◆◆ 秋の七草 ◆◆

萩・ススキ・桔梗・撫子・女郎花・藤袴・葛


(ハギ)
マメ科の落葉灌木
▼万葉集にも141首も登場するという秋の代表でもある
秋のお彼岸に食べる「おはぎ」は「萩の餅」の事
薬効:民間薬として、乾燥根はめまいやのぼせに効く

(ススキ)
イネ科
▼オバナ・カヤとも呼ばれ秋の風物詩として代表的な植物
薬効:民間薬として 根茎を利尿剤として煎服
桔梗
(キキョウ)
キキョウ科
▼万葉集の「あさがお」とは桔梗のを指していると言われています
根はサポニン を含むので種々の漢方薬に処方されている
撫子
(なでしこ)
ナデシコ科
▼秋の七草では河原撫子をいうが、大和撫子とも言う
 
女郎花
(オミナエシ)
オミナエシ科
▼「女郎花みだるる野辺にまじるとも つゆのあだ名をわれにかけめや」
・・・女郎花といえば美人を思わせる
抗菌力の他肝細胞を促進する作用がある
藤袴
(フジバカマ)
キク科
▼中国原産の帰化植物だが、奈良時代には すでに七草として
歌に詠まれているのでかなり古くより自生していたと思われる

(クズ)
マメ科
▼葛餅の原料はこの葛、最近では本物の葛粉を使うことが少なくなり
いも類のでんぷん(白い)を使う事が多い。
本物の葛はやや灰色をしています
根は漢方でも葛根(かっこん)といい
漢方薬(葛根湯)で知られています

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