約300年の伝統を誇る「熊野大花火大会」は、毎年8月17日に開催されている。吉野熊野国立公園に指定されている七里御浜海岸,国の名勝天然記念物でもある「鬼ヶ城」などの豪快な自然景観を背に織り成す音と光の競演は、熊野路最大の夏の風物詩となっている。毎年8月17日に開催される理由は、初精霊供養を兼ねて「灯篭焼き」や「追善仕掛け花火」などを行っているためで、観光的要素と宗教行事的要素を合わせ持つ花火大会は、全国的にも珍しいものとなっている。例年十数万人の観衆を集め、「鬼ヶ城大仕掛」,「海上自爆」,「正三尺玉打ち上げ」等が名物花火として好評を得ている。


海上自爆

 また、その人気のため国道42号線の渋滞は激しいものとなり、会場周辺の駐車場を利用すると、駐車場を出るだけで夜が明けてしまったと言う話もよく聞かれますので、出来るだけ公共交通機関をご利用になることをおすすめします。(会場隣の有馬町及び金山町の駐車場を利用し、そこから無料シャトルバスが随時ピストン輸送をしてくれますので、そちらを利用されることをおすすめします)

次のものが一番の目玉です。
●正三尺玉打ち上げ
 700m沖合に停泊した台船から打ち上げ、上空650mにおいて直径650mに開き、海面で は直径800〜1000mの花を咲かせる。今年は2発の三尺玉を打ち上げた。
●三尺玉海上自爆
 沖合350mの海上に台船を停泊させ、台船上に重さ250sの三尺玉を設置し台船ごと爆発させる。花火は直径600mの花を咲かせる。
●鬼ヶ城大仕掛
 国の名勝天然記念物でもある鬼ヶ城という岩場や洞窟に花火玉を直置きしてそのまま爆発させるため、花火玉自体の爆発音や爆風に加えて、岩場での反射音や洞窟での響鳴音も加わり大迫力を演出している。その爆風と轟音は、観客の体に響きわたり、体感震度4〜5を記録すると言われている。






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