日本共産党津市議団
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議員定数の削減は市民と津市にとってにメリットはあるか
 自治会連合会が経済状況の厳しい中、議会も痛みを分かち合うべきだとして、議員定数の削減を申し入れてから、議会では代表者会議の場でどう対応すべきか話し合いが行われてきました。今のところ、議会内に「検討委員会」を設けて6月議会を目処に議論をすることになっています。

 そこで会派としてこの問題をどう考えているか、見解を表明したいと思います。結論としては、定数削減には賛成できません。

 その理由の第1は、定数の削減が自治会連合会の求めている「痛みを分かち合う」ことにならない点です。議会は当選した議員で構成されますから、痛みを感じるのは落選した候補者だけです。そうした観点から言えば、議員報酬と政務調査費を減額する方が、よっぽど「痛みを分かち合う」のに相応しいのではないでしょうか。まして、今の厳しい経済情勢の原因の一端は、規制緩和という新自由主義に基づいた政策にあります。その象徴が「派遣法」の改訂でしたが、「痛みを分かち合う」という論理で議論するなら、その対象は政府と賛成した諸政党に求めるべきではないでしょうか。

 第2には今の定数でも議員のいない旧自治体が3地域あります。定数の削減で新たな空白地域が生まれる可能性があります。議員は必ずしも地域代表ではありませんが、地域の事情や文化・歴史・経済などに通じている議員が万遍なくいた方が望ましいと考えます。空白地域があっては、議会としてすべての地域を把握するのが難しいと言わざるを得ません。

 第3には、議員が少数であればあるほど意見はまとまりやすいでしょうが、それは少数意見を排除する民主主義の危険につながりかねない点です。むしろこれが最大の反対理由と言ってもいいでしょう。市政をチェックするのが議会の役割の一つですが、議員が少なければ、監視の目が減ると言うことです。様々な観点からチェックする必要があるにも関わらず、人数が減れば「観点」が減ると言うことです。

 第4には、今の定数には少なくとも法律の裏付けがありますが、削減する数には何の裏付けもない点です。経済情勢が厳しいからという理由であれば、経済的な観点から、何名削減の必要があるとの根拠を示さねばなりませんが、示しようがありません。それは旧津市での削減を振り返れば明らかです。36名だった定数が、99年の選挙では34名、03年の選挙では32名にしましたが、と言うことは「34名」という削減が妥当でなかったと言うことです。それは根拠がなかったからこそ、あとでさらなる削減をしなければならなかったと言えるでしょう。実際の所、32名への削減の議論の場にいた経験からは、これだけ削減すればこれだけ経費が削減できると示されただけで、33名でも31名でもなく、なぜ32名なのか、という議論はありませんでした。経済情勢が厳しいからこれぐらい削減しようというのでは理由になりませんし、根拠もありません。軽々に扱うべきことではありません。

 第5に、これからわずか半年に満たない期間で、半永久的に固定化(合併が元に戻る現実的な可能性がないように)される定数削減という重要問題を決めてしまっていいのか、という点です。津市の将来に関わる問題です。私たちの報酬を減らすのならそれでかまいません。しかし市政の根幹に関わることですから、拙速に結論を出すことは避けるべきだと考えます。ましてや定数削減は次の議会に関わることで、今の議会に関わるものではありません。関わらない議会が4ヶ月ばかりの議論でそこまで踏み込んでいいのかどうか、おおいに疑問があります。

 第6に、他の市町村と違い、津市が余りにも広大だという点です。今でも津市の議員一人あたりの面積は県下で最も広いし、一人あたりの人口も2番目に多くなっています(一人あたりの人口が一番多いのは四日市ですが、面積は津市よりずっと狭い)のです。つまり市民の声を聞くのが非常に難しいということです。定数を減らせばさらに市民の声を吸い上げるのが難しくなります。これは地方自治の観点からおおいに問題があります。

 このような点から、定数削減よりも、議員報酬と政務調査費の削減を提案したいと思います。そのほうが自治会連合会が求めに合致していますし、何よりも市民与えるダメージがありません。

 以上、とりあえずの見解を述べましたが、ご意見がございましたら、メールでご一報下さい。

消防署の再編計画
 このほど津市消防本部が消防署の再編計画を発表しました。計画によりますと、@河芸分署の移転、A美里分遣所と榊原分遣所の統合、B南分署と香良洲分遣所の再編、という内容になっています。

 @の河芸分署については、建て替えに比べて安価な、河芸総合支所の2階への移転です。河芸総合支所にそんなに大きな空きスペースがあったかなぁ、と思うのですが、何しろ現在の河芸分署の規模は、敷地面積1,486u、床面積だけでも468.20uありますから。

 確かに河芸総合支所には普段使用されていないスペースが何ヶ所かありますから、玉突き的に異動すれば、スペースを確保することができるのかも知れません。ただ、防災に関する国の補助金を活用して建設していますから、空きスペースと言っても防災用に確保されているスペースです。従って他の用途に使用するとなると、補助金の適正使用を定めた「適化法」に違反しますから、補助金の返還義務が生じるのではないでしょうか。

 もっとも消防は防災も所掌しますから、抜け道があるのかも知れませんね。しかし本当に消防本部の言うように、管轄地域での走行時間が短縮されるのかどうかは、地元の意見も聞いて確認する必要があります。

 Aの美里と榊原の統合は少し調査の必要があるように思います。建設地は美里町足坂901-2で、グリーンロード付近ですから、道路事情はいいでしょう。しかし地元から消防署がなくなるというのは、地域住民にとって「安心」「歓迎」と言えるものではないでしょう。

 農協の合併で美里農協が支所になり、津市との合併で役場が支所になり、小学校の統廃合が取りざたされ、と地域にとっては「見捨てられる」という大きな不安があります。おまけに総合支所とは言え、支所に権限がなく、職員数が減らされ、異動で知らない職員ばかり、その上に今度は消防署がなくなるのですから、単純に津市の懐事情だけで決めてしまうわけにはいきません。

 Bの問題は微妙です。合併の時に旧自治体から、合併後に実施すべき重要案件として出された、いわゆる「2事業」のひとつとして旧香良洲町が出したのが、香良洲分遣所の改修なのです。「2事業」は旧市町村にとっては「合併の条件」とも言うべき問題です。合併協議会の約束だったはずなのですが、市長は約束ではない、ゼロベースで見直す、と議会でも表明しました。

 当然、旧市町村出身の議員は猛反発します。2事業が約束でなかったのなら合併しなかったというわけです。ちなみに旧津市の2事業は「下水道事業の促進」と「新最終処分場の建設」です。いずれも合併に関係なく進めなければならない案件だけに、いかにも「卑怯な」やり方と言われています。

 いずれにせよ、香良洲分遣所が廃止されるような話になれば、香良洲地域からの反発に加えて、2事業の実施を求める他の旧市町村も不安に駆られ、議会も巻き込んでの相当な混乱が予想されます。

 ですから、計画には「合併時の協議事項や地域の状況を考慮しつつ」と書かざるを得ませんし、「単なる施設の統合整備に限定せず、消防力の配備等、再編整備の方法について、更なる検討を要する」と表記せざるを得ませんでした。

津市公共交通研究の中間発表
 合併前、各市町村で福祉バス・コミュニティバスが運行されており、合併後もそのまま引き継いだため、津市には様々な形態のバスが走っています。

地域 名称 運賃 路線数 運行日と本数
ぐるっと・つーバス 100円 1路線 月〜金曜:1日8本
久居 福祉バス 無料 5コース 月・水:2コース1往復
火・木:2コース1往復
金:1コース1往復
河芸 スマイル「GO」 無料 2コース 火:北コース4本、南コース4本
水・金:北コース2本、南コース2本
芸濃 コミュニティバス 100円 4コース 月〜土曜:4コース2循環、河内コースのみ4往+2復
美里 コミュニティバス 100円 2コース 月〜金曜:長野・高宮コース6本、辰水コース7本
安濃 福祉バス 無料 4コース 月〜水、金曜:1日1コース、各5本
一志 乗合タクシー 200円 月〜金:町内施設1.5〜2循環2地区
      久居中央医療センター1往復2地区
      中川駅方面1往復1地区
白山 コミュニティバス 250円 3路線 毎日:町内循環12本、三ヶ野方面循環3本
月〜土曜:城立・福田山線3往復
美杉 コミュニティバス 距離により
200〜900円
4路線 月〜土曜:川上線5往復 飼坂線2往復
毎日:丹生俣線6往復
月〜金曜:逢坂線1往復

 地域により運営方法や運行形態に違いがあるのは不公平感を生む、ということを表向きの理由にし、実際の所は少しでも市の負担を減らしたいがために、これらのバスを見直す研究が進められています。その中間発表が、08年8月21日の行革特別委員会と、22日の建設水道委員会で行われました。なお、「ぐるっと・つーバス」はNPO法人が運営しているため、津市の見直しの対象ではありません。

 そこで示された考え方は、
@ 現行ルートを基本として民間バスとの競合を避け、拠点バス停(公共施設前など)でのダイヤの接続
A 運行時間は朝8時〜午後5時、通学手段でもある白山・美杉地域は配慮する
B 本数は1日2回(午前1回、午後1回)以上を原則とする
C 週に平日2日以上の運行を原則とする、土日休日については必要性を検討
D 運賃は200円に統一、美杉については距離制を残す

 この考え方に基づいて来年4月から「コミュニティ交通」として見直し後の運行が開始されます。各地域の見直し案は以下の通りです。

津・香良洲地域
 特別な見直しは示されていません。従って、ぐるっと・つーバスの新路線もありません。ただし、「地域住民が主体となり、地域企業等の協力を得ながら」自分たちの手で企画・運営している点は「今後本市が目指していく運営形態の方向性と合致している」と記載しています。このことは、津地域の郊外にバスを走らせたいなら、自分たちでやりなさい、と言うことです。

 しかし、病院やスーパーがコースを組めるように立地している中心部とは違い、郊外にはバス停の恩恵を受けて、年間36万円の会費に協力してくれる企業が路線を組めるように立地しているわけではありません。そういう地域では市が行政の責任を放棄するような形で住民任せにするべきではありません。

久居地区
現況 見直し案
車両 マイクロバス1台 22人乗り
路線数 5コース 3ルート
所要時間
運行日
運行本数
榊原コース
 79分 火・木曜 1往復
稲葉コース
 65分 月・水曜 1往復
野村体育館コース
 46分 火・木曜 1往復
桃園コース
 63分 月・水曜 1往復
稲葉ふれあい会館コース
 64分 金曜 1往復
榊原ルート
 33分 火・金曜 右回り1 左回り1
野村体育館ルート
 49分 月・木曜 右回り1 左回り1
桃園ルート
 54分 月・水曜 右回り1 左回り1

河芸地区
現況 見直し案
車両 マイクロバス1台 23人乗り  ワゴン車10人乗り
路線数 2コース 2ルート
所要時間
運行日
運行本数
北コース
 51分 火曜 右回り4 左回り4
   水・金曜 右回り2 左回り2
南コース
 51分 火曜 右回り4 左回り4
   水・金曜 右回り2 左回り2
北コース
 51分 火曜 右回り4 左回り4
   水・金曜 右回り2 左回り2
南コース
 50分 火曜 右回り4 左回り4
   水・金曜 右回り2 左回り2

芸濃地区
現況 見直し案
車両 ワゴン車15人乗り ワゴン車10人乗り ワゴン車15人乗り
路線数 4コース 4ルート
所要時間
運行日
運行本数
河内コース
 70分 月〜土曜 4往+2復
安西コース
 46分 月〜土曜 右2本 左2本
雲林院コース
 58分 月〜土曜 右2本 左2本
明コース
 48分 月〜土曜 右2本 左2本
河内コース
 70分 月・水・土曜 2往復
安西コース
 57分 月・水・土曜 右1本 左2本
雲林院コース
 58分 火・木・金曜 右1本 左2本
明コース
 48分 火・木・金曜 右1本 左2本

美里地区
現況 見直し案
車両 マイクロバス2台 ともに23人乗り
路線数 2コース 2ルート
所要時間
運行日
運行本数
長野・高宮コース
 73分 月〜金曜 6往復(休日除く)
辰水コース
 55分 月〜金曜 7往復(休日除く)
長野・高宮コース
 69分 月〜金曜 6往復(休日除く)
辰水コース
 52分 月〜金曜 7往復(休日除く)

安濃地区
現況 見直し案
車両 マイクロバス1台 29人乗り
路線数 4コース 4ルート
所要時間
運行日
運行本数
安濃方面
 41分 金曜 5本
明合方面
 44分 水曜 5本
草生方面
 47分 火曜 5本
村主方面
 39分 月曜 5本
安濃方面
 40分 火・金曜 3本
明合方面
 42分 月・水曜 3本
草生方面
 41分 火・金曜 3本
村主方面
 37分 月・水曜 3本

一志地区
現況 見直し案
車両 ジャンボタクシー1台
普通タクシー1台
ジャンボタクシー1台
路線数 路線無し・予約制 定時・定路線
所要時間
運行日
運行本数
三重中央医療センター方面
:川合地区 月〜金曜 1往復
:大井・高岡地区 月〜金曜 1往復
中川駅方面
:川合地区 月〜金曜 1往復
町内施設
:川合地区 月〜金曜 2往復
:大井・高岡地区 月〜金曜 1.5往復
町内施設
:川合地区 月〜金曜 右回り2本 左回り2本
:大井・高岡地区 月〜金曜 右回り2本 左回り2本

白山地区
現況 見直し案
車両 路線バス2台 ともに39人乗り
路線数 3コース 3ルート
所要時間
運行日
運行本数
町内循環
 46分 毎日 12本
城立・福田山線
 57分 毎日 3往復(日祝日除く)
三ヶ野方面循環
 33分 毎日 3本
竹原ルート
・榊原温泉口〜竹原 27分 毎日 3往復
・榊原温泉口〜一志病院 20分 毎日 3往復
城立・福田山ルート(日祝日除く)
・榊原温泉口〜福田山 62分 毎日 3往復
・榊原温泉口〜一志病院 32分 毎日 3往復
三ヶ野方面循環ルート
 36分 毎日 3本

美杉地区
現況 見直し案
車両 路線バス1台 39人乗り
ワゴン車 10人乗り
マイクロバス 29人乗り
マイクロバス 29人乗り
路線バス1台 39人乗り
マイクロバス 29人乗り
路線数 4コース 1ルート
所要時間
運行日
運行本数
丹生俣線
 56分 毎日 6往復
川上線
 50分 月〜土曜(休日除く) 5往復
飼坂線
 31分 月〜土曜(休日除く) 2往復
逢坂線
 15分 月〜金曜 1往復
循環ルート
・循環ルート 毎日 右回り4本 左回り4本
・竹原・丹生俣ルート 毎日 1往復
・竹原・川上ルート 毎日 1往復

*現在、川上地区運行のバスは、スクールバス専用に

 以上のような方向で見直しがなされるのですが、いくつかの問題点があります。

 現在、250円の白山地域は値下げになりますが、多くの地域で無料から有料、あるいは100円から200円に2倍の値上げ、ということになります。病院通いで頻繁に利用する方にとっては、かなりの痛手です。どんな条件下でも公共料金の値上げはダメだとは思いませんが、負担増に対する救済策も打ち出す必要があると考えます。

 たとえば、長らく社会に貢献してこられた高齢者への感謝を込めて、一定の年齢以上の方は無料にする制度などはどうでしょう。元々、福祉制度として導入した自治体が多かったのですから、福祉の観点を残すべきだと思うのです。

 それから、一志地区ですが、ここはいわやる「デマンドタクシー」方式を採っています。従って予約がなければタクシーは走りません。ところが定時・定路線にすると、利用者がなくても走らなくてはなりません。津市は「出費を減らす」ために見直しを始めたのですが、この場合は逆に出費が増えてしまいます。

 それぞれの地域にはそれぞれの事情があってそれぞれの方式を採用したのですから、必ずしも一律の方式を採用する必要はないと私は考えています。これは世界を混乱に陥れている「グローバル化」と同じ発想で、いわば「津市のグローバル化」と言ってもいいでしょう。この考え方の行き着く先は、地域特性の喪失、地域文化の衰退です。

 この他にも、ルートの変更やダイヤの変更による影響もありますし、とりわけ小学生が通学に使っていた地域もあり、この見直し案で万全だとは言えないようです。市当局には徹底的に地域住民と話し合うよう求めていきたいと思います。

津市の市有財産(土地)未登記件数一覧
所 管 筆数(件数) 面 積(u)
津市本庁    46     1,840.35
久居総合支所 4,783   711,770.23
河芸総合支所   819    43,689.23
芸濃総合支所   362    41,953.86
美里総合支所   376    40,431.53
安濃総合支所   352    78,652.48
香良洲総合支所     4        35.24
一志総合支所   583    31,631.89
白山総合支所   392    38,123.88
美杉総合支所   588    53,814.15
合 計 8,305 1,041,942.84
 合併以後、市有財産である土地が未登記になっている場合があるのではないかと指摘され、議会でも問題視していましたが、2007年10月時点での調査結果が出てきましたので報告します。

 中には学校の敷地の一部が未登記になっているケースもありますが、9割以上が道路だそうです。旧津市では原則的に登記をおこなっていましたが、豊里村時代の物件で未登記があるようです。

 未登記の解消には莫大な時間と予算が必要になります。具体的にどう解消していくのかはこれから方針が決まります。

■姉妹都市オザスコ訪問に市長が2日も遅刻

 2006年11月、津市と姉妹都市提携をしているブラジルのオザスコ市に訪問団を派遣しました。姉妹都市提携30周年を記念しての訪問で、その前にオザスコ市から迎えた訪問団への返礼の意味もある事業です。

 オザスコ市へは直行便がありませんから、ニューヨーク経由で行くことになりますが、飛行機に乗っている時間だけでも丸一日がかり、7日間の日程の内、往復と乗り換えに時間がかかり、現地滞在はわずかに3日間という厳しいスケジュールです。

 ところが市長がこの「公式訪問」に2日も遅刻する事件が発生しました。昨年の12月議会前の全員協議会での訪問の報告のおりに、「手続きの不備で少し遅れましたが」と、さらっと告白しましたが、マスコミは一切報道しませんでした。

 「公式訪問」に遅刻するのは極めて重大な問題ですから、何故そんなことになったのか、関係者に聞き取ったり、復命書を請求するなど調査をした結果、以下のような事実が判明しました。

 ニューヨークで乗り換えるとき、以前は何の手続きもいらなかったのですが、9.11のテロ以降、乗り換えでも書類の記入が必要になっています(と言っても「トランジット トゥ ブラジル」と英語で書くだけらしいのです)。ところが、ここで係官とトラブルが発生したそうです。市長はビジネスクラス、職員はエコノミーですから、手続きの時間にずれもあり、窓口もたくさんあって、終わった人から強制的に出されるため、全く出てこない市長の様子を見に行くこともできなかったようです。

 結局、トラブルの間に市長は体調を崩し、職員1名とともに日本に帰国してしまったのです。

 市長は津市には帰らず、空港周辺のホテルに滞在していたとのことなのですが、体調も回復したため、今度はニューヨークを避け、カナダ回りの路線を使い、2日遅れでブラジルに到着しました。3日間の内の2日も遅刻です。オザスコの関係者にはずいぶん迷惑をかけたことになります。信頼関係は大丈夫だったのでしょうか。

 お金の件でも、ニューヨークから成田、成田からカナダ分は飛行機代、それもビジネス料金が余分にかかっています。

 また、ブラジルへ行けないほど体調が悪かったのなら、10時間もかけて成田に帰るべきではないのではないでしょうか。空港には当然医師もいますから、空港で手当を受けるべきだったのではないでしょうか。帰国の判断は市長がしたそうですから、ことは市長の危機管理のあり方、危機管理能力が問われる問題です。