引き続いて、HPものがたりです。
タンカを切るに似た状況での立ち上げでしたが、目指すところは、純粋に何とかこの資料館のすばらしさを一人でも多くの方々に知っていただきたい、その一心でした。
電話でHPの存在を尋ねられたり、来館者に古いHPのことを冷やかされたりしたこともありました。
HPの試作品を作っていた頃、小六の孫が「そんなに、たくさんの写真を載せてもたらだれも見に来やあれんで!」と皮肉られもしましたが、とにかく、大改装された展示空間の魅力を伝えたかったのです。
yahoo検索への登録をしましたが、なかなか取り上げてもらえませんでした。検索ロボットが巡回しているとかで、とにかくアクセス数が多ければ多いほど早く捕まえてくれると聞きましたそこで、資料館へお越しの方に、アドレスをメモしたものを配布し、クリックしてもらう作戦に出ました。
外への広がりのないHPなら、資料館PRのベールをかぶった私の自己満足のためだけのものに堕す恐れがありました。そんな頃考えた、本HPの目的です。
1.展示空間を説明するボランタリーガイドの共通理解を深める資料としての存在
2.地域の人が、資料館を利用される際の展示解説書としての存在
3.小学生社会科実習の学習の手引きとしての存在
4.たまたまアクセスした人に、訪問したいと思わせるような魅力ある紹介資料としての存在
5.集客施設としての当然のサービスとしてのHPの存在
6.現在のボランティアガイドが引退した際、後継者への引き継ぎ資料としての存在、あるいは、最盛期に新しいボランティアに加わっていただく際の手引きとしての存在
7.遺跡証明としての存在
大河ドラマ便乗の1年限りの「黒壁・大河50作館」「江・ドラマ館」「江ふるさと館」の圧倒的なPRのかげに、1枚のチラシもポスターも看板もなく、ひそかに咲く野花のような、しかも価値ある本物の魅力ある展示が熱い当館をPRする唯一の存在なんだけどなあ・・・・・と。
こんなことを考えている頃、めでたくキーワード検索に乗っかかることが出来ました。果たして、これでどれくらいアクセスが増えるのでしょうか。あんまり、あてにしない方がいいかもしれません。
個人的な当応援サイトの性格上、限界もあり、口コミでお願いしたり、どこかと気楽に相互リンクを貼ってもらえる相手を探すのがこれからの仕事かもしれません。
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