「茶」は中国の伝説によると紀元前に発見され、
7〜9世紀の唐の時代には広く飲まれていたそうです。
そして10世紀になるとシルクロードを経てアジア・中近東へと広まり、
ヨーロッパには17世紀のはじめに「茶」の習慣が伝わりました。
緑茶・烏龍茶・紅茶の関係
「茶」といってもたくさんの種類があります。でも緑茶も烏龍茶も紅茶も、
実はすべて 同じ樹 から作られています。
ツバキ科ツバキ属・永年性常緑樹
緑茶・烏龍茶・紅茶に分かれる理由は、製造方法の違いがあります。
学名 Camellia Sinensis(L)O.Kuntze (カメリア・シネンシス)
● 緑茶は葉に熱を加えて酸化発酵を破壊して葉を発酵させない「不発酵茶」
● 烏龍茶は途中で加熱し発酵を止めた「半発酵茶」
● 紅茶は葉を完全に発酵させる「発酵茶」
と3つのグループに大別されています。
中国種 ◆ ◆ ◆ アッサム種
中国種 | 比 較 | アッサム種 |
---|---|---|
9×3cm | 葉の大きさ | 12×4cm |
丸い | 葉 先 | 細長くとがっている |
薄く硬い | 葉 肉 | 厚くて柔らかい |
濃緑色でなめらか | 葉 面 | 淡緑色でシワがある |