このページはわたくし、ぬけ作先生が、紀伊長島町で生えている雑草をデジカメで撮ってまとめたものである。
名前が違っているのはご容赦願いたい。そんときはメールで教えてください。<(。。)>
最後までできるかどうかもわからないし、途中でやめるかもしれない。

ヒガンバナ(マンジュシャゲ)ヒガンバナ科
田のあぜ、土手、道端などに生える多年草。
【分布】北海道〜沖縄
【花期】9月〜10月
9月撮影
イタドリタデ科
山野に普通に生える多年草。
【分布】北海道〜九州
【花期】7月〜10月
9月撮影
これはみんな見たことがあるだろう。
彼岸になれば必ず咲いている、律儀な花だ。
また、この花には、白いものもあるという、ぜひお目にかかりたい。
イタドリは春になると、おばさん連中がこぞって採りに来るね。小生もイタドリを炊いたやつは大好きだ。
しかし秋になると、みんな忘れてしまっているだろう?
でも、ちゃんとイタドリは花をつけている。
けなげだと思わないか?
センニンソウ
キンポウゲ科
つる性の多年草、有毒植物。
果実が仙人のひげに似ているからだという。
【分布】北海道〜沖縄
【花期】8月〜9月
9月撮影
コセンダングサ
キク科
どこにでもいる1年草。黄色い頭花。服にくっつく種が特徴。
【分布】中部以南の本州〜沖縄
【花期】9月〜11月
10月撮影
妖精のような花が非常に魅惑的で、不思議的だ。
花の拡大写真は、こちらだ。有毒植物なので、決して食ってはいけない。
かなりどこにでもいる花で、いまさら珍しくもなんともないといわれそうだが、よく見るといろんな発見がある。種はこんなだがくっついてかなわないね。
ちょうアップの種だ。
ヒメジョオン
キク科
アメリカ原産の1年草〜越年草。
若芽はゆでたり天ぷらにするとおいしい。
【分布】日本各地
【花期】6月〜10月
9月撮影
イヌタデ(アカノマンマ)
タデ科
道端や畑などに生える1年草。
若葉は食べられる。
【分布】北海道〜沖縄
【花期】6月〜11月
10月撮影
手に取ったら壊れてしまいそうな花びらをつけた、実に繊細な花だ。花の拡大写真を見てくれい。
子供がままごとで赤飯に見立てるので、アカノマンマという。むやみにお父さん役をすると、これを食べさせられる。(T_T)
ムラサキカタバミ
カタバミ科
南アメリカ原産の多年草。
若芽はゆでたり天ぷらにするとおいしい。
【分布】日本各地
【花期】5月〜7月
7月撮影
ハナショウブ
アヤメ科
湿地や草地に生える多年草。
【分布】北海道〜九州
【花期】5月〜7月
5月撮影
昔はよくこれで遊んだなぁ。これの茎がむけるようになっていて、出てくるスジを相手のものと絡ませて切れたら負け!チョウセングサと言っていたっけ。
このハナショウブは古里の温泉に行くところの休耕田で撮ったものだが、野生かどうかわからない。紫や白いものがあったので、栽培しているのかもしれない。アップはこちらだ。
アキノノゲシ
キク科
日当たりのよい荒地や草地などに生える越年草。
【分布】北海道〜沖縄
【花期】8月〜11月
10月撮影
ノコンギク
キク科
日当たりの良い山野に生える多年草。
【分布】本州〜九州
【花期】8月〜11月
10月撮影
黄色い花だが、白いものもあるらしい。
タンポポのように白い冠毛ができるので、いつもタンポポだと思っていた。アップの写真だ
いわゆる、野菊と呼ばれているものだ。(キクはたいてい野菊と呼ばれている)このキクは区別が難しいのて、違っているかもしれない。おんなじ様なものがいっぱいある。超アップの写真を見てくれい。
ツユクサ(ボウシバナ)
ツユクサ科
道路や草地などに生える1年草。
若い芽や花をゆでて食べる。
【分布】北海道〜沖縄
【花期】6月〜9月
10月撮影
マルバルコウソウ
ヒルガオ科
空き地や荒地などに生える熱帯アメリカ原産の1年草。

【分布】日本各地
【花期】8月〜10月
10月撮影
夏の花なんだけど、いつまでも咲いている。
青い花がなんともいえない華やかさをかもし出している。
群生しているところがなかったので、実にさびしい画像となってしまった。(T_T)
いや〜、きれいな花だ。栽培もされていているらしい。いつもきれいな花だなぁ、なんていうんだろうと思っていた。アップの写真はこちらだ。
ゲンノショウコ(ミコシグサ)
フクロソウ科
山野に普通に生える多年草。果実は熟すと種子を弾き飛ばす。
【分布】北海道〜九州
【花期】7月〜10月
10月撮影
ブタナ
キク科
空き地や道端などには得る。ヨーロッパ原産の多年草。

【分布】日本各地
【花期】6月〜9月
10月撮影
便秘、下痢、関節痛、神経痛の薬として有名な植物だ。『現の証拠』というくらい効き目が早い、ゲリったらすぐにこれだ。アップ写真をよく見るといい。
実に変わった名前だね。
フランスで豚のサラダという意味らしい。
とはいえ、こんなのがよく刺身なんかについてくるような気もする。わりときれいな花だけどなぁ。
マメアサガオ
ヒルガオ科
荒地、道端などに生える1年草。北アメリカ原産。
【分布】北海道〜九州
【花期】8月〜10月
10月撮影
ヤクシソウ
キク科
日当たりのよい山野の草地や道端などに生える越年草。薬師草とかく。
【分布】北海道〜九州
【花期】8月〜11月
11月撮影
本当に小さい花で、なんていう花だろうと思っていた。
これがアサガオだとは思ってもみなかった。
そのくせヒルガオ科だって、わけがわからない。
アップ写真をよく見てくれ。
黄色い花はよくある花だ。でもあかるくて、華やかだね。薬師草と書くらしいが由来はわからないらしい。アップはかなり迫力がある。
西洋あさがお


園芸品種。西洋からわたる。
【分布】自主栽培
【花期】わからない
10月撮影
ハマアザミ
(ハマゴボウ)キク科

暖地の砂浜に生える多年草。
【分布】伊豆半島以西の本州太平洋側・伊豆諸島〜九州
【花期】6月〜12月
10月撮影
透き通る青色がとても癒し効果がありそうだ。
日本でもはやっていて、園芸品種としては有名みたいだ。育て方も難しいみたいだ。
なんで石垣になんか咲いていたんだろう?
浜のところに咲いているからハマアザミなんだけど、当たり前すぎるね。でも、雑草にしては紫色がとても映えているね。
タマガヤツリ
カヤツリグサ科
荒地や道端などにふつうに生える1年草。

【分布】北海道〜沖縄
【花期】8月〜10月
10月撮影
イヌホオズキ(バカナス)
ナス科
畑や道端、空き地などに生える1年草。有毒植物。

【分布】北海道〜沖縄
【花期】8月〜10月
11月撮影
カヤツリグサかと思っていたら、タマガヤツリだった。花穂が丸いのが特徴だ。
本当のカヤツリグサはまだあるかな?
なかなか小さい花なんだ。1cmあるかな?
ナスの仲間だってね。食べれるかと思ったら有毒だって・・・。『親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない』、必ず実を結ぶことをたとえた文だね。
ツワブキ
キク科
海岸や湿ったところに生える常緑の多年草。山でも谷あいによく生えている。
【分布】福島・石川県以西の本州〜沖縄
【花期】10月〜12月
11月撮影
オニタビラコ
キク科
道路や空き地、庭などに生える1年〜越年草
【分布】北海道〜沖縄
【花期】通年開花
10月撮影
三浦では、よくツヤという。山に入っていってよく採って来る。茎をゆがいて薄皮をはぎ、それを1日以上水にさらしておき、炒めると、とてもおいしい。
こんな料理ができる。小生の大好物だ。
食べたことがあるかな?
あの、春の新芽の時に採るんだよ。今じゃだめよ。
どこにでも咲いているね、これは。
きれいな花で、刈られても刈られても、生えている。
本当に根性のある花だ、見習いたいね。
ツルボ(サンダイガサ)
ユリ科
日当たりのよい山野に振るうにはえる多年草。

【分布】北海道〜沖縄
【花期】8月〜9月
9月撮影
チカラシバ(ミチシバ)
イネ科
荷当たりのよい草地に普通に生える多年草。
力芝、しっかり根を張って強く、抜けないため。
【分布】北海道〜沖縄
【花期】8月〜11月
9月撮影
『鶴瓶(ツルベ)』と間違えそうな名前だ。
案外どこにでも咲いているわけじゃなくて、咲いている場所は限られている。紫色がきれいだね。
ほう、なかなか抜けないから、力芝だって、確かにしっかり根を張っていそうだね。毎年生えてきて刈るのが大変だ。
コゴメガヤツリ
カヤツリグザ科
日当たりのよいやや湿った畑や原野などに生える1年草。

【分布】本州〜沖縄
【花期】8月〜10月
9月撮影
コシロノセンダングサ
キク科
荒地や道端などに咲く1年草。センダングサに白花が咲いた感じ。

【分布】本州中部〜沖縄
【花期】9月〜11月
9月撮影
生えていると、うっとうしい雑草だが、よく見ると味のある雑草だ。国道沿いにひっそりと咲いている姿が、たくましさを感じさせる。
センダングサかと思ったら、どうも違うようで、栽培されていたものが野生化したそうだ。コスモスを小さくしたような感じだという人もいる。
セイタカアワダチソウ
キク科
空き地や荒地などに生える、北アメリカ原産の多年草。他の植物の
生長を阻害する物質を出す。
【分布】日本各地
【花期】10月〜11月
11月撮影
カタバミ
カタバミ科
道路や庭などに普通にみられる多年草。
花は昼間開き、夜は閉じる。葉や茎は食用にする。
【分布】北海道〜九州
【花期】5月〜8月
9月撮影
昔はこんな草はなかった。空き地といえばススキくらいのものだったのに、いつのころからか、こんな草が来て大群落を形成してしまった。喘息にも悪いという人もいたっけ。
この草はどこでもいつでも咲いているね。
小さい花だけど、黄色いのでよく目立つ。
食用にするとは知らなかった。
ホウキギク
キク科
荒地などに生える、北アメリカ原産の越年草。他の植物の
生長を阻害する物質を出す。
【分布】日本各地
【花期】8月〜10月
10月撮影
ススキ(オバナ)
イネ科
山野にもっとも普通に生え、大きな群生を作る多年草。
【分布】北海道〜沖縄
【花期】8月〜10月
10月撮影
ちょっと見にくい画像だね。花が小さいのでなかなかピントが合いにくいんだろうと思う。
枝が箒のように分かれているから、ホウキギクだという。
昔は野原といえばこいつばかりだったね。
よくこの草で基地を作ったもんだ。いつの間にか群生も少なくなってしまったようで、さびしい限りだね。
『幽霊の正体見たり、枯れ尾花』なんて詠われていて、昔からさびしいところに咲いていたんだね。
ジュズタマ(トウムギ)
イネ科
水辺などに生える熱帯アジア原産の多年草。

【分布】日本各地
【花期】9月〜11月
10月撮影
オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科
日当たりのよい畑や道端などに普通に見られる。アフリカ原産の越年草。

【分布】日本各地
【花期】3月〜5月
2月撮影
昔はどこにでもあって、いっぱい拾って投げつけていた。たいてい標的になるのは弱いやつとか、女の子だったね。これをいっぱい拾って一気に投げると爽快だった。
昔はこれをつなげて数珠にしていたらしい。
こいつはどこにでも咲いているね。
イヌノフグリとは犬のキン○マのことだが、こんなきれいな花に対して失礼だとは思わないか?
果実がキン○マに似ているからだって・・・
ハコベ(ミドリハコベ)
ナデシコ科
道端や田などにふつに生える一年草〜多年草。
花は6〜7ミリ。

【分布】北海道〜九州
【花期】3月〜9月
2月撮影
スイセン
ヒガンバナ科
海岸近くに生える、地中海沿岸原産の多年草。有毒植物。
花は6〜7ミリ。
【分布】関東以西の本州〜九州
【花期】12月〜4月
2月撮影
春の七草のハコベだ。本当に小さい花で探すのが大変だが、どこにでも咲いているので、目を凝らしてみれば見つかるはずだ。アップ写真
誰もがご存知の水仙だ。もちろん白い花もある。それは撮り損ねてしまったのでご勘弁願いたい。
水仙が有毒植物だとは知らなかったなぁ。
ハマダイコン
アブラナ科
海岸の砂地に生える越年草。

【分布】北海道〜沖縄
【花期】4月〜6月
2月撮影
ふきのとう
キク科
山野に生える多年草。
食用にする。

【分布】本州〜沖縄
【花期】2月〜3月
2月撮影
毎年浜に生える、大根だ。
実際に花の咲く前の根はおろして食べられるという。
ご存知、フキノトウだ。食用とはいえこのままではにがくて食べられない。天ぷらにすると苦味が減るというが、やったことはない。2004年にふきのとう味噌を作った。
ホトケノザ
シソ科
道端や畑にふつうに生える越年草。茎は細く下部で枝を分け高さ10〜30cmになる。

【分布】本州〜沖縄
【花期】3月〜6月
3月撮影

シロバナタンポポ
キク科
道端や人家の軒下などに生える多年草西日本に多いタンポポで花茎は10〜40cmになる。
【分布】関東以西の本州〜九州
【花期】3月〜5月
3月撮影

どこにでも生えているね。じゃまなくらいやばっている。春の七草のホトケノノザは、コオニタビラコのことでこいつのことではないらしい。

やっとタンポポがはえる季節になったんだね。
似たような花が咲いているけどタンポポは首が長いのが特徴だ。気をつけて探してくれたまえ。

カントウタンポポ
キク科
野原や道端などに生えるう多年草。茎は10〜30cmになる。

【分布】関東・中部地方東部
【花期】3月〜5月
4月撮影

カラスのエンドウ
マメ科
野原や道端などに生えるう越年草茎は60cm〜100cm。
【分布】本州〜沖縄
【花期】3月〜6月
4月撮影

またまた、タンポポの登場である。黄色い花のほうがなじみがあるかな?
若い葉や根は食用になる。

エンドウウというだけあって、ちゃんと3〜5cmくらいの小さな芽をつける。こいつは食べることができるらしい。超アップはこちらだ。

ヘビイチゴ
バラ科
田のあぜや野原などに生える多年草。

【分布】北海道〜沖縄
【花期】4月〜6月
4月撮影
キランソウ
シソ科
道端や山野などに生える多年草地面を這うように葉を広げる。

【分布】本州〜九州
【花期】3月〜5月
4月撮影

ヘビイチゴだ〜〜。これはおいしそうなやつだね。
食べられないことはないらしいが、おいしくないという。蛇は食べるんだろうか?

こいつは薬草として知られていて、地獄にふたをして病人をこの世へ連れ戻すたとえで、ジゴクノカマノフタという別名もある。よく効くんだろうね。


写真をクリックすると、ビッグな写真になるからね・・・


HERO’s ROOM