東山アートスペース2005年冬 イベント報告
ドキドキ一杯つめこもう!「こころ箱」

実施日時:2005年12月18日(日)@10:30〜12:30A13:00〜15:00B15:30〜17:30
参加者:34人 スタッフ:9名 
場所:東山青少年活動センター 創造工作室

「ものづくり」を通して、障害のある人もそうでない人も、
大人も子どもも一緒に時間や空間を楽しめる空間をつくりたいとの思いから、
年に1〜2回のイベントを開催しています。

今年2回目の内容は、誰かにプレゼントする「びっくり箱」をつくりました。
このイベントを企画したのはアートスペースのスタッフ。
「大切な人にあげるこころをこめた箱をつくりたい」との思いから、
イベントタイトルを「こころ箱」にしました。テーマは「あそび心」「冬」「プレゼント」。

京都では珍しく雪の降り積もる中、多くの方がこのイベントに参加してくれました。
こころ箱の作り方は、まず飛び出すバネをつくり、
飛び出す部分の土台にかざりをつけます。
その後、箱とバネをくっつけて完成。
「クリスマスの動物と言えばトナカイやろ」「サンタさんをつくりたい」
綿やビーズ、毛糸、モール、発泡スチロールなど、様々な素材を使って、
思い思いのこころ箱を完成させていました。
そしてプログラムの終わりには、それぞれの「こころ箱」を見せ合う時間を持ちました。

イベントが終了してからのスタッフの感想としては、
「子どもたちが嬉しそうに完成した箱を持って帰るのを見ると、
楽しかったーっ! やってよかった!と思った」、
「想像していた以上にステキな作品が多くてびっくりした」、
「カードに「お母さんいつもありがとう」って書いたメッセージを見て、
こっちが暖かい気持ちになった」などの声が聞かれました。

「びっくり箱なだけに飛び出さないと意味がない」
スタッフは、イベントぎりぎりまで試作をくり返していました。
当日、参加者の「こころ箱」から飛び出る作品を見るたびに、
参加者とスタッフから笑顔がこぼれていました。


スタッフが「こころ箱」のつくり方の
説明をします。




飛び出す部分をつくります。


完成作品。



みなさん素敵な「こころ箱」が
出来上がりました。


最後にみんなで発表を行いました。

アートスペース2005年秋 イベント報告
のりもの工場「もくもく」〜木でつくるコロコロおもちゃ〜

実施日時:2005年9月23日(金)10:30〜16:30(最終受付16:00)
コロコロおもちゃ展示期間:2005年9月23日(金)〜10月10日(日)
参加者:のべ42人 スタッフ:27名 協力:キノコラボ
場所:東山青少年活動センター 創造工作室

「ものづくり」を通して、障害のある人もそうでない人も、
大人も子どもも一緒に時間や空間を楽しめる空間をつくりたいとの思いから、
年に1〜2回のイベントを開催しています。
今回のイベントでは、木で「動くのりもの」をつくりました。
簡単に説明すると、本体をつくって、ヒートンをつける。
そこに竹ひごをとおして車輪をつけて彩色、完成。
飛行機や船、自動車、電車など、様々な動くのりものをつくりました。
工作室はノコギリで木を切る音や参加者の話し声や笑い声で終始にぎやかで、
完成した作品はロビーに設置した街に走らせて楽しんでいました。

アートスペースのボランティアスタッフ以外に、
今回協力いただいたのは大工さんた家具づくりを仕事にしているグループの「キノコラボ」さん。
木に詳しい彼らの技術的なサポートは、参加者の「つくりたいもの」を実現させてくれました。
イベントが終了してからのスタッフの感想として、「参加者以上に自分達が楽しめた。」
「親子でつくっている中に自分も関われたことはとてもうれしかった。」
などの声が聞かれました。
完成した作品は、センターロビーにつくられた街に10/10(月)まで展示しました。

 



どんな乗り物にしようか,一緒に考えます。
技術的にわからないことはキノコラボさんに
聞きながら完成させていきます。

 

プロペラをつけたり,羽をつけたり・・・。

参加者の創造もどんどん膨らんでいきます。

 

プログラムの様子。みんな真剣です。

色をつけて完成です。

 

完成した作品です。 ロビーに用意したサーキットで
実際に走らせて楽しむ参加者の姿も見られました。
その後は10/10までロビーにて展示を行いました。

 

アートスペース夏休みイベント 報告
イロトリドリノ世界〜虹色トンネルができるまで〜

実施日時:2004年8月21日(土)〜22日(日)
虹色トンネル展示期間:2004年8月23日(月)〜9月19日(日)
参加者:のべ43人
場所:東山青少年活動センター 創造工作室

卵パックで大きなトンネルを作ろうという企画だったのですが、そのために集めた卵パックは実に2000個以上。
それを使って、まずは大きな透明のトンネルを作りました。
そこに、参加者の方々が作った作品を展示していきました。
たくさんの色が使われた作品を飾ることで、透明だったトンネルが色づいてゆくのです。
そうして、2日間をかけて、全長3.6mのイロトリドリな虹色トンネルはできあがったのでした。
展示期間中も、トンネルは毎日大盛況。
センターのロビーに突然現れた大きなトンネルに、驚いたり、興味津々だったりする利用者の方々の姿が見られたり、 おじいちゃんとお孫さんが通り抜けに来ていたり。
できあがった後も楽しめるプログラムでした。




トンネルの骨組み作りができたところ


みんなが作った作品で飾りつけが
できました


近所の小学生が通り抜けに来てくれました