ヤーコンの魅力

ヤーコンは南米高山地帯出身のキク科多年草です。古代インカ帝国の時代から果物として栽培されていました。2m以上にも成長し、ひまわりの小さくしたような花を晩秋にひっそりと咲かせます。葉はひまわり並です。ちなみに写真の私の身長は約180cm。どうやら夏の涼しいところがお好みのようです。我が家畑にはぴったりのようです。

およそ一株に300gほどの芋が5,6本ついています。根元の赤いこぶが翌年の種芋?のようなものです。根は寒さに弱いので、土の埋めて保存して翌年株分け・定植しています。自家採種が可能で無肥料栽培でもいけそうです。今後、期待大!

皮をむくと美しいオレンジ色をしています。色がより鮮やかになるほど甘味が増している証拠です。きんぴらや天ぷら・炒め物・煮物、サラダやデザートの材料としてもかなりおいしくいただけます。葉は乾燥してお茶にすると独特だがうまい。

ヤーコンは食物の中でもっとも多くのフラクトオリゴ糖が含まれています。バナナの20倍以上!オリゴ糖は虫歯になりにくく、腸内善玉菌の活動を活発にし、血液や血行を正常な状態に保つ働きがあります。整腸作用もあるので便秘の解消にも期待でき、ダイエット効果もあります。肥満や糖尿病の方にはぴったりの食材です。

ヤーコンは育てても食べても魅力たっぷり