先日、開催されたペットのための防災セミナーに行ってきました。
そこで、得た情報はとても大切なものだったので、私なみにまとめてみた。
近年、東海地震が起こるのではないかと危惧されている。
地震は約百年周期で起こっており、東海ではここ152年起こっていないためである。
東南海地震、南海地震においても今後30年での発生率はそれぞれ60%、50%
となっている。三重県では、特に津波が心配される。津波の速さは、推進の速さが関係しており
10mでは時速36km、2000mでは、時速500mと深くなればなるほど早く到達するとされている。
また、津波の性質として繰り返し襲ってくる、第一波が最大とは限らない、ゆれの大きさと高さは比例しない、川をさかのぼるなどがありできるだけ早く高台へと逃げることが求められる。
また、直下型地震の懸念される。
主に6つの活断層があり、養老ー桑名ー四日市断層帯、鈴鹿東緑断層帯、布引山地東緑断層帯、
頓宮断層、木津川断層帯、伊勢湾断層帯(白子ー野間断層)があり、ここ30年以内の発生率は、すべて1%以下で、可能性は低いがマグネチュード7〜7,8と(マグネチュード6が1とするとマグネチュード7が
約32倍、マグネチュード8が約1000倍のエネルギーが発生する)被害の規模が大きいことが予想される
では、実際起こったらどうするのか?
三重県では、三重県地震対策推進条例というものが、平成16年3月23日に交付され、災害について、
主に、自らの身の安全は自らで守る「自助」
自らの地域はみなで守る「共助」
行政が担う「公助」
を基盤として掲げられている。
実際の現場でも、家族や住民での救助がほとんどを占めており(約27000人)生存率も80%だったのに対し、消防での救助では7900人救助し半数以上もなくなっているのです。
三重県の人口は1867166おり、そのうち消防職員2310人、消防団員13996人、消防車108台
ほどで明らかに少ないことがうかがえる。 
つまり、自らのあらかじめの準備と地域との絆がとても重要だということがうかがい知れる
では、ワンちゃんに対しては、どうなるか。
わんちゃんに対しても同じことが言えると思います。
ボランティアでは、実際起こしてしまった新潟や阪神淡路での経験を元に少しずつなされていっているようだ。新潟では、どうしてもやはり人が優先になってしまうので、たとえ自宅が無事であっても物資などは、避難所である体育館などでしか得られないため当初は、車での生活をしいられ、寒い時期だったのと
ガソリンが充分に得られないこともあって、つけたり消したりで寝不足やエコノミー症候群、また、アイドリングでの排気ガスが周囲に充満していたといいます。
(しつけや他人に迷惑をかけないように配慮して生活をしていた人たちの猫ちゃんやわんちゃんにいたっては、体育館のそばや仮設住宅の外でも飼うことができたという例もある。)
そのため、新潟の地震の際には早めの対応がとられて即席の自衛隊のテントが飼い主さんのために犬可になったり、
三宅島のさいには東京都の協力により長期の預かりのための犬猫の施設が建てられ飼い主が変えないような状況になってももしくは迷い犬、猫等にしても収容され、処分されずに優先的に譲歩等が行われたようだ。
また、地域に残された動物たちの世話(人が優先なためと窃盗の被害が頻繁にあったため意図的に防犯のために残していった)も地元や地域ボランティアもしくは近所の人たちがご飯とかを与えることによっていまだに乗り切っていっているらしい。
獣医師会でも、それらのを受けて避妊虚勢、マイクロチップの導入などを呼びかけ、災害時には患者の受け入れや
診療所を再開できるうにはかったり、予備のバリケンも2つは常備するような対策が採られている。
だが、行政などはやはりまだまだ、具体な対策が練れておらず、あらかじめの準備、しつけの重視、えさ、飲料水の確保
移送道具の用意、鑑札、名札、薬、飼い主との写真を常備すること、また、日ごろ地域との絆を深めておくことが
防災につながるのだということだ。
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