12.札幌・小樽


余市⇒小樽IC⇒札幌北IC 60km走行して北大に到着です。大学病院に駐車して構内を散策しました。
Boys be ambitious !
札幌農学校(現北大)初代教頭で、北海道開拓の師です。
直ぐ傍にルネッサンス様式の古河記念講堂がありました。
当時古河財閥の寄付で建てられたそうです。
1903年(明治36年)、旧札幌農学校の農場内に実習用に
植えられたのが始まりといわれています。
2004年、台風18号により倒木、本数は少なくなりましたが
道の両側に50本程のポプラ並木が残っていました。
昔のポプラ並木を知っているだけに実に寂しい思いがしました。
北海道の玄関口、札幌駅です。
構内のショッピングセンター パセオ
(地下1F水の広場)がアクセスポイントです。
早速メールの送受信をしました。
コヒーブレイク後市内散策をしました。
札幌駅近くの道庁です。
交通量が多くて中々駐車出来ず苦労しました。
路上パーキングに駐車、大通公園も散策しました。
1878年(明治11年)札幌農学校の演舞場として
建てられ、時計塔は3年後に付設されたとありました。
内部には札幌開拓の歴史資料が展示されていました。
北海道を旅行していると各地で
『札幌時計台が○○時をお知らせします』
に出会いました。
この時計台は世界文化遺産に登録されています。
大通公園はサッポロの象徴でテレビ塔から、幅105m、長さ1.5kmの街の中心を横切る公園です。
札幌雪まつりの時は大雪像が並びます。花壇・噴水があり、沢山の彫像や記念碑の並ぶ野外美術館です。
本郷新作 泉の像 です。
石川啄木と歌碑です。

しんとして 幅廣き街の秋の夜の
玉蜀黍の焼くる にほひよ
『すすきの』 の入り口、南4条通り交差点です。
遊・食・飲の全国的に有名な大歓楽街です。
昼食は近くのラーメン横丁で
本場の札幌ラーメンにしました。
路地の両側にはラーメン店が15軒程並んでいました。
中島公園は直ぐ近くです。
藻岩山を背景に、札幌市のほぼ中心部に位置し、
緑と水が豊かな憩いの場として親しまれている公園です。
真夏の北海道マラソンは
真駒内競技場(スタート)⇒中島公園(フィニッシュ)です。
3km程で、旭山記念公園です。札幌市創建100年を記念して1970年に完成とありました。
展望台からは市内は勿論晴れた日には日本海まで見えるそうです。今日はガスっていて日本海は無理でした。
記念公園の裏には夜景で知られている
藻岩山が見えました。
記念公園の近くに宮の森ジャンプ競技場ノーマルヒルジャンプ台(K点:70m)がありました。
1972年の冬季オリンピックで日本人選手が金・銀・銅メダルを独占する快挙を達成した競技場です。
丁度柴スキーで練習中でした。上から見ると選手は滑ると言うよりも崖から飛び降りる様な感じでした。
更にその先に大倉山ジャンプ競技場ラージヒル(K点:90m)がありました。
リフトでジャンプ台頂上に上がれます。
頂上の展望ラウンジの屋上展望台からは札幌市内が眺望できます。
藻岩山(531m)山頂へは藻岩山観光道路で
自然林の中を約15km走行して到着です。
山頂展望台からは360°のパノラマ展望が出来て、
札幌市街はもとより石狩平野や石狩湾まで
一望出来ます。
今日のスケジュールはここまでにして
夜景を楽しむ事にしました。
函館山(函館市)・藻岩山(札幌市)・
天狗山(小樽市)が北海道の三大夜景と
呼ばれています。
写真中央の一番明るい所らがすすきのです。
充分に夜景を堪能して20時下山、
札幌駅の隣駅近くにあるスーパーセント、
天然温泉やすらぎの湯、北のたまゆらで入浴、
¥390なり、夕食は館内のレストランで天麩羅定食、
今夜はここの駐車場で車中泊としました。
今回の旅では4回セントで入浴しましたが
全て温泉で、規模が大きく、安くてお勧めです。
今日は旅行最終日です。 札幌北IC⇒小樽ICで、45km走行して小樽先端の高島岬です。
先端に日和山灯台がありました。
木下恵介監督の映画 『喜びと悲しみも幾年月』 のロケ地となった灯台です。
おいら岬の灯台守は・・・妻と二人で沖行く船の無事を祈って、灯をてらす灯〜をてらす。
大声で歌いながら灯台を目指しました。
その下に鰊番屋が移築されてありました。
この御殿は現存する最大のもので
1897年(明治30年)積丹半島最大の網元が
7年の歳月を掛けて建てたとの事です。
当時は120人ものヤン衆(出稼ぎの漁夫)が
寝泊りしていた とありました。
小樽と言えば何と言っても寿司です。
小樽市内に戻り、駅近くの名店で最後のグルメです。
『おまかせ、握り寿司』 ¥3,150.満足でした。
食後小樽運河を散策、人が多かったのには驚きでした。この景色は小樽を代表する景色です。
フェリー乗り場に近いので、最後に夜景を見に又来る事にしました。
裕次郎は海が好きで、小樽を第二の故郷と思っていたとの事、小樽マリーナ横にありました。
若かりし時代にタイムスリップしました。映画全盛の時代、良き時代だったなあ!とつくづく思いました。
小樽市外れの朝里川温泉に2万坪の日本庭園の宏楽園があります。ここの露天風呂は有名です。
日帰り入浴も出来るので時間調整も兼ねて最後の露天風呂を楽しみに行きました。
広い露天風呂を一人占めでした。
北海道の旅も、後フェリーに乗るだけです。
予定通りの旅が出来た満足感で、
最高の思いに浸っていました。
¥735.最高でした。
時間の調整して再び小樽運河へ・・・
人出も少なくなり、小樽運河の夕景は雰囲気満点でした。
近くのコンビニで船中の食料を買出し、
朝食用:レーズンパン、桃缶
昼食用:インスタント味噌ラーメン
夕食は船内レストランでバイキングの予定。

フェリー出航は23:30です。
どんどんツーリングのバイクが戻って来ます。
凡そ50台位、まるでバイクの品評会の様でした。
中には丁寧にバイクを拭いている人もいました。
本当に好きなんだなあ!と思い眺めていました。

次は 13.帰路・あとがき です。

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