バリ島

             BALI      2001/7
    
       
 赤道直下に1万3000以上もの島々をちりばめた群島国家インドネシア。この地に一歩足を踏み入れた時熱帯のむっとした空気に包まれ、目眩とともに心も身体も自然の中に溶け込んでしまいそうな、不思議な魔力を感じる。
 此処では、アッラーも、ブラフマも、シャヴァも、釈迦も、みんな身近な神や仏だ。1000年も昔から、イスラム文化の多大な影響を受け、中国や日本の文化をも受け入れ、なおかつ西洋の流儀も吸収してきた。数え切れないほどの文化、宗教があり、様々な顔を持つ国だ。多様性の中の統一を目指しているとも見える。
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京都での個展を終えた翌月、「JALファーストクラスでバリヒルトンへ」とのキャッチフレーズの旅行に参加した。日本も暑かった。
終日のんびりと海辺で過ごし、夕方になると町のレストランへ出かけ、ナシ・ゴレン(焼きそば)やサテ(串焼き)を楽しんだ。

バリヒルトンのレストランも食材豊富で良い。レストランのボーイが、夜中に部屋へ何度も電話をしてきた。カードで支払いをしたからだ。腹立たしいったらない。
レゴン・ダンス、ケチャ・ダンスそしてアンサンブル担当のガムラン、バンブーは夜ごと、我々を楽しませてくれた。

次から次へと舞台に現れてショーを見せてくれる踊り子さんたちは、みな笑顔が愛くるしくて、体がしなやか。
街中での風景。イスラム教の子供と地元の芸能堪能な子供のセッション? 

異国へ出かけたときは、市場が一番面白い。女の人はよく働く。男は何だかのんびりしているようだ。
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