関口流は、開祖の長男(八郎左右衛門氏業)が伝える大関口と三男(弥太郎氏暁)が伝える小関口が有ります。私が学んだのは、岡山伝の小関口です。
(関口本家を大関口、弥太郎氏暁の系統を小関口と呼称していました。)
私が、関口流柔術誠武館に入門したのは15歳のときです。
以来、20年余り修行しました。 技の内容は、当て身(拳法)、逆手、
棒術(小手棒、尺棒、半棒、六尺棒)です。
半棒(三尺棒)や六尺棒は刀の打ち込みに良く耐えて、切れない太さと堅さが必要です。
本来、関口流で使う棒は、市販されている棒の約2倍の太さがあります、その為普通に腕の力で振ると遅くて技が使えません。
関口流では天秤棒と呼ばれる独特の棒の振りが有ります、これを使うと普通に振るより約3倍の早さで振ることが出来ます。
これが、紀州の天秤棒と呼ばれた棒術です。