(速報)エスウィンとの会談

平成17310日東京の大江戸にて

          Society of Japanese Magicians会長 瀬島 順一郎

 

 FISM事務局長のエスウィン氏が日本奇術協会会長の北見マキ氏とSJM会長の瀬島 順一郎と話し合いたいとのことで日本にこられました。話は小野坂東氏を通じて、すべてのセッティングは小野坂氏にしていただきました。

 すでにFISMの将来構想についてはwebサイトに発表されていますように、大きな変革が提起されています。契約や法的問題、ロゴ使用などについての問題はTLAという団体が関与していますし、TLAFISMが利益を出したときだけ60%を成功報酬として受け取るというものです。その他われわれマジシャンにとって大きな問題は組織のことです。これからのFISMはやはり国際的に認知されヨーロッパを中心とした組織から脱皮しなければならないというのがエスウィン氏の考えです。そのためには世界を大きく6つの大陸組織に分けこれらを国際的FISMの下部組織として構成したいというものです。このようにすることによって3年に一度のFISM大会もヨーロッパを出て世界各地で開催する可能性が生まれます。アジアでは現在5人のFISMメンバーの会長がいます。日本は2人、韓国1人、香港1人、北京1人です。アジアFISMという組織を立ち上げるならばこの5人が基本合意しなければなりません。エスウィン氏はこのアジアFISMについての意見をわれわれに求めにきました。このような組織変更のもと次のような何種類かの会長ができてきます。これを整理しますと次のようになります。

 

1.インターナショナル・プレジデント(現在のエスウィン氏は事務局長ですが変更後はこの会長になります。ダンテ氏とブレングマン氏は副会長になります。

2.国際FISM大会会長(いままでのように3年に一度開催されるFISM大会を運営する会長です)

3.大陸別FISM会長(大陸別FISMを運営する6人の会長です。この会長はインターナショナル・プレジデントに直接アドバイスをする役割をもっています。)

4.各FISMメンバークラブの会長(総会を構成し投票権をもっている会長です)

 

   大陸別FISM大会を主催するのはあくまでFISMメンバークラブの会長でなければなりません。アジアFISMをどうするかというのがエスウィン氏の来日の主な目的です。今回はなにも結論をだすわけではありませんので今後の方針だけを伝えました。@大陸別FISM大会をつくるのは基本的に賛成するAアジアの5人の会長が話し合うのが先決であるB何時どこで5人が合議するかは未定であるから、時期については任せてほしいCアジアFISM大会をどこでいつ開催するかも5人の合議で決定する。ということにしました。

   その他エスウィン氏から2006年大会についての情報を少し聞きましたのでお伝えしておきましょう。

@    コンテストの審査委員をステージ7名、クロースアップ7名にする

A    ステージコンテストとクロースアップコンテスト開催の時間帯を少し重ねる。将来は並行開催にしたいという意向であったが賛否両論がある。

B    TLAの作成した契約条項によってコンテスト出場者は30秒以内のテレビ放映やマスコミ報道については諸権利を放棄する旨の書類にサインすること

C    これは2006年から実施されるかどうか分かりませんが、エスウィン氏のアイデアを伝えておきます。大会ではおうおうにして各国のグループがまとまりなかなか交流が進まないので、たとえば登録カードをハートAにして裏面にスペードKを印刷しておき、大会期間中に裏面がスペードAの人を探しお互いがマジックを見せ合い、その2人がバーに行くとドリンク一杯が無料になるといったシステムにすると面白いのではないかと言っていました。

以上が話し合った内容です。大江戸で美味しいご馳走をいただいた後、赤坂の「うさぎや」にいきマネージャーの西尾氏や若手マジシャンのパフォーマンスを見せていただきました。エスウィン氏も大変ご満悦でした。すべてをお世話いただいた小野坂氏に改めて感謝いたします。

                        (文責 瀬島 順一郎)

   

 

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