コーヒー・ブレイク(31)この春をまとめて

 鈴鹿の森庭園の見事な枝垂れ梅。鈴鹿連峰をバックに。

2016.5.5

開花二番手は“ローズオオサカ”。2006年大阪で開かれた世界バラ会議のシンボルローズ。

わが家の庭の春です。

いで湯の里の春です。温泉街など何もないけど、枕草子にも出てくる名湯なのです。榊原温泉「湯の瀬」にて。

 草木が動き出す春が大好きで、毎年ウキウキする季節なのだが、今年も確かにそうなのだが、日一日と勢いを増してくる木々や花々を見ていると、そのあまりの生命力に圧倒されて、十分には受け止めかねている自分に気づく。齢をとったのかな、とふと考えると寂しくて、いつも通り写真に撮り溜めてはいるものの、なかなかこの場にアップする気になれないでいた。しかしこのところのように夏のような暑さが続くと、草木たちが冬を乗り切り健気に生きている姿を、今年の春の記憶として留めておかねばという気にもなってきた。というわけで、梅の季節から長々と続く写真を、ただご覧あれ。

今年のバラの開花一番乗りは、昨年の「国際バラとガーデニングショウ」会場で買った“禅 zen”。苦労して持ち帰った甲斐があった。この深い色合い。

 偕楽公園の今年の人出にビックリ。露店の数も増えた。雑踏と充満する食べ物の匂いは苦手だ。

今年も相津峠は桃源郷。意外なことに里よりも早く桜が咲いていた。

東山動物園のタワーを望む。この歳になってようやく動物園の楽しさがわかってきた。