特徴
木造:「木の香り」「木の温もり」「木の柔らかさ」これらは純粋に木材が持つ物質的な特性の評価だけでなく、木材が使用されている建築空間から受ける印象も大きく関係しているといえます。今般、林野庁の地域材利用促進木造公共施設等整備事業として木造施設を整備したものです。
地域材ふんだん:地域社会の中核的施設である学校関連施設はもとより、保護者・地域住民による活用も期待されています。地域材をふんだんに使い、風土・景観に調和した木造施設で、「木の良さ」に注目したのが特徴です。
大断面集成材・カラ松:メインフレームの柱・梁には国産カラ松の大断面集成材を使っています。集成材とは、丸太から製材したひき板(横方向に接着した板または長さ方向に縦継ぎした板)の繊維方向を平行に重ね、集成接着させた材のことです。大断面とは、木口断面の大きさが300平方cm以上のものをいいます。
ウッドピアいぶき:ウッドピアは造語です。木造施設によることから英語の「木」でウッド。ピアはピアノの奏でるハーモニーや理想郷(ユートピア)をイメージしています。
米原市学習交流施設  ウッドピアいぶき
米原市立伊吹小学校



施設の概要

・構造:木造
・面積:993u
・内容:多目的ホール、ステージ、更衣室−2、器具庫−2、ミーティングルーム、便所 他
・工期:平成13年5月着工 平成14年2月竣工
・事業費 318,000千円
 補助事業名 地域材利用促進木造公共施設等整備事業
体育館