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お客さんや、雑誌、テレビ、などから聞いたり見たりの、いろいろおもしろい雑学を1ヶ月〜2ヶ月程の更新で書いて行きます、見て下さい。
神社に参拝するとなぜ「拍手」を打つ
初詣、七五三、合格祈願、と私たちは神社によく行きますが、なんとなくポンポンと手を打って拝礼します。これは大昔の日本人の生活習慣から来ています。中国の歴史書で、有名なヒミコの話を載せている魏志倭人伝には(わじん=日本人)は偉い人に会ったときはてをうつ」と書かれていますつまり、現代の握手など
と同じように、人と会うと拍手を打ったらしいです。この拍手は魂振といわれ、立てる音で神様を招きよせて、お互いの魂を振り動かすという神がかりの祝福の方法でした。ここから、現在のような」参拝に拍手を打つ習慣がうまれたのです。・・・・・なを、拍手の打ち方は普通、二拝二拍一拝。二度礼をし、ポンポン二度
手を打ち、最後に一礼をします。七五三の参拝は、これと少しと違って二拝二拍手祈願そしてに拍手一拝で終わります。また、出雲大社など、拍手は二回でなく、四回うつところもあります。
妻は夫をなぜ「あなた」と呼ぶ
南極の越冬隊に日本の家族から寄せられた電報で、皆がいちように無口になったという話があります。その電報
は「ア、ナ、タ」の三文字でした。なんとも簡単でありながら、万感胸せまることば。そこには、あらゆる想いが凝縮されていたのです。妻を「おまえ」と呼び、
夫を「あなた」と呼ぶこの呼びかけいつごろからはじまったかというと、江戸時代です。「あなた」はあちらのほう、つまり、あなた、こなた、のあなたで、もともとは方向をさすことばです。夫といつも離れた位置にいて
表面に出なかった江戸時代の妻たちは、夫のことを「あなたの人」--あちらの人と表現していたのです。「あなた」にはまた、「あるかた」という尊敬が、転訛してきたんものだという説もあります。ちなみに「おまえ」は最高敬語である。「御前様」がしだいに簡素化され、後に男の言葉に代わったものです。
雑学辞典より