下町風情たっぷり
 バードストリート  
 

 私たちが香港に来た頃(1997年4月)は、旺角(モンコック)にバードストリートという通りがありました。その名のとおり、鳥屋さん(といっても食用の鶏ではありません)がたくさん集まっている通りでした。いかにも「香港の下町」という言葉がぴったりくるようなところで、私の大好きな場所でした。
 ところが、中国返還後は香港政庁が都市化政策を進め、このような香港らしいところが少しずつ消えていきました。今ではこのバードストリートもKCR(九廣鉄道)旺角駅近くに引っ越し、現代風のアーケード街になっています。
 このページを見て、少しでも下町感覚がわかってもらえればと思います。


      
 

  バードストリートでは、生きている小鳥だけではなく、小鳥に関するいろいろなものが売られています。中でも鳥かごは手作りのものが多く、職人の心意気を感じます。その場で作って売っているおじさんもいます。
 
 
 
 
 
 
 
  

  ケージに入れられたいろいろな種類の小鳥が、所狭しと並べられています。下の画像は、餌として売られているバッタ(左)と、実餌の準備をしているおじさん(右)です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 鳥の餌となるバッタは、ポリ袋に入れて売られています。裸のおじさんは、実餌を煎っているところです。
 

 「あれこれ香港」に戻ります。