問題行動!?
一般的に問題行動だといわれている吠える、噛む、飛びつくなど、犬にとっては普通の行動であって、
ただ人にとって都合の悪いと言う事だけなのです。
犬は人のルールなんて知りません。
私たちが教えなくてはならないのです。
解決策
ここでは、8つの解決法を紹介します。
わんちゃんの性格や環境や原因によって使い方も異なってくるのでそれらをよく見極めた上で用いてください。
もしやってみて効果がない場合は他の方法に切り替えてみましょう!!
1、 褒美を取り上げる。
たいていは、無視にあたります。
大切なのは、犬の要求(生理的な欲求は除きます。)に耳を傾けないこと。
簡単なようで、結構難しい。
でも、効果はてき面です。
何かを要求している時や夜鳴きなどの吠えに役に立ちます。
要求を止めたら褒めるのが大切です。
2、原因を取り除く。
これは、止めさせたい行動を止めさせるのに一番効果があります。
たとえば、人の足を噛むのをやめさせたいとします。
犬は、動くものを追いかける本能があるので、仕方がありません。
とりあえず、原因となっている動いている足をとめてみましょう。
犬が噛むのをやめたらすかさず褒めてください。
3、 系統的脱感作
この方法は、徐々に慣らしていくという方法です。
お留守番をさせるときなどに用いれると思います。
他に何かの音に慣らしたい(例えば雷など)時に役立ちます。
最初は、カセットテープにその音を録音し小さな音で流し、だんだん大きくしていく
ように慣らしてみてはどうでしょうか。
4、 関連付け
わんちゃんは関連で物事を考える動物。
例えば、人好きなわんちゃんがベルの音が鳴って、そのたびに大好きな人が来るとします。
そうすると、ベルの音聞くだけで玄関へダッシュするようになるでしょう。
そんな時は、ベルの音を鳴らしても誰もいない状況をつくるなどして練習してみてはどうでしょうか。
この関連付けは初歩トレーニングを行う時にとても役立ちます。
5、 慣らしてしまう。
その環境事態を慣らすという方法です。
誰もいない環境に慣らす(留守番)など。
3番の系統的脱感作と方法は同じですが、怖がりなわんちゃんなどには用いないでください。
6、 妥協する。
犬が吠えるのは、やはり本能というのがあるので全く吠えないというのは、無理なのです。
ある程度なら我慢し、防音装置をつけるなどしてみてはどうでしょうか。
また、子犬の噛むについては、歯が痒い場合がほとんどなのです。
あまがみならある程度がまんし、強く噛む、あまがみがひどい場合のみ
「痛い」といって全員部屋から出てしまう。など無視の方法を用いてみてください。
7、 対立行動法
してほしくない行動の変わりにしてほしい行動を与える方法です。
例えば、家具を噛んで困っているとします。
噛みそうな時に名前を呼んでこっち向かせ褒めてみたり代わりのもの
コングなど一般のペットショップで売っているおもちゃを与えてみてください。
いろんな場合に用いられ、とても効果的です。
8、 他行動法
これは、してほしくない行動以外を全て褒める方法です。
例えば、噛むのが嫌ならば噛む以外の行動(なめるなど)
したら、即座に褒めるのです。
常に犬を見ておかなければならないので、結構大変です。