05. 阿蘇・久住・由布院・別府を経て東九州(大分県・福岡県)
地獄温泉の日の出です。
豆腐の味噌汁・焼き海苔で朝食を済まして
早々に出発です。
阿蘇山麓です。風を切って快適なドライブが
続きます。
約18kmで、草千里が浜展望台です。米塚(954m)と薄らと阿蘇市の望遠です。
草千里ヶ浜と烏帽子岳(1337m)です。
草千里ヶ浜は鳥帽子岳中腹に
広がる草原で、阿蘇の代表的な景観です。
草千里ヶ浜には2つの池があり、
渇水の時は水が無く、梅雨時や雨の時
水が溜まり池となるそうです。
坊中交差点を直進すると中岳駐車場です。売店・ロープウェー乗場・有料道路ゲートがあります。
所が有毒ガス発生で、ロープウェーも有料道路ゲートも閉鎖でした。1時間だけ待機を決断、
約30分後、風向きが変わったと閉鎖が解かれました。中岳頂上で10分ほど写真撮影後
係員が血相変えて走り来て、危険なのでと全員強制下山をさせられました。
火口のエメラルドグリーンがとても奇麗でしたが、活火山の危険を肌でかんじました。
阿蘇パノラマライン快適なドライブです。
約33kmで、標高748mの城山展望所です。
正面に阿蘇五岳がそびえ、眼下に阿蘇市の街並が一望です。
やまなみハイウエーから外れて、約14kmで、大観峰です。
阿蘇五山、根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳が見えます。360°のパノラマでした。
再びやまなみハイウエーに戻り、時間が早かったので今夜車中泊予定の牧ノ戸峠を通過して、
約35kmで長者原に到着、遊歩道を一周しました。
遊歩道沿いの高山植物です。

オカトラノオ

アザミ

ヒメジオン
1km程、牧ノ戸峠に戻る途中にあった山恵の湯です。
雄大な九重連山を眺めながらの露天風呂は最高でした。
約5kmで、牧ノ戸峠です。今夜はここで車中泊して早朝に久住山の登山に出発です。
夕食はレトルトの大盛カレーで済ませて早々に就寝しました。
翌朝は未だ暗い午前4時に起床、
この時間に登山に出発するグループが
ありました。
朝食は味付け海苔の焼き餅5切れです。
登山の昼食として、インスタントの赤飯を
2食と海苔の瓶詰・梅干しを用意して、
午前5時、登山を開始しました。
約10分で展望台です。遥か下に出発した
牧ノ戸峠駐車場が見えます。
途中、
三俣山(1,744m)からの日の出です。
約40分で沓掛山(1,503m)山頂です。
約50分で扇ヶ鼻分岐です。
ここでも未だ久住山は見えません。
暫くなだらかな登山道を進むと左手に
岩山が聳えます。星生山(1,762m)です。
岩場を登った所、
目前に久住山が聳えていました。
岩場を下った所が25分で避難子屋です。
避難子屋からガレバの急斜面を登り、
30分で、100名山の一つ、
久住山(1,786.5m)頂上です。
登頂後は高山植物を探しながらゆっくり下山しました。

ハルリンドウ

ヤマアジサイ

ツリガネニンジン

ベニドウダン
約11kmで、九重ラベンダー園です。ラベンダーはちょっと時期外れの感がしました。
約5kmで、九重夢大吊橋です。高さ173m、長さ390m鳴子川渓谷に架かる歩行者専用の橋で、
長さも高さも日本一の吊橋との事です。九重連山や鳴子川の渓谷の震動の滝の景観は絶景です。
しかし橋の通行料¥500は高いと思いました。
大分自動車道の九重IC⇒由布院ICを経て、約30kmで由布院の山のホテル夢想園です。
ここで日帰り入浴、登山の疲れをとりました。
露天風呂の正面で、活火山の由布岳(1583m)の全貌見えます。
人気温泉で人が多く、1枚シャッターを切るのが精一杯でした。
約3kmで、金鱗湖です。
湖底から温泉が湧き出している湖です。
観光客が多くて大きな池の様でした。
ここは早朝の散歩がお勧めです。
池に朝霧が立ち込め、静寂な風景は
それはそれは素晴らしいそうです。
由布岳の麓を別府方向へ、約4kmで、
狭霧台です。
四方を山に囲まれた由布院盆地を
箱庭の様に一望です。
特に秋から冬は靄の由布院が美しく、
観光客のほとんどが立ち寄る絶景の
展望所だそうです。
約5kmで、別府ロープウェーです。
一気にロープウェーで鶴見岳(1375m)頂上へ、
国東半島、九重山はじめ、晴れた日には
四国まで見えるとありました。
国東半島と別府市です。
志高湖と由布岳です。
約8kmで、志高湖です。鶴見岳の山腹、
標高600mにある湖です。
約17kmで、道の駅ゆふいんです。
由布岳に上る日の出です。
昨夜はここで車中泊としました。
夕食は途中のラーメン屋に立寄り、
ラーメン&ライス、朝食はコンビニで
仕入れたサンドイッチと缶コーヒーです。
早々に出発です。
大分自動車道の湯布院IC⇒
東九州自動車道の臼杵ICを経て、
約70kmで、国宝臼杵石仏です。
全て岩肌に彫られた磨崖仏で、
平安時代から鎌倉時代にかけて
彫られたとありました。
59体の磨崖仏が石仏としては初めて
国宝に指定されています。
山王山石仏
阿弥陀三尊像 と 九品の弥陀像
山頭火も立ち寄っていたとの事です。
石仏散策路の傍に蓮畑があり、満開でした。
現役時代一緒に仕事をした
上司の醍醐さんです。
1年振りの再会です。
福岡から出向いて呉れ、今日から
1泊2日の旅に同行して呉れます。
喜びの再会後、美味しい魚の昼食、
先ずは別府の名所、地獄巡りです。
血の池地獄です。この前会った時は
腰痛で苦しんでいましたが、想像以上に
元気になっていたので安心しました。
約5kmで、別府温泉保養ランドです。
古くは弘法大師空海も訪れた
由緒ある温泉です。
男女別内風呂. 混浴露天風呂の
泥湯温泉です。
膝から下はどろんこです。全身に塗りたくって入った後はお肌つるつるでした。
20名程の西洋人女性団体客が露天風呂に来ました。以前何かで読んだ事がありましたが、
外人さんは胸を隠すが、下は隠さない。これ本当でした。実に大らかでした。
約1kmで、明礬温泉です。
明礬を採取する、わらぶきの『湯の花小屋』が沢山あり、明礬を造っています。
この製法は江戸時代からあるそうです。
住宅の中を2kmで、鉄輪温泉を見下ろす高台が別府湯けむり展望台です。
今夜の宿泊先も見えます。
約1kmで、今夜の宿、鉄輪温泉おにやまホテルです。流石別府鉄輪温泉です。
露天風呂と料理には満足でした。露天風呂『鬼山』は鎌倉時代に
一遍上人が玖倍理湯の井』と言ったという。
約36kmで熊野磨崖仏です。
平安時代後期の日本最古・最大の磨崖仏
といわれています。
鬼が一夜でつくったと伝えられる
乱積みの石段を登りきると、
熊野磨崖仏です。
左手に8mの不動明王、右手に6.8mの大日如来が彫られています。
ともに国の重要文化財に指定されています。

不動明王

大日如来
熊野磨崖仏の伝説です。
約8kmで富貴寺です。
平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として
開基された由緒ある寺院との事です。
国宝富貴寺大堂です。宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並ぶ
日本三阿弥陀堂の一つとありました。
約20kmで、宇佐神宮です。
全国八幡宮(4万600社余り)の
総本山です。他の神社と異なり、
二礼、四拍手、一礼
これが宇佐神宮での拝礼の作法でした。
兎に角広いのです。表参道1の鳥居です。
上宮 勅使門(南楼門)です。
この奥に本殿があります。
宇佐神宮の境内は史跡です。国宝の本殿です。
約23kmで福沢諭吉旧居です。
福沢諭吉が19才まで暮らした家であり、
勉強部屋などが残っています。
0.5kmで中津城です。
1587年豊臣秀吉の九州征伐の戦功で
黒田官兵衛孝高が豊前16万石を領し、
翌1588年山国川河口の地
築城した初の水城とありました。

約50kmで、JR小倉駅到着です。
醍醐さんとここで再会を約束して別れ、
旅を続けました。
約15kmで、門司港レトロ展望室です。
黒川起章が設計した高層マンション『レトロハイマート』の31階です。
103mの高さから関門海峡・門司港や門司市の街並みを眺めることができます。
約7kmで、JR門司駅です。
明治24年に建てられ、全国で唯一国の
重要文化財に指定されています。
実にレトロな駅舎です。
門司ICから関門橋を渡り、下関ICで下りて
日本海沿いに北上します。
約25kmで、本州最西端の毘沙ノ鼻です。
再び下関ICまで戻り、中国自動車道で美弥ICへ
約80kmで道の駅おふくです。
今夜はここで車中泊です。
夕食は近くのコンビニで仕入れた
冷やし中華とオカカのおにぎり2個、
食後のデザートはマンゴープリンです。
隣接の全浴槽かけ流しの 於福温泉で入浴、
明日は早出なので、早々に就寝しました。

次は 06. 山陰道(山口県・島根県・鳥取県) です。

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