》
集会所花散り滑る力石(小山田柏泡)②【九州】【さいたま】《けやき》
力石語り継がれて年暮るる(小山田柏泡)③【九州】【男】【さいたま】《けやき》
力石神と並んで炎天下(小山田柏泡)③【九州】【さいたま】《けやき》
力石子らがステップ約十個(折原 孝・さいたま市浦和区上木崎「足立神社」)⑦【福井2】《けやき》
力石眠りつづける冬の宮(折原梨陽)①【男】【大阪】
【か】
注連縄を巻かれて嬉し力石(かおる・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
お花見に尻寄せ坐する力石(かおる・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
苔むすや鎮守の杜に力石(かおる・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
力石鎮座しておる雨蛙(かおる・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
なよなよと日影の草や力石(柿本久喜)⑤【大阪2】《椿本氏》
力石声のか細き昼の虫(柿本久喜)⑤【愛知】《椿本氏》
力石に真直ぐ行けず蟻の列(柿本久喜)⑤《椿本氏》
花魁草女にもある力石(花鏡)⑧【愛知】《春月》
力石見て負けん気の人の秋(蔭山一舟・姫路市広峯「広峰神社」)③【兵庫】《草の芽》
力石見て腰碎け宮の秋(蔭山一舟・姫路市広峯「広峰神社」)③【山陽】《草の芽》
力石稲荷の桜紅葉初む(竪ヤエ子・下市町才谷「稲荷神社」)①【北海道】《雲の峰》
夏草や銘の薄れし力石(和雄)⑧【愛知】《春月》
晩夏てふ火照りの残る力石(和美・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡》
草餅や名を刻みたる力石(かせだ俳人) ⑧
力石猫もひるねの秋日和(片岡千鶴子)①【福井】《三重》
力石見た事もなく秋日差し(片岡千鶴子)②【茨城】《三重》
「かつぎひや」若者競ふ秋祭(片山和子・朝日町「井後神社」)①【山陽】《三重》
秋祭若者競ふ力石(片山和子・朝日町「井後神社」)②【富山】《三重》
秋暑し解るる明治の力石(片山和子・朝日町「井後神社」)③【千葉】《三重》
炎昼の日本一の力石(括弧)⑤
秋寂の櫛田神社に力石(括弧・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」))②【九州】【力石】
麦秋や三十貫の力石(括弧)③【山陽】
樫の葉を洩るる冬の日力石(括弧・北本市宮本「氷川神社」)④【石川】
正月の日の斑のとどく力石(括弧・北本市宮本「氷川神社」)④【力石】
力石落葉に埋れねむりたる(かつら子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
力石汗と涙の歴史あり(かつら子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
ひなたぼこ仲間となりて力石(かつら子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
人知れず苔の花さく力石(かつら子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
春日和小鳥さえずる力石(加藤大二郎)④【男】
コスモスの笑顔にほっと力石(加藤大二郎)④【九州】
コスモスが微笑かける力石(加藤大二郎)④【男】
旅人の無事を祈って力石(加藤大二郎)④【九州】
旅人の心をいやす力石(加藤大二郎)④【九州】
忘れえぬ思い出の地場力石(加藤大二郎)④【九州】
秋深し落葉の下に力石(加藤大二郎)④【九州】
北風に落葉吹かれて力石(加藤大二郎)④【男】
風雪もそしらぬ振りの力石(加藤大二郎)④【男】
雪国の春がいとしい力石(加藤大二郎)④【男】
指石に微笑みかける藤の花(加藤大二郎)④【九州】
杉落葉堂に埋れし力石(門田重明・伊予市中山町中山重藤「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
夏草や堂に一つの力石(門田重明・伊予市中山町出渕漆「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
神苑に御輿の集う力石(角谷美智子)③【新潟】《姫路青門》
祭太鼓百段舁きあぐ力石(角谷美智子)③【兵庫】《姫路青門》
今昔の町の世相を封じ込め(金子喜久男・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
境内の木の下かげにうづくまる 力石あり雨に濡れつつ(加納 久)⑤【大阪2】
行く秋の宮居の隅の力石(金明光威)①【男】【四国】《雲の峰》
力石二つ並びて小春かな(神蔵 器)⑨《風土》逝去
杉の実の飛びつぐ宮の力石(神谷信子)①【男】【四国】《雲の峰》
雲記りも晴れ行空の高き石の ひろまるからに我はささへる(亀嶋平蔵・江東区佐賀「稲荷神社」)④
草茂る棚田の里の力石(亀元はるこ・伊予市中山町出渕漆「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
万緑や村に残れる力石(亀元はるこ・伊予市中山町高岡「お宮」)【愛媛】《中山町》
力石昔話が持ち上げる(河合成近・台東区浅草「浅草寺」)⑤
お降りのあとをとどめて力石(川崎富子・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥
梅かたし深く銘なす力石(川崎富子・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【静岡】
産土や緑雨の中の力石(川崎房恵・白山市北安田町「春日神社」)
コスモスの迷路辿れば力石(河嶋こすもす・奈良市般若寺町「般若寺」)《ゴスペル》
秋風と潮騒を聞く力石(河嶋こすもす・豊岡市竹野町「宇日公会堂」)《ゴスペル》

草紅葉しとねとしたる力石(河嶋こすもす・豊岡市竹野町須野谷「熊野神社」)《ゴスペル》
露けしや斯く円かなる力石(河嶋こすもす・豊岡市出石町口「小野地蔵堂」)《ゴスペル》
待春の社に丸き力石(川済まさえ・富士宮市内房仲「山王神社」)⑦【愛知】
蚯蚓鳴く陰刻深き力石(川瀬さとゑ)①【男】【四国】《雲の峰》
末枯の野にごと転ぶ力石(雅流・能勢町野間中「常夜灯下」)⑦【石川2】《ゴスペル》
力石祖母との願いかなう日々(河田里子・四日市市寺方町「大日寺」)⑦
秋空に光り輝く力石(河田里子・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【長野2】
祖母からの孫に伝わる力石(河田里子・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【福2】
力石寒さに負けず凛として(河田里子・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【石川2】
力石緑の中でかがやいて(河田里子・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【愛知】
力石水車のまわる里の春(川田勝子・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
力石梅の花咲く旧家かな(川田勝子・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
力石心願成就意思の力(河田博行・菰野町田光「多比鹿神社」)⑦【愛知】
「御館」にも力石あり花ハッ手(河西都子・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
宮参り古梅と並ぶ力石(河野綾子)③【兵庫】《姫路青門》
秋晴や出番待ちゐる力石(川野喜代子)①【男】【四国】《雲の峰》
若鮎や剣豪の地の力石(川野喜代子)②【山陽】《雲の峰》
かたばみの種飛ぶ鞆の力石(神田美穂子・福山市鞆町「住吉神社」)⑥《雉》
力石をへたに持てば腰痛になる すぐ直るかどうか・・・(神奈備・富田林市嬉「腰神神社」)⑥【大阪2】
わくら葉やいなりの鳥居現れて(其角)文治二年のちから石もつ(才丸)①~⑥
下萌や境内隅に力石(木々朗・江東区富岡「富岡八幡宮」)④【山陰】
稲の香や据えられしまま力石(菊池葉子)①【男】【長野】
稲の香や意外に小さき力石(菊池葉子・北本市宮内「氷川神社」)③【埼玉】
稲の香やもう誰も来ぬ力石(菊池葉子・北本市宮内「氷川神社」)③【茨城】
お前とは無言で語る間柄(木地光雄・岐阜市世保「八幡神社」)⑨《力石の會》
下駄履いて力石上ぐ秋祭(北川さちよ・鈴鹿市甲斐町「夜夫多神社」)③【茨城】《三重》
限りなく火照る大暑の力石(喜多亮司・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」)⑥【大阪2】
「力石を詠む」わが句より読み初め(喜多亮司)⑦
磐持の汗あと染みる黒さあり(北野耀雪・坂井市三国町加戸「消防倉庫前」)⑤【愛媛】《末政氏》
晩年や触れて小春の力石(北見さとる)④⑧【九州】
浜木綿や社にのこる力石(キチロー)④【山陰】
永き日や文政ころの力石(木下楠夕)①【男】【愛・静】
草の穂に半ば埋もれし力石(木村てる代)①【男】【四国】《雲の峰》
力石並ぶ宮居の実南天(木村てる代)②【石川】《雲の峰》
差し石に挑む童や若葉風(木村てる代・神戸市北区山田町中「八弦山直吉力石」)③【茨城】《雲の峰》
空蝉や八弦力士の力石(木村てる代・神戸市北区山田町中「八弦山直吉力石」)③【群馬】《雲の峰》
のどけしや宮居に小さき力石(木村てる代・岸和田市池尻町「久米田寺」)【愛知】《雲の峰》
親分の門トに目方の知れた石(玉章・柳多留五◯篇五丁(文化八)より)
銘のある石親分の門に置(玉章・柳多留二六篇二七丁(寛政八)より)
うぶどうなたの力石(清野土半・よろんかるた)④【力石】
木下闇注連縄張りて力石(銀波)
新雪や降る日降らぬ日力石(工藤深雪)□②【茨城】
青葉寺二つ据えたる力石(草深昌子・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)④【播磨】
短夜や村に一つの力石(草皆五沼)
秋祭隅にごろりと力石(曷川 克)⑥【静岡】
蟇出でて朱文字浮きたる力石(邦夫)⑥【大阪2】
力石洗ふがごとく蟬時雨(国弘・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡》
相撲会の拍手つづく力石(久保一岩)①【九州】【四国】《雲の峰》
この青石と人のカカァにゃ手を出すな(窪野 博・朝日町金山「熊野神社」)⑤
かげろはぬ亀甲石と力石(熊谷ふみを・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【新発見】
古里にどっしり一つ力石(倉矢 幸)①【石川】《三重》
夏休力石ごと親子相撲(倉矢 幸)②【茨城】《三重》
力石背に子ら遊ぶ秋祭(倉矢 幸)③【三重】《三重》
力石巡りし秋の一ト日かな(栗原ひろ子)①【千葉】《三重》
昔日の秋物語る力石(栗原ひろ子)②【山陽】《三重》
月明かり仄かに浮かぶ力石(栗原ひろ子)③【三重】《三重》
西日射す路傍に置かれ力石(栗原ひろ子)③【茨城】《三重》
力石三つ置かれし秋の宮(栗原ひろ子)③【山陰】《三重》
法師蝉鳴きし社の力石(栗原ひろ子)③【群馬】《三重》
力石日向ぼこりの猫であり(栗原ひろ子)⑨《三重》
花冷えや飽食の世の力石(栗山和子)⑧《軸》
祭礼で勝ちし主は忘れられ 何がしか語らんちからいし(黒川礼人)④【石川】
大寒に若人勇し力石(黒田佳奈)③【兵庫】《姫路青門》
力石まだらに濡らし青時雨(ケイ)⑧【愛知】《春月》
力石しぐれの重み加へけり(毛塚静枝・成田市「成田山霊光会館」)③【富山】
三月の雨脚光る力石(玄海)⑥【静岡】
七五三力石にも触れさせる(けん詩)④【九州】
涼しさに挑んでみたる力石(言成・高野町高野山「奥の院」)⑧【愛知】
弥勒石護る大師の廟涼し(言成・高野町高野山「奥の院」)⑧
老鶯の唄や重軽石に列(言成・高野町高野山「奥の院」)⑧
持ち上ぐる指に冷たき力石(言成・大阪市住吉区墨江「大歳神社・おいとしぼし社」)⑨
神杉の種舞い降りて力石(小池利夫)①【北海道】
恋猫や越す一飛びの力石(小池利夫)②【北海道】
成人して我を試す力石(小池利夫)③【群馬】
春雪の衣をまとう力石(小池利夫)④【群馬】
赤トンボ一服どころの力石(小池利夫)④【群馬】
力石持ち上げたるか七五郎 石塚ゐますいこのべの里(小泉恵子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨
七五郎の怪力しのぶ石塚の 杉山神社に御魂安けし(小泉恵子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨
大欅の紅葉のしたる杉山神社 石塚は平成三年三月の建立(小泉恵子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨
亡き父の建立したる石塚の 地雷石に若林七五郎の銘(小泉恵子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨
雨あがりの宮に詣でる初冬の 力石に注連縄かざられており(小泉恵子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨
力石の文字のうすれし石塚の 大欅の映ゆる境内にひとり(小泉恵子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨
茜なす桜紅葉は艶めきぬ 七五郎の御魂いかにゐますや(小泉恵子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨
初冬に病もちつつ七五郎の 歌を詠みたりあはき陽の中(小泉恵子・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨
力石探し求めて辿り着く 箱崎町の倉庫の跡に(小泉恵子)⑨
七五郎の力石ありし郵船倉庫 ビルの建ゐて跡形もなく(小泉恵子)⑨
飛行機の低く飛びゆく箱崎の 新川七五郎の力石いづこ(小泉恵子)⑨
じりじりと照らす日差しも耐え忍び(小泉武彦・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
今は亡き力自慢は石となり(幸路春人・台東区浅草「浅草寺」)⑤
蝉しぐれはやし立ており力石(幸路春人・台東区浅草「浅草寺」)⑦【長野2】
桜花散りて化粧の力石(幸路春人・台東区浅草「浅草寺」)⑦【長野2】
露置きてあまた集いし力石(幸路春人・東京都北区赤羽西「香取神社」)⑦【長野2】
力石大小仲良く雪帽子(幸路春人)⑦【長野2】
ちからいし皆で集まり力(りき)自慢(小倉良友・横浜市戸塚区下倉田町)⑦
下闇や楕円に並ぶ力石(腰塚弘子)①【男】【四国】《雲の峰》
夏落葉忍と刻める差し石に(腰塚弘子)②【北海道】《雲の峰》
蟻這うて七十貫の力石(腰塚弘子)③【男】【四国】《雲の峰》
色鳥の飛び交ふ宮の力石(小柴健一・春日部市粕壁東「東八幡神社」)①【群馬】《雲の峰》
朧の夜寂しくないか力石(小島和子・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【石川2】《桶》
力石自由自在の蟻の列(小島和子・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【愛知】《桶》
初稽古入る気合いの力石(児島一成)③【兵庫】《姫》
力石炎暑に耐える修行かな(児島一成)③【新潟】《姫》
あたたかや上総鎮守の力石(小島健)④【男】
錦秋や卆・米・傘寿の力石(児島たかこ)③【兵庫】《姫》
力石苔むすままに年明くる(村井(後凋庵)・台東区浅草「浅草寺」)⑥【神奈川2】
台風裡大地鎮むる力石(後凋庵・東金市川場「水波能女神社」)⑧⑨
旱天や参道わきに力石(後凋庵・東金市松之郷「八坂神社」)⑧
林火忌や汗の香残る力石(後凋庵・東金市松之郷「八坂神社」)⑧
注連飾る神木のもと力石(後凋庵・香取市香取「香取神宮」)
数へ日の駆込み婚や力石(後凋庵・香取市香取「香取神宮」)
歳末の御祓い待てり力石(後凋庵・香取市香取「香取神宮」)
力石凍つ恐竜の卵めき(小袖)⑧《ゴスペル俳句》
冬ざれや戦火くぐりし力石(小高根千尋・江東区北砂「志演尊空神社」)⑦【長野2】
玉の汗地にしたたるや力石(五島高資・五島市増田町「水神社」)⑦【長野2】
わたなかに生れて日陰の力石(五島高資・五島市富江町狩立「大山祇神社」)⑦【長野2】
ほのぼのと力石あり五月闇(五島高資・五島市富江町狩立「大山祇神社」)⑦【長野2】
力石二つならべて青田波(五島高資・五島市富江町狩立「大山祇神社」)⑦【長野2】
わたつみの海へつちふる力石(五島高資・五島市増田町「水神社」)⑦【福井2】
滴るや光る海より力石(五島高資・五島市富江町狩立「大山祇神社」)⑦【福井2】
夕焼けの海より光る力石(五島高資・五島市富江町狩立「大山祇神社」)⑦【石川2】
落ちてこそ咲く椿あれ力石(五島高資・五島市岐宿町川原郷神崎「神崎神社」)⑦【愛知】
磐座にみどり滴る力石(五島高資・五島市富江町狩立「大山祇神社」)⑦
ガジュマルの片蔭にあり力石(五島高資・五島市富江町狩立「大山祇神社」)⑦
速川の瀬に坐す玉や龍天に(五島高資・五島市増田町「水神社」)⑦
西日さす千引の石や力石(五島高資・五島市富江町狩立「大山祇神社」)⑦
秋風の玉の枕や力石(五島高資・新上五島町有川郷「有川神社」)⑧
秋風や玉を生みたる力石(五島高資・新上五島町荒川郷「雄嶽日枝神社」)⑧
陽炎や木の根に沈く力石(五島高資・常総市石下町向石下「香取神社」)⑧
日盛や株に並め据う力石(五島高資・常総市石下町向石下「香取神社」)⑧
炎天や日並めの株に力石(五島高資・常総市石下町向石下「香取神社」)⑧
たまきはるいのち身に入む力石(五島高資・新上五島町道土井郷)
あちかをし値嘉の岬や力石(五島高資・新上五島町道土井郷)
秋風や肩を寄せ合ふ力石(五島高資・さいたま市西区島根「氷川神社」)
力石の際に土筆やパリにテロ(寿・川崎市川崎区観音「石観音」)
炎天や四股名を刻む力石(小林朱夏・糸島市二丈吉井「野島山登り口」)⑨《空》
秋冷や試す者なき力石(小林一秋)⑧
木の芽寺鉄鎖が囲む力石(小林寿恵王・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
公孫樹の実鈴生る庭の力石(小林寿恵王・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
とんぼうの逆立ち捧ぐ力石(小林寿恵王・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
秋雨や鎮守の杜の力石(小林寿恵王・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
力石持ち上げるかや雨蛙(小林尊子・栃木市惣社町「大神神社」)⑨ 《北軽井沢》
卯之助の百三十八貫置き土産(小林尊晴・越谷市三野宮「三野宮神社」)⑦
新緑の木漏れ日軽し力石(小林尊晴・富士見市勝瀬「榛名神社」)②【男】【長野】
石に笑いかける石も含み笑い(小林尊晴・富士見市勝瀬「榛名神社」)③【茨城】
雨に濡れた美味しそうな力石(小林尊晴・富士見市勝瀬「榛名神社」)③【群馬】
水打てばうまそうであり力石(小林尊晴・富士見市勝瀬「榛名神社」)④【男】
静かなり蠅あふ向けに力石(小林尊晴・富士見市勝瀬「榛名神社」)⑤【神奈川2】
境内の春日しずかに力石(小林牧羊・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤【石川2】《末政氏》
春風や子等の唄声力石(小林牧羊・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤ 《末政氏》
春の日に神の温みの力石(小林牧羊・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤ 《末政氏》
萬緑や腰割って抱く力石(小林美成子・東京都北区岸町「王子稲荷神社」)⑧【愛知】
力石抱へしものに米五升 天保四年の刻字はかすか(小林夕里子・埼玉県)④【力石】
戦前は寄りて競ひし力石に 今は集まる人影もなし(小林米蔵)①【男】【大阪】
力石若者たちが競いあう(小松清生・堺市五箇荘歴史かるた)④【力石】
藁砧の台となりけり力石(小室登美子)⑥《俳句結社・雉》
若草の寄り添っている力石(近恵・江東区富岡「富岡八幡宮」)⑥【愛知】
梅雨の蝶ふりむきもせぬ力石(近藤悦子・東京都北区岸町「王子稲荷神社」)⑨
担げるを大試験とす力石(近藤善子)②【富山】《石原氏関係》
力石出番無きまま去年今年(近藤善子)②【福井】《石原氏》
益荒男の汗を知りたる力石(近藤善子)③【山陽】《石原氏》
【さ】
風光る野見宿祢の力石(斉田千枝・太宰府市「太宰府天満宮」)④【力石】
力石担ぐ真似して秋祭(斎藤 章)⑧【愛知】
落ち葉降りて積もりて埋む力石(斎藤文乃)④【男】
目覚めたる万治の石や花日和(斎藤文乃)④【九州】
雪帽子丸くかぶりて力石(斎藤文乃)④【男】
雨水や濡れし力石かきつばた(斎藤文乃)⑤【播磨】
力石探索の道蝉時雨(斎藤文乃)⑤【大阪2】
木の葉雨力石にも降りそそぐ(斎藤文乃)⑤【神奈川2】
卯之助の石撫で秋の社かな(斎藤文乃・台東区浅草「合力稲荷神社」)④
力石の上で宿り木葉を落とす(さいとうかぜお)④【播磨】
転がれる力石二個梅三分(齊藤まこと)⑧
秋日傘たたみて触るる力石(齊藤眞人・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【神奈川2】《桶》
銀杏のつぶても痒し「百貫余」(斎藤呆人・春日部市「東八幡神社」)①
「卯之助」を探せず宮の荷風かな(斎藤呆人・鎌倉市雪ノ下「鶴岡八幡宮」)⑤
この一献訪ねし石の御年玉(斎藤呆人・春日部市粕壁東「東八幡神社」)③
珍しや高みの石に注連飾り(斎藤呆人・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)③
力石御堂の下で春を待つ(斎藤呆人・越谷市袋山「釈迦堂」)③
春うららあらら赤塗り力石(斎藤呆人・越谷市大沢「香取神社」)③
大磐石紅花商も足揃え(斎藤呆人・桶川市寿「稲荷神社」)③
温き陽に八個の石の背比べ(斎藤呆人・越谷市東大沢鷺後「香取神社」)③
花の散る墓地に七斗の身欠き石(斎藤呆人・越谷市相模町「墓地」)④
元禄と漸く読めリ苔の石(斎藤呆人・春日部市西金野井「香取神社」)③
元日や新羅三郎の力石(斎藤呆人・鎌倉市大町「八雲神社」)④
力石傾ぐ松をば支えなお(斎藤呆人・鷲宮町上内「日枝神社」)④
田草取る農婦に尋ね力石(斎藤呆人・幸手市下川崎「香取神社」)④
暑き日や根方にゴロリちから石(斎藤呆人・宮代町須賀「身代神社」)④
土掻きて石に現る万治四年 往時男の覇気ぞ迫り来(斎藤呆人・野田市今上「八幡神社」)④
長々と落ち葉ふとんのちから石(斎藤呆人・宮代町東「西光院」)④
枯山にアシカの如きちから石(斎藤呆人・八王子市川町「琴平神社」)④
差し石の面で威を張る七人衆(斎藤呆人・江東区南砂「冨賀岡八幡宮」)④
鷲石に丈夫六人名を刻み(斎藤呆人・江戸川区北葛西「稲荷神社」)④
稲妻やギロリ見上げる雲龍石(斎藤呆人・岩槻区長宮「香取神社」)④
夕立や木陰はすでにさし石が(斎藤呆人・越谷市藤森「路傍」)④
八坂社の差し石白し夏来たる(斎藤呆人・香取市佐原イ「八坂神社」)④
差し石に染みを遺して梅雨往けり(斎藤呆人・三鷹市井口「井口八幡神社」)④
片陰に塚を護るや力石(斎藤呆人・三鷹市新川「勝淵神社」)④
力石101㎏の昼寝かな(斎藤呆人・三鷹市中原「中嶋神社」)④
牽牛と織女か対の力石(斎藤呆人・さいたま市見沼区片柳「天満宮」)④
天神にかしずく石石秋の声(斎藤呆人・さいたま市見沼区片柳「天満宮」)④
差し石も目鼻をつけりゃ石仏に(斎藤呆人)④
見つけたのにまた忘れたかカメラ・メジャ-(斎藤呆人)④
七拾貫そんなにねぇよと謙遜し(斎藤呆人)④
平蔵は二十五歳から禁酒をし(斎藤呆人・江東区佐賀「稲荷神社」)④
姫石に振袖、おた福、観音石 緑、卯の花、梅花、初桜(斎藤呆人)④
力石安産の石に蹴り出され(斎藤呆人・越谷市大沢「香取神社」)④
ご利益の無き力石柵の外(斎藤呆人・越谷市大沢「香取神社」)④
力石も安産の石も唯の石(斎藤呆人・越谷市大沢「香取神社」)④
力石摩利支天へと秋の蝶(斎藤呆人・鎌倉市材木座「五所神社」)③
差し石や終の住処が路傍とは(斎藤呆人・野田市古布内「路傍」)④
力石入るは赤土野天風呂(斎藤呆人・野田市木間ケ瀬「屋敷神」)④
潜りゆく鯨の背ごと力石(斎藤呆人・野田市木間ケ瀬「宝蔵院」)④
差し石やつと途切れたり法師蝉(斎藤呆人・野田市船形「路傍」)④
秋の日や沈み横たう雲龍石(斎藤呆人・野田市野田「福寿稲荷神社」)④
五月雨の描く洋鼠やちから石(斎藤呆人・さいたま市緑区大門「大門神社」)⑤
古狐の化身か石の大狸(斎藤呆人・台東区浅草「合力稲荷神社」)⑤
水掛けて読むを乾きの勝る夏(斎藤呆人・千葉市花見川区幕張町「金毘羅宮」)⑤
伊勢松と巳之助秋の揃い踏み(斎藤呆人・足立区保木間「山王神社」)⑤
秋さびて平蔵の石寡黙なり(斎藤呆人・足立区千住河原町「稲荷神社」)⑥
力技意地の張り合い遊山石(斎藤呆人・江戸川区東小松川「善照寺」)⑤
下闇の勢州人の奉げ石(斎藤呆人・文京区小石川「福聚院」)⑥
ご婦人の戦時の話石と聴く(斎藤呆人・品川区戸越「八幡神社」)⑥
侘しくも怨めしくもありいろは石(斎藤呆人・港区高輪「泉岳寺」)⑤
莞爾(かんじ)やな新助喜八の達磨石(斎藤呆人・港区白金「立行寺」)⑤
参詣の絵馬にも描かる力石(斎藤呆人・春日部市神間「富多神社」)⑥
力石撮る右手より汗の落つ(斎藤呆人・春日部市米島「東光院」)⑤
力石撮る背筋にツー汗走る(斎藤呆人・春日部市米島「東光院」)⑤
力石撮る指の股蚊に食われ(斎藤呆人・春日部市西宝珠花「清岸寺」)⑤
力石測る目盛りのまた翳み(斎藤呆人・春日部市西宝珠花「清岸寺」)⑤
炎暑なり石の地衣をば脱がせたき(斎藤呆人・春日部市西宝珠花「清岸寺」)⑤
ちから石春のうたた寝石ふとん(斎藤呆人・北葛飾郡杉戸町本郷「雷電神社」)⑥
あららららうふふふえへへだるま石(斎藤呆人・港区白金「立行寺」)⑤
悪友の投げた渾名や「石狂い」(斎藤呆人)⑥
力石測る背後で窓閉まる(斎藤呆人・越谷市増森「豊田宅」)⑤
吾を見て石のそばの子呼ばるママ(斎藤呆人・越谷市東町千疋「伊南里神社」)⑤
石を観る吾を白目で視るママ・子(斎藤呆人・越谷市東町千疋「伊南里神社」)⑤
合点だな力神社に力石(斎藤呆人・川口市伊刈「伊刈力神社」)⑤
罰当たりめ水輪代用力石(斎藤呆人・春日部市米島「東光院」)⑤
石を撮るどこかで秋刀魚焼いている(斎藤呆人・野田市目吹「熊野神社」)⑤
恐ろしき素足美脚や石歪み(斎藤呆人・佐野市大蔵町「星宮神社」)⑤
介護車の退きて陽の射す夫婦石(斎藤呆人・古河市宮前町「下宮八幡宮」)⑥
木犀の芳香石に忍び寄り(斎藤呆人・古河市釈迦「香取神社」)⑤
秋山の角に謂われのちから石(斎藤呆人・古河市磯部「秋山商店角」)⑥
広き畑沸き立つごとき杜の内 力石あり秋蝉の声(斎藤呆人・古河市久能「香取神社」)⑥
埋もれし差し石のどか秋の午後(斎藤呆人・古河市東山田「今宮神社」)⑥
里の秋今日も見晴るかす力石(斎藤呆人・古河市駒込「鷲香取神社」)⑥
差し石の向こうかさこそ胡麻畑(斎藤呆人・古河市大和田「鷲神社」)⑥
樹の闇によくぞ差し石菊花展(斎藤呆人・古河市仁連「天満社」)⑤
差し石の向こうに柿を採る気配(斎藤呆人・常総市内守谷町「香取神社」)⑤  
差し石に映る葉影や秋日和(斎藤呆人・坂東市鵠戸「香取神社」)⑥        
短日や差し石隠す影長し(斎藤呆人・坂東市勘助新田「鷲神社」)⑤
差し石の向こう社陰か咳払い(斎藤呆人・坂東市平八新田「天神社」)⑥
御力石拝む夫婦や小晦日(斎藤呆人・千葉市中央区院内「千葉神社」)⑤
自若たる文八の石初詣(斎藤呆人・佐野市大蔵町「星宮神社」)⑤
卯年やな卯之助と共に祝いけり(斎藤呆人・越谷市三野宮「三野宮神社」)⑤
神木を護る差し石花曇り(斎藤呆人・加須市平永「稲荷神社」)⑥
力石よもやアルミの檻の中(斎藤呆人・品川区南大井「海運稲荷神社」)⑦
差し石や柘植に隠るも尻の見え(斎藤呆人・我孫子市江蔵地「水神社」)⑦
夜這い石色醒め褪めて囲われて(斎藤呆人・川越市大袋「白鬚神社」)⑦
差し石の目上菜の花青い空(斎藤呆人・春日部市不動院野「屋敷神」)⑦
住職婦人力石(いし)の在るのを今知りぬ(斎藤呆人・豊島区長崎「金剛院」)⑦
目指す力石(いし)まだ先もっと先漕いで漕いで(斎藤呆人・稲敷市浮島「尾島神社」)⑦
若衆の競い彷彿力石(いし)の群れ(斎藤呆人・古河市高野「八幡神社」)⑦
差し石を語る老婆や鄙の秋(斎藤呆人・境町下小橋「香取神社」)⑦
差し石に石工座りて栗弁当(斎藤呆人・境町蛇池「香取神社」)⑦
蟻地獄いつか差し石地中かも(斎藤呆人・境町西泉田「香取神社」)⑦
荷鞍石語る古老の背にやんま(斎藤呆人・古河市山田「香取神社」)⑦
将門に奉げたる力石(いし)秋日射し(斎藤呆人・坂東市岩井「国王神社」)⑦
身に沁むや伏して息せぬ力石(いし)二つ(斎藤呆人・坂東市駒跿「香取神社」)⑦
夫婦石羨ましきかな春の暮(斎藤呆人・加須市割目「久伊豆神社」)⑦
梅の香や峯の薬師の力石(斎藤呆人・和光市新倉「東林寺(峯薬師)」)⑦
炎昼や石塔屋根有り力石(いし)に無し(斎藤呆人・さいたま市見沼区南中丸「白山神社」)⑦
さし石の捨て場か藪蚊蜘蛛毛虫(斎藤呆人・江東区富岡「富岡八幡宮」)⑦
風立ちぬ江戸期の力石(いし)のかたわらに(斎藤呆人・越谷市三野宮「三野宮神社」)⑦
『熊遊』の彼方や此方祭り笛(斎藤呆人・台東区浅草「浅草寺」)⑦
力石(いし)群れに目を凝らしつつ行く浴衣(斎藤呆人・台東区鳥越「鳥越神社」)⑦
スッスッと力石(いし)の此方を行く素足(斎藤呆人・台東区鳥越「鳥越神社」)⑦
下闇に控え勇むや力石(いし)の群れ(斎藤呆人・台東区鳥越「鳥越神社」)⑦
春だろか力石(いし)を越えてく揺らめきは(斎藤呆人・さいたま市浦和区本太「氷川神社」)⑦
力石(いし)肌に温もりがある春近し(斎藤呆人・世田谷区奥沢「奥澤神社」)⑧
力石も「影向(ようごう)の松」に目を見張り(斎藤呆人・江戸川区東小岩「善養寺」)⑧
そこにだけ春が宿るや願以石(斎藤呆人・春日部市米島「香取神社」)⑧
誰ひとり詠むことのなき力石 室の八嶋の煙(けぶ)に鎮めり(斎藤呆人・栃木市惣社町「大神神社」)⑧
草陰に隠れ涼むや力石(斎藤呆人・練馬区南田中「観蔵院」)⑧
暑き日や歌舞伎化粧の智加良石(斎藤呆人・江東区白河「白笹稲荷神社」)⑧
埋む力石(いし)首なき地蔵…半夏生(斎藤呆人・茨城県猿島郡五霞町元栗橋「稲荷神社」)⑧
横綱の露払いかな力石(斎藤呆人・千葉県印西市大森「厳島神社」)⑧
籾焼きの白煙煙し力石(斎藤呆人)①【新潟】
稲刈りの手を休めての石談義(斎藤呆人)①【北海道】
力石の探索終えて青田風(斎藤呆人・春日部市「谷原新田~大増新田付近」)②【北海道】
「卯之助」を今見つけたり五月晴れ(斎藤呆人・越谷市「三野宮神社」)②【男】
「卯之助」を探して宮の荷風かな(斎藤呆人・鎌倉市雪ノ下「鶴岡八幡宮」)③【埼玉】
刻字をば読むかのごとくあきあかね(斎藤呆人・春日部市下柳「雷電神社」)②石
誰彼が担ぎし石や萩の風(斎藤呆人・春日部市飯沼「香取神社」)②【千葉】
菊を摘む妊婦に似たり力石(斎藤呆人・春日部市新方袋「天満宮」)②石
境内のさつきの陰や「米七斗」(斎藤呆人・春日部市「東光院」)③シ
力石に乗る子触る子蝉時雨(斎藤呆人・春日部市「東八幡神社」)③【山陽】
稲刈りの匂いや藪の力石(斎藤呆人・春日部市不動院野「下谷神社」)③【茨城】
元日や石にも託す祈願望(斎藤呆人・春日部市粕壁東「東八幡神社」)③【九州】
力石神酒注連飾りで崇められ(斎藤呆人・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)③【九州】
雪解けや隠れた石の頭見え(斎藤呆人・春日部市梅田「佐野宅」)③【埼玉】
温き日の境内広し石胡坐(斎藤呆人・さいたま市岩槻区「飯塚神社」)③【埼玉】
力石訪ねし杜に梅光る(斎藤呆人・春日部市神間「富多神社」)③【九州】
埋もれし指し石僅か落椿(斎藤呆人・春日部市牛島「女体神社」)③【福井】
啓蟄やお前も出でよ力石(斎藤呆人・春日部市備後東「香取神社」)②力
力石巡りて春の日が暮れリ(斎藤呆人・春日部市西金野井「稲荷神社」)③【埼玉】
さし石や花追う園児眺めおり(斎藤呆人・越谷市瓦曽根「観音堂」)③【男】
散り急ぐ花を惜しむか力石(斎藤呆人・春日部市下柳「雷電神社」)③【九州】
石や何処禰宜も見知らぬ春の暮れ(斎藤呆人・越ヶ谷「久伊豆神社」)③【埼玉】
鬼灯に添われ恥ずかし力石(斎藤呆人・春日部市上金崎「舞台集会所」)③【九州】
蟷螂を背中におんぶ力石(斎藤呆人・春日部市神間「富多神社」)③【力石】
団栗を踏みつ測るや力石(斎藤呆人・春日部市西金野井「香取神社」)③【九州】
力石宮を護りて北に居り(斎藤呆人・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)③【力石】
木枯しや大磐石も身を縮め(斎藤呆人・越谷市三野宮「三野宮神社」)②【播磨】
日溜りや糞粒つけた石澄まし(斎藤呆人・春日部市新方袋「天満宮」)③【九州】
冬のたり泰然自若の力石(斎藤呆人・春日部市粕壁東「東八幡神社」)③【埼玉】
力石バス待つ幼女の尻の下(斎藤呆人・さいたま市南区広ケ谷戸「バス停」)③【男】
小手毬の枝垂れる先に力石(斎藤呆人)③【山陰】
遥遥と尋ねし石は青葉闇(斎藤呆人・松戸市小金原「茂侶神社」③【山陰】
「卯之助」を尋ねて初夏に染まるまま(斎藤呆人・横浜市「諏訪・杉山・山田神社」)③【男】
紫陽花の華やぎの陰力石(斎藤呆人・鎌倉市雪ノ下「三栄稲荷神社」)③【山陰】
力石木の下闇に涼み居り(斎藤呆人・桶川市篠津「多気比売神社」)③【山陰】
炎昼も十三個の石穏やかに(斎藤呆人・三郷市彦倉「延命院」)③【力石】
灼け石をくの字への字に走る蟻(斎藤呆人・越谷市北川崎「川崎神社」)③【九州】
雨俄か尋ぬる石はあと半里(斎藤呆人・富津市八幡「鶴峰八幡神社」)③【九州】
旱天の慈雨欲しきかな和七像(斎藤呆人・尾道市長江「御袖天満宮」)③【力石】
風死すや骸の如き力石(斎藤呆人・福山市鞆町「沼名前神社」)③【群馬】
夕凪の浦では石も微眠し(斎藤呆人・福山市鞆町鞆の浦「住吉神社」)③【男】
石を掘る吾に地蔵の日陰かな(斎藤呆人・草加市弁天町「観正院」)③【九州】
土掻きて現る石や哀れなり(斎藤呆人・草加市弁天町「観正院」)③【群馬】
つくばいはもと力石なり一葉忌(斎藤呆人・文京区本郷「法真寺」)③【力石】
寒凪や飯そこそこに石日和(斎藤呆人)③【茨城】
ちから石いなご止まるやすぐに発ち(斎藤呆人・古河市前林「香取神社」)⑥【大阪2】
豆撒きの声を背中に石探し(斎藤呆人・新宿区早稲田「穴八幡神社」)③【九州】
彼の石は小春日和を独り占め(斎藤呆人・松伏町松伏「松伏神社」)③【九州】
小春日や根方の石は孵るかも(斎藤呆人・春日部市米島「香取神社」)③【山陰】
指し石に掌置く二月尽(斎藤呆人・春日部市下柳川端「雷電神社」)③【山陰】
梅の香や寛政の石と聞き染みし(斎藤呆人・松伏町大川戸「天照皇大神宮」)③【九州】
力石遙か鴉の舞う辺り(斎藤呆人・羽生市稲子「諏訪神社」)③【山陰】
差し石や頬から顎に苔の鬚(斎藤呆人・春日部市粕壁東「東八幡神社」)④【九州】
風光る社にひとつちから石(斎藤呆人・春日部市水角「稲荷神社」)④【九州】
奉納と冬日に読めし手をさする(斎藤呆人・春日部市水角「水角神社」)④【九州】
行く春やちから石には花の雨(斎藤呆人・春日部市下柳「雷電神社」)④【九州】
寛政四浅き刻字に冬日さす(斎藤呆人・松伏町大川戸「天照皇大神宮」)④【九州】
元禄の差し石ひとつ墓地の隅(斎藤呆人・杉戸町堤根「共同墓地」)④【九州】
さし石や刻字の無きは先もなし(斎藤呆人・三郷市彦倉「延命院」)④【九州】
行く秋や路傍に沈む力石(斎藤呆人・杉戸町下高野「路傍」)④【九州】
草むらのしとね涼しきちから石(斎藤呆人・北川辺町駒場「八幡社」)④【男】
念仏を子守唄にしてちから石(斎藤呆人・さいたま市岩槻区末田「浄音寺」)④【九州】
汗拭い黙して宝塔力石(斎藤呆人・越谷市東町「東養寺跡」)④【九州】
暑き日や大師の元の力石(斎藤呆人・越谷市東町「東養寺跡」)④【九州】
力石縁の下から四季を観て(斎藤呆人・さいたま市緑区中野田「不動堂」)④【九州】
神々の護り任さる力石(斎藤呆人・越谷市増森「雷電古峰三峰合社」)④【九州】
息白し子宝石に祈る女性(斎藤呆人・幸手市北「浅間神社」)④【男】
水枯れし池のふちには祈願石(斎藤呆人・栗橋町北「八坂神社」)④【九州】
苔墓石担がれ落され痛々し(斎藤呆人・東松山市野田「村田家墓地」)④【九州】
地蔵盆ちから石にも香花あり(斎藤呆人・春日部市不動院野「北向地蔵尊」)④【九州】
差し石にホケキョウ法華経梅の寺(斎藤呆人・松伏町下赤岩「蓮福寺」)④【男】
天高く馬より肥えてちから石(斎藤呆人・宮代町和戸「天神社」)④【九州】
影うごき日蝕のようちから石(斎藤呆人・白岡町千駄野「稲荷神社」)④【男】
暑き日や力石には日陰なし(斎藤呆人・松伏町金崎「新利根川碑前」)④【九州】
盂蘭盆会僧行に見え力石(斎藤呆人・杉戸町大塚「延命寺」)④【九州】
立ちたるは華の元禄ちから石(斎藤呆人・大利根町間口「八幡浅間神社」)④【九州】
永き日やさがし草臥れ力石(斎藤呆人・北川辺町駒場「鷲神社」)④【男】
水仙を踏み差し石の刻字読み(斎藤呆人・越谷市増林「平野宅」)④【男】
右ひだり蚊を叩きつつ玉子石(斎藤呆人・野田市清水「清水公園」)④【九州】
福々と肥たる仁王の力石(斎藤呆人・小鹿野町下小鹿野「妙見宮」)④【九州】
忠敬も断る全国石行脚(斎藤呆人)④【力石】
金蔵は内田も飯田も酒はロハ(斎藤呆人)④【男】
さし石や銀杏ひろう老婆見て(斎藤呆人・久喜市上早見「浅間神社」)④【男】
小春日やぬっと立ちたる石の群れ(斎藤呆人・江戸川区北葛西「稲荷神社」)④【九州】
暮れ早しためつすがめつ刻字読み(斎藤呆人・江戸川区上篠崎「池田宅」)④【九州】
差し石や師走の吾も独りきり(斎藤呆人)④【九州】
尾道の和七の像や蝉しぐれ(斎藤呆人・尾道市長江「御袖天満宮」)④【九州】
蚊をはらい和尚の語る力石(斎藤呆人・松戸市河原塚「本勝寺」)④Ⅰ
下駄を履く力石あり梅雨の入り(斎藤呆人・横浜市港北区日吉本町「金蔵寺」)④【九州】
差し石や植田の彼方塚に立ち(斎藤呆人・春日部市上大増新田「香取神社」)④【播磨】
悪友の暑中メ-ルにチカラ石(斎藤呆人)④【新発見】
雷鳴やそれ測れ撮れ力石(斎藤呆人・幸手市上吉羽「香取神社」)④【力石】
差し石や棕櫚の傘にて陽を除けて(斎藤呆人・八潮市緑町「稲荷神社」)④【力石】
見捨てられ苔も乾きし力石(斎藤呆人・杉戸町遠野「路傍」)④【新発見】
鈍色の差し石除けて枯葉吹き(斎藤呆人・八王子市館町「御霊神社」)④【九州】
片陰に古武士の如き力石(斎藤呆人・三鷹市新川「勝淵神社」)④【新発見】
力石撮る不意に少女の夏姿(斎藤呆人・三鷹市新川「勝淵神社」)④【新発見】
炎昼も静かなるかなちから石(斎藤呆人・千葉市花見川区幕張町「金毘羅宮」)④【力石】
差し石につくつく法師一段と(斎藤呆人・埼玉県白岡町上野田「庚申塚」)④【播磨】
埋み往く差し石二つ死人花(斎藤呆人・野田市東金野井「須賀神社」)④【力石】
黙々と差し石渡る秋毛虫(斎藤呆人・野田市中里「愛宕神社」)④【新発見】
力石よりは銀杏拾う妻(斎藤呆人)④【九州】
差し石や刻字拒否して目鼻乞い(斎藤呆人)④【九州】
卯之助や己が姿を魚吹で見(斎藤呆人・姫路市網干区宮内「魚吹八幡神社」)④【力石】
力石測るや放屁放ちたり(斎藤呆人)④【九州】
盤持石とは俺のことかと力石言い(斎藤呆人)④【九州】
鷲石に鶴、亀、千鳥、なまこも居 龍虎、鳳凰、麒麟、馬、熊(斎藤呆人)④【力石】
久々に魚吹訪ねし卯之助よ 己れ像見てえへへと三言(斎藤呆人・姫路市網干区宮内「魚吹八幡神社」)④【播磨】
差し石や君らには負けた汗だくだく(斎藤呆人・千葉市花見川区幕張町「金毘羅宮」)④【力石】
秋になりやっと日の目をちから石(斎藤呆人・野田市関宿江戸町「大日堂」)④【新発見】
思秋期や幻の仕舞を石に観る(斎藤呆人・野田市関宿江戸町「香取神社」)④【新発見】
秋風や陽射しに涼むちから石(斎藤呆人・野田市関宿台町「香取神社」)④【力石】
差し石や遥か尾花のそよぎ見て(斎藤呆人・野田市木間ケ瀬「水神神社」)④【播磨】
ちから石直ぐに此処にも冬が来るよ(斎藤呆人・野田市今上「路傍」)④【新発見】
玉石の雑めき仕切るちから石(斎藤呆人・野田市今上「女体神社」)④【力石】
碑に添いて幾たびの秋力石(斎藤呆人・野田市木間ケ瀬「路傍」)④【力石】
雲龍石見付けて夕の蕎麦の味(斎藤呆人・野田市野田「福寿稲荷神社」)④【力石】
嚏(くさめ)して野田で撮るなり力石(斎藤呆人・野田市三ツ堀「稲荷神社」)④【力石】
目に染みる赤き鳥居の稲荷社に 坐すは卯之助足持石なり(斎藤呆人・台東区浅草「合力稲荷神社」)④【新発見】
さし石や苔の衣に残る雨(斎藤呆人・茨城県潮来市潮来「素鵞熊野神社」)⑤【播磨】
石探索終えて夜寒の帰り道 遥か地平にぬっと満月(斎藤呆人)⑥【静岡】
紅葉を背にし見栄張る力石(斎藤呆人・練馬区高野台「長命寺」)⑥【大阪2】
霧雨にひとつ濡れおり力石(斎藤呆人・古河市上片田「香取神社」)⑥【静岡】
天仰ぐ力石あり春嵐(斎藤呆人・埼玉県上尾市瓦葺「氷川神社」)⑥【静岡】
咲き散りし梅を仰ぎて力石(斎藤呆人・文京区湯島「湯島天神」)⑦【長野2】
武骨やな杜の差し石石灯籠(斎藤呆人・境町大歩「香取神社」)⑨【静岡】
欠けてなお鎮守護るや力石(斎藤呆人・境町下砂井「香取神社」)⑦【長野2】
秋寒や差し石ほかに何も居ず(斎藤呆人・古河市小堤「白山神社」)⑦【長野2】
差し石よほらふた刷けのあかね雲(斎藤呆人・五霞町江川「天満宮」)⑥【神奈川2】
ちから石いなご止まるやすぐに発ち(斎藤呆人・古河市前林「香取神社」)⑥【大阪2】
差し石よほらふた刷けのあかね雲(斎藤呆人・五霞町江川「天満宮」)⑥【神奈川2】
潜りゆく力石あり冬構え(斎藤呆人・坂東市猫実新田「香取神社」)⑦【福井2】
木漏れ日に藤の影あり力石(斎藤呆人・松戸市中金杉「医王寺」)⑦【福井2】
メタボ石見て四本目の団子食い(斎藤呆人・越谷市大沢「香取神社」)④【力】
麗らかな境内やなぁ力石(斎藤呆人・松戸市幸田「華厳寺」)⑥【石川2】
吾を待つ差し石よたり春疾風(斎藤呆人・上尾市畔吉「諏訪神社」)⑦【愛知】
今朝ほどの梅雨乾きしや力石(斎藤呆人・栃木市都賀町家中「八幡宮」)⑦【愛知】
あっ鳥居え~貝塚の跡おっ力石(斎藤呆人・野田市岡田「八幡神社」)
炎昼も昭和さし石鯔背かな(斎藤呆人・江東区永代「福住稲荷神社」)
膝痛も力石(いし)を尋ねて古希の春(斎藤呆人・横浜市鶴見区東寺尾中台「二本木不動堂」)
力石(いし)を撫で膝さすりつつ春を食み(斎藤呆人・横浜市鶴見区東寺尾中台「二本木不動堂」)
秋の蚊や差し石の天絶え絶えに(斎藤呆人・坂東市幸田「朝比奈大神」)
石群れに刹那の想い射し入れて 見れば「玉鶴」弥五郎の力石(いし)(斎藤呆人・須崎宅前・埼玉県吉川市八子新田)
艮(うしとら)に立ちて威を張る寒の力石(いし)(斎藤呆人・埼玉県加須市水深「藤井宅」)
墨堤や力石(いし)の向かいに「桜もち」(斎藤呆人・東京都墨田区向島「石庭の隅田川」)
言問えば力石(いし)より団子桜もち(斎藤呆人・東京都墨田区向島「石庭の隅田川」)

早稲は黄に村社に力石ふたつ(西放・伊根町本庄「浦嶋神社」)⑦【長野2】
葉桜の陰角柱の力石(坂 圭子・桑名市本町「春日神社」)①【山陽】《三重》
注連飾古びたりける力石(坂 圭子・桑名市本町「春日神社」)②【福井】《三重》
木の葉散る石段となり力石(坂 圭子・桑名市芳ケ崎「天王八幡社」)③【三重】《三重》
大百天百合さしかけて力石(酒井一止・さいたま市緑区間宮「大百天社」)①【石川】
大石を差したり今朝の霜柱(酒井一止・さいたま市南区関「神明神社」)①【さいたま】【九州】
百日紅散らす根方の力石(酒井一止・さいたま市岩槻区長宮「大光寺」)②【埼玉】
遅き日の影切付けに力石(酒井一止・さいたま市見沼区南中野「猿花稲荷神社」)②【さいたま】【男】
夏草や尻隠さずの力石(酒井一止・さいたま市中央区新中里「稲荷神社」)②【北海道】
差し石の白き背中や木下闇(酒井一止・さいたま市見沼区大宮「馬頭観音堂)②【さいたま】【男】
力石裏に小さき冬籠(酒井一止・さいたま市見沼区宮ケ塔「氷川神社」)②【さいたま】【男】
力石潜む繁みの竜の玉(酒井一止・さいたま市岩槻区慈恩寺「十二天社」)②【さいたま】【男】
元禄の切付け幽か苔の花(酒井一止・さいたま市岩槻区慈恩寺「十二天神社」)②【さいたま】【九州】
車座に花の宴や力石(酒井一止・さいたま市岩槻区馬込「第六天社」)②⑥【埼玉】
去年今年地蔵の蔭の力石(酒井一止・さいたま市岩槻区南辻「地蔵堂」)③【さいたま】【九州】
藪陰に冬日を惜しむ力石(酒井一止・さいたま市岩槻区柏崎「久伊豆神社」)③【さいたま】【九州】
春光や姫と銘打つ力石(酒井一止・さいたま市見沼区中川・中山神社)②【さいたま】【九州】
川の字に力石あり神の留守(酒井一止・さいたま市岩槻区古ケ場「八幡神社」)③【さいたま】【九州】
神の留守敷石枕に力石(酒井一止・さいたま市岩槻区古ケ場「八幡神社」)③【新潟】
「棒石」の裾に幾つか蟻地獄(酒井一止・さいたま市中央区本町西「井原宅」)②【さいたま】【九州】
夕立の跳ね一尺や力石(酒井一止・さいたま市南区内谷「東光寺」)③【北海道】
指石の凹みの底の薄氷(酒井一止・さいたま市見沼区大谷「大谷会館」)③【さいたま】【九州】
小社の蚊柱立たす力石(酒井一止・さいたま市緑区芝原「神明神社」)③【山陽】
笠地蔵に御座すか雪の力石(酒井一止・さいたま市桜区西堀「氷川神社」)③【埼玉】
拝殿の左右端居の力石(酒井一止・さいたま市見沼区丸ヶ崎町「氷川神社」)③【埼玉】
苔生して古墳神社の力石(酒井一止・さいたま市南区関「神明神社」)③【福井】
汗の児の馬に替りて力石(酒井一止・さいたま市浦和区大東「神明神社」)③【千葉】
卯之助の汗血はるか大王石(酒井一止・さいたま市緑区大門「大門神社」)③【男】
下闇に亀や兎の力石(酒井一止・さいたま市見沼区片柳「熊野神社」)③【茨城】
百年の昼寝亀石黄金石(酒井一止・さいたま市見沼区片柳「熊野神社」)③【群馬】
七拾貫驚く間蚊の寄りて(酒井一止・さいたま市緑区宮本「氷川女体神社」)③【千葉】
蚊柱の礎にして力石(酒井一止・さいたま市緑区芝原「神明神社」)②【埼玉】
指石の裾を取り巻く蟻地獄(酒井一止・さいたま市中央区本町西「井原勇宅」)④【男】
黄落の海にぷかりと力石(酒井一止・さいたま市桜区田島「如意輪観世音堂」)④【男】
秋燈や踞るのみ力石(酒井一止・さいたま市桜区田島「如意輪観音堂」)⑤【大阪2】
薮際に冬陽を惜しむ力石 無聊を託つ年の暮れかな(酒井一止・さいたま市岩槻区柏崎「久伊豆神社」)⑤【神奈川2】
歓声は遠き日の夢力石 蝉の時雨の常しえとこそ(酒井一止・さいたま市桜区西堀「氷川神社」)⑤【石川2】
参道に敷石枕の力石 夢は往事の男振りかも(酒井一止・さいたま市岩崎区古ケ場「八幡神社」)⑤【愛知】
力石連れて合祀の稲荷かな(酒井一止・さいたま市緑区三室「稲荷神社」)⑧
邂逅や馴染みの力石(いし)の向こう傷(酒井一止・さいたま市緑区三室「稲荷神社」)⑧
力石(いし)の背を色なき風の撫でゆけり(酒井一止・さいたま市緑区三室「稲荷神社」)⑧
初午や鳥居隠れの力石(酒井一止・さいたま市西区清河寺「稲荷祠」)⑤
枡形に力石あり由井の宿 桜海老漁る男持ちしか(酒井一止・静岡市清水区由比「由井宿」)⑤
大きさに難あり無銘力石 怪童恋ひし百年の夢(酒井一止・さいたま市南区鹿手袋「日月社」)⑤
力人ありしと伝ふ大磐石(酒井一止)
花片を化粧ひて雨の力石(酒井一止)
蟻地獄ぐるりとりまく力石(酒井一止)

力石夏衣の禰宜に案内さる(坂井翠波)①【さいたま】【男】《けやき》
勝者の名涼しく刻む力石(坂井翠波)②【さいたま】【男】《けやき》
はだれ雪除きたしかむ力石(坂井翠波)②【さいたま】【九州】《けやき》
その往時汗で競ひし力石(坂井翠波)③【さいたま】【九州】《けやき》
神の庭霜を纏へる力石(坂井翠波)③【さいたま】【九州】《けやき》
養花天宮に三つの力石(酒井多加子・大阪市北区天神橋「大阪天満宮」)②【山陽】《雲の峰》
かなかなや力石在る江崎山(酒井涼花・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
虫集(すだ)く寺や二つの力石(酒井涼花・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
力石訪ぬ古刹に秋の蝉(酒井涼花・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
力石祭の男醸しをり(坂下充子・桑名市本町「春日神社」)①【富山】《三重》
法師蝉啼き初む杜の石三つ(坂下充子・四日市市広永町「穂積神社」)②【石川】《三重》
秋涼し木漏れ日載せし力石(坂下充子・四日市市町松原町「聖武天皇社」)③【茨城】《三重》
秋蝶に力抜きたる力石(坂本禮子・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【大阪2】《桶地文研》
その昔若者囲む力石(佐川 佳・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
力石せめて揺れ方競い合う(佐川 佳・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
下萌や四十五貫の力石(桜井筑蛙・茨城県土浦市中央「不動院」)
蟾蜍(ヒキガエル)注連張る力石の陰(櫻井幹郎)
力石に雨の窪みや実万両(佐々木建成)⑦【長野2】
一蝶の影の流るる力石(笹田富士子・伊予市中山町出渕日南登「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
一山の一寺涼しき力石(笹田富士子・伊予市中山町出渕日南登「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
夏草や先人夢の力石(笹田富士子・伊予市中山町出渕日南登「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
力石丸み帯びたり秋の声(佐竹昌子・桑名市中桑部「教専寺」)▽①【富山】
前庭に力石坐し新松子(佐竹昌子)②【茨城】《俳句三重》
持てさうな力石坐す秋の寺(佐竹昌子・桑名市能部「西徳寺」)③【群馬】《俳句三重》
力石手でふれて見る霜の朝(佐藤幸子・富士宮市内房仲「山王神社」)⑦【石川2】
緑陰や三つ一列に力石(佐藤利雄)①【長野】【男】《雲の峰》
境内に火照りのさめた力石 ハレの地響き今は昔(流石埜魚水・川崎市高津区野川「影向寺」)③【力石】
力石凍つる猛者なる男居ず(紗智子・藤沢市遠藤「御嶽神社」)⑦【長野2】
春風に影やさしかれ力石(佐藤かずえ)⑨ 《北軽井沢》
十薬や室の八嶋の力石(佐藤かずえ・栃木市惣社町「大神神社」)⑨ 《北軽井沢》
子供の日びくともしない力石(佐藤さゆり・中之条町五反田「親都神社」)⑨ 《北軽》
残雪に見えかくれする力石(佐藤さゆり)⑨ 《北軽》
桃の花順番に持つ力石(佐藤さゆり)⑨ 《北軽》
紅梅や大きさ比べ力石(佐藤さゆり)⑨ 《北軽》
春めくや大小あれど力石(佐藤さゆり)⑨ 《北軽》
風薫る体力戻る力石(佐藤さゆり・田辺市本宮町「小栗判官の力石」)⑨ 《北軽》
新樹光力授かる力石(佐藤さゆり・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)⑨ 《北軽》
夏木立熱さ伝わる力石(佐藤さゆり・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)⑨ 《北軽》
夏めくや力みなぎる力石(佐藤さゆり・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)⑨ 《北軽》
凍てしまま挑み手のなき力石(佐藤山人・君津市根本「白山神社」)⑥【大阪2】
こけむして古城址語る力石(佐藤久子)①【北海道】
冬日差す五家武士の手玉石(佐藤満智子・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)④【播磨】
大盤石叩けば杜の風光る(佐怒賀直美・桶川市寿「稲荷神社」)⑥《桶》
神無月宮鳩力石宮守る(早苗・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
木の実降る痛さにたえる力石(早苗・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
夕虹を背にうけ雄々し力石(早苗・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
さし石も儘にならない現代ッ児(早苗・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
秋日傘めぐりて道の力石(佐野弓子・四日市市茂福町「証円寺横」)①【山陽】《三重》
ちちろ鳴く社の隅の力石(佐野弓子・四日市市「松原神社」)②【富山】《三重》
花木槿赤き台座の力石(佐野弓子・四日市市西古川「地蔵堂」)②【茨城】《三重》
豊の秋村一番の力石(佐野弓子・四日市市富田西町「八幡神社」)②【群馬】《三重》
秋の日に灼かれて道の力石(佐野弓子・四日市市茂福町「証円寺横」)③【山陰】《三重》
秋の蚊をはらひて触れむ力石(佐野弓子・四日市市「松原神社」)②【三重】《三重》
百度踏む人に萩散る力石(佐野弓子・四日市市「松原神社」)③【千葉】《三重》
度肝抜く月光著き力石(沢井三柳・桶川市寿「稲荷神社」)⑥《桶地文研》
春深き大盤石の大欠伸(沢井三柳・桶川市寿「稲荷神社」)⑥《桶地文研》
受験生大盤石へ来て憩ふ(沢井三柳・桶川市寿「稲荷神社」)⑥《桶地文研》
力石銀杏落葉に温められ(澤田 宏・高岡市福岡町沢川「愛宕神社」)⑥【大阪2】
かるがると力石越す蟻の列(澤田佳久・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【大阪2】《桶》
力石つわものどもの名をきざむ(猿谷紘平・埼玉県松伏町「まつぶし郷土かるた」)④【九州】力
重いのさ鞆に置かれた力石(サンライズ・福山市鞆町「住吉神社」)
末枯れや担ぎ手待ちぬ力石(塩谷健人・藤崎町常盤「八幡神社」)⑨《力石の會》
降る花や往時の男の力石(J次郎)*⑧
さし石や遊びと見えぬ腕くらべ(茂丸・川部茶酔「木場名所図絵」力持の図に添えて)①東【男】
晩夏へと力石とて力抜く(静恵・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡》
炎天を躱す力や力石(しずく・世田谷区大宮「大宮八幡宮」)⑧
木下闇城主眠るや力石(篠田邑草・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
下闇に城主は眠り力石(篠田邑草・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
力石触るれば聞こゆ法師蝉(篠田邑草・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
飛魚北風(あごきた)や男を待てる力石(柴田佐知子・福岡市東区志賀島「志賀海神社」)⑨《空》
寒晴やふれたるのみの力石(柴田志津子・福岡市東区志賀島「志賀海神社」)⑨《空》
秋蝉や手にまわしみる力石(柴口れい子・四日市市楠町南川「瓜生神明社」)①【福井】《三重》
秋空の躄(いざ)つてをりし力石(柴口れい子・四日市市楠町小倉「小倉集会所」)②【石川】《三重》
力石卓袱台とし青き踏む(柴山つぐ子)⑨ 《北軽》
雪解風ふれて通るよ力石(柴山つぐ子)⑨ 《北軽》
力石撫ぜて心願成就かな(柴山つぐ子)⑨ 《北軽》
触れさせて貰ふ蛙や力石(柴山つぐ子・栃木県栃木市惣社町「大神神社」)⑨ 《北軽》
若葉風包みてゆける力石(柴山つぐ子・栃木県栃木市惣社町「大神神社」)⑨ 《北軽》
枯れるもの枯れてどっかと力石(志水千代子)①【長野】【男】《雲の峰》
あたたかや村の鎮守の力石(志水芳秀)①【長野】【男】《雲の峰》
いにしえを偲びて辿る力石(下久保義一・伊予市中山町佐礼谷竹ノ内「お堂」)◎⑥【愛媛】
喝采をあびる秋空力石(下村久美子)③【兵庫】《姫路青門》
東男の大石持國技を偲ぶ 江戸趣味力遊び(秀太郎・墨田区向島「隅田川テラス」)
雲の峰大中小の力石(純)⑧【愛知】《春月》
力石一山治めたる淑気(純子・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡》
秋愁や押して動かぬ力石(正司三刀・下関市豊浦町室津「室津公民館」)《ゴスペル》
秋雨に濡れて艶めく力石(正司三刀・下関市豊浦町室津「室津公民館」)《ゴスペル》
秋日影量目を刻す力石(正司三刀・防府市台道「繁枝神社」)《ゴスペル》
爽やかに教師の語る力石(正司三刀・山口市秋穂二島「二島小学校」)《ゴスペル》
力石ここよここよとちちろ虫(正司よし女・下関市豊浦町室津「室津公民館」)《ゴスペル》
秋雨に濡れて円かや力石(正司よし女・下関市豊浦町室津「室津公民館」)《ゴスペル》
十薬の花に埋もれし力石(しょうく)⑥【大阪2】
宮相撲おっととっとと力石(祥雲)⑦【長野2】《顧問のいないネット句会》
石だけがおれの努力を知っている(しようぶ・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
力石やんわり止まる赤とんぼ(しらぶる)⑦【長野2】《顧問のいないネット句会》
道半ば力石撫で伊勢参り(白木ひろ海)⑤《椿本氏》
磐石の心で歩む初詣(白木ひろ海)⑤《椿本氏》
鏡餅持ち上ぐ男女力持ち(白木ひろ海)⑤《椿本氏》
御鏡の持ち上げ競ふ力持ち(白木ひろ海)⑤《椿本氏》
持ち上ぐる大鏡餅力持ち(白木ひろ海)⑤《椿本氏関係》
夕涼や番持ち石の残りけり(白崎 匠・坂井市春江町金剛寺「春日神社」)⑤《末政氏》
父の日や男を競ふ力石(白崎 匠・坂井市春江町金剛寺「春日神社」)⑤《末政氏》
夕涼や番持石の置くところ(白崎 匠・坂井市春江町金剛寺「春日神社」)⑤【石川2】《末政氏》
柊の花や宮居の力石(しんい)⑥【大阪2】
力石の文字の剥落諸葛菜(新香)④【新発見】
日脚伸ぶ寺の静かな力石(神野宗義)①【大阪】【男】
緑陰や微かに動く力石(西瓜堂)⑧
大空にあぐらかきたる力石(翠峯)①愛【男】
磐持の謂繙く春灯下(末政千代子)⑤《末政氏》
落椿磐持石の艶めけり(末政千代子・坂井市三国町安島「大湊神社」)⑤《末政氏》
着ぶくれて差し石巡る一日旅(末政千代子・あわら市宮谷「区民館」)⑤《末政氏》
八斗石担ぎし老の炬燵守り(末政千代子・あわら市宮谷「区民館」)⑤《末政氏》
(ツチフ)れる盤持石の所在はも(末政千代子)⑤《末政氏》
遠近に磐持見ゆる春の宮(末政千代子・あわら市宮前「御前神社」)⑤《末政氏》
夕涼や国の文化の力石(末政千代子・あわら市田中中「八幡神社」)⑤《末政氏》
脂汗かいているよな力石(末政千代子・坂井市三国町加戸「消防倉庫前」)⑤《末政氏》
力石地震の瓦礫に埋もれて(末政千代子・坂井市坂井町五本「八幡神社」)⑤《末政氏》
盤持ちに飲めよと注ぐ新走り(末政千代子・坂井市三国町加戸「消防倉庫前」)⑤《末政氏》
夏祭り賑わゐ見てる力石(末政千代子・福井市砂子坂町「普活廼神社」)⑤《末政氏》
颱風に殿と構えし力石(末政千代子・坂井市三国町加戸「消防車庫前」)⑤《末政氏》
露分けて盤持ち石を訪ねけり(末政千代子・坂井市丸岡町野中山王「」八幡神社)⑤《末政氏》
蛇の衣絡まりをりし力石(末政千代子・坂井市丸岡町小黒「春日神社」)⑤《末政氏》
花蕎麦や古村に眠る力石(末政千代子・大野市中津川「白山神社」)⑤《末政氏》
散らばれる力石訪ふ去年今年(末政千代子)⑤《末政氏》
名にし負う三國湊の力石(末政千代子・坂井市三国町滝谷「吉田宅」)⑤《末政氏》
みんみんと蝉鳴く宮の力石(末政千代子・あわら市布目「龍宮神社」)⑤【大阪2】《末政氏》
露けしや散らばりをりし力石(末政千代子・坂井市春江町大牧「八幡神社」)⑤【神奈川2】《末政氏》
力石おわす神社の草萌える(末政千代子・あわら市滝「白山神社」)⑦【長野2】《末政氏》
春潮波音きこゆ力石(末政千代子・坂井市三国町安島「大湊神社」)⑦【長野2】《末政氏》
磐持の沈むが如し苔の花(末政千代子・あわら市田中中「八幡神社」)⑤【石川2】《末政氏》
水温む床しき郷の力石(末政千代子・あわら市滝「白山神社」)⑤【愛知】《末政氏》
露の世に一つ残りし力石(末政千代子・坂井市三国町滝谷「吉田宅」)⑤【愛知】《末政氏》
若者の汗にまみれた力石(菅沼重夫・富士見郷土史かるた)⑧【愛知】
啄木鳥や大樹のもとの力石(菅野日出子)⑥【静岡】
力石三つ並べて春動く(菅野奈都子)⑧
きさらぎや手垢まみれの力石(菅谷俊男)①大【男】
炎天の火を吹きさうな力石(菅原末野・吉田町神戸「地蔵堂」)④Ⅰ【静岡】
商人の力顕す大盤石 歴史を語る初午の朝(杉井梢虫・桶川市寿「稲荷神社」)③《桶》
紅花の栄え記せし力石 桶川宿の汝こそ語り部(杉井梢虫・桶川市寿「稲荷神社」)②【埼玉】《桶》
いにしえの男は勝負力石 若人の汗今に輝く(杉井梢虫・桶川市田向「庚申堂」)②【埼玉】《桶》
炎昼の力石てふ石三つ(杉浦典子)⑧
秋蝶の流れてとまる力石(杉江茂義)①【長野】【男】《雲の峰》
力石入道雲と果し合い(杉島紘子)⑧
力石七つ並びて黄水仙(杉原祐之)⑥【静岡】
花ふぶき受けて存在力石(杉山佐都子)①さ【男】《けやき》
神無月社守りて力石(杉山佐都子)①【神奈川】【九州】《けやき》
蟋蟀(こおろぎ)のやがて静かに力石(杉山佐都子)①【埼玉】《けやき》
冬枯れを静かに吸いし力石(杉山佐都子)②【さいたま】【男】《けやき》
蔦紅葉からまる里の力石(杉山佐都子)②【さいたま】【九州】《けやき》
霜柱大地に沈む力石(杉山佐都子)②【千葉】《けやき》
蜩の聞き納めなり力石(杉山佐都子)③【北海道】《けやき》
夏の蝶羽根を休めし力石(杉山佐都子)③【さいたま】【九州】《けやき》
秋の蝉抜け殻残す力石(杉山佐都子)③【埼玉】《けやき》
力石守るが如く苔の花(杉山佐都子)⑦【長野2】《けやき》
蝉の声力石抜け地底まで(杉山佐都子)⑦【長野2】《けやき》
夏祭り過客をしのぶ力石(杉山佐都子)⑦【福井2】《けやき》
空蝉の落ち来て跳ねる力石(杉山佐都子)⑦【福井2】《けやき》
金魚売り寺庭濡らす力石(杉山佐都子)⑦【愛知】《けやき》
神社に力石あり寒緩む(杉山三記雄・東大阪市小若江「神剱神社」)
五月雨や苔のむしたる力石(鈴木京子・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤【大阪2】《椿本氏》
梅雨めくや文字の薄れし力石(鈴木京子・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤【神奈川2】《椿本氏》
青芝に半分うもれ力石(鈴木京子・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤【愛知】《椿本氏》
梅雨に入る二つ並びて力石(鈴木京子・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤《椿本氏》
嘉永春力士卯之助大磐石(チカライシ)(鈴木興仙・桶川市寿「稲荷神社」)②《桶》
肌のよき石に遊ばむ花の杜(鈴木興仙・桶川市寿「稲荷神社」)③【千葉】《桶》
力石二つ並んで競い合い(鈴木興仙・桶川市篠津「多気比売神社」)⑤【大阪2】《桶》
力石二つ並びて夏落葉(鈴木興仙・桶川市篠津「多気比売神社」)
【長野2】《桶》
玉石に我が名越残し消に計里 天江登里て雲と難留らん(鈴木武吉・さいたま市岩槻区表慈恩寺「表慈恩寺東自治会館」)②【力石】
力石讃える紙垂の風涼し(鈴木直枝・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)④【新発見】
色変へぬ松のしもとに力石(鈴木ぽんこ・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
樹下さやか謂れ札読む力石(鈴木ぽんこ・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
堆かき落葉に埋もる力石(鈴木ぽんこ・大阪市生野区「御幸森神社」)《ゴスペル》
遥拝所そびらに秋気力石(鈴木ぽんこ・大阪市天王寺区「久保神社」)《ゴスペル》
力石まぶしからずや秋日落つ(鈴木ぽんこ・大阪市天王寺区「久保神社」)《ゴスペル》
下闇に苔むしてをる力石(鈴木ぽんこ・大阪市生野区桃谷「御幸森天神宮」)⑨《ゴスペル》
炎天の松の根元の力石(鈴木義親・四日市市富田西町「八幡神社」)①【男】《三重》
西日受け二つ並びし力石(鈴木義親・四日市市松原町「聖武天皇社」)①【山陽】《三重》
祭あと松の根元の力石(鈴木義親・四日市市富田西町「八幡神社」)②【男】《三重》
狛犬と注連飾られし力石(鈴木義親・四日市市松原町「聖武天皇社」)②【群馬】《三重》
境内は秋蝉の声力石(鈴木義親・四日市市富田西町「八幡神社」)③【三重】《三重》
力石日向に在りて温くきかな(鈴木義親・四日市市松原町「聖武天皇社」)③【千葉】《三重》
若き日に力だめしに担ぎたる 石に苔生え境内にあり(進・金山町上台「熊野神社」)⑦【福井2】
蝉止る祖父の名のある力石(せい一・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
空蝉の小爪がとらう力石(せい一・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
蝸牛あゆみの光る力石(せい一・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
雪解水わけて二筋力石(せい一・横浜市都筑区池辺町「杉山神社」)⑨《池辺》
力石擡(もた)げ競ひし寒修行(清月)
小春日や誇らしき名の力石(晴好雨独)⑦【長野2】
江戸の春力くらべの声聞こゆ(晴好雨独・さいたま市岩槻区馬込「大六天神社」)⑥
小春日や誇らしき名の力石(晴耕雨読)⑧
日向ぼこ大盤石の文字たどる(正能裕久・桶川市寿「稲荷神社」)⑥《桶》
冬日向影もやわらぐ力石(正能秀子・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【大阪2】《桶》
冷やかに胸押付る力石 桶へ登て肴せる浜(青徳)④【九州】
金剛の汗して蟻の力石(青嵐・鈴木浩)⑥【静岡】
十薬の花明かりして力石(瀬戸十字)①【愛・静】【男】
力石並ぶ境内神の留守(千舟)⑨
爽籟や昭和尽きても力石(祖人)⑦【長野2】
力石立つや落花を浴びながら(祖人・町田市小野路町「小野神社」)【愛知】
雪解やはれて出たるちから石(素水・春日部市神間「奉納俳額」)④【男】【新発見】
【た】
露に濡れ御大師さんの力石(隆雄・川崎市川崎区大師町「川崎大師平間寺」)④【新発見】
力石目に留まらず草の花(高尾のり子)①【新潟】《三重》
風雪に曝さる力石丸き(高尾のり子)②【茨城】《三重》
ちちろ住む力くらべの石白し(高尾のり子)③【三重】《三重》
花の影曳く奉納の力石(高木良多・杉並区「久我山神社」)①【男】【岐阜】《雲の峰》

猛暑にも凛と立ちたる力石(高島愼助・さいたま市緑区間宮「大百天神社」)①【九州】【さいたま】
「遠郷」の文字刻みたる力石 出稼ぎ人の想い潜めて(高島愼助・大阪市住吉区遠里「極楽寺」)①【男】【力石】
人垣と石担ぐ人鰯雲(高島愼助)①【群馬】
力石太根枕の日向ぼこ(高島愼助・さいたま市岩槻区黒谷「久伊豆神社」)①【九州】【さいたま】
去年今年全国行脚力石(高島愼助)①【北海道】
力石に河津桜の散りそそぐ(高島愼助・河津町谷津「河津八幡宮」)①【男】【山陰】【静岡】
春風や戸越の杜の力石(高島愼助・品川区戸越「戸越八幡神社」)②【播磨】
ふんぞって地蔵護るか力石(高島愼助)③【男】【さいたま】
鶺鴒の尾に叱られる力石(高島愼助)②【九州】【さいたま】
「魁」と「虎勇」足下に従えて 力持碑の栄華いずこに(高島愼助・名古屋市中村区「妙行寺」)②【男】
富士塚の今踏み石か力石(高島愼助・豊島区池袋本町「氷川神社」)②【茨城】
祭衆に靴を脱がれる力石(高島愼助・九度山町九度山「阿弥陀堂」)②【男】
曼珠沙華石取り囲み警護かな(高島愼助)②【富山】
ムムムムムムムムムムムム力石(高島愼助)②③【九州】
土蜘蛛の巣のへばりつく力石(高島愼助)③【九州】【さいたま】
力石辿り振舞い麦茶かな(高島愼助)③【北海道】
力石ポツネンとあり遍路道(高島愼助・二戸市福岡長嶺「歴史民俗資料館」)③【九州】【さいたま】
五月雨のほとほとと打つ力石(高島愼助)②【九州】【さいたま】
ローで登る道最終の力石(高島愼助・二戸市白鳥天ケ塚「高塚宅」)③【北海道】
廃宮の苔むすままの力石(高島愼助・天津小湊町四方木「山の神」)③【千葉】
秋風に馬の絵踊る力石(高島愼助・大網白里町永田富谷「矢口神社」)③【千葉】【力石】
「おた福」の名の微笑まし力石(高島愼助・三郷市彦倉「延命院」)③【埼玉】【男】
力石知る人もなくひっそりと(高島愼助)③【男】
力石優しく抱くやウマゴヤシ(高島愼助)③【山陽】
埋もれゆく羊歯の葉陰の力石(高島愼助)③【九州】
堂前の靴脱ぎ石に姿変え(高島愼助・九度山町九度山「阿弥陀堂」)③【九州】
蜻蛉の休み場所かや力石(高島愼助)③【九州】
力石杯状穴に夏の雨(高島愼助)③【男】
廃村の静かに眠る力石 かつては人のざわめきの中(高島愼助)③【山陰】
秋祭り益荒男達の石担ぎ(高島愼助・姫路市大津区「天満神社」)③【山陰】
それ担げ周りやかまし秋祭り(高島愼助・姫路市大津区「天満神社」)③【茨城】
盆踊り腰掛けにされ力石(高島愼助)③【九州】
先祖の名残す石にも靴の跡(高島愼助)③【男】
梅散りて白き衣の力石(高島愼助)③【山陰】
恐竜の卵と子らが力石(高島愼助・福井県小浜町矢代「ふれあい会館」)③【福井】
力石刻字を埋めし初氷(高島愼助)③【山陰】
廃宮の鳥居に代わる力石(高島愼助)③【群馬】
力石そっと寄り添う蕗の薹(高島愼助)③【群馬】
夕立にさも涼しげな力石(高島愼助)③【茨城】
霰打つたかが霰と力石(高島愼助)③【山陰】
力石持ち上げるほど力無し(高島愼助)③【九州】
雪かぶり宮居に耐える力石(高島愼助)③【男】
花蔭に隠れて眠る力石(高島愼助)③【新潟】
胸の傷やゝ誇らしげ秋祭り(高島愼助)③石
転がせば蟻の住処か力石(高島愼助)③【九州】
力石二つ寄り添い年をとり(高島愼助)③【九州】
力石愛しき人の触れる場所 人知れぬ時頬紅を塗る(高島愼助・天草地方の聞き書きより)③【九州】【力石】
力石藪蚊とともに文字を読む(高島愼助)③【九州】
切付にぼうふら踊る力石(高島愼助)③【九州】
奉納の文字埋もれゆく力石(高島愼助)③【九州】
力石土筆が包む暖かさ(高島愼助)③【石川】
富士塚を支える雪の力石(高島愼助)③【男】
力石三つ並びても忘れられ(高島愼助)③【埼玉】
冬枯れに刻字も寂し力石(高島愼助・銚子市中島町「路傍」)③【男】
冬の日にゴロリ昼寝か力石(高島愼助・淡路市草香「八幡神社」)③【兵庫】
子供らが跳び跳び遊ぶ力石(高島愼助・さいたま市見沼区蓮沼「菅原神社」)③【男】
二の腕の震えも空し石落とす 悔やむ益荒男肩落とす(高島愼助・姫路市大津区天満「神明神社」)③【九州】
忘れられ瓦礫の仲間力石 過去の栄華か利根の秋風(高島愼助・野田市今上上「稲荷神社」)③【九州】
もうアカン担げず落とす力石(高島愼助・姫路市大津区天満「神明神社」)③【九州】
たかが石ビクリともせず頭掻く 「恥掻き石」の銘に微笑む(高島愼助)③【男】
ゴロゴロリ裏の文字読む力石(高島愼助)③【九州】
昔河岸面影も無く力石(高島愼助・野田市今上上「稲荷神社」)③【男】
雪吊りの重しか今は力石(高島愼助)③【九州】
忠敬の鼻くそほどの仕事かな(高島愼助)④【力石】
日溜まりに寄り添い語る夫婦石(高島愼助・さいたま市見沼区片柳「見沼くらしっく館」)③【埼玉】
蓑虫のすがりつきたる力石(高島愼助・下関市豊北町粟野「金比羅神社」)③【九州】
蓑虫よ持ち上げるのか力石(高島愼助・下関市豊北町粟野「金比羅神社」)③【群馬】
大力に鶴亀立花才の春(高島愼助・姫路市広畑区才「天満宮」)③⑥【男】【力石】
遠き地に卯之助の立つ宮の春(高島慎助・姫路市網干区宮内「魚吹八幡神社」)③【男】
田に力男を示す力石(高島愼助) ③④【山陰】
力石自重で土に身を沈め 昔の姿少しとどめん(高島愼助)④【九州】
力石の露を払いて刻字読む(高島愼助)④【九州】
力石に座っている無礼者め(高島愼助・さいたま市南区広ケ谷戸「バス停」)④【九州】
力石からはみ出している大きなお尻(高島愼助・さいたま市南区広ケ谷戸「バス停」)④【九州】
六十歳に力石追う秋の風(高島愼助)④【力石】
陣取りか蝸牛三つ力石(高島愼助)④【力石】
石担ぐ人を想いて石を撫で(高島愼助)④【力石】
上がるかな鬼の形相力石(高島愼助)【力石】
そら担げ老いのうるさい力石(高島愼助・姫路市大津区天満「神明神社」)④【力石】
紅鎧、花遊、遠郷、初桜 鶴亀、一心、千鳥、魁(高島愼助)④【播磨】
炎天の「卯之助石」の熱きかな(高島愼助・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【新発見】
亀石と力石とに見守られ 幹半なる銀杏色づく(高島愼助・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【播磨】
忘れられ無情の雨に力石(高島愼助)④【新発見】
草枕記憶の隅の力石(高島愼助)④【新発見】
力石記憶の隅に押しやられ 若人の夢、若人の汗(高島愼助)④【新発見】
春時雨薄紅衣力石(高島愼助)④【新発見】
御柱法被行き交う力石 やや寂しげに下馬橋の横(高島愼助・下諏訪町「諏訪大社春宮」)④【力石】
春うらら御衣黄まとう力石(高島愼助)⑤【播磨】
臍まではなんとか上がる力石(高島愼助)⑤【播磨】
霜柱北風小僧力石(高島愼助)⑤【播磨】
麦秋を背にうたた寝の力石(高島愼助)⑤【播磨】
石担ぐ褌姿の益荒男の 白き体の赤く染まりて(高島愼助・姫路市大津区天満)⑤【愛媛】
力石すら担げないのに 君を抱き上げるなどとてもとても(高島愼助)⑤【大阪2】
冬の朝力石ほのかに白し(高島愼助)⑤【大阪2】
闇長く石探索の日短し(高島愼助)⑤【神奈川2】
力石六人衆の揃い踏み(高島愼助・静岡市清水区由比東山寺「薬師堂」)⑤【静岡】
かなかなと蝉の声聞く力石(高島愼助)⑦【静岡】
風温む伊予路に二つ力石(高島愼助・今治市馬越町鯨眠山「三嶋神社」)⑥【愛媛】
力石やゝ温かし伊予の春(高島愼助・松山市美沢「芳野宅」)⑤【愛媛】
鶯のこゑ聴く社力石(高島愼助・宇和島市三間町大内「三嶋神社」)⑥【静岡】
御衣黄のさくら咲きそむ力石(高島愼助)⑥【静岡】
御神木護るや春の力石(高島愼助・加須市平永「稲荷神社」)⑥【静岡】
冬枯れや力くらべの石ひとつ(高島愼助)⑥【大阪2】
見晴るかす白鷺の城力石(高島愼助・姫路市広峯「広峰神社」)⑥【愛媛】
ひとひらのはなびらふわりちからいし(高島愼助・鈴鹿市須賀「阿自賀神社」)⑦【長野2】
下倉田町を見守る夫婦石(高島愼助・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
のどかなり鴫立庵の力石(高島愼助・大磯町大磯「鴫立庵」)⑦【神奈川2】
力石冷たき石に血が通う(高島愼助)⑦【長野2】
宮に雨ふるふる 力石ゆるゆる埋もれ行く(高島愼助・高岡市福岡町沢川「愛宕神社」)⑥【石川2】
寒椿ぽとりと乗せて力石(高島愼助)⑤【愛知】
道祖神力石巻く冬薔薇(高島愼助)⑤【愛知】
十薬の十字の花と五十貫(高島愼助)⑦【福井2】
七変化紫陽花の下力石(高島愼助)⑤
ミッキーのねぐらか雨の力石(高島愼助・さいたま市緑区大門「大門神社」)⑤
足差しと言えど恐ろし巨石かな 百六拾貫をいかに支えし(高島愼助・桶川市寿「稲荷神社」)②
春を見る由加蓮台寺力石(高島愼助・倉敷市由加山「蓮台寺」)⑤
最強の縁石に化け力石(高島愼助・中野区上高田「大星宅前」)⑤
古株に寄り添い添い寝力石(高島愼助・白山市福留町「味知郷神社」)⑤
あら可愛いだるまに化けた力石(高島愼助・港区白金「立行寺」)⑤
虫すだく栗名月の力石(高島愼助)⑤
君すらも抱き上げられないのに力石など(高島愼助)⑤
秋の宵刻字をたどる白き指(高島愼助・松山市谷町「伊能忠敬休息之地」)⑤
大御戸社鳥居転用力石(高島愼助・静岡市葵区有永「大御戸神社」)⑤
燈籠の宝珠で威張る力石(高島愼助・まんのう町神野「神野神社」)⑤⑨
日緬寺寒風六個力石(高島愼助・沼津市下香貫牛臥「日緬寺」)⑤
富士よりも泰然自若力石(高島愼助・富士宮市万野原新田「琴平神社」)⑤
振れません石で作った小槌など(高島愼助・総社市長良「石槌神社」)⑤
露天風呂平六地蔵力石(髙島愼助・松崎町石部「平六地蔵露天風呂」)⑥
春を待つ力くらべの石ふたつ(髙島愼助)⑥
力石木の根枕の夢見かな(高島愼助・東伊豆町稲取「八幡神社」)⑥
力石(いし)を追い直ぐな航跡隠岐の島(高島愼助)⑥
見晴るかす富士の麓の力石(高島愼助・富士市神戸上村「神戸弁財天水神」)⑥
緑陰に力くらべの石みっつ(高島愼助・伊予市中山町中山森「堂」)⑥【愛知】
力石見て力石なる菓子を食う(高島愼助・桶川市寿「稲荷神社」)⑥
力石(いし)椅子に玉蜀黍をかじる子等(高島愼助・杉並区荻窪「田端神社」)⑥
縋り付く空蝉哀れ力石(高島愼助)⑥
シュラフ積みヤドカリの旅力石(いし)を追い(高島愼助)⑥
大榧を守るか二個の力石(高島愼助・富士宮市内房大晦日「五輪の大カヤ」)⑥
風香る松竹梅の力石(高島愼助・太宰府市太宰府「太宰府天満宮」)⑦
大榧も人もうらやむ夫婦石(高島愼助・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑦
大榧に抱かれ寄り添う夫婦石(高島愼助・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑦
高札場鈴鹿おろしと石三つ(高島愼助・菰野町田光「多比鹿神社」)⑦
力石馬頭観音与良の春(高島愼助・小諸市与良町「馬頭観音」)⑦
顔真っ赤担ぐか落とすか力石(高島愼助・姫路市大津区天満「神明神社」)⑦
風寒し月洲の宮の力石(高島愼助・堺市南島町「月洲神社」)⑦
秋深し瀬田八幡に石三つ(高島愼助・和木町瀬田「瀬田八幡宮」)⑦
若人の愛惜秘める力石(高島愼助)⑦
海童社雲龍久吉力石(高島愼助・柳川市大和町皿垣開甲木「海童神社」)⑦
春近し竹冷の句碑力石(高島愼助・千代田区外神田「神田明神」)⑧
春風と影向(ようごう)の松と力石(いし)の群れ(高島愼助・江戸川区東小岩「善養寺」)⑧
弁天を護り寄り添う力石(高島愼助・埼玉県騎西町下崎「八幡神社」)⑧【長野2】
小春日や花と銘ある力石(高島愼助・柏市花野井「香取神社」)⑧
ひたすらに老婆の撫でる長寿石(高島愼助・四日市市松原町「聖武天皇社」)⑧
時を経て健康長寿の石となり(高島愼助・度会郡南伊勢町五ヶ所浦「五カ所神社」)⑧
初春の注連飾られし力石(高島愼助)
玉遊と刻まれし石春日浴び(高島慎助・玉村町下新田「玉村八幡宮」)
力石「松竹梅」の文字刻む 東風吹く宮の片隅にあり(高島愼助・太宰府市宰府「太宰府天満宮」)⑨
与良の春馬頭観音力石(高島愼助・小諸市与良町「馬頭観音」)
石庭を春風撫でて力石(高島慎助・墨田区向島「石庭の隅田川」)
凛と立ち銀杏を守る力石(高島慎助・豊島区雑司ヶ谷「法明寺(鬼子母神)」)
力石の火照り少なく秋めきぬ(高島慎助)
瑠璃色の蜥蜴の遊ぶ力石(高島慎助)
「玉鶴」と優しき銘の力石(高島慎助・吉川市八子新田「須崎宅」)
春ふふふ肩を寄せ合う力石(高島慎助・さいたま市西区島根「氷川神社」)

力石迂回してゆく蟻の列(高嶋文清)⑧【愛知】
笑み栗や城に謂れの力石(高野清風・郡上市八幡町柳町一の平「郡上八幡城」)②【石川】《雲の峰》
つくつくや城に謂れの力石(高野清風・郡上市八幡町柳町一の平「郡上八幡城」)③【山陽】雲の峰》
春満月芝神明の力石(高橋紀美子・東京都港区芝大門「芝大神宮」)
神の留守四十貫の力石(高橋城山)④【播磨】
青葉風薄れし銘の力石(高橋敏子・さいたま市大宮区高鼻町「氷川神社」)⑦【長野2】《けやき》
町内の団結示す力石(高橋宣之・横浜市戸塚区下倉田町)⑦
町内の絆深める石と意志(高橋宣之・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
力石の持ち上げ競う町自慢(高橋宣之・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【福井2】
花梨咲く柳屋守る力石(高橋某)③【茨城】
春昼や江戸の名残りの力石(高橋善子)③【富山】
力石底をくすぐる蟻の塔(高橋玲子)⑤【神奈川2】《椿本氏》
蜻蛉の寄辺となりし力石(高橋玲子)⑤【大阪2】《椿本氏》
下萌の大盤石をもたげたる(高浜虚子)④【新発見】
元旦の畏(かしこ)まりたる力石(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
力石凭(もた)れ合ひして春寒し(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
力石王子の花に並び座す(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
水仙の合唱を聴く力石(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
時雨るるや畏まりたる力石(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
力石庭に額づき神迎(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
力石王子に鎮座神迎(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
力石畏まりして神迎(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
露けしや王子の跡の力石(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
力石時雨顔して神無月(田上登志郎・西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
草紅葉河津ゆかりの力石(高見洋三・河津町谷津「河津八幡宮」)①【四国】《雲の峰》
梅天神二つ並びし力石(高村令子)①【北海道】
堂裏の若葉明りに力石(高本がん・伊予市中山町中山森「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
竹落葉堂の静寂に力石(高本がん・伊予市中山町中山重藤「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
力石蛙飛びつく大神社(武井康弘・栃木市惣社町「大神神社」)⑨ 《北軽井沢》
蝉しぐれ丸み増したる力石(竹笛)④【播磨】
力石句碑に新門辰五郎(田島貞雄・台東区浅草「浅草寺」)⑦
露けしや注連を廻らす力石(立脇 操)⑥【神奈川2】《雲の峰》
秋の野を転がりさうな力石(立脇 操)①【四国】【男】《雲の峰》
十薬に囲まれている力石(立脇 操)①【岐阜】【男】《雲の峰》
新春のどんと置かれし力石(立脇 操)②【富山】《雲の峰》
力石に細き縄影島うらら(田中一美・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【播磨】
冬日まろし二十八貫の手玉石(田中一美・鎌倉市坂ノ下「御霊神社」)④【播磨】
力石五拾五貫余露しぐれ(田中彼方・さいたま市南区広ヶ谷戸「バス停」)⑦《けやき》
七之助奉納(おさめ)し力石(いし)に秋の草(田中彼方・さいたま市南区広ヶ谷戸「バス停」)⑦《けやき》
野ざらしの露こぼれゆく力石(田中彼方・さいたま市南区広ヶ谷戸「バス停」)⑦【長野2】《けやき》
草茂るままに暮れゆく力石(田中彼方・さいたま市南区広ヶ谷戸「バス停」)⑦【長野2】《けやき》
紅梅の下にどつかと力石(田中順)⑦【長野2】
力石苔むすまでも其処に在り(田中滝子・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【石川2】
銀杏は力石とは知らず落ち(田中紘美・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
冬日向幾年御座す力石(田中紘美・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦【愛知】
蝉の声したたかとあり力石(田中ゆきみ)③【福井】《三重》
切り干しの筵に一つ力石(田中與志子)⑤【播磨】
優男(やさおとこ)明日は明日はと素通りし(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)⑦
鬼が来て漬け物石に持ち帰り(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)⑧
比べあう自慢話に石歩く(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)⑧
村町(むらまち)の歴史を語る道標(みちしるべ)(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)⑧
たまり場に自慢の声が行き交いし(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
軽々と持ち上げてるのは夢の中(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)【神奈川2】
まだまだの修行足らずと石笑う(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【神奈川2】
歳明ける動かぬ石にも鐘響き(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【長野2】
石も泣く努力三年(みとせ)の冬の朝(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)【長野2】
信念を曲げぬ力で石動き(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)
変わりゆく町を見守り幾年ぞ(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)
雪帽子かぶる姿や辻の角(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)
若者に負けじと石も腕磨く(谷 克己・横浜市戸塚区下倉田町)【長野2】
秋深し今は昔の力石(谷 久雄)⑤【大阪2】《椿本氏関係》
村祭ちから自慢の力石(谷 久雄)⑤《椿本氏関係》
刻字消え藪蚊立たせし力石(谷口晃成)【山陽】①《三重》
蝉捕りのすこしとどかぬ力石(谷口晃成)②【茨城】《三重》
半分は凍土かぶり力石(谷口晃成)③【千葉】《三重》
庭涼し建御名方(たけみなかた)の力石(谷口和子・小松市浜田町「兎橋神社」)⑥【石川2】《雉》
神苑の力石より秋の声(谷崎はく子・加賀市栢野町「菅原神社」)⑧《ゴスペル》
暦日の苔露けしや力石(谷崎はく子・加賀市栢野町「菅原神社」)⑧《ゴスペル》
色鳥や座布に据ゑたる力石(谷野由紀子)②【山陽】☆
力石亡父と競へる夫の汗(田端 薫・鈴鹿市若松「小川神社」)⑤【大阪2】《椿本氏》
ドスン胸越しきらんかたげ石(田端睦雄)①【九州】【大阪】
落し文三十貫の力石(田原山人)⑥【静岡】
二礼二拍花びら溜める力石(珠子)⑥【静岡】
冬ざれや持てるはずなき力石(田村公平・福山市鞆町「住吉神社」)⑦【愛知】
秋晴れや小兵が担ぐ力石(近沢正人)③【兵庫】《姫路青門》
渾身に稔りの秋を力石(近沢正人)③【兵庫】《姫路青門》
万緑や尾道にある力石(直心)①【男】【岐阜】
卯の助の刻印無きも力石(千草啓一・越谷市蒲生「久伊豆神社」)⑧
桜散る境内に咲く力石(千草啓一・越谷市蒲生「久伊豆神社」)⑧
お参りのパワー授かる力石(千草啓一・越谷市蒲生「久伊豆神社」)⑧
刻印の意味解せぬが力石(いし)二つ(千草啓一・越谷市蒲生「久伊豆神社」)⑧
彩の国天保の力石(いし)が久伊豆に(千草啓一・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)⑧
越谷に鎮座まします三の宮(千草啓一・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)⑧
地まつりに俵かついで米褒美(千草啓一・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)⑧
椿咲く社に鎮座卯之助が(千草啓一・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)⑧
しめ縄が霊験あらた力石(千草啓一・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)⑧【愛知】
刻まれし五十貫の力石(千草啓一・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)⑧
天保力石(いし)朝陽を浴びて輝けり(千草啓一・越谷市越ヶ谷「久伊豆神社」)⑧
力石縁起かついで宮参り(千草啓一・越谷市蒲生「久伊豆神社」) 
秋高し宮司の祓ふ力石(筑紫次郎)①【男】【四国】《雲の峰》
七椙の大きな陰に昼寝かな(遅足・松川町元大島「大洲七椙神社」)⑥【長野2】
夏場所や片手で挙ぐる力石(知念哲庵・春日部市粕壁「春日部八幡神社」)③【埼玉】
ちから石冬日をしかとなか空に(茅野溪水・東京都港区高輪「高輪神社」)⑥【大阪2】
稲の香や以外に小さき力石(茶猫)⑦【長野2】
桜蘂ふる産土の力石(茶猫)⑦【長野2】
下萌えて担ぐ人なき力石(千代子)⑨
顔のない男が石を抱いてくる(塚本道子)①【北海道】
力石余熱残れり夏の夜(佃 実・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
草茂る中に立札力石(佃 実・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
萩咲いて名刹に座す力石(佃 実・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦【愛知】
万緑の宮に鎮座す力石(辻トシ・鈴鹿市岸岡町「貴志神社」)①【山陽】《三重》
白蛇祀る垣の礎力石(辻トシ・鈴鹿市岸岡町「貴志神社」)②【富山】《三重》
秋晴れの御堂の陰の力石(辻トシ・菰野町諏訪「薬師堂」)③【三重】《三重》
秋祭ありし主役の埋もれ石(辻二喜子・菰野町千種「常夜灯横」)①【山陽】《三重》
秋天の大燈籠の力石(辻二喜子・菰野町千種「常夜灯横」)②【茨城】《三重》
子等遊び社の萩の三つ石(辻二喜子・菰野町田光「多比鹿神社」)③【群馬】《三重》
子等の声三つ石並び天高く(辻二喜子・菰野町田光「多比鹿神社」)③【千葉】【群馬】《三重》
力石二つ並びて草紅葉(辻井桂子)①【男】【岐阜】《雲の峰》
赤とんぼひとつとまりし力石(筒井みつ江・いなべ市北勢町「小森久馬宅畑」)③【新潟】《三重》
壮士(ますらお)の抱ける想い力石 高く奉げるそいと一息(角田晶生・鎌倉市小袋谷「小袋谷公会堂」)⑦【福井2】
染みたるは汗のみならず力石 是非に聞きたし何の染みたる(角田晶生)⑨
成し遂げし吐息も荒く血管の 両の腕(かいな)に浮かび脈打つ(角田晶生)⑨
担ぐほど汗の重みや力石(椿本格三)⑤《椿本氏》
磐石や稲架の向かうに神の森(椿本格三)⑤ 《椿本氏》
初明り光返せし力石(椿本格三)①【山陽】《三重》
力石男の汗の染み光る(椿本格三)①【群馬】《三重》
春の雪落ちては溶けぬ力石(椿本格三)②【石川】《三重》
嬌声も飛び力持ち競ふ秋(椿本格三)②【山陰】《三重》
朱のもみぢ力比べの頬に散る(椿本格三)②【福井】《三重》
名月に定かに泛(うか)ぶ力石(椿本格三)③【群馬】《三重》
藁塚囲む村の鎮守の力石(椿本格三)③【千葉】《三重》
持ち上げし石を濡らせし秋時雨(椿本格三)③【三重】《三重》
力石空を見上げて細雪(辻 光政・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【長野2】
積りたる雪の丸みや力石(椿本格三)⑤ 【神奈川2】《椿本氏》
磐石を秋の時雨の鎮めたる(椿本格三)⑤【大阪2】《椿本氏》
冬温し棚の中なる力石(坪内秋野風・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤《末政氏》
力石貫匁で表示して寒し(坪内秋野風・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤《末政氏》
放置さる盤持石にある余寒(坪内秋野風・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤《末政氏》
春を待つ盤持石の五つかな(坪内秋野風・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤《末政氏》
春寒し宮居に残る力石(坪内秋野風・坂井市春江町中筋「春日神社」)⑤【大阪2】《末政氏》
待春の丸き顔して力石(土永竜仙子)①【男】【京都】
秋燕や水屋の横に力石(鶴崎久枝)①【男】【長野】《雲の峰》
風花や大きさ違ふ力石(鶴田武子)①【男】【長野】《雲の峰》
薫風や少し動かす力石(鶴田武子)②【茨城】《雲の峰》
小鳥来る海人の社に力石(出口サツエ)⑥【神奈川2】
冬すみれ咲いて名のある力石(てつや)③【山陽】
力石並ぶ境内四万六千日(徹矢)⑧《春月》
石二つ声なく置かれ秋日和(寺本ひで子)①【茨城】

秋深し丸三角の力石(寺本ひで子)①【山陽】《三重》
長老の話の涼し力石(寺本ひで子)②【群馬】《三重》
判読の出来ぬ字涼し力石(寺本ひで子)③【三重】《三重》
力石王子の花に競ひけん(出羽里石・和歌山県西牟婁郡上富田町市ノ瀬「一ノ瀬王子社」)⑨
力石影を一つに冬に入る(土居静香・愛媛県上浮穴郡久万高原町二名「葛城神社」)⑨
初不動江戸のむかしの力石(戸板康二)④【九州】
磐石へ道ののりたる落葉かな(橙黄子とうこうし)⑤
夏場所や綱歴代の力石(道舟・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」)⑧
力石太陽の光に輝きぬ(トシばあちゃん・四日市市寺方町「大日寺」)⑦
力石手を合わせれば願い事(トシばあちゃん・菰野町田光「多比鹿神社」)⑦
力石持てないままにだいている(トシばあちゃん・菰野町田光「多比鹿神社」)⑦
力石重くて持てぬ幼き子(トシばあちゃん・菰野町田光「多比鹿神社」)
力石雪におおわれ美しい(トシばあちゃん・菰野町田光「多比鹿神社」)⑦【長野2】
力石寒さに負けず鎮座する(トシばあちゃん・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【長野2】
力石遠い昔より鎮座する(トシばあちゃん・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【福井2】
秋空をそめて拝む力石(トシばあちゃん・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【長野2】
力石おがめば長生きできるでしょう(トシばあちゃん・四日市市寺方町「大日寺」)⑦【愛知】
力石かつぐ力で世をかつげ(徳安実蔵・鳥取市田島「毘沙門堂」)④【力石】
初詣五十貫目の力石(ととろ)④【播磨】
秋声や家守りゐる力石(殿尾千恵)②【茨城】《石原氏》
秋声や代々のこる力石(殿尾千恵)②【群馬】《石原氏》
力石座する山風秋の声(殿尾千恵)③【群馬】《石原氏》
無患子や享保と記す力石(土橋正子・桶川市篠津「多気比売神社」)⑥《桶》
注連飾る郷土自慢の力石(土橋正子・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【大阪2】《桶》
いつまでも変らぬ御代の力石 六十一で心持よさ(富田久右衛門・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」)③【九州】
啓蟄の志演神社の力石(富田澄江・江東区北砂「志演神社」)③【力石】 
うららかに指の窪ある力石(鳥居美智子・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④【新発見】

力石蹴つて飛び立つ初雀(内藤 静・世田谷区宮坂「世田谷八幡宮」)⑨《風土》
秋の蚊のよろけ出づるや力石 (中井一雄)④【石川】
青嵐駆け降りたる参道を 昇り到れば力石あり(長井那智子・香取市香取「香取神宮」)⑥【大阪2】
天高し子らの跨がる力石(仲井義明・明石市人丸町「人丸神社」)①【茨城】《雲の峰》
ニコライの鐘きく春夜の力石(永井良和・千代田区外神田「神田明神」)⑨《陸》
力石まつりの騒の遠くあり(永井良和・千代田区外神田「神田明神」)⑨《陸》
春雷や鬼が置き去る力石(永井良和・千代田区外神田「神田明神」)⑨《陸》
朧めく重さ明かさぬ力石(永井良和・千代田区外神田「神田明神」)⑨《陸》
蟷螂の構へてゐたる力石(仲尾弥栄子)①【男】【四国】《雲の峰》
神の留守諸手に余る力石(仲尾弥栄子)②【山陽】《雲の峰》
力石試す子どもや夏祭り(長岡 実)④【新発見】
鉢巻の浴衣姿や試し石(長岡 実)④【新発見】
汗浮かべじっとたえゐる力石(長岡 実)④【新発見】
持ち上げて汗の笑顔や力石(長岡 実)④
【新発見】
過し世のロマンを語る力石(長倉千代)⑥【大阪2】
時は今忘れないでと力石(長倉千代)⑥【愛知】
弁慶の力石とや草青む(中川達雄)①【九州】愛《雲の峰》
差し石につけても父を秋風裡(中川晴美)②【北海道】《雲の峰》
力石競うて秋の里神楽(中川晴美)③【男】【四国】《雲の峰》
七斗石担ぐ褌や祭笛(中川晴美)①【男】【長野】《雲の峰》
浦祭を明日に運べる力石(中川晴美・福山市鞆町後地「沼名前神社」)⑧《雲の峰》
力あり病いも癒す力石(長倉千代)⑥
粋だよね男を示す力石(長倉千代)⑥
雨に濡れイケメンだよね力石(長倉千代)⑥
過疎の村忘れ去られた力石(長倉千代)⑥【神奈川2】
春浅し冨士を見上げる力石(長倉千代・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑨
笹鳴きをじっと聞いてる力石(長倉千代)⑨
若衆の汗のにじんだ力石(長倉千代)⑨
ふる里の寺に座したる力石(長倉千代)⑨
力石静かに見ている秋祭り(長倉千代)⑨
落椿力石をもかくしおり(長倉千代)⑨
力石ひびに触れもす愁思かな(中斎ゆうこ・半田市東本町「業葉神社」)⑦【愛知】《ゴスペル》
秋興や腰かけてみる力石(中斎ゆうこ・京都市左京区一乗寺下り松町「下り松」)《ゴスペル》
あきらめて腰をかけたか力石(中澤 清・横浜市戸塚区下倉田町)⑦
さし上げる桜載せたる力石(中澤 清・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
赤とんぼちょっと休んだ力石(中澤 清・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【神奈川2】
夕焼けに見とれ休んだ力石(中澤 清・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【愛知】
つくしんぼ横から顔出す力石(中澤 清・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【長野2】
幼子もためしてみるか力石(中澤 清・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【福井2】
注連の藁打つにほどよき力石(中者正機・敦賀市松島町「神明神社」)⑦
仲仕の名彫りし秋暑の力石(永田英子・福山市鞆町「住吉神社」)⑤
秋蝉や集めてありし力石(永田二三子)④【播磨】
さへづりのつぶだちてくる力石(永田満徳・熊本市北岡自然公園「細川家墓地」)⑧
冬ぬくし柵の中なる力石(中谷葉留)⑨《風土》
進学の子を占ってみる力石(長谷 弘)④【力石】
力石自慢の腕汗光る(長谷 弘)④【力石】
境内の紅葉映して力石(長谷 弘)④【力石】
力石雪に埋もれて時機を待つ(長谷 弘)④【播磨】
たんぽぽを咲かせ二トンの力石(中塚玲子・上板町「七条兼仲ゆかりの力石」)①【九州】《雲の峰》
秋蝶のつかずはなれず力石(中司満天・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
小鳥来る樹下に寄り添ふ力石(中司満天・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
秋日和鳥居くぐれば力石(中司満天・西宮市甑岩町「越木岩神社」)⑨《ゴスペル》
雷はげし対峙せしごと力石(中西美穂子)①【新潟】《三重》
夏草や埋もれし石にある力(中西美穂子)①【福井】《三重》
丸々と月日を重ね露の石(中西美穂子)②【茨城】《三重》
夏草や埋まるる石の力秘め(中西美穂子)③【千葉】《三重》
松過ぎの今年は重き力石(長野 眸・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【静岡】
力石動いてゐたる宮日あと(永淵惠子・福岡市西区能古島「白髭神社」)⑨《空》
なだらかなさし石三つ草青む(中御門あや・大阪市北区天神橋「大阪天満宮」)②【茨城】《雲の峰》
夏落葉一枚のせて力石(中村和子)③【山陽】
啓蟄の最もすみに力石(中村和弘)⑨《陸》
差し石の番付を見る浦祭(中村克久)①【山陽】《雲の峰》
この石をあげたら言うぞ愛してる(中村圭吾・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
藤の実の落ちてはじける力石(中村豆狸・柳川市大和町「海童神社」)⑧《ゴスペル》
秋蝶の翅やすめをる力石(中村豆狸・柳川市大和町「海童神社」)《ゴスペル》
落とし水四囲に高鳴る力石(中村豆狸・柳川市塩塚「住吉神社」)⑧《ゴスペル》
草隠れなるは白露の力石(中村豆狸・八女郡広川町一條「八幡宮」)⑧《ゴスペル》
下闇の龕に鎮もる力石(中村豆狸・三原市幸崎能地「常盤神社」)⑨《ゴスペル》
力石寂と境内苔の花(灘岡怜子・伊予市中山町高岡「お宮」)⑥【愛媛】
樟若葉日差しをはじき力石(灘岡怜子・伊予市中山町栗田「三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
蟻地獄覗く床下力石(灘岡怜子・伊予市中山町栗田「三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
匂ひ立つ茅の輪の先に力石(夏柿)⑨
春の雲役目を終えし力石(波野・今治市波方町波方甲里前「波方公民館」)⑧
力石上げれば天国落とせば地獄(浪速の長州力)⑧
夏落葉大磐石にとまりけり(行方克巳)⑧
きらん草紫紺に敷きて力石(楢崎智恵子)⑨《ゴスペル》
落蝉や軽く叩きて力石(成田美代・宇佐市南宇佐「宇佐神宮」)⑨
刻(とき)かけて北風さらされ力石(生川弥生・四日市市西坂部御館「浄蓮寺」)⑦
我一番木枯あらがふ力石(生川弥生・四日市市西坂部御館「浄蓮寺」)⑦【愛知】
六月の陰りありけり力石(鳴海清美)①【男】【京都】
炎昼や肌着掛けある力石(新保 主)①【男】【神奈川】《雲の峰》
打水のすぐに乾ける力石(新保 主)②【男】【長野】《雲の峰》
磐石に張り付くやうな冬の蜂(新保笑子・菰野町田光「多比鹿神社」)⑥《椿本氏》
冬天や個個に名の有り力石(新保笑子・菰野町田光「多比鹿神社」⑥《椿本氏》
冬の日や路標にまがふ力石(新保康子)①【北海道】《雲の峰》
秋風や今は用なき力石(仁木道代・名張市安部田「雪岡源一宅」)①【茨城】《三重》
萩の野に力だめしの石四つ(仁木道代・名張市安部田「雪岡源一宅」)②【群馬】《三重》
声かけて角力けいこの力石(仁木道代・名張市安部田「雪岡源一宅」)③【三重】《三重》
あやめ咲く室の八島や力石(西聰太郎・栃木市惣社町「大神神社(室の八嶋)」)⑧
里宮に神楽の太鼓力石(西尾芳子・伊予市中山町中山高岡「お宮」)⑥《中山町》
宮の灯の点り神楽や力石(西尾芳子・伊予市中山町中山高岡「お宮」)⑥《中山町》
神楽酒酔ひ痴れし人力石(西尾芳子・伊予市中山町中山高岡「お宮」)⑥《中山町》
力石と宮も古りし里神楽(西尾芳子・伊予市中山町中山高岡「お宮」)⑥《中山町》
里人の集ふ神楽や力石(西尾芳子・伊予市中山町中山高岡「お宮」)⑥《中山町》
新樹光自慢の祖父の力石(西尾芳子・伊予市中山町出渕「永田三島神社」)⑥《中山町》
短夜の祖父の語りし力石(西尾芳子・伊予市中山町出渕「永田三島神社」)⑥《中山町》
接待の草餅ぬくし力石(西尾芳子・伊予市中山町中山重藤「お堂」)⑥《中山町》
堂縁に草笛吹く子力石(西尾芳子・伊予市中山町中山柚木「お堂」)⑥《中山町》
亥の子唄宮に聞こゆる力石(西尾芳子)⑦《中山町》
栗の花匂ふお堂や力石(西尾芳子)⑥【神奈川2】《中山町》
力石座る宮居や里神楽(西尾芳子・伊予市中山町中山高岡「お宮」)⑥【愛媛】《中山町》
桐の花祖父が掲へし力石(西尾芳子・伊予市中山町出渕「永田三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
遍路みち鈴の音響く力石(西尾芳子・伊予市中山町中山重藤「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
宮若葉土俵名残や力石(西尾芳子・伊予市中山町出渕「永田三島神社」)⑥【大阪2】《中山町》
葉桜や昔も今も力石(西尾芳子・伊予市中山町高岡「お宮」)⑥【愛媛】《中山町》
田植終へお堂に憩ふ力石(西尾芳子・伊予市中山町中山永木「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
初詣子等にぎやかに力石(西尾芳子)⑦【長野2】《中山町》
くれなゐの落葉を載せし力石(西尾芳子)⑦【石川2】《中山町》
力石木の葉時雨の中にあり(西尾芳子)⑦【愛知】《中山町》
去年今年宮の灯りや力石(西尾芳子・伊予市中山町出渕「永田三島神社」)⑦【愛知】《中山町》
暮早し参道脇の力石(西尾芳子)⑨《中山町》
時雨るゝや社の庭の力石(西尾芳子)⑨《中山町》
初詣力石にも声をかけ(西尾芳子)⑨《中山町》
力石由緒の重さ秋惜しむ(西村宏虎)⑦【愛知】《ゴスペル》
力石侍らしておる冬木かな(西村宏虎・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)♪⑧
寒明や力を秘めし力石(西村雅夫)⑥【静岡】
人知れず風雪に耐へる力石(西村美由紀)⑤《四季》
月揺れて漁火遠く力石(西村美由紀)⑤《四季》
春惜しむ宮の片隅力石(西村美由紀)⑤《四季》
明の春掃き清められ力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)⑥《四季》
峯の宮歴史を語る力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)⑥《四季》
初御空でんと構へて力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)⑥【愛知】《四季》
法師蝉鳴く小社の力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)⑥【愛知】《四季》
秋暑し担ぐ人なき力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)③【茨城】《四季》
雷神に揺がぬ宮の力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)③【兵庫】《四季》
力石羽根を休めて赤蜻蛉(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)③【群馬】《四季》
秋風や忘れられゆく力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)③【兵庫】《四季》
夕立に打たれし神の力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)③【群馬】《四季》
満月に見られてをりし力石(西村美由紀)⑤【播磨】《四季》
もう読めぬ字の薄れたる力石(西村美由紀)⑤【大阪2】《四季》
目の前に鰯雲ある力石(西村美由紀)⑤【神奈川2】《四季》
満月や音一切あらず力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)⑥【静岡】《四季》
星空を湛えて避暑の力石(西村美由紀・姫路市広峯「広峰神社」)⑥【静岡】《四季》
早春のあまねく日ざし力石(西村美由紀)⑤【石川2】《四季》
力石三つ並んで夏に入る(西山かず・伊予市中山町出渕「永田三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
苔の花昔を語る力石(西山かず・伊予市中山町中山重藤「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
力石片陰にあり艶持てり(西山サチ子・鈴鹿市岸田町「集会所」)⑤【神奈川2】《椿本氏》
梅雨空に角落としたる力石(西山サチ子・鈴鹿市岸田町「集会所」)⑤《椿本氏》
暖かや境内の脇力石(新田雅一・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
春の日の郷人集う力石(新田雅一・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
若ものの目になって見る力石(丹生谷劔多利・品川区南品川「海雲寺」)⑥
佃暑し鬼が上げたか力石(丹生谷劔多利)①【北海道】
力石あれば持ち上げてみたいような(丹生谷劔多利)②【山陽】

力比べの若者もいない夏(丹生谷劔多利・横浜市神奈川区二ケ谷町「稲荷神社」)⑥【大阪2】
蝉採りの親子撫でゆきう力石(丹羽みどり・四日市市西阿倉川「御厨飽良川神社」)⑤《椿本氏》
力石撫でる日焼の太き腕(丹羽みどり・四日市市西阿倉川「御厨飽良川神社」)⑤《椿本氏》
今年米供ふ社の力石(丹羽みどり・四日市市西阿倉川「御厨飽良川神社」)⑤《椿本氏》
鳥居より虹を抱きし力石(丹羽みどり・四日市市西阿倉川「御厨飽良川神社」)⑤《椿本氏》
秋の田の小高き杜の力石(丹羽みどり)①【山陽】《三重》
新米を供へし宮の力石(丹羽みどり)②【茨城】《三重》
爽やかに翁の語る力石(丹羽みどり)③【三重】《三重》
力石湧き立つ蝉の声の中(丹羽みどり・四日市市西阿倉川「御厨飽良川神社」)⑤【大阪2】《椿本氏》
微動だにせぬ炎天の力石(丹羽みどり・四日市市西阿倉川「御厨飽良川神社」)⑤【神奈川2】《椿本氏》
福野四つ角人寄せ石は ひるの日中も寝てばかり(野口雨情・南砺市福野「福野神明社」)⑤
力石影に寄り来る寒さあり(野口加津美・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【大阪2】
力石根のある如き寒さかな(野口加津美・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【静岡】
力石居据ってをり竜の玉(野口加津美・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【神奈川2】
秋雨やまあるく濡れし力石(野坂 潭・杉戸町高野台西「香取神社」)⑧
春愁や重さうにある力石(野坂 潭・さいたま市大宮区高鼻町「氷川神社」)⑨
緑陰に五十貫もの力石(野崎フク子・杉並区大宮「大宮八幡宮」)⑥
力石落葉の中に据りけり(野村喜舟)④【九州】
色男力と金はなかりけり(野村真富・関市洞戸市場天神前「天神社」)④【力石】
力石三十五貫日短(紀子)①【男】【愛・静】
春夕焼赤き文字浮く力石(海苔子)④【新発見】
さし石の朱き文字消す冬の雨(海苔子)④【新発見】
手弱女の凭る紅葉や力石(のり子・砥部町麻生「理正院」)⑤
力石明るくなりし枯木山(のり子・砥部町麻生「理正院」)⑤
力石硬く巻きたる冬キャベツ(のり子・砥部町麻生「理正院」)⑤
竜の玉鑿跡浅き力石
(のり子・砥部町麻生「理正院」)⑤【愛媛】
冬草の色あはあはと力石(のり子・砥部町麻生「理正院」)⑤
【愛媛】
綿虫や土にめりこむ力石(のり子・砥部町麻生「理正院」)⑤【大阪2】
天高し五十貫余の力石(則子・東京都港区芝大門「芝大神宮」)⑨
炎昼や微動だにせぬ力石
(のんちゃん・今治市波方町波方甲里前「波方公民館」)⑤【愛媛】

【は】

春泥や肩に差し上ぐ力石(俳人二百面相・豊島区雑司ヶ谷「法明寺(鬼子母神)」)⑨
暗がりに虫鳴く寺の力石(萩原和子)①【山陽】《三重》
百日紅真下にありし力石(萩原和子)②【茨城】《三重》
尼寺の力石とは文字刻む(萩原和子)③【群馬】《三重》
秋しぐれ力石あり村の辻(白雲・山都町川野「路傍」)⑦【長野2】
奥殿にさし石三つ花の昼(橋口熱子・大阪市北区天神橋「大阪天満宮」)②【新潟】《雲の峰》
秋日和切付のある力石(橋爪吉雄・津市美杉町上多気「美杉ふるさと資料館」)①【石川】《三重》
秋日さす二つ並びて力石(橋爪吉雄・津市美杉町上多気「美杉ふるさと資料館」)②【茨城】《三重》
力石ここにありけり天高し(橋爪吉雄・津市美杉町上多気「美杉ふるさと資料館」)③【山陽】《三重》
春の雪小栗判官力石(橋本まり子・和歌山県田辺市本宮町湯峯)⑧
春を経し七ツの年の力石(芭蕉翁・出羽羽黒山本坊において、元禄二、六、四)①【九州】【東京】【静岡】
古稀よりは永き枯野や力石(長谷川霜月)⑧
鵙鳴いて休むことなし力石(長谷川霜月)⑧
初蝶は牛若丸か「弁慶の力石」てふ石に止まれり(長谷川瞳)⑥
石臼を餅つく場所に持ち運ぶ(秦 なつ)⑤《椿本氏》
力石揚げし腕持て祭ばち(秦 なつ)⑤《椿本氏》
力石持たげし人と紅葉狩(秦 なつ)⑤《椿本氏》
秋うらら力石抱き恋芽生ふ(秦 なつ)⑤【大阪2】《椿本氏》
のどかさや世変り置かる力石(秦 なつ)⑤【神奈川2】《椿本氏》
長き夜に語り継がれし力石(服部 武)①【福井】《三重》
力石苔むし今は夏草に(服部 武)②【茨城】《三重》
鏡餅賭けて挑んだ力石(服部 武)③【群馬】《三重》
先人の汗がしみ入る力石(服部善男・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦【愛知】
力石いつからそこに居るのやら(服部善男・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧【愛知】
力石誰かためしてほしそうな(服部善男・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
力石あまた並びて油蝉(法被衣)⑧【長野2】《顧問のいないネット句会》
掌の汗を拭きて一撫で力石(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
浄蓮寺西日に染みる力石(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
試めさずに触れて旱の力石(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
晩年と言ふ掌に触れて旱力石(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
力石九十キロの灼けに触れ(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
乾きたる力石も恵みの夏の雨(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
秋霖に濡れて艶めく力石(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
去年今年此処に鎮まる力石(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
力石御館に示す年新た(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
力石緑雨に濡れて青さ増す(英平八郎・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧【愛知】
夏の夜を競ひし昔力石(馬場良亀・島原市)①【九州】【男】【愛・静】
秋暑し男を試す力石(羽林)⑦【長野2】《顧問のいないネット句会》
炎天に忘れられしか力石(馬場菜摘)③【新潟】《石原氏》
今はたゞ灼くるのみなる力石(馬場菜摘)③【茨城】《石原氏》
力石海軍記念日忘れざる(馬場菜摘)③【群馬】《石原氏》
力石水無し池の傍にあり 庭師の手入れが行き届いて居る(ばふき)⑨
力石固定されたる風情なり 動かせそうにないのが残念(ばふき)⑨
力石五穀豊穣願うもの 祭礼の具よ皆を集めて(ばふき)⑨
二才中(青年)のことなら 俺に聞けと無言の石(浜崎秀吉・鹿児島市喜入瀬々串町「上公民館」)④【九州】
風雪に耐えいる五個の力石(林 貞子・あわら市滝「白山神社」)⑤《末政氏》
春祭みなぎる力ちから石(林 貞子・あわら市滝「白山神社」)⑤【神奈川2】 《末政氏》
力石日差をあびて山笑う(林 貞子・あわら市滝「白山神社」)⑤【大阪2】 《末政氏》
朝露の流るる跡の力石(林千代子・四日市市八王寺町「吉田神社」)①【山陽】《三重》
秋暑しぬくもり残る力石(林千代子・四日市市西阿倉川「御厨飽良川神社」)②【茨城】《三重》
とんぼ飛ぶ野路に鎮座の力石(林千代子・四日市市八王寺町「吉田神社」)③【群馬】《三重》
蝶々も羽を休める昼下がり(林 淑子・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
白露やしこ名刻める力石(原 茂美・博多区上川端「櫛田神社」)⑧《雲の峰》
ちちろ鳴く宮に二つの力石(原 茂美)①【北海道】《雲の峰》
小鳥来る樟の根元に力石(原 茂美・大阪市北区天神橋「大阪天満宮」)②【群馬】《雲の峰》
石蕗咲けり乾ききったる力石(針ヶ谷隆一)①【男】【愛・静】
力石を挙げて意気込む年の暮れ(播广義春・明日香村飛鳥「飛鳥坐神社」)⑥【神奈川2】《雲の峰》
緑陰に彼の僧兵の力石(播广義春・大山町大山「大山寺」)⑦《雲の峰》
滝しぶきかかる鬼八の力石(播广義春・高千穂町「高千穂峡」)⑥《雲の峰》
弁慶の力石あり秋の橋(治男・板野町亀山下「金泉寺」)⑦
力石の句歌あつめし本涼し(治男)⑧
力石家宝に稲を刈りにけり(春生)⑥【神奈川2】
緑蔭に息凝らしけり力石(蟇目良雨・江東区「富岡八幡宮」)①【男】【岐阜】《雲の峰》
緑蔭に大中小の力石(蟇目良雨・江東区「富岡八幡宮」)④【九州】《雲の峰》
緑陰の斑影受けし力石(樋口威虎)⑦【長野2】《けやき》
残鶯の声幽かなり力石(樋口威虎)⑦【長野2】《けやき》
仏法僧鳴く境内や力石(樋口威虎)⑦【長野2】《けやき》
冬ざれやどかんとかまへ力石(比沙子・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡》
一枚の寒晴れを乗せ力石(比沙子・倉敷市浅原「安養寺」)⑨《西岡》
凍蝶の息ととのふる力石(久重サヨ子)④【九州】《雲の峰》
力石訪ぬる道に秋の雨(久田青藤)①【男】【四国】《雲の峰》
紅葉散る大横綱の力石(英世・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」)⑨
袴著や大横綱の力石(英世・福岡市博多区上川端町「櫛田神社」)⑨
梅東風や四拾八貫力石(秀島千鶴)④【新発見】
赤とんぼに去られて只の力石(百鬼)⑥【神奈川2】
秋立ちて重軽石の軽きかな(百姓)③【男】
ちから持ち汗かく業もすすみかな(百丈)①【男】【東京】
意思あらば動かざるものなし力石(兵頭正敏)⑤
恐竜の卵にまごう力石(兵頭正敏・新宿区市ヶ谷八幡町「市ヶ谷亀ヶ岡八幡宮」)⑤
夏草や鳥居を守る力石(兵頭正敏)⑤
その力恵み下され力石(兵頭正敏)⑤
我が力いざ試みん力石(兵頭正敏)⑤
力石尋ねあぐねて力尽き(兵頭正敏)⑤
これこそが力石ぞと思いきに(兵頭正敏)⑤
我が望み世に再びの力石(兵頭正敏)⑤
その昔集うや村人力石(兵頭正敏)⑤
力こぶ百千倍の力石(兵頭正敏)⑤
寄りそえる夫婦のごとく力石(兵頭正敏)⑤
試みる人絶えたるか力石(兵頭正敏)⑤
苔むしてしばし憩える力石(兵頭正敏)⑤
刻みたる文字跡かすむ力石(兵頭正敏)⑤
厳かに鎮座まします力石(兵頭正敏)⑤【神奈川2】
持つは無理尻の下なる力石(兵頭正敏)⑤【神奈川2】
力石金と力は無かりけり(兵頭正敏)⑤【石川2】
へめぐりて憩う社の力石(兵頭正敏)⑤【愛知】
春昼や誰も試さぬ力石(平井さち子)①【男】【岐阜】
力石たたいてなぜて初詣(平井智子)③【兵庫】《姫》
薫風や五つ六つと力石(平井秀策・伊予市中山町中山重藤「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
古里に力石あり竹落葉(平井秀策・伊予市中山町佐礼谷竹ノ内「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
霜の朝力石押しのけ蕗の薹(平井正次)⑥【神奈川2】
坊さんも墓石になりて力石(平井正次・静岡市清水区宍原「福聚院」)⑥
力石銘は横綱菊の紋(平島ひかり・大阪市東住吉区「山阪神社」)《ゴスペル》
宮相撲揃ひ踏みめく力石(平島ひかり・大阪市東住吉区「山阪神社」)《ゴスペル》
村祭り土俵の脇に力石(平島ひかり・大阪市東住吉区「山阪神社」)《ゴスペル》
出来秋の宮に伝はる力石(平島ひかり・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
秋日洩る樹下大小の力石(平島ひかり・大阪市住吉区「保利神社」)《ゴスペル》
力石寄せて祀りし宮さやか(平島ひかり・大阪市住吉区「保利神社」)《ゴスペル》
宮小春誰も彼も撫づ力石(平島ひかり・西宮市甑岩町「越木岩神社」)⑨《ゴスペル》
力石宝と寄せし宮さやか(平島ひかり・大阪市住吉区長居東「保利神社」)⑨《ゴスペル》
草萌ゆる磐持石に小糠雨(平野紀美子・坂井市三国町加戸「消防倉庫前」)⑤【大阪2】《末政氏》
磐持の謂かすれし花の冷え(平野紀美子・坂井市三国町加戸「消防倉庫前」)⑤【石川2】《末政氏》
力石に添ふて一ひら桜かな(平野杉盗子)⑧【愛知】《田》
力石上げし男や雑煮餅(平野杉盗子)⑧《田》
杖ついて眺む祭や力石(平野杉盗子)⑧《田》
木枯しの力石にも挑むなり(平野杉盗子)⑧《田》
稲刈るや社にどかと力石(平野杉盗子)⑧【愛知】《田》
力石力石秋風が見え(平野 貴)①【男】【京都】
炎天の木陰にひっそり力石(肥留間康一)⑦【長野2】《けやき》
春桜咲く桜散る古の力比べ(廣川敏子・富士宮市大中里「丘路八幡宮」)⑥【大阪2】
朴落葉被りてゐたり力石(廣瀬雅男・埼玉県蕨市中央「和楽備神社」)⑨
佐保姫の座り給ふや力石(ひろちゃん)⑧
春陰の農の庭なる力石(ひろちゃん)⑧
農の家どつかと凍てし力石(ひろちゃん)⑨
力石置かるる宮に佗助咲く(廣畑育子)④【新発見】
慰霊碑や秋に後るる力石(皓皓)⑧
冬草のなほ青あおと力石(深川知子)②【山陽】《雲の峰》
炎昼や手擦れのしるき力石(福江ちえり・小矢部市小矢部町「熊野神社」)⑥【大阪2】《雉》
秋雨や苔のかがふる力石(福江ちえり・射水市串田「櫛田神社」)⑥【神奈川2】《雉》
苔むせば落葉の刺さる力石(福江ちえり・津幡町中山ソ51甲「水上社」)⑦【長野2】《雉》
下萌や盤持石の影まろし(福江ちえり・金沢市下安原町「子安神社」)⑦【長野2】《雉》
根上りの藤に抱かれ力石(福江ちえり・高岡市大工中町「大木白山社」)⑦【長野2】《雉》
白露や貫目を刻む細き文字(福江ちえり・南砺市福野「福野神明社」)⑥【石川2】《雉》
青蛙盤持石に坐りけり(福江ちえり・射水市串田「櫛田神社」)⑧【愛知】《雉》
夏闇に対の灯明力石(福江ちえり・金沢市尾山町「尾山神社」)⑧【愛知】《雉》
病葉の掠めて散るや力石(福江ちえり・金沢市尾山町「尾山神社」)⑧【石川2】《雉》
巣穴より蟻湧き出せば力石(福江 ちえり・小矢部市小矢部町「熊野神社」)⑥《雉》
肌色の盤持石へ秋の雨(福江ちえり・射水市布目沢「布目澤神社」)⑥《雉》
秋草を四方に倒せる力石(福江ちえり)⑥《雉》
神の留守門前に立つ力石(福江ちえり・富山市呉羽町「神明社」)⑥《雉》
まづ夫の触るるさし石夏祭(福江ちえり・金沢市尾山町「尾山神社」)⑧《雉》
炎帝の盤持石へ諸手かな(福江ちえり・金沢市尾山町「尾山神社」)⑧《雉》
さし石の刻字の摩滅夏の露(福江ちえり・金沢市尾山町「尾山神社」)⑧《雉》
横たはる抱き石に触れ原爆忌(福江ちえり・金沢市尾山町「尾山神社」)⑧《雉》
力石話を聞きに出たならば 我が祖先の名が出る内田金蔵 今日も墓石に花と香を(福岡 勇)
田植機の止め置くところ力石(福岡三品・伊予市中山町栗田「三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
雨合羽投げ掛けられし力石(福岡三品・伊予市中山町栗田「三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
大杉の空ろにむささび力石(福岡三品・伊予市中山町栗田「三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
時鳥社に尋ぬ力石(福岡モモエ・伊予市中山町栗田「三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
大杉の新緑暗き力石(福岡モモエ・伊予市中山町栗田「三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
小流れの水音夏めく力石(福岡モモエ・伊予市中山町栗田「三島神社」)⑥【愛媛】《中山町》
つちふるや漁港に二個の力石(福島きさ子)①【石川】《雲の峰》
お遍路が腰掛けてゐる力石(福島せいぎ)①【石川】
力石くろきは汗の手型かも(福田多計夫)①【男】【東京】《椿本氏》
十の文字四っつの重き花の昼(福田太ろを・桶川市柏原「泉福寺」)②【力石】《桶》
落葉浴ぶ埋もれし力石(いし)に染みひとつ(福田太ろを・桶川市柏原「泉福寺」)②【埼玉】《桶》
力石ぬくし仁王の力瘤(福田太ろを・桶川市柏原「泉福寺」)③【千葉】《桶》
大磐石の銘春光に隠れなし(福田太ろを・桶川市寿「稲荷神社」)②【力石】《桶》
蟻穴を出でて上がれる力石(福田太ろを・桶川市寿「稲荷神社」)③【埼玉】《桶》
ひめみやさまのすみれやさしき力石(福田太ろを・桶川市篠津「多気比売神社」)②【埼玉】《桶》
春落葉老樹が護る力石(福田太ろを・桶川市篠津「多気比売神社」)③【山陽】《桶》
寒月に腰を浮かせる力石(福田太ろを・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【神奈川2】《桶》
秋茜つんつん寄り来力石(福冨清子)⑧
ひつそりと力石なる春日かげ(福村陽子)③【石川】《三重》
若い衆の汗のにほひの力石(福村陽子)③【茨城】《三重》
力石強者どもが夢の跡(藤井一彦)④【力石】
木漏れ日に静かに眠る力石(藤井一彦)④【力石】
力石あゝ力石力石(藤井一彦)④【力石】
今年こそ上げてみせるぞ力石(藤井一彦)④【力石】
力石上げた男の仁王面(藤井一彦)④【力石】
赤鬼の顔して上げる力石(藤井一彦)④【力石】
楠若葉語らざれども力石(藤井ただし・松戸市小金原「茂侶神社」)③【山陽】《雲の峰》
力石負ひ素戔鳴の神還る(藤井ただし・松戸市下矢切「矢切神社」)⑥【神奈川2】
力石夏日に焼けてをりにけり(風天)⑨
力石担ぎあげたる涼しさよ(藤岡稔郎)①【男】【神奈川】
冬日向八十貫の力石(藤田千代子)⑦【福井2】
春愁や艶々とある力石(藤田良・志木市柏町「館氷川神社」)⑨
わかき日のおもかげしのぶ力石(藤永善章・紀の川市打田古和田「藤永宅」)①【男】【愛・静】
小春日や手擦れて丸き力石(藤野某)④【九州】
りきみたる顔まっかっか力石(富士見文化財かるた)⑧
力石打つてころがる木の実かな(布施まさ子)④【九州】
成人式に力石かつぐひ孫かな(ブチ君)⑦【福井2】
にび色に沙羅の芽吹きや力石(古岡壽美恵・市川市八幡「葛飾八幡宮」)⑦【長野2】
緑立つ松の根方や力石(古岡壽美恵・市川市八幡「葛飾八幡宮」)⑧【愛知】
若きどち集い競いしバン持ちの 石に触れれば秋陽の温し(古川一耕)①【男】【岐阜】
冬晴るる宮に昔の力石(古川さかえ)①【男】【岐阜】
秋雨に艶めく苔や力石(古川泰山・福岡市中央区西公園「中司孫太郎稲荷神社」)⑧《ゴスペル》
沈丁や八十貫の力石(文蔵・藤沢市江の島「江島神社奥津宮」)④
【新発見】
草萌や文字の朱の浮く力石
(文蔵)④【新発見】
力石転がる社草萌ゆる(文蔵)④【新発見】
蟋蟀の本降りとなる力石(文蔵)⑥【大阪2】
うろこ雲岬に三つの力石(文ちゃん・福山市鞆町「住吉神社」)⑦【福井2】
寒菊や浪除稲荷の力石
(眸子・東京都中央区佃「浪除於咲稲荷神社」)④【新発見】
力石気も集まれば軽くなり(鉾崎ちえみ)◇③【兵庫】
大丈夫と元気与えし力石(鉾崎ちえみ)③【茨城】
力石昔偲ぶや蝉時雨(細川悦子・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
剛力を偲ぶ小社(おやしろ)夏木立(細川悦子・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
力石庇護せし古刹ちゝろ鳴く(細川悦子・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
力石ゆすりて子等の夏休み(星川 波)⑥【大阪2】
朽ち果てし社の庭の力石 安永二年の刻み文字見ゆ(保泉一生)⑦
斑雪伝金時の力石(蛍)⑥
木の葉雨二人で挑む返し石(掘 一郎・京都市伏見区鳥居崎町「藤森神社」)②【山陽】《雲の峰》
枯芭蕉室の八嶋の力石(堀越 純・栃木市惣社町「大神神社(室の八嶋)」)⑧
椎若葉日を照りかへす力石(堀向博子・福山市鞆町「住吉神社」)⑥【神奈川2】《雉》
文月の光を反し力石(本多静枝・七尾市国分町中川原「御輿蔵」)⑥【大阪2】《雉》
蝉時雨鎮守の杜の力石(本多静枝・七尾市国分町中川原「御輿蔵」)⑥【石川2】《雉》
力石祭の子らの囲みをり(本多静枝・七尾市国分町中川原「御輿蔵」)⑥《雉》
凌霄花(のうぜんかずら)散り行く先の力石(ほんだらつこ)⑨
【ま】
新緑や五十貫目の力石(マーちゃん・蕨市中央「和楽備神社」)④
【新発見】
雨しとど立夏の午後の力石(マーちゃん・蕨市中央「和楽備神社」)④
【新発見】
力石座する山村稲の秋(前川紀美代・伊賀市青山町奥鹿野「八柱神社」)①【山陽】《三重》
運ためす小さき石の秋祭(前川紀美代・伊賀市青山町奥鹿野「八柱神社」)②【茨城】《三重》
秋の空一尺ほどの力石(前川紀美代・伊賀市青山町種生「種生神社」)③【群馬】《三重》
力石ふたつどっしり秋の寺(前川千可子・津市神戸野田「知円寺」)④【新潟】《三重》
力石横たふふたつ新松子(しんちぢり)(前川千可子・津市神戸野田「知円寺」)②【福井】《三重》
なにげなき力石とや秋の風(前川千可子・津市雲津本郷町「浄蓮寺」)②【茨城】《三重》
力石刻字うすれし秋の寺(前川千可子・津市神戸野田「知円寺」)③【山陽】《三重》
力石峙(そばだ)てくらべ秋祭(前川千可子・津市神戸野田「知円寺」)③【三重】《三重》
晒(さら)されし力石とや草の花(前川千可子・津市神戸野田「知円寺」)③【千葉】《三重》
秋晴や昔語りの力石(前田雅章)①【男】【四国】《雲の峰》
力石高々盆の月に差す(牧田正太郎)⑤【大阪2】《末政氏》
祭来る神室の中に力石(牧田正太郎)⑤【神奈川2】《末政氏》
弁慶の手玉の石や秋暑し(まこ爺)⑤【神奈川2】
陽炎や土に埋もる力石(正岡子規)④【男】
春風や肩をはなるゝ力石(正岡子規)④【九州】
秋祭りの魂が忘れぬ力石(正城房子)③【兵庫】《姫》
草相撲宮に鎮座の力石(正城房子)③【山陽】《姫》
秋日燦長寿萬歳力石(正城房子)③【兵庫】《姫》
緑蔭に町衆寄りし力石(増井美和・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤【神奈川2】《椿本氏》
虫時雨磐石草に埋もれし(増井美和・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤【愛知】《椿本氏》
梅雨湿り滑らかなりし力石(増井美和・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤【愛知】《椿本氏》
御神木茂りし辻に力石(増井美和・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤《椿本氏》
力自慢二見が浦に御祓(みそぎ)せる(増井美和・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤《椿本氏》
初秋の古刹に古(こ)りし力石(増田みきお・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
力石ふたつ鎮座す盆の寺(増田みきお・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
新涼や鎮守に丸(まろ)き力石(増田みきお・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
秋茜湧く境内の力石(増永わかば・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
宮うらら斎垣に覗く力石(増永わかば・福山市鞆町鞆「住吉神社」)《ゴスペル》
秋さぶや触るれば動く力石(増永わかば・兵庫県西宮市甑岩町「越木岩神社」)⑨《ゴスペル》
春遠からじ若衆の力石(まちこ・砥部町麻生「理正院」)⑤
力石三十五貫笹子鳴く(まちこ・砥部町麻生「理正院」)⑤
力石春水ひびく里にかな(まちこ)⑥
新雪の遠嶺かがやく力石(まちこ・砥部町麻生「理正院」)⑤【神奈川2】
雲浮ぶ春の伊予路の力石(まちこ・松山市谷町「伊能忠敬休息之地」)⑤
【愛媛】
料峭や松影うつす力石(まちこ・松山市美沢町「個人宅」)⑤【愛媛】
馬酔木咲くほどよき距離に力石(まちこ・久万高原町直瀬仲組「集会所」)⑥【静岡】
力石めのう文様きぎす鳴く(まちこ・西予市野村町四郎谷「三嶋神社」)⑥
【愛媛】
しずかなる辛夷咲く村力石(まちこ)⑥【静岡】
傾ぎ咲く薄墨桜ちから石(まちこ・西予市野村町四郎谷「三嶋神社」)⑥【石川2】
御降りや蛇を模したる力石(松井徒歩・名古屋市中村区名駅5「花車神明社」)⑦
春北風(はるきた)や仲仕の競りし力石(松井徒歩・福山市鞆町「住吉神社」)⑦
木枯や決闘地なる力石(松井徒歩・京都市左京区一乗寺下り松町「下り松」)⑧
力石おちばをそっとのせてみた(松浦竜昇・伊賀市柘植町下町「成田不動尊」)⑧
祀られて秋暑のいたる力石(松尾杏史)①【男】【長野】
十六夜や宮居にのこる力石(松尾利夫)①【男】大
花の城持ち上がりそう力石(松岡明子)③【兵庫】《姫》
力石足跡拝むおじぎ草(松岡明子)③【富山】《姫》
葺原の国を担ぐや力石(松岡明子)③【兵庫】《姫》
力石豊年満作勇み肌(松岡明子)③【福井】《姫》
凩や日本男子の力石(松岡明子)③【兵庫】《姫》
力石ごろりと二つ冬日中(松岡洋己・姫路市広峯「広峰神社」)③【兵庫】《四季》
力石転がりそこら下萌ゆる(松岡まさこ)⑧【愛知】
父さんと力石持ってみたけど重かった(松崎岳・鳩ヶ谷郷土かるた)④【男】【力石】
露のせて五十余貫の力石(松田明子・東京都新宿区西新宿「成子天神社」)⑨《空》
深秋や「おもかる石」を試し持ち(松田和子)⑧
歓声に秋の灯ゆらら力石(松田郷人・入善町新屋「住吉神社」)⑦【愛知】
力石合社のいわれ語りつぐ(松田郷人・朝日町金山「日吉社合殿熊野社」)⑦
明治の世半里かつぎて力石(松田郷人・朝日町金山「日吉社合殿熊野社」)⑦
どんど焼く灰の降り積む力石(松田郷人・朝日町金山「日吉社合殿熊野社」)⑦
力石かこむ人びと夏祭り(松田郷人・入善町新屋「住吉神社」)⑦
頬かぶりして軽々と力石(松田郷人・入善町新屋「住吉神社」)⑦
力石うずうず銀杏紅葉まだ(松田ひろむ)①【男】【愛・静】
力石枯れ葉の中に沈んでる(松谷卓紀・あわら市馬場「大溝神社」)⑤【石川2】《末政氏》
力石昼寝してゐる神社かな(松谷卓紀・あわら市馬場「大溝神社」)⑤《末政氏》
空蝉の持ち上げてゐる力石(松谷梨加・あわら市馬場「大溝神社」)⑤【神奈川2】《末政氏》
夏草や路傍に久し力石(松平菩提子)⑤【大阪2】《椿本氏》
力石どすんと寒の来てゐたり(松永浮堂)④【九州】
秋風や舟石玉石力石(松原利恵・小諸市与良町「罵倒観音」)※①【男】【岐阜】《けやき》
力石人肌こいし居待月(松原利恵)①【九州】【長野】《けやき》
山若葉六根清浄力石(松原利恵)②【九州】 【さいたま】《けやき》
春光や生きいきセミナー力石(松原利恵)②【男】【さいたま】《けやき》
力石落葉引寄せくつろげり(松原利恵)③【男】【さいたま】《けやき》
身に泌むや公然と座す力石(松原利恵)③【男】【さいたま】《けやき》
力石摩すれば冬日ざらざらす(松本 旭・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【神奈川2】《桶》
青時雨たれが差したか力石(松本案山子・江東区富岡「富岡八幡宮」)⑧【愛知】《田》
緑蔭に忠敬像も力石も(松本案山子・江東区富岡「富岡八幡宮」)⑧《田》
黒南風の境内に座し力石(松本案山子・江東区富岡「富岡八幡宮」)⑧《田》
雷鳴や重なる朱書き力石(松本案山子・江東区富岡「富岡八幡宮」)⑧《田》
力石並ぶや蝉の声援に(松本島春・福山市鞆の浦「沼名前神社」)③【山陽】
梅雨明けの地にやや沈み力石(松本島春・福山市鞆の浦「沼名前神社」)③【福井】
夏痩や父祖の名残る力石(松本俊介)⑧
力石這ひのぼりたる毛虫かな(松本節美・淡路市多賀「伊弉諾神宮」)⑧《雉》
力石南天の花零れをり(松本正子)⑧
秀吉の力石あり桜咲く(松本ヤチヨ・唐津市呼子町加部島「田島神社」)④【力石】
冬眠の蛇の真上の力石(丸谷三砂・杉並区善福寺「井草八幡宮」)④【山陰】
寒明けや手唾で挑む力石(丸見恵美子・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
屋根替や今は無名の力石(丸見恵美子・大洲市平野町平地「厳島神社」)⑨《ひらの》
春潮や社に今も力石(ミーコ)⑥【神奈川2】
力石祭団扇に赤い帯(三浦秀水)①【北海道】《けやき》
神木の茂りて暗き力石(三浦秀水)②【男】【さいたま】《けやき》
産土の幟はためく力石(三浦秀水)②【埼玉】《けやき》
朱の鳥居落葉はりつく力石(三浦秀水)③【男】【さいたま】《けやき》
村祭幣振る禰宜や力石(三浦秀水)③【千葉】《けやき》
菊咲くや二十七貫力石(三浦政子)①【男】【京都】《けやき》
秋風や銘文うすき力石(三浦政子)①【九州】【さいたま】《けやき》
力石そ知らぬごとき秋の風(三浦政子)①【九州】【さいたま】《けやき》
秋立てる野に吹かれをり力石(三浦政子)①【埼玉】《けやき》
秋水をなすり読みとく力石(三浦政子)②【九州】【さいたま】《けやき》
秋天や奉納の文字力石(三浦政子)②【男】【さいたま】《けやき》
露むすぶ宴のあとの力石(三浦政子)②【埼玉】《けやき》
洗われて台風一過力石(三浦政子)②【埼玉】《けやき》
露けしや村社にありぬ力石(三浦政子)③【北海道】《けやき》
力石指なぞらえて暖かし(三浦政子)③【千葉】《けやき》
力石夜辺の秋水ためてをり(三浦政子)③【北海道】《けやき》
力石むかし気負いの音頭取(三浦政子)③【埼玉】《けやき》
一輪の露草のぞく力石(三河 晃)④【播磨】
祭り笛でんと置かるる力石(三澤福泉)①【男】【長野】《雲の峰》
黄水仙庭に置かるる力石(三澤福泉)②【男】【岐阜】《雲の峰》
木下闇五十五貫の力石(三澤福泉)③【石川】《雲の峰》
桃咲くや宮に並べて力石(水井豊月・広島県福山市鞆町「沼名前神社」)⑧
力石芯の芯まで灼けており(水谷英一)③【兵庫】《姫》
力石掌の触れられぬほど灼けり(水谷英一)③【山陽】《姫》
差し石の窪みに映るる夏の雲(水谷道子・下市町才谷「稲荷神社」)③【山陽】《雲の峰》
枯蔓に大きな力石を巻く(水野悦子)⑧【長野2】
秋風や鎮守の森の力石(溝口 稔)⑦【長野2】
下闇やまづは一服力石(みち・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡》
秋深し哀歓抱きて力石(みち・倉敷市浅原「安養寺」)⑨《西岡》
昂(たかぶ)れるもの抱かせり露の石(光野及道)①【三重】《三重》
下萌や鞆の仲仕の力石(みどり・福山市鞆町「住吉神社」)⑥
荒梅雨の雨跳ね返す力石(宮内圭子・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤【愛知】《椿本氏》
力石永遠に伝えん去年今年(宮口信正・福井市舟橋「黒龍神社」)⑤【神奈川2】《末政氏》
左義長の火の粉を浴びし力石(宮口信正・福井市舟橋「黒龍神社」)⑤《末政氏》
あぎいす むちあぎらいだな あららがま (力石 持ち上げられず コンチクショウー)(宮国勉「宮古かるた」)⑥
春雨に打たれ艶めくちから石(宮﨑二健・東京都港区新橋「烏森神社」)⑥【神奈川2】
おみくじも小枝に濡れて力石(宮﨑二健・東京都港区新橋「烏森神社」)⑥【愛知】
シクラメン濡れ烏森神社の力石(宮﨑二健・東京都港区新橋「烏森神社」)⑥
鬼が来て置き忘れたか力石(宮﨑二健・東京都港区新橋「烏森神社」)⑥
歓楽街の路地の芽ぐみや力石(宮﨑二健・東京都港区新橋「烏森神社」)⑥
ちから石見やり傘さす春の暮(宮﨑二健・東京都港区新橋「烏森神社」)⑥
力石夏草の中鎮座する(宮崎やすこ・伊予市中山町中山梅原「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
薬師堂葉桜の影力石(宮崎やすこ・伊予市中山町中山柚木「お堂」)⑥【愛媛】《中山町》
薄暑光神社にひとつ力石(宮本百合子・横浜市港北区樽町「杉山神社」)④【力石】
秋風や庭に黙せし力石(宮本芳子・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
蝉時雨滲み入る如く力石(宮本芳子・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
ちちろ鳴く寺に安らぐ力石(宮本芳子・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
秋日濃しめ組ゆかりの力石(三代川次郎・東京都港区浜松町「讃岐小白稲荷神社」)①【北海道】《雲の峰》
神の留守餅のやうなる力石(みよ子・大田区山王「天祖神社」)⑧《林棲俳句会》
力石夜毎に蚯蚓遶り啼く(麦門 冬)⑤【大阪2】
近づけば数多の蛙力石(宗田桔梗・能勢町野間中「常夜燈」)⑨《ゴスペル》
青時雨刻印のなき力石(宗田小袖・能勢町山辺「山辺神社」)⑨《ゴスペル》
おもかる石やっと上がって椎若葉(持田忠子)②【山陽】
無造作に置かるる寒の力石(望月昭子・富士宮市内房仲「山王神社」)⑦【愛知】
松過の日差に映ゆる力石(望月昭子・富士宮市内房仲「山王神社」)⑦
力石まあるく丸く雪積もる(望月昭子・富士宮市内房仲「山王神社」)⑦
紫陽花にかくれ力石顔覗く(望月 茂)⑥【大阪2】
寒晴や宮居に残る力石(望月志津子・富士宮市内房仲「山王神社」)⑦【愛知】
青春の思い出浮ぶ力石(望月順代・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑦【長野2】
力石むねまであげてホッと一息(望月順代・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑦【福井2】
榧の木と共にいすわる力石(望月順代・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑦
力石かつげた俺に娘くれ(望月順代・富士宮市内房大晦日「五輪の大榧」)⑦
力石持ち上げる如霜柱(望月久代・静岡市清水区由比東山寺大門「薬師堂」)⑤【神奈川2】
うららけし土俵に並ぶ力石(望月久代・静岡市清水区由比東山寺大門「薬師堂」)⑤【静岡】
手に触れるだけに残暑の力石(元木伝吉)④【力石】
力石雪を被りて尚丸く(本西満穂子)⑨
秋の蚊を払ひつつ撫づ力石(森明日香・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》

身に入むや慰霊碑に侍す力石(森明日香・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》
この杜の秋聞くならむ力石(森明日香・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》
秋霖に黒光りせる力石(森明日香・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》
しぐるるや刻印しるき力石(森明日香・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》
山つゝじ集ふ神社の力石(森 幸子・いなべ市北勢町田辺「多奈閉神社」)①【山陽】《三重》
力石鎮めとも座す宮の秋(森 幸子・いなべ市北勢町田辺「多奈閉神社」)②【茨城】《三重》
力石訪ぬ玉垣竹の春(森 幸子・いなべ市北勢町田辺「多奈閉神社」)②【千葉】《三重》
力石訪ね昂ぶる蝉時雨(森 幸子・いなべ市北勢町田辺「多奈閉神社」)③【群馬】《三重》
年男担がにゃならぬ力石(森下久恵)③【兵庫】《姫》
力石触って明日の運動会(森下久恵)③【兵庫】《姫》
判官の力石あり山笑ふ(森田 峠)⑧
昔の人はたんでもこんくれえの石は ふんがちいだもんだ(杜の住人ふくろう鳥・館山市笠名「神明神社」)⑥【静岡】

大小の力石置く街暑し(森本和子・四日市市茂福町「証円寺横」)①【山陰】《三重》
蝉しぐれまつただ中の力石(森本和子・四日市市松原町「聖武天皇社」)①【茨城】《三重》
力石三個に託す里祭(森本和子・四日市市広永町「穂積神社」)①【男】《三重》
担ぐ人無き力石秋深し(森本和子・四日市市八王子町「吉田神社」)①【男】《三重》
新秋や人知れず置く力石(森本和子・四日市市楠町「瓜生神社」)①【男】《三重》
力石萩こぼる宮眺め置く(森本和子・朝日町「井後神社」)①【九州】《三重》
祭旗並ぶ街道親子石(森本和子・四日市市茂福町「証円寺横」)②【九州】《三重》
まんまるの力の石に月白し(森本和子・四日市市小牧町「小牧南集会所」)②【山陰】《三重》
秋声に力の石も加はりぬ(森本和子・四日市市小牧町「小牧南集会所」)②【山陰】《三重》
秋風の杜に包まる力石(森本和子・朝日町「井後神社」)②【九州】《三重》
力持ち競ふ石群とんぼ生る(森本和子・川越町南福崎「神明神社」)②【群馬】《三重》
秋嶺を背に並べ置く力石(森本和子・いなべ市藤原町阪本「敬善寺」)②【千葉】《三重》
麓村力石ある紅葉寺(森本和子・いなべ市藤原町阪本「敬善寺」)②【九州】《三重》
秋立つや力比べの石三つ(森本和子・菰野町田光「多比鹿神社」)②【九州】《三重》
里村の力比べの石さやか(森本和子・菰野町田光「多比鹿神社」)②【男】《三重》
夏木陰長寿の石の謂れ読む(森本和子・四日市市松原町「聖武天皇社」)③【男】《三重》
大木の涼も新たに力石(森本和子・四日市市広永町「穂積神社」)③【山陽】《三重》
力石包み込みたる蝉しぐれ(森本和子・四日市市広永町「穂積神社」)③【男】《三重》
秋暑し石段続く力石(森本和子・四日市市八王子町「吉田神社」)③【九州】《三重》
力石取り巻く樹々のもみぢけり(森本和子・四日市市八王子町「吉田神社」)③【男】《三重》
力石尋ねて走る秋日和(森本和子・四日市市楠町「瓜生神社」)③【九州】《三重》
力石桜もみぢの影写し(森本和子・四日市市楠町「瓜生神社」)③【三重】《三重》
黒々と力の石に月照らす(森本和子・朝日町「井後神社」)③【九州】《三重》
秋雨や忘れられたる力石(森本和子・川越町南福崎「神明神社」)③【九州】《三重》
力石長老に聞く盆休(森本和子・川越町高松「八幡神社」)③【九州】《三重》
人知れずある力石木の実降る(森本和子・川越町高松「八幡神社」)③【九州】《三重》
とんぼうの宿り場となる力石(森本和子・いなべ市藤原町阪本「敬善寺」)③【九州】《三重》
力石遊び場になる夏休(森本和子・いなべ市藤原町阪本「農事集会所」)③【男】《三重》
蘆の川望む麓の力石(森本和子・菰野町田光「多比鹿神社」)③【山陰】《三重》
力石陰で鳴きたる昼の虫(森本和子・菰野町諏訪「薬師堂」)③【山陰】《三重》
こほろぎの住処となりし力石(森本和子・菰野町諏訪「薬師堂」)③【男】《三重》

紅葉散る村社に力石ふたつ(矢浦詠正・半田市岩滑中町「八幡神社」)⑦【愛知】
童話野の村社に残る力石 猛者来る時を待ちてゐしかに(矢浦詠正・半田市岩滑中町「八幡神社」)⑧
五月雨に面磨かるる力石(矢浦詠正・半田市岩滑中町「八幡神社」)⑧
神の留守童話にもなる力石(矢浦みち子・半田市岩滑中町「八幡神社」)⑦
力石雪間に丸く坐りをり(康)⑥【静岡】

力石でんと座りて秋高し(安井博子・姫路市広峯「広峰神社」)③【兵庫】《四季》
末枯や根付いてゐたる力石(安田青葉)⑨
春疾風どんとかまえる力石(安原敬太郎)④【力石】

力石持ち上げてをる霜柱(柳 紅生)⑥【静岡】
さし石を撫でてやすらう鯊日和(柳田芽衣)④【男】
花楠や俵の形の力石(矢野孝子・桑名市多度町下野代「野志里神社」)⑧
提灯花揺れゐる道に力石(山内英子・大山町大山「大山寺」)⑦【長野2】《雲の峰》
片蔭もなき力石身じろがず(山内京子・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
大西日眺むるばかり力石(山内京子・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
注連張って力石ありほとどきす(山内窓柿)①【男】【大阪】

法師蝉独りぼっちの力石(山内 卓・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
鐘の音や紫薇搖れでんと力石(山内 卓・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
力石モダンな庫裏と花蘇鉄(山内 卓・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
力石据わる寺出て稻稔る(山内 卓・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
力石陰に躊躇ふ蟻のゐて(山内 卓・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
梅雨の闇叶ふ重さの力石(山尾かづひろ・東京都北区岸町「王子稲荷神社」)⑨
正月の力石なり触れてもみ(山岡蟻人・目黒区下目黒「目黒不動」)⑥【大阪2】

力石揚げし窪みや薄氷(山岡蟻人・館山市館山「館山神社」)⑦【長野2】
力石たづねたづねて奥美濃の 山奥までも訪れたまひけり(山川京子)④力
【新発見】
これやこの郡上高鷲の力石 村の若い衆競ひし思ほゆ
(山川京子)④播【新発見】
稗飯を食べつつ意気の高かりし 村人ゆかしき力石かも(山川京子)④【山陰】【新発見】
灸花若衆娯楽の力石(山口須美子・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎俳句会》
力石宝前の百日紅もえ(山口須美子・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
秋の雨力石抱く榎の根(山口須美子・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
冬初め少し動ける力石(山口たけし・京都市伏見区鳥居崎町「藤森神社」)②【福井】《雲の峰》
天神にさし石三つうららけし(山口たけし・大阪市北区天神橋「大阪天満宮」)③【山陽】《雲の峰》
さし石や鳩のつきくる春の宮(山口マサエ・大阪市北区天神橋「大阪天満宮」)②④【山陽】《雲の峰》
笹鳴や謂れ彫りたる力石(山口美智・広島県江田島市大柿町大原「新宮八幡神社」)⑨
力石五拾貫とや枇杷熟るる(山崎桂子・文京区根津「根津神社」)⑦【福井2
《雉》
力石われの居場所と青蛙(山崎ちづ子・栃木市惣社町「大神神社」)⑨ 《北軽》
古墳へと続く路傍の力石(山崎美智代)⑤《椿本氏》
子等触れし夏越の宵の力石(山崎美智代)⑤《椿本氏》
茅の輪あり自若泰然力石(山崎美智代)⑤【大阪2】《椿本氏》
身のしまる霊気の石の神無月(山崎美智代)①【福井】《三重》
願ひ事多き力の石に露(山崎美智代)①【茨城】《三重》
宵宮の灯のとどく力石(山崎美智代)②【石川】《三重》
益荒男の日焼も眩し力持(山崎美智代)②【群馬】《三重》
力持ち胸を叩くや胸の汗(山崎美智代)②【男】《三重》
旅立ちに手を置く石のあたたかし(山崎美智代)②【山陰】《三重》
力石路傍のしるべ小鳥くる(山崎美智代)③【山陰】《三重》
力持ち気合を入れる極暑かな(山崎美智代)③【群馬】《三重》
無住寺に遊ぶ子等あり力石(山崎美智代)③【千葉】《三重》
信仰の心うすくも石に願(山崎美智代)③【三重】《三重》
道端の暑さに灼ける力石(山崎美智代)⑤【愛知】《椿本氏》
対のまま重き春秋力石(山田とみ代・稲敷市江戸崎「管天寺」)⑨《江戸崎》
蹲くまる落葉の中の力石(山田とみ代・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
若衆がかって汗した力石(山田とみ代・稲敷市月出里花指「鹿島神社」)⑨《江戸崎》
枯蓮や雷電の墓力石(山田南耳・東京都港区赤坂「報土寺」)⑦【福井2】
鶯の声の真下の力石(山田弘子)⑤【大阪2】
春昼や誰も試さぬ力石(山田弘子)
寒に入るころがるだけの力石(山田文子・芦屋町船頭町「岡湊神社」)⑥【愛知】
宮の凍て維新またぎし力石(山田みちを)③【新潟】
彫りし文字古りて露けき力石(やまだみのる・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
秋日影矩形卵形力石(やまだみのる・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
秋風や力石にも裏表(やまだみのる・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
物言はぬ力石にも秋意あり(やまだみのる・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
力石撫でて秋思を分かちけり(やまだみのる・神戸市東灘区御影郡家「弓絃羽神社」)《ゴスペル》
身に沁むや瓦礫紛れに力石(やまだみのる・香芝市五位堂「十二神社」)《ゴスペル》
力石探し巡りて秋の野路(やまだみのる・香芝市狐井「杵築神社」)《ゴスペル》
妹背めく力石あり村時雨(やまだみのる・香芝市狐井「杵築神社」)《ゴスペル》
かたけ石とて一碑たつ紅葉影(やまだみのる・香芝市狐井「杵築神社」)《ゴスペル》
力石撫づ時雨傘傾けて(やまだみのる・香芝市狐井「杵築神社」)《ゴスペル》
慰霊碑に侍る白露の力石(やまだみのる・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》
しぐるるや海鼠に似たる力石(やまだみのる・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》
力石撃ちたる神の木の実かな(やまだみのる・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》
力石訪ひて秋蚊に恋はれけり(やまだみのる・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》
力石撫でて末社の秋惜しむ(やまだみのる・香芝市別所「十二社神社」)《ゴスペル》
力石抱擁したる小春かな(やまだみのる・西宮市甑岩町「越木岩神社」)⑨《ゴスペル》
力石行脚のひと日野路の秋(やまだみのる・香芝市狐井「杵築神社」)⑨《ゴスペル》
清正の力石なり落葉舞ふ(山田嘉子)①【九州】【長野】《雲の峰》
力石黒光りして梅祭る(山野きみ子)①【男】【京都】
満月や松の根方の力石(山野きみ子)②【埼玉】
名跡に日本一の力石(山村和由・桶川市寿「稲荷神社」)③《桶》
大きさは愼先生のお墨付き(山村和由・桶川市寿「稲荷神社」)②③《桶》
桶川に名跡残す力石(山村和由・桶川市寿「稲荷神社」)②【埼玉】《桶》
風雪雨に耐えたご褒美稲荷城(山村和由・桶川市寿「稲荷神社」)③【男】《桶》
楽しみに力くらべを待っている(山村和由・桶川市寿「稲荷神社」)③
【千葉】《桶》
力石保存管理に知恵がいる(山村和由・桶川市寿「稲荷神社」)③【力石】《桶》
力石君のランクは超一流(山本髙三・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦
いにしえを未来につなぐちからいし(山本髙三・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
いにしえの夢を伝えるちからいし(山本髙三・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
若衆を手玉に取った力石(山本髙三・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
力石あなたの出番待っている(山本髙三・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
力石これまでもこれからも(山本髙三・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧【愛知】
浄蓮寺仁王に代わる力石(山本髙三・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
浄蓮寺連れ合いを待つ青い石(山本髙三・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑧
いにしえを永久(とわ)に伝えるちからいし(山本髙三・四日市市西坂部町御館「浄蓮寺」)⑦【石川2】
空風に盤持石の並び居り(山元重男・射水市串田「櫛田神社」)④【九州】
初蝶の吹きもどされし力石(山元志津香)①【北海道】
力石思わず拝む秋日和(山本久枝・桶川市寿「稲荷神社」)⑥【石川2】《桶》
花苔の力石ふと撫でてみし(山本ふみ子・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤【大阪2】《椿本氏》
草茂るふたつ並びし力石(山本ふみ子・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤【愛知】《椿本氏》
夏草の寄り添ふ如く力石(山本ふみ子・伊勢市二見町「西農業研修センター」)⑤《椿本氏》
草むしり埋もれたままの力石
(山童)④【新発見】
残雪やお堂の前の力石(山童)④
【新発見】
初詣力石にも置く一貨(優)④【茨城】
初午や重し軽しと力石(裕子・東京都北区岸町「王子稲荷神社」)⑧
力石三十二貫目柿若葉(悠人・青梅市駒木町「郷土博物館」)⑧
酉の市力石なぞ持てりやせぬ(悠人・東京都北区岸町「王子稲荷神社」)⑨
力石ふたつまろべり草雲雀(悠人・青梅市駒木町「郷土博物館」)⑦【愛知】
落葉降るまろまろとして力石(ゆき子・大田区山王「天祖神社」)林棲俳句会⑧
万緑を支へてをりし力石(由美子・倉敷市浅原「安養寺」)⑧《西岡》
秋祭り力較べの丸い石(ゆらぎ)⑤【大阪2】
春の蠅とまる百貫力石(要介)⑥
雲の峰男或る日の力石(横井正光・菰野町田光「多比鹿神社」)⑤【大阪2】《椿本氏》
炎天下熱ほとばしる力石(横井正光・菰野町田光「多比鹿神社」)⑤【愛知】《椿本氏》
力石かついだ分だけ力こぶ(よこかな・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
力石の上にも三年オレのもの(よこかな・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
力石みたいなパンが食べたいな(よこかな・千葉市中央区神明町「神明神社」)⑧《Drops》
啓蟄や鯰抑ふる力石(横田初美)④【茨城】
小男の汗の気合や力石(横手 季)①【男】【さいたま】《けやき》
萩むらをささえてをりし力石(横手 季)②【男】【さいたま】《けやき》
腰下ろす冬日を溜めし力石(横手 季)③【九州】【さいたま】《けやき》
花びらを浴びて眠そう力石(横手 季)③【男】【神奈川】《けやき》
懸巣鳴く金時神社の力石(横森みゆき)①【九州】【四国】《雲の峰》
山茶花や四股名刻める力石(横森みゆき)②【山陽】《雲の峰》
茂りたる社を守る力石(横山照子・茅ヶ崎市菱沼「八王子神社」)⑧
夏祭り注連新しき力石(横山照子・茅ヶ崎市菱沼「八王子神社」)⑧
力石試す人なく灼けにけり(よし子・能勢町野間中「常夜灯下」)⑦【愛知】《ゴスペル》
芽起しの雨に艶増す力石(吉沢美佐枝・練馬区石神井台「石神井図書館」)⑥【大阪2】
緑陰に昔のまゝの力石(吉田伝治)③【富山】《俳句三重》
力石の湿りてゐたる秋の昼(吉田康子)②【茨城】
力石七つ転がり露しづく(吉田 泰子・射水市串田「櫛田神社」)⑥《雉》
力石くぼみに光る露の玉(吉田 泰子・射水市串田「櫛田神社」)⑥《雉》
玉垣を滑る一葉や力石(吉田 泰子・射水市串田「櫛田神社」)⑥【大阪2】《雉》
尺蠖に測られゐたり力石(吉田 泰子)⑥【神奈川2】《雉》
奥宮の水音澄めり力石(吉田 泰子・射水市串田「櫛田神社」)⑥【石川2】《雉》
訥々と露の謂れを力石(吉武三和子)①【山陽】《俳句三重》
蟷螂の斧ふりかざし力石(吉武三和子)②【富山】《俳句三重》
力石輪中の郷に秋惜む(吉武三和子・桑名市長島町西川「輪中の郷」)③【千葉】《三重》
石、俵担げなくては半人前(吉原 晃・横浜市戸塚区下倉田町)⑦ 【石川2】
若人の汗の滴で穴が穿(あ)き(吉原 晃・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【長野2】
意志硬しされど挙がらぬ力石(吉原 晃・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【神奈川2】
重量挙げ今は昔の力石(吉原 晃・横浜市戸塚区下倉田町)⑧【長野2】
石よりも重くなったか女房殿(吉原 晃・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【福井2】
強力(ごうりき)も勝てぬ力の霜柱(吉原尚誠・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
力石私の方が重いかな(吉原絵里菜・横浜市戸塚区下倉田町)⑦【神奈川2】
力石抱き上げてみる四月馬鹿(よしむら忠治)⑥【静岡】
蝸牛登り切ったり力石(よしむら忠治)⑥【静岡】
今や昔力自慢と力石(頼住一昭)⑦【石川2】
【ら】
良日に力石触れ鳥帰る(蘭丸)⑨
鳥雲に深川八幡力士石(瞭・江東区富岡「富岡八幡宮」)⑥
力石たなびく桜が持ち上げる(リラ)⑧
力石傾きしまま注連飾り(れいこ)①【北海道】
国一の誰やら揚たちから石(呂笳)④【九州】
【わ】
なで肩の石に刻みし担(に)の思い(若月和豊・堺市船堂町)④【力石】
お前なぁ~未だ持てんかと父笑う(若月和豊)⑤【神奈川2】 
スマンけど退いてくれるか赤蜻蛉 お前が重い…と言い訳す(若月和豊)⑤【大阪2】
力石路地の奥で睨んでる(若月和豊・堺市船堂町「大黒宅」)⑥【静岡】
一斗酒飲んで差し石片手持ち(若月和豊)⑥【大阪2】
力石小春の日差し去年(こぞ)の雪(若月和豊)⑦【愛知】
酒(ササ)気分勢いで持つ石の面(カオ) 石は黙って身じろぎもせず(若月和豊)⑥【静岡】
お前なぁ~未だ持てんかと六斗石(若月和豊)⑤
まだまだか?若中組の六斗石(若月和豊)⑤
軽々と曲持ち見せる人気者(若月和豊)⑤
若中組の稽古に注ぐ蝉時雨(若月和豊)⑤
掛け声を黙って見上げる切付石(若月和豊)⑤
動かんか~可愛いあの子が待っている(若月和豊)⑤
丁髷を結えばあの力石(イシ)上がるかなぁ?(若月和豊・姫路市網干区宮内「魚吹八幡宮」)⑥
漬物石上がらんようではあれ(力石)は無理!(若月和豊)⑥
いにしへの汗しみこみし力石(若林照子)①【山陽】《三重》
草いきれ忘れ置かれし力石(若林照子)②【茨城】《三重》
力石葛広がりし隠さるる(若林照子)③
【千葉《三重》
囀りや鹿島の森の力石(湧甫)⑦
若者ら力競ひし力石 競はずなりていつか失せたり(和田喜代數)①【男】【奈良】
差し石を差したる肩も里祭(和田 清)①【男】【四国】《雲の峰》
差し石の肩なだらかや秋日差し(和田きよし)②【男】【長野】《雲の峰》
蘇る黒虎相撲や力石(和田義男・旭市二「太田神社」)⑤
寒晴れの風息留め力石(渡辺をさむ・大山町大山「大山寺」)⑨
力石明治男の汗が染む(渡辺庄一・四日市市茂福町「証円寺横」)⑤《椿本氏》
夏の雨力石尚重く見ゆ(渡辺庄一・四日市市茂福町「証円寺横」)⑤【神奈川2】《椿本氏》
炎昼の微動だにせず力石(渡辺庄一・四日市市茂福町「証円寺横」)⑤【石川2】《椿本氏》
ちちろ鳴く飛鳥の杜の力石(渡辺政子・明日香村飛鳥「飛鳥坐神社」)②【九州】【四国】《雲の峰》
行く秋の地衣の乾ぶる力石(渡辺政子・大阪市東住吉区「山阪神社」)⑦【大阪2】《雲の峰》
力石桜紅葉を映しをり(渡辺僚子・桑名市本町「春日神社」)①【新潟】《三重》
秋の蝉大樹の下の力石(渡辺僚子・桑名市本町「春日神社」)②石《三重》
山神に添うて奉らる力石(渡辺僚子・桑名市桑名「神明社」)②
【千葉】《三重》
彫りあとの薄らへてをり力石(渡辺僚子・桑名市桑名「神明社」)②【群馬】《三重》
木漏れ日に注連に紙垂力石(渡辺僚子・桑名市本町「春日神社」)③【山陽】《三重》
清水も奉られてをり力石(渡辺僚子・桑名市桑名「神明社」)③【三重】《三重》
力石の要領でスイカ抱え上げ(wariオジ)⑧
【詠み人知らず】
東男の力を飾る祭りかな(千代田区神田須田町「柳森神社」)①【北海道】
大小の力石みな冬ざるる①【男】【長野】
力持名残りを止めし江戸の華①【男】【東京】
力持辰巳男の伊達姿①【男】【東京】
ちちろ鳴く半眼蘇生の力石①【北海道】
下萌や村の社の力石①【北海道】
力石こころむ男山動く①【北海道】
初詣ためしてもみる力石①【北海道】
しぐるるや社に四つの力石①【北海道】
腕自慢昔のバーベル力石②【茨城】
昔の仕事は力が必要力石(川崎市幸区かるた)②【山陰】【力石】
おもかるの石の雪や誕生日②【埼玉】
里の若衆ちから競いし力石 神明み境内(にわ)にむかしを偲ぶ(野田市太子堂「神明神社」)③【男】
根切には浅間神社の力石(茨城県守谷市のふるさとかるた)③【力石】
力石を見つけた裏通りのお稲荷さま③【埼玉】
団栗を拾ひ並ぶる力石④【茨城】
触れてみたいな力石八幡様が待っている(栃木市藤岡町部屋)④【石川】
名おあげて若き力の花納(葛飾区東新小岩「天祖神社碑文」)④【茨城】
若い衆の虫薬なりちから石(雑俳・住吉みやげ)④【茨城】
明神様の力石とてその石に 腰をかくればその豪い石を上げねばならぬ(浄瑠璃)④【石川】
磐石の力露一顆の力④【男】
磐石のいのち息づく寒の闇④【男】
金色の蜥蜴大磐石を攀づ④【男】
石庭のそこかしこにぞ力石 差し挙げ易く丸形にして④【力石】
持ち上がるかな力石(いちきくしきのかるた)④【力石】
昔の若しゅう力くらべ(城南小かるた・前橋市「六供八幡宮」)④【力石】
力石を上げて腕くらべ(住吉かるた)④【力石】
草茂り沈みし谷戸の力石④【力石】
ひとひらの花散りかかる力石
④【新発見】
花冷えやびくともせざる力石
【新発見】
力石ひょいと持ち上ぐ老の春④
【新発見】
雷電の力石知る梅雨最中(東御市「雷電生家」)④【新発見】
寒晴やぴくりともせぬ力石
(京都市左京区一乗寺下り松町「下り松」)④【新発見】
わしが総社の力石 そんじょそこらの石じゃねえ(力石総社ちらしより)④【力石】
綿虫の過ぎる古刹の力石⑤【播磨】
綿虫の消えゆく力石の影⑤【神奈川2】
顔がよくても女にゃもてぬ 腕と度胸で力石⑥【静岡】
若き日に競いて挙げし力石 この七椙の森に安らぐ(松川町元大島「大洲七椙神社」)⑥【長野2】

おのこらの力競いし時は過ぎ 美を競い合う現代(いま)の青年⑥【大阪2】
力石若衆たちの腕自慢(藍住歴史かるた・藍住町住吉神蔵「住吉神社」)⑦【福井2】
貫目摩れ霜の花咲く力石⑥【愛知】
力石担ぐ男の心意気⑦【愛知】
あげれるもんならあげてみい わしが総社の力石(力石総社ちらしより)④
野谷峠の番持石は馬狩「おその」さ 思い返せば軽る御座る(白川村大窪野谷「地蔵堂」)⑤
西東力競ふる仲仕衆 山も散して運ふ町方(笠岡市笠岡港)⑤
大江には力自慢の盤持石(小杉いろは唄・射水市大江「永森神社」)⑤
力くらべばんもち石を軽々と(櫛田かるた・射水市串田「櫛田神社」)⑥
四十八貫石ふん担いだよ 俺がむらのこのわかもの(館山市大網「舎那院入口」)⑥
力持ち担ぎ望み果たさん五つ石 若い衆の声髙らかに勲しの石(姫路市飾磨区中野田「公民館」)⑥
力石谷保から運んだ長五郎(こがねい郷土かるた・小金井市中町「小金井神社」)⑥
持ちゃげてみられーけえが昔の力石じゃー(岡山市東区沼「沼城趾」)⑥
江戸期民の力 秋意ほのかに山谷の里力石(世田谷区上北沢「山谷稲荷神社」)⑥
神様になった黒渕力石(新柞田いろはかるた・観音寺市柞田町「山田神社」)⑥
八兵衛うなるばかりで持ち上がらず(静岡市清水区本町「西宮神社」)⑥
時雨るるや力試しの江戸の石(半田市岩滑中町「八幡神社」)⑦
持ち上げて力自慢が懐かしい 今の若者できるかな(野々市市三納「日下日吉神社」)⑧
大人への登竜門と言われても 力およばぬわが身かなし(野々市市三納「日下日吉神社」)⑧
久岑寺満瑞さんは力もち 昔話の志段味小僧(志段味カルタ・名古屋市守山区上志段味道光「久岑寺」)⑧
凍つる手に滑り落ちたる力石⑧
行岡のげんじょはやしのちから石 あげたばかりで日がくれた(青森市浪岡北中野沢田「源常林・姥神社」)⑧
弁慶の力を当てに初もうで(藤沢市藤澤「白旗神社」)⑧
年寄りの仲間入りしてお守りに 弁慶の力石我は買いけり(藤沢市藤澤「白旗神社」)⑧
秋與やごろんと二つ力石(市川市八幡「葛飾八幡宮」)⑧
新涼や一七〇キロの力石(市川市八幡「葛飾八幡宮」)⑧
持てあぐむ稷のもとの力石⑧
今もなお力自慢を待ちわびて(札幌市福住一条「厳島神社」)⑧
秋蝉や累々と臥す力石⑧《春月》
秋冷や自己申告の力石⑧《春月》
秋暑しどつしり鬼の力石(高千穂町三田井「高千穂峡」)
貫目摩れ霜の花咲く力石
力石傳がしてあり銀杏の實
陽炎や棚の中なる力石
下萌やためして合点力石
正月や奉然自若の力石
桃月夜若衆がきほふ力石
若人が力ためすと挑みあい 汗しみこみし名物の石(新上五島町道土井郷)
冬日あび鈍く輝く力石
武者人形百十貫の力石
力石立ち公孫樹を囲みをり(豊島区雑司ヶ谷「法明寺(鬼子母神)」)
勇者の名刻む力石天高し(江戸川区東小岩「善養寺」)
堂裏の紅山茶花や力石(台東区浅草「浅草寺」)
秋風や注連縄古りし力石
冬菊の盛る祠や力石
寒晴や六十貫の力石
天を衝く公孫樹若葉や力石
白梅のふくらむ蕾力石
梅雨明や己が目方の力石探す(足立区花畑「大鷲神社」)
力石晩夏の火照残りたる
重いのさ鞆に置かれた力石(福山市鞆町「住吉神社」)
唯の石ちから石とや冷たかり