4.八重山諸島

今日は八重山4島巡りのツアーです。石垣島⇒西表島⇒由布島⇒小浜島⇒竹富島⇒石垣島です。
高速船のドリーム号で離島ターミナルを8:10出発です。
8:50分西表島大原港に到着です。
大原港から仲間川マングローブクルーズです。
日本最大規模のマングローブ林を遊覧で巡ります。生憎川は満潮でマングローブの根は水中でした。
世界に3か所しか無いと言うヤエヤマヤシの群落とユウナの花です。
この花は黄色⇒赤色⇒白色に変色して落花するそうです。
仲間川の終点で下船して遊歩道を50m程進むとサキシマスオウの木がありました。
板根と言われる様に根が板状に上に伸びています。
この木には年輪が無く、板根の高さで樹齢が決まると説明されていました。
遊覧船は何艘もあり、時々すれ違います。
来た川を大原港まで戻ります。帰りは来た時より1m程潮が引き、マングローブの根が見え出していました。
大原港から由布島への美原まではバスで移動です。
大原港を出た直ぐ傍にある信号です。
西表島には後1ヶ所小学校の前にあるとの事です。
信号の働きを勉強する為に設置されているそうです。
由布島へは水牛車で移動です。
のんびり行こうよ、何処までも・・・
水牛車の長閑な旅も又いいものです。
由布島は周囲約2kmで、島全体が亜熱帯の植物園で、
水牛の保養所もありました。
咲き誇る亜熱帯の植物達です。
沖縄の三名花です。
ハナパインはパイナップルに似ていますが、鑑賞用で食べる人はいないそうです。
帰りの水牛車では馭者の三味線での涙そうそうを
聞きながら帰路に着きました。
バスで大原港へ、ドリーム号で小浜港に到着です。
南西の楽園小浜島リゾートで昼食です。
食後は島内バスツアーです。
実は今回のツアーは博多から参加した広瀬さんとの
二人旅でした。
真直ぐな道はシュガーロードと呼ばれています。
現在は刈り取ったばかりですが、
両側は全てサトウキビ畑との事です。
沖縄・小浜島の美しい自然の 中で育ったヒロインが、
命の尊さや家族の絆を胸に、のびのびと大らかに
成長していく姿 を描いたドラマのロケ地です。
観光客が多い様で隣のおばさんが沖縄名物のサーターアンダギーを売っていました。
小浜島の真ん中にある大岳(99m)からは360°の展望です。
頂上にはちゅらさんの碑がありました。
遠くに見えるのが西表島で、その前の島は無人島とありました。
小浜港からドリーム号で竹富港へ約6km、10分です。人口:340人、戸数172戸の小さなしまです。
古い沖縄の雰囲気が残っていると言われています。
観光バスで島内観光です。
星砂の浜です。
珊瑚の化石だとばかり思っていました。
虫の死骸と聞かされ、がっかりでした。
でも幸福をもたらすとの事、孫達のお土産に
星砂の入ったキーホルダーを2個買いました。
至る所で見られる沖縄のお墓です。
小さくとも6畳位はあり人が住める程でした。
沖縄では一族が入るそうです。成程です。
民家は古い沖縄の雰囲気が残っています。台風に耐える様に瓦を漆喰で固定するそうです。
悪霊を追い払う魔除けの意味を持つシーサーは建築した棟梁が残った材料で造るとの事でした。
ポトスも南国ではこんなに大きくなります。
南国の花 ハナチョージとブーゲンビリアです。
珊瑚化石の塀と街並みです。
竹富港から約10分で、17:10予定通り石垣港に到着、ツアーは解散になりました。
翌日、離島ターミナルから西表島へ、
今日はレンタカーで島内周遊です。
一転俄かに掻き曇り、スコールが来襲です。
辺りが急に暗くなり、土砂降りの雨です。
10分程で雨が上がり、虹が出てきました。
古見のサキシマスオウノ木群落です。
遊歩道でマングローブの中を散策しました。
海中道路です。
ヒナイ川を渡る一直線の大きな橋です。
沖縄で一番大きな滝(落差50m)の
ビナイサーラの滝が望遠できます。
約15分程で、滝内川の河口に開けた月ヶ浜です。鳴き砂の砂浜が弧を描く事から名付けられたとありました。
歩くと、キュッ、キュッ、と音が出ます。ここは夕日のスポットとしても有名です。
約30分で、外周道路の西の終点、白浜港です。
これから先は船でしか行けません。
白浜港の浮桟橋です。
船浮港が見えて来ました。
約10分で陸の孤島、船浮港に到着です。
ここ船浮集落の人口は50人との事です。
西表島は90%が国有地で、
以前は周回道路の建設が計画されていたが、
西表山猫が発見され、保護の為に
全ての道路建設が中止されてしまったそうです。
ここ船浮集落で西表山猫ガ最初に発見されと
ありました。何もない僻地なので、
直ぐに白浜港に戻りました。
白浜港から来た道を戻り、約40分で星砂の浜です。白い砂浜と珊瑚礁が続く遠浅の海岸です。
全てが星砂ではありません。しかし異物の混合の無い砂そのものです。
心行くまでシュノーケリングを楽しみました。
引き潮で水位が下がると、深みに大型の魚が取り残されて見易くなります。
魚や熱帯魚は人懐っこく寄って来ます。気配で振り向くと
3〜40cmの石鯛や青ブダイが顔の傍を泳いでいます。
楽しいシュノーケリングで時間を忘れる程でした。
猛毒のウミヘビが向かって来ました。
咄嗟に体を反転して避けました。
目の前を横切り、去って行きました。
今回の旅での最高の危機でした。
西表島は沖縄では、
本島についで2番目に大きな島なのに
人口は2000人しか住んでいません。
人口が少ないのは、
その多くが国有地だから だそうです。
西表山猫が認定されると、道路工事が一切廃止され、
未だに島には周遊道路は無く、
フェリーしか行けない状況です。
道路標識は人より、
ヤマネコを守る標識になっています。
約30分で西表島温泉です。日本最南端の温泉です。泉源の湯量は多く噴出していました。
夏場、南国の温泉に入る人は少なく、
独り占めでした。ばっちり写真撮影も出来ました。
泳いだ後だけに塩分が流せて、気分爽快、
極楽、極楽、でした。
約20分で西表野生生物保護センターです。
世界中で西表島だけに分布するヤマネコデス。
体重4 kg前後で、暗褐色の 体毛が特徴で、
おもに夜間に活動すると説明されてありました。
素人の私には普通の猫と見分けが出来ませんでした。
約35分で大原港へ、約50分で石垣港の離島ターミナルに戻りました。

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