昨年、ひとり生えのモミジを苔玉にしておいたらいつの間にか色付いて、その思わぬ風情に喜んでいたが、その後水やりも怠け気味で放っておいたせいで、一時は枯れてしまったかと思っていたら、先日新芽が出ていてこれにも驚いた。慌てて水に浸して大事にし始めたわけだが、このように草木の逞しさ健気さを目にすると、やはり人間よりも随分上等に思えて、いつも感心してしまうのだ。

コーヒー・ブレイク(37)今年も春を迎える

 このサイト、随分ご無沙汰してしまい、今日久々に更新するのが少々気恥ずかしい思いでいます。この間になぜかメールの送受信ができなくなってしまい、あれこれ試してもお手上げ状態で、やむなく別のアドレスに変えることにしました。今までメールを頂いた方々の履歴も失われてしまい申し訳ない思いで一杯です。どうか、これをご覧になった方は、今年のメニュー画面のメールボックスからのご連絡をお願いいたします。

 今年は今頃になってやっと始動した格好だが、何はともあれ花咲く春を無事に迎えられそうで、もうそれだけで十分に幸せというべきだろう。

2018.2.28

 香りでいち早く春を感じられるのが沈丁花だが、今年は寒さのせいか、蕾は十分膨らんでいるのに今日まで一輪も開花していない。あの強い主張のある香りを待ちわびている今日この頃だ。

 また、こぼれ種からひとり生えしたクリスマスローズに今年初めて蕾がついて、改めてこの花の逞しさを知ることになった。半日陰の中庭が偶然適していたのかもしれない。クリスマスローズもやはり、寒さの中に希望を抱かせてくれる、私にはありがたい花の一つだ。