流星群の2回目のピークです。まさに壮観な眺めです。どの方向を向いても星が雨のように降ってきます。同じような星域にマイナス等級の流星が並んで連続に爆発するように発光して痕を残しています。西の空を見れば山々に雨のように星が降り注いでいます。凄い眺めです。もうあっけにとられ大自然の超大スケールのイベントを身体中に受け入れました。前を見ているだけで一秒間に1−2個ぐらい飛んでいます。寒いのまた深夜を覚悟して山まで来た甲斐がありました。この写真は55mmの標準レンズで15分露出で18個の流星が写っています。
55mmというと全天から見るととても狭い視野です。何百分の一の視野の中にこれだけ写っているのですから全天どれだけ飛んでいたのでしょう?とても信じられません。
このときはカメラで撮られた写真、ビデオがなんともスケールの小さなものか感じざるを得ませんでした。実際の空で実体験できた幸せを大いに感じました。