クエ太郎&クーコ 日高町散策日記

クヌッセン機関長 救命艇の保管庫

クヌッセン機関長の遺体と救命艇が打ち上げられた日高町田杭地内に、救命艇保管庫が建設されている。 平成24年2月に、保管庫が旧保管庫の西約20bへ新設された。駐車場・トイレも整備され、駐車場の前に顕彰碑も移設されている。 また、救命艇のほか、昔ながらの漁具なども展示されており、外の大きな窓から見物することができる。 クヌッセン機関長の遺徳は日本とデンマークの友好の象徴であり、救命艇をここに保存し遺徳を後世に伝えている。

クヌッセン機関長

1957年2月10日、貨物船エレン・マースク号の機関長として乗り組んでいたクヌッセンは、 美浜町の日ノ御埼沖を航行中、炎上している徳島県の機帆船「高砂丸」と遭遇。 風速20mを超える強風の中、「高砂丸」乗組員の救助作業にあたる。 貨物船に引き上げる際に、高砂丸船員が海中に転落。クヌッセンは荒れ狂う冷たい海へ飛び込み、 船員を助けようとしたが、高波に飲まれそのまま波間に没した。 翌朝クヌッセンは、エレン・マークス号の救命艇とともに日高町田杭に遺体となって打ち上げられた。 日本の船員を救おうとして殉難したクヌッセンの勇敢な行動に、日本政府から勲五等双光旭日章が贈られた。

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