関口流は、開祖の長男(八郎左右衛門氏業)が伝える大関口と三男(弥太郎氏暁)が伝える小関口が有ります。私が学んだのは、岡山伝の小関口です。

(関口本家を大関口、弥太郎氏暁の系統を小関口と呼称していました。)


私が、関口流柔術誠武館に入門したのは15歳のときです。
以来、20年余り修行しました。 技の内容は、当て身(拳法)、逆手、
棒術(小手棒、尺棒、半棒、六尺棒)です。
半棒(三尺棒)や六尺棒は刀の打ち込みに良く耐えて、切れない太さと堅さが必要です。
本来、関口流で使う棒は、市販されている棒の約2倍の太さがあります、その為普通に腕の力で振ると遅くて技が使えません。
関口流では天秤棒と呼ばれる独特の棒の振りが有ります、これを使うと普通に振るより約3倍の早さで振ることが出来ます。
これが、紀州の天秤棒と呼ばれた棒術です。


   関口流柔術富田派(小関口)系譜略伝


一、関口弥六右衛門氏心柔心 (関口流流祖)

二、関口八郎左右衛門氏業 (柔心長男、大関口)

三、関口万右衛門氏英 (柔心次男)

四、関口弥太郎氏暁 (柔心三男、小関口)

五、三宅角右衛門宅重

六、堀惣右衛門宅政

七、津田三郎左衛門永章

八、津田三郎左衛門永久

九、熊沢百介 (岡山藩)

十、門馬伝右衞門

十一、清水秀高

十二、山野栄三郎 (岡山藩武術指南家、大阪誠武館館主)

十三、富田啓之亮 (先代宗家・誠武館館主)

十四、寺西弘陽 (現 宗家・誠武館館主)
          誠武館 道場訓 

 一・武術の秘密漏らす間敷事
 一・師範兄弟子の教えに従う事
 一・自流他流によらず一切批判論評せぬ事
 一・他流試合は一切これを禁ずる事
 一・己の油断から稽古中に怪我等でたとえ一命を失うとも 
   一切意義申さぬ事
 一・稽古着は制定着を着用し、清潔にする事
 一・授かった免状は大切にし額に入れて適当な場所に掲げる事
 一・武道修行は生涯の道と自覚を持ち、常に門人の誇りを失う間敷事
                            以 上

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