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しし座 (M65,M66,NGC3628)
星座図
Celestron C8-EX レデユーサー F:6.3 1260mm Vixen VX-1
G400 60min 1993/1/1 青山高原
Photo by Hirokazu Yamamura


この画像は丁度4年前のお正月に青山高原で写しました。
気温は−4度、とにかく寒く何もかも凍てついている世界でした。
でも冬の空は透明度もよく素晴らしい星空を満喫させてくれます。
中央上の銀河がM66,左の銀河がM65,下の銀河がNGC3628
共に約2900万光年の距離にあります。
こんなに遠くにある銀河が一度に3つも見えると
なんか得したような気分ですね。
しし座には沢山の系外銀河が散らばっています。
このM65,M66,NGC3628の組み合わせは
小口径の望遠鏡でも見られる貴重なグループです。
この中でもNGC3628は少し淡くて
目をそらしぎみにして捜すとみつけることが出来ますが
いったん見えてしまうと今度は楽に見つけることが出来ます。
でも口径20cm程度の望遠鏡で見る世界は
写真とは違った大宇宙の神秘を感じられずにはいられません。
漆黒の宇宙に浮かぶ三つの島宇宙、
ことに暗黒帯を含んだ淡くて細長いNGC3628を
見た時などは大宇宙の神秘に触れた感激で
思わず涙することでしょう。
おっとっと、お話が長くなってしまった
もう画像はでてるかなーーー