北海道大学公開森林実習(暖温帯林施業実習)
「南紀熊野における森林施業と照葉樹林」
2018年3月5日〜9日

大雨が降りしきる中、毎年見学させていただいている速水林業様の敷地内にて 代表・速水亨さんによる講義が行われました。 内容は昨今の林業・林産業をめぐる状況から山づくりの考え方、挑戦し続けることの大事さに至るまで多岐にわたり、 講義後の質疑応答も予定時間を大幅にオーバーするほど活発に行われました。 研究林内で採穂・剪定されたスギ・ヒノキの枝から挿し木を作っている様子です。 挿し木はこの後、植栽される大きさになるまで研究林敷地内の苗畑で育てられます。
皆伐跡地で地ごしらえ、獣害防止柵の設置、植栽の実習が行われている様子です。 急斜面では何の作業を行うにも大変でしたが、設定された時間内に無事、全ての苗木を植栽するまで終わらせることができました。 およそ35年生のスギ・ヒノキ造林地内で収穫調査、選木、間伐の実習が行われている様子です。 実際の現場作業を通じ、参加者には現地の下見から伐採作業に至る一連の流れを学習していただきました。
生コン車を呼んで林道の舗装を行っている様子です。学生実習としては初の試みでした。 焼けた炭の窯出し作業を行っている様子です。 カシ類等の木材よりも短い期間で炭を作成できる竹材を使って、実習期間中に窯の火入れから炭ができるまでの流れを見ていただきました。
実習4日目は一日中本降りの雨となり、屋根の下で丸太の皮むき作業、 製材の見学、端材を使ったストラップ作りを行いました。 体力勝負の林内作業を多く含んだ4泊5日の日程、お疲れ様でした。

3月5日〜9日にかけて、森林公開実習「暖温帯林施業実習」が行われ、合計18名の学生が来林されました。 残念ながら今年は北海道大学以外に所属する学生の参加はありませんでしたが、 基本的に北海道内の森林について学ぶことが多い学生にとっては、本州のとりわけ温暖な地域に広がる森林と 深く触れることのできる貴重な機会であったと思います。




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